2018/01/19 - 2018/01/21
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ohsuiさん
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1日目:東京 8:20 - 10:31 盛岡 13:50 - 14:29 仙台 - 秋保温泉 [ホテルニュー水戸屋アネックス]
2日目:秋保温泉湯元 7:55 - (宮城交通バス)- 8:41 仙台 8:58 - 9:30 一ノ関 9:50 -(岩手県交通バス)- 10:12 中尊寺 … 毛越寺 … 平泉 12:26 - 12:33 一ノ関 12:38 - 13:01 盛岡 15:07 - 15:17 新花巻 - 台温泉 [中嶋旅館]
3日目:台温泉 8:12 - 8:34 花巻 8:46 - 8:56 北上 9:16 - 11:30 大宮
年に3回発売されるJR東日本の「大人の休日倶楽部パス」を使った旅行もこれで3年目、すっかりこの時期の旅行が恒例になってきました。
なんせ、JR東日本全線を4日間の乗り放題(新幹線・特急料金含む)でたったの1万5千円!
長野、仙台、新潟といったあたりまでを単純に往復するだけで、元が取れてしまう訳で、この時期に旅行しなくちゃ損みたいな気分になっています。
今回は、以前から食べたいと思いながら、なかなか試す機会のなかった、盛岡のわんこそばを食べに出発します。盛岡まで最速で2時間強なので日帰りも可能ですが、せめて1泊くらいは温泉につかりたいと、仙台の奥座敷・秋保温泉の宿を予約していました。
さて、道中どういうことになりましたでしょうか。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
東京駅8:20発の新函館北斗行き「はやぶさ5号」に乗車。
全席指定のため、直前に座席予約したが、3人掛けの真ん中B席しか空いていなかった。東京駅 駅
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盛岡へは2時間ちょっとで到着。
駅から町の中心街は少し離れているが、時間がたっぷりあるので歩いて向かう。
開運橋からの岩手山を眺める。開運橋 名所・史跡
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盛岡の市内は思ったほど雪が無かったが、あまり人気(ひとけ)のない盛岡城跡公園内は、どころどころ道が凍結していて、用心して歩く。
盛岡城跡公園(岩手公園) 名所・史跡
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明治44年に旧・盛岡銀行の本店行舎として落成した、赤レンガつくりの建物。平成24年まで、実際に岩手銀行の中ノ橋支店として営業されていたようだ。
平成6年に国の重要文化財に指定されており、現在は、公開施設となっている。岩手銀行赤レンガ館 名所・史跡
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赤レンガ館の内部は、有料ゾーンと無料ゾーンに分かれていて、無料ゾーンのみを見学。
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盛岡市内をそこそこ歩き回ったが、前日食べ過ぎたせいか、昼時になっても全然お腹が空いておらず...で、わんこそばは翌日に回すことにして、かわりに「じゃじゃ麺」の専門店へ。
白龍と書いてパイロンと読む店内に入ると、カウンター10席ほどと4人掛けのテーブルはほぼ満席。カウンターに座ると後ろのテーブルとの間の通路はものすごく狭い。白龍 本店 グルメ・レストラン
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じゃじゃ麺は、大中小の盛りを選べるようになっていて、中盛(550円)をチョイス。
お皿の上にはこぼれんばかりの量の太麺と、肉味噌。
これをぐちゃぐちゃにかき混ぜて食べるのだが、ビジュアル的に美しくないので、写真はパス(笑 -
周りのお客さんは、ほぼ例外なく、食べ終わった皿に生卵を入れて、店員さんに差し出していた。
これに、スープと肉味噌、ネギが加わって、玉子スープに。
ちいたんたん(50円)というものらしい。
じゃじゃ麺だけで満腹だったが、せっかくなので、こちらにもチャレンジ。 -
タクシーで盛岡まで戻り、新幹線で仙台へ。
仙台駅東口の観光・送迎バス乗り場から、宿の送迎バスで「秋保温泉・ホテルニュー水戸屋」へ到着。本館の玄関前からマイクロバスに乗り換えて、本日宿泊するアネックスへチェックイン。
アネックスは、温泉プールが併設された2階建てのこじんまりとしたつくりで、部屋はベッド一つと、奥に畳敷きのエリアがある。ツインルームとして使用するときはここに布団が敷かれるものと思われる。秋保温泉 ホテルニュー水戸屋 & アネックス 宿・ホテル
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夕食は、本館の岩清水の間にて。
アネックスと本館は直接繋がっておらず、一旦外にでて徒歩2~3分ほど。
雪は降っていなかったが、浴衣と半纏姿ではかなり寒い。 -
オリジナル利き酒セット(1500円)
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昨晩は本館の大浴場に入れなかったので、朝風呂へ。予想気温はマイナス5度以下、浴衣着ではとても無理なので普段着で本館へ。薬師の湯と名付けられた3つある大浴場のうち2つに浸かる。入った時はまだ外は真っ暗だったが、出るころには明るくなってきた。
1時間近く温泉を満喫していると、まもなく朝食開始の7時になり、そのまま朝食バイキング会場へ。本来、朝食は抜くつもりだったのだが...
朝食後、アネックスに戻りチェックアウト。ホテルのすぐ近くのバス停から路線バスで仙台へ。
写真は、本館とアネックスの間にある庭園。 -
仙台から新幹線で一ノ関へ。
在来線のホームや駅舎は昔の雰囲気を残した感じで、なんだかホッとする。
ここから、中尊寺行きに直行バスに乗車。一ノ関駅 駅
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世界遺産中尊寺。
以前に来たのは、高校の研修旅行の時だったので、かれこれ40年近くたっていることになる。その時の記憶は、全然ない。中尊寺 寺・神社・教会
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思いのほか長い参道の坂道を登っていく。
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ようやく本堂に到着。
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天台宗東北大本山の中尊寺は、850年に開山。12世紀のはじめに奥州藤原氏初代清衡公によって大伽藍が造営されたとパンフレットに書かれている。
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「讃衡蔵(さんこうぞう)」にて、三千点を超えるといわれる国宝・重要文化財が収蔵されている。公開されているその一部を見学後、金色堂へ。
コンクリートつくりの堂に覆われた金色堂は、写真撮影不可。
建物すべてが金箔に覆われたお堂の姿は圧巻。中尊寺 寺・神社・教会
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かつて金色堂を風雪から守ってきた、旧覆堂
中尊寺 寺・神社・教会
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中尊寺からタクシーで毛越寺(もうつうじ)へ。
ここも世界遺産に指定されているが、季節柄観光客はまばら。毛越寺 寺・神社・教会
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毛越寺の庭園を一周。大泉が池は完全に凍り付いていた。
写真は、荒磯の風情を表現している「出島と池中立石」 -
毛越寺からは歩いて平泉駅へ。ここから一ノ関に戻り、再び盛岡へ向かう。
平泉駅 駅
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いよいよ、今回の旅のメインイベント「わんこそば」にチャレンジ。
いい感じに、お腹もすいてきた。
昼時だったが、待たされることなく、2階へ案内される。東家 本店 グルメ・レストラン
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わんこそばのコースは2つあり、一つは薬味が9種類で、もう一つは7種類。
さらに大きく異なるのが、高い方のコース(3240円)は、食べ終わったお椀を重ねて数を数えるとのこと。安いコース(2700円)は、お椀は持っていかれて、代わりに数え棒が置かれるのだとか。
姑息な戦略だとは思うが、やはり、ここは「インスタ映え」する方のコースに。 -
成人男性の標準では、50~60杯らしい。
時間を空けずテンポよく食べるのが、多く食べるコツだそうで、そのアドバイスにしたがっていると、思いのほか食べられるもので。
50~60杯の標準ラインを軽くクリアして、結局3桁到達!
100杯超えると記念にもらえる「手形」をゲットしました。
ともあれ、これで念願の「わんこそば」体験が実現し、東京に戻るつもりだったのだが... -
前日の宿が綺麗で立派すぎて、かえって物足りない気がして、ネットで見つけた台温泉・中嶋旅館に泊まることに。
新花巻駅からの送迎バス(無料)で、花巻温泉を経由してから台温泉のバス停へ。そこから宿の車で送迎。車1台がやっと通れるくらいの細い道の両側には湯治湯のような小さな旅館が立ち並んでいて、昔ながらの温泉街の風景が嬉しい。中嶋旅館 宿・ホテル
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木造4階・純和風建築の建物は、築100年になるものという。
灯りのともった外観がとにかく美しく、これを見ただけで満足できる。 -
宮大工建築の内装もGood!
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中嶋旅館のもう一つの目玉が、新日本100名湯に選ばれたこの岩風呂。
岩盤をくり抜いてつくった天然の岩風呂で、もちろん源泉かけ流し。
とても熱いお湯だったので、少しづつならしていき、最後は、水深90cmのところに立ったまま温泉を満喫。
他にお客さんがいなかったので、写真とってくればよかったと後悔。 -
晩ご飯は、部屋食にて。
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ビジネスプラン(11000円)にも関わらず、十分な量。
昼間のわんこそばで満腹だったにもかかわらず、全て平らげました。 -
朝7時に朝食(これも部屋食)をとったあと、バス停まで歩き、路線バスで花巻駅へ向かう。
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「大人の休日倶楽部パス」の3日目で、まだ十分な時間はあるが、わんこそば、じゃじゃ麺に世界遺産に加えて、また訪れたくなる温泉旅館。
十分満足したので、これにて東京へ。花巻駅 駅
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