名残惜しいサンクトペテルグブルクを後に、空路、モスクワへ。<br />加えて、モスクワのドモジェドボ空港から市内までは、エアロエクスプレスで約４５分程度。駅も空港を出てすぐの場所にあり、大変に便利！<br /><br />さて、早速にも「赤の広場」を起点に観光を始めようと思ったところ、ちょうど「モスクワ市の８７０年」に係る記念式典が開催されており、なんとこの期間（９／９～１０）は「赤の広場」に入れないとのこと。<br />ならば、仕方ないので「クレムリン宮殿」の中から観光を開始することに・・・。<br /><br />まずはチケットセンターで入場券を、更に武器庫とダイヤモンド庫（こちらは入場時間指定あり）の入場券も合わせて購入。<br />城壁の中にあるクレムリン内の教会群をゆっくりと観光し、その後に武器庫とダイヤモンド庫に！<br />武器庫とは言いながら、ここにはエカテリーナ２世が戴冠式の際に着たドレスや食器、様々な家具や調度品が陳列された博物館。確か７つのブロックに区切られ、それなりに見ごたえのある博物館・・・。<br /><br />次に、それはものものしい警備を抜けて「ダイヤモンド庫」へ。<br />約１９０カラットもあるダイヤをはじめ、数多くの宝石やプラチナや金の塊も展示され、それは圧巻！<br />ダイヤモンドで作られた世界地図なども含めて、十分すぎるほど目の保養ができた。<br /><br />また、クレムリン観光後は、多くのお土産やカフェ等が並ぶ「アルバート通り」を散策した。これは日本で言うところの原宿「竹下どおり」のイメージか・・・。<br /><br />さて、翌日は近郊電車に乗り「セルギエフ・ポッサード」と呼ばれる聖ロシア教会の総本山に出掛けた。<br />市内から１時間半程度の距離であったが、まさに小旅行のイメージ！<br />市内を離れるにつれ、車窓からは田舎の風景が広がり、これもまた大変に良かった。<br /><br />因みに、復路はちょうど急行があったので、これに乗車したのだが、追加料金を取られた。これから行かれる方は頭の片隅にメモを！<br />そんなに高くはなかったが・・・。<br /><br />それから、夕方には再びモスクワ市内に戻り、せっかくなので「ボリショイ劇場」へ。<br />日本と同様、劇場前にはいわゆるダフ屋さんもいて、少しディスカウントした値段でチケットを販売していたが、当然のことながらクレジットカードが使えないし、そんなに多くの現金も持ち歩いていなかったので、正規のカッシェ（劇場のチケット売場）で当日券を購入。<br /><br />演目の「仮面舞踏会」もさることながら、劇場そのものが圧巻、ミラノのスカラ座やウイーンのオペラ座やパリのガルニエ（オペラ座）にも負けないくらいの荘厳さ・・・。<br />チケット代は約２万円程度で、ちょっと贅沢にも思えたけれど、日本で見ようと思えばずっと安いし、やはり百聞は一見にしかず！<br />出掛けてみて、良い思い出ができた。<br /><br />そして、最終日は、まずは郊外にある教会と併設された墓地に出かけた。<br />ここにはエリツイン元大統領を始めとする多くの著名人が埋葬されており、その中でも、個人的に好きであった音楽家で、親日家でもあったチェリストの「Ｍ．ロストローポーヴィッチ」氏のお墓を墓参し、一輪の花を手向けた。<br /><br />そして、地下鉄に乗り、昨日までの式典等から解放された「赤の広場」に戻り、そこを中心に「ウスペンスキー聖堂」などを観光！<br />ついでに国営の百貨店でもある「グム」も覗いてみた。<br /><br />今回の旅は、約１週間で、サンクトペテルブルクの街とモスクワの街、合わせてそれぞれ近郊の街にも出掛けたが、どこもみな素晴らしかった！<br />どうしても「ソビエト連邦」といった閉ざされた国をイメージしがちで、「近くて遠い国」とのイメージがあったが、今回の旅で、それらのイメージはだいぶ払拭され、是非ともまた訪れてみたいと思えた。<br /><br />それでは、いつかまたロシアの大地に立てることを夢見て！<br />皆さんも是非是非、お出掛けを！！！

クレムリン＆セルギエフ・ポッサードほか

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2017/09/09 - 2017/09/11

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フォートラベルワイドさん

名残惜しいサンクトペテルグブルクを後に、空路、モスクワへ。
加えて、モスクワのドモジェドボ空港から市内までは、エアロエクスプレスで約４５分程度。駅も空港を出てすぐの場所にあり、大変に便利！

さて、早速にも「赤の広場」を起点に観光を始めようと思ったところ、ちょうど「モスクワ市の８７０年」に係る記念式典が開催されており、なんとこの期間（９／９～１０）は「赤の広場」に入れないとのこと。
ならば、仕方ないので「クレムリン宮殿」の中から観光を開始することに・・・。

まずはチケットセンターで入場券を、更に武器庫とダイヤモンド庫（こちらは入場時間指定あり）の入場券も合わせて購入。
城壁の中にあるクレムリン内の教会群をゆっくりと観光し、その後に武器庫とダイヤモンド庫に！
武器庫とは言いながら、ここにはエカテリーナ２世が戴冠式の際に着たドレスや食器、様々な家具や調度品が陳列された博物館。確か７つのブロックに区切られ、それなりに見ごたえのある博物館・・・。

次に、それはものものしい警備を抜けて「ダイヤモンド庫」へ。
約１９０カラットもあるダイヤをはじめ、数多くの宝石やプラチナや金の塊も展示され、それは圧巻！
ダイヤモンドで作られた世界地図なども含めて、十分すぎるほど目の保養ができた。

また、クレムリン観光後は、多くのお土産やカフェ等が並ぶ「アルバート通り」を散策した。これは日本で言うところの原宿「竹下どおり」のイメージか・・・。

さて、翌日は近郊電車に乗り「セルギエフ・ポッサード」と呼ばれる聖ロシア教会の総本山に出掛けた。
市内から１時間半程度の距離であったが、まさに小旅行のイメージ！
市内を離れるにつれ、車窓からは田舎の風景が広がり、これもまた大変に良かった。

因みに、復路はちょうど急行があったので、これに乗車したのだが、追加料金を取られた。これから行かれる方は頭の片隅にメモを！
そんなに高くはなかったが・・・。

それから、夕方には再びモスクワ市内に戻り、せっかくなので「ボリショイ劇場」へ。
日本と同様、劇場前にはいわゆるダフ屋さんもいて、少しディスカウントした値段でチケットを販売していたが、当然のことながらクレジットカードが使えないし、そんなに多くの現金も持ち歩いていなかったので、正規のカッシェ（劇場のチケット売場）で当日券を購入。

演目の「仮面舞踏会」もさることながら、劇場そのものが圧巻、ミラノのスカラ座やウイーンのオペラ座やパリのガルニエ（オペラ座）にも負けないくらいの荘厳さ・・・。
チケット代は約２万円程度で、ちょっと贅沢にも思えたけれど、日本で見ようと思えばずっと安いし、やはり百聞は一見にしかず！
出掛けてみて、良い思い出ができた。

そして、最終日は、まずは郊外にある教会と併設された墓地に出かけた。
ここにはエリツイン元大統領を始めとする多くの著名人が埋葬されており、その中でも、個人的に好きであった音楽家で、親日家でもあったチェリストの「Ｍ．ロストローポーヴィッチ」氏のお墓を墓参し、一輪の花を手向けた。

そして、地下鉄に乗り、昨日までの式典等から解放された「赤の広場」に戻り、そこを中心に「ウスペンスキー聖堂」などを観光！
ついでに国営の百貨店でもある「グム」も覗いてみた。

今回の旅は、約１週間で、サンクトペテルブルクの街とモスクワの街、合わせてそれぞれ近郊の街にも出掛けたが、どこもみな素晴らしかった！
どうしても「ソビエト連邦」といった閉ざされた国をイメージしがちで、「近くて遠い国」とのイメージがあったが、今回の旅で、それらのイメージはだいぶ払拭され、是非ともまた訪れてみたいと思えた。

それでは、いつかまたロシアの大地に立てることを夢見て！
皆さんも是非是非、お出掛けを！！！