2018/05/01 - 2018/05/02
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senqingさん
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九州方面からくる国際線飛行機は右手遠方に伊豆大島を見ながら大きく左旋回して成田空港に進入します。一度日暮れ時、黄金に輝く海に浮かぶ大島を見て、その美しさに感動したものです。この伊豆大島は東京から120kmほどで、日帰りで行ける離島です。自然豊かな魅力ある大島のパンフレットに誘われて、1日ツアーに参加しました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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何気なく見ていたパンフレットの1泊2日1万2500円(伊勢海老の船盛付)に目が止まりました。これって航路料金より安いです。早速電話をしたのだが既に満員です。まあ、ゴールデンウイーク直前に申し込んでも予約は取れないだろうと想定していたが、予約出来ないとなるとさらに行きたい気持ちが増大します。電話受付の方は親切に日帰りツアーなら空いていますと教えてくれます。さらに電話でなくWebで申し込むと10%割引料金になりますとご丁寧に教えてくれるので、Webで申し込みをしました。
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竹芝客船ターミナル中央広場です。大きな荷物を持った若者のグループが乗船を待っています。
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広場のマストの昼と夜です。かなり雰囲気が違います。
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モアイ像も出迎えてくれます。
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今日の船はさるびあ丸です。私の特二等部屋は窓のない4階で、はしけと同じ高さの写真の白い船体部分になります。
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部屋は俗に言うカプセルタイプで、カーテンで仕切られます。特一等は10人の大部屋なので、こちらの方が一応個室になっていて知らない人の寝顔を見ることがないので良いです。
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こちらは二等席と二等部屋です。二等部屋の雑魚寝は遠い青春時代を思い出します。
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23時00分定時に出港です。昔のようにドラは鳴らさず静かに出港するのですね。すぐにレインボーブリッジを潜ります。街並みと橋の灯りは大変美しいです。
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コンテナヤードはこの時間でもコンテナの積み替えをしています。
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工業地帯の灯りです。日帰りツアーなのに、旅情満点で遠いところへ旅する錯覚に陥ります。
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この人、自分です。何を考えているのでしょうかね。
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伊豆大島が見えてきました。
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岡田港へ入港です。寒くもなく熱くもなく、心地よい風が通り過ぎて行きます。
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皆さんゾロゾロと下船して行きます。朝五時過ぎですがホテル・民宿、レンタカー、マリンスポーツ、その他などのプラカードを持った人で桟橋はにぎあっています。
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さるびあ丸は乗客を下すと利嶋へ向けて出港します。
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太陽が昇ってきました。左に路線バスとツアー客用バスが止まっています。
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満員のバスは大島温泉ホテルに向かって出発します。大島温泉ホテル滞在約5時間、ハイキング2~3時間でホテル滞在時間を多くとったゆったりしたツアーです。よって何組かは比較的若い人もいましたが、年配の人が多いです。合計47名で7人位が一人客で、あとは複数客でした。
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大島温泉ホテルに到着です。皆さん風呂に行きます。一緒に行くと混雑しているので、時間をずらして行こうとしていたら、ほどなく朝食の用意ができましたと係りの方が知らせに来ました。よって、朝食を先に取ることにして、一番乗りです。
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ツアーですのであまり期待していなかったのですが、料理の品数が多いです。高級な食材は使っていませんが、素朴な料理ばかりで目移りしてしまいます。
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お皿に乗りきらずトレーにまで載せています。好きなものだけ取ればいいのに、何でもかんでも取り込こむので完食するのに休み休み食べます。自分で思うのですが、バイキングならと食べきれないほど取り込むのは、自分の貧しさを強調するみたいで、反省の至りです。
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ガイドさんの話ではこのホテルは築50年になるが、室内は綺麗の説明だがやはり年代を感じます。三原山を一望できる露天風呂付です。露天風呂の写真は先客がいたので撮れません。
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露天風呂からの眺めはこんな感じです。
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食事、風呂は終わったがハイキング出発までまだ時間があります。広間で横になっている人もいるが、近くのつつじ園へ行ってみます。
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ただ咲いているだけで、剪定もされていないつつじが続いています。
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8時40分、三原山頂口に向けて出発です。途中、右手方向に馬の放牧場がありました。ガイドさんによると馬と触れあうホースセラピーができるブルーヘイズ農場とのことです。この馬ではないが、昔は三原山噴火口までホーストレッキングができたそうです。
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三原山頂口に到着です。写真は路線バスと待合所です。
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駐車場からは元町港が見えます。見晴らしのいい場所です。ハイキングをしない人はここからの眺めを見て、引き返しても十分だと思います。
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先ずはガイドさんの説明を受けます。写真の人がガイドさんで、普段は会社の経理の仕事をしている方で、この会社の人は誰でもがガイドができるようにとの方針で駆り出されるそうです。それにしてもこの人は話が上手で経理にしておくのはもったいないくらいです。他社からの転職組みだそうです。そんなこと聞いていないのに、気さくで誠実な方でした。
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ここが三原山ハイキング出発地点です。
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手前の柵内には一頭の小さな馬がいました。この馬が与那国馬なのです。馬が暇なのか、人懐っこいか見物人が来ると寄ってきます。
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ツアーのハイキングはAとBの二通りのコースがあり、どちらも噴火口までは同じ道を歩きます。前もって予約してあるのですが、ここで変更もできますが、その場合は昼食が用意されませんとガイドさんは言っています。
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正面の三原山を目指して舗装された道を進みます。両側は溶岩ないし砂・砂利ですが草木がずっと続いています。沿道のつつじやアジサイは噴火のあと植えなおしたのでしょうね。
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展望台が見えてきました。道を外れると溶岩・砂礫がごろごろしています。
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樹海とはいかないが低い草木が山すそに広がっています。
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噴火口までは急な坂もなく歩きやすいです。晴れていればこの先に伊豆半島が一望に見えるのですが、曇っているので何も見えません。
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山頂口にある三原神社です。この大島の総鎮守として鎮座しています。
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火口展望台に向かって進みます。
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噴火口です。下までは覗き込めないが、かなり深いです。
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我々はここから右方向に折れて表砂漠へ向かいます。別コースの人たちは左手にかじを取り、内輪の山頂遊歩道を進みます。
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横から見ると山登りで尾根を歩いているように見えます。左上一番高いところが三原山新山758mではないでしょうか。こちらから手を振ると手を振ってこたえてくれます。三原新山から利島・新島などが見えるそうです。
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表砂漠へ向かう道です。今までの整備された道ではなくよく見ないと道を見失います。ガイドさんが先頭を歩いているから心配はないが、道標もなくもし一人なら心細くなるでしょう。
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下方に表砂漠が見えます。国内唯一の砂漠が、伊豆大島の砂漠です!国内にある砂漠というと、「鳥取砂丘」と思う方が多いかもしれませんが、鳥取砂丘は「砂丘」というカテゴリーになるそうです。砂丘と砂漠の違いはと突っ込みたくなります。砂漠と言えばサハラ砂漠などを思い浮かべますが、ここも砂漠?砂場のようなかんじです。まあ、いいか!
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後ろを振り返るとこんな感じです。どこが道だか良く分からないが、赤線を引いたところが道です。昭和10年頃外輪山から浜のほうに向かって600m滑り降りるスライダーがあったのです。他の人のWebを見ると元町「くぼいち」さんのレールの上を滑走する一人乗りのカートのような写真が載っています。今もあったら大人気間違いないです。でも、自然を守るならこんな人工物はない方が良いかもしれません。
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粘土質の「幻の池」を横切ります。池と言っても水は溜まっていなかったが、溜まっても薄っすらと水が集まるような感じだそうです。
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後はこんな道を最初の出発点まで続きます。砂地ですのでスニーカーに砂が入りそのたびに靴を脱ぎます。
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出発点に戻って、歌乃茶屋さんで昼食です。修学旅行の団体さんが来るような店構えです。
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脂の乗っていないパサパサのカマスの塩焼き、二度揚げのような煎餅みたいなバリバリに硬い明日葉の天ぷら、団子のように固まったコチコチの明日葉そばです。美味しかったのは暖かいごはんと味噌汁です。
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この定食いったいくらするのかとメニューを探したら1080円です。ありえない!道理でガイドさんはこの定食を食べないでカレーライスを食べていた意味が分かりました。
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口直しに大島名物、大島牛乳アイスを食べます。
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また大島温泉ホテルに戻り、温泉に入って休憩です。しばらくするとビンゴ大会が始まります。奥さんの貰ったのはキャラクターが描かれたメモ帳と消しゴムです。参加賞は大島名産の塩です。楽しいひと時を過ごした後バスに乗り元町港へ向けて出発です。
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高速ジェット船に乗って帰路につきます。短い時間でしたがたまには船の旅も良く、次は三宅島、八丈島にあるいはどこにしようかとパンフレットを見ていました。
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