2017/10/04 - 2017/10/04
83位(同エリア1377件中)
tadさん
イギリスから友人が遊びに来ていた。長年のつきあいで、お互いに行き来しているのだが、私はこの3月に、ロンドンのウィンブルドンの家に3泊させてもらった。今回、彼は下関の狭い我が家で3泊してくれた。基本的にはクラシック音楽趣味なので毎日、一緒に演奏を聞いては、あれこれといいあう。
ワインもお互いの共通の趣味なので、一緒に、毎回、自慢のものを選んで用意する。彼はシャサーニュ・モンラシェの最高品等を持ち込んでくれた。私も自分のセラーから1988年のタルボなどを出した。家内が料理を頑張ってくれるので、彼も毎年楽しみにしていてくれる。で、今回は3日目にやっと音楽とワイン漬けから解放されて、戸外に出た。
日本アルプスを見たいというので、今は松本にいっているが、天候が悪そうだ。後はF1レースを見て、それからサントリー・ホールでウィーン・フィルなどを聞いて帰国する(事後報告では今年はルツェルン祝祭管で、今一つだったようだ。)移動はたいていファースト・クラスというとんでもない奴だ。財力では敵わないが、口では負けたくないものだ。だが、手ごわい。日本へは数えきれないくらいきている。要するに毎年一度は来ている男だ。
下関は何度も案内しているのだが、今回は天候も良かったせいか、唐戸地区でランチし、彼もお気に入りの唐戸市場の屋上芝生や日清戦争講和会議の場所などを散歩した後、初めて海峡ゆめタワーの143m上まで上がった。景色は結構いい!観光地としては、そう捨てたものではない。彼は相当気に入ってくれた。私も今回見直した。
外国人は半額で300円。私は65才以上で半額の300円。先週滞在した京都ではシニア割引は、まったくなかったので、なんだか、得した感じ。あ、そうだ、今まではここは、つまらないところだという印象があったのだが、600円もしたからだろう。。一般も300円にすべきだ!こんな塔で600円というのは酷い!300円なら許せる範囲だ。(東京都庁の展望台は200m以上だが、無料だ。)
友人とは話が長いので、かなりの時間タワーの上に滞在しあれこれ議論していた。その間に韓国人中国人が相当入場してきたと思う。なお、143mの展望台から下の階におりると、カフェがある。夕食時間が近づいてきたので、ここでアペリティフとして、サントリーの響き(800円)を一杯ずつ飲んで、それから夕食場所に移動した。
さらにその後、長州屋台村というところでも日本酒の比較をやって、楽しい時間を過ごした。安倍首相とプーティン大統領が長門湯本温泉で飲んだ日本酒も飲ませていただいた。
我が家に戻って、最後の夜でもあり、さらに私のホーム・バーで、スコッチ・モルト・ウィスキーなどをあれこれ比較しながら飲んだ。イギリス人はスコッチ・ウィスキーは飲みたがらないが、我が家でかなり偏見を取り除いてやったつもりだ。私がスコッチを愛し、アイリッシュ・ビアが美味いというと、露骨に嫌がっていたが、今はかなり我慢できるようになった。イギリスにはそういうレベルの美味い酒はないからだ。4日間連続で英語を喋っていたので、久しぶりに英語で戦うが苦戦する。。
- 旅行の満足度
- 5.0
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昨年撮影した写真。海峡ゆめタワー。
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関門橋の方向。タワー自体の写真は撮り忘れたので、昨年撮影したもので代用する!
16:48(撮影時間)海峡ゆめタワー 名所・史跡
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火の山
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彦島の方向は西日がまぶしい。
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説明版
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説明版をまとめて出した。
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下関港からプサン港までは220km。毎日フェリー便が行き来している。私もかつては何度も利用した。今はさらさら行く気はない。
距離はここから広島に行くのと同じだ。 -
下関港から中国の青島港までは1078km。 かつて、一度だけフェリーで往復したことがある。千キロというのは下関から東京までと同じだ。
紙一枚の説明だが、観光客には役立つ。 -
彦島。造船所がある。
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向こうは小倉。巌流島が見える。
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太陽が落ち始めた。17:35
ひとしきり、議論した後、撮影。 -
17:36
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門司が対岸に展開。
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ガラスへの反射が減った。
17:36 -
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左のフェリーがプサン港行のフェリー。真ん中少し奥あたりが下関駅。
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上を少しズームアップ
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彦島と本州の間は狭い海峡がある。
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西の大陸からスモッグが襲ってきているのだが、今日は割と澄み切っているほうだろう。
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時間と明かりの変化が面白い!!
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ここが日和山公園。高杉晋作の像があるところだ。
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17:39
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17:39。
一時間前とはまったく違う景色になった!空の青さが消えた。 -
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左の奥が八幡の皿倉山。
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機上で見るような深い青!
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少しだけ室内照明の写り込みがある。残念。
17:46
景色と撮影を堪能したので、一階下のレストランに移動。 -
獺祭はすっかり有名になった。初日に彼には飲んでもらったので、ここではサントリーの響きをストレートで注文。
彼はサントリー・ホールが大好きなのだ!彼の敬愛するカラヤンが設計の助言をしたところだからだ。彼に言わせると、ウィーンのムジークフェラインと並ぶ、世界最高の音楽ホールとのこと。観客のマナーがいいのも最高だという。それにホールの前の広場がカラヤン広場と名付けられているのも、彼には聖地の感覚があるようだ。だから毎年来ている。
アメリカやロシアのホールは観客マナーが悪いといつも言っている。演奏会の途中で携帯が鳴りだして演奏がストップしたこともあるそうだ!彼の日本好きは日本人のマナーの良さが一因であることは明らかだ。韓国のF1レースに二回行ったが、こりごりのようだ。 -
レストランでなくカフェとある。
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せっかくいい場所なのに、タワー料金が加算されては二の足を踏むだろう。
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17:57
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これがプサン行きのフェリーだ。
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向こうは北九州市の若松か小倉。
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18:09
照明が灯り始めた -
18:10
約束の時間になるので、夕食場所に移動。 -
夕食場所
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食後、関門海峡を少し散歩。今日は月見のパーティを桟橋で開いている人たちがいた。中秋の名月だ。
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そこで、久しぶりにこのデジカメの威力発揮。
Canon 710.2万3千円のカメラ。 -
最大のズームアップ。はみ出る月。
彼のはツァイス・レンズとやらの生意気な高価なカメラ。それでは、こういう写真はとれない。 -
三脚がないとふらふら動く。。それでも、なんとか写る。スマート・フォンでは撮れない写真。
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海岸を散歩した後、もう一杯ということで、長州屋台村なるところにはいる。天井なしのホイリゲみたいなラフな居酒屋。天井付きの部屋もあるが、こちらが涼しいので外に座る。
3種の日本酒を注文。京都と山口と新潟。だんだんと高くなる。その順序に美味い。家内と彼と3杯のコップ酒を交換して味比べをする。その光景を見ていたのだろう。別の店の大将がこれを持ち出してきて、ご馳走してくれた。安倍首相とプーティン大統領が長門湯本温泉で会談した時に出された日本酒だ。すぐに売り切れた、私も入手できなかったものだ。さらに、もう2種類ご馳走になった。次は自宅にもあるので、写真にとらなかったが、さらに次の酒は初めて。これも話題のものらしい。彼は楽しい時間だった、来年も来ると言っていた。
自宅に戻り、既に相当飲んだはずだが、さらに私のコレクションからスコッチ・モルトなど、あれこれ比較して飲んだ。私のホーム・バーには7,80種は揃っている。 -
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