2017/06/09 - 2017/06/12
3104位(同エリア11689件中)
ヒデールさん
ワタシのガイドブックに 「博物館」 の文字がなかったので 新しく加えておくことにします。
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昼12:02. 今晩から二晩 オレの寝床となる 中国では大手のビジネスチェーンホテル 「錦江之星酒店」 に到着。
チェックインの2時間前だが問題なくチェックイン完了。
支払いはデポジット150元を含む700元。 -
部屋は8148
どこかと思ったら、1Fの長い廊下の一番手前。
レセプションから最寄りの部屋だ。
ベッドがセミダブルなのはいい。
枕はもう少し柔らかいといいんだが まぁ許容範囲。
全体的に小綺麗なビジネスホテルって感じ。
「Ω◎凹÷∑ ... 」
うわっ 廊下の声丸漏れ。
TVは点いた
無料飲料水あり、セーフティーなし、冷蔵庫なし、使い捨てスリッパあり(パッキングされてない)
エアコンは今点けたが その後も特に問題なし。 -
なんか外の音が聞こえると思ったら 窓が一部開いてたんですぐに閉める。
眺めは1Fにつき道路ビュー。 -
シャワーは可動式で水圧Low 温度調節もやや不安定。
それよりも洗面所のコップが紙コップって... (笑)
こんなん初めてだよ。
思わず検〇を思い出す(笑)
あとは Free WiFi の説明文がよくわからず レセプションで確認。
無事繋がった
ただ中国なのでFBは使用不可。
ヤフーニュースをチェックしたり 中国内の友達と We Chat をする程度。 -
午後1:26. 部屋で少し休んだのち活動再開。
貴重品と折り畳み傘を持って外出する。
当初は2日間で松江区にある護朱塔と浦東新区にある新場古鎮の2箇所へ行くつもりでいたが 雨天のため予定を変更し 今日はこれから上海博物館へ行くことにする。 -
龍陽路站から地鉄2号線に乗車する。
ちなみにホテルからここまでは徒歩6分。 -
人民広場站で降り外へ出る。
う~ん すっかり景色が都会になった。 -
博物館は確か人民公園をぬけた辺りのはず。
-
人民公園に入ってみると...
ん? なんだ この傘
何か紙が貼り付けてあるな。 -
う~ん ... どうやらプロフィールが書いてある。
てことは ここにいる おばさんたちは自分の息子、娘の結婚相手を こうやって探してるってことか。
なんとも原始的な手法だ。
聞くところによると 中国ではNETを通じて結婚相手を見つけるのが多いらしいが、ここにいるおばさんたちは 居ても立っても居られない心境なんだろうな。
ご苦労さん -
先へ進むと蓮池があった。
上海もぼちぼち梅雨入りかな? -
そろそろ博物館があっても良さそうなもんだが...
結局公園を出て通りを左へと歩く。 -
遠巻きから この建物が博物館だと思い込んで来てみたが 近くにいた警備員に尋ねると博物館は目の前の通りを挟んだ向かい側だと言う。
でもってここは 「上海大劇院」 という劇場だ。
シクった(笑) -
やっと現在地を把握できた。
ここを真っ直ぐ行った右手だな。 -
あった
上海博物館には1F~4Fまで各部門別、16の会場に分けて中国古美術の作品が数多く展示されてる。 -
入場は無料
入口で持ち物検査があるので 入場時は並ぶことになる。
見た感じ観光客はほとんどいない。
大半が中国人だ。 -
午後2:43. 入場
入ってすぐ右手に期間限定の展示コーナーがあったので入ってみたが、わざわざ中国に来てハンガリーの骨董品を眺めるのはどうだ...
と思いながらも結構見入ってしまった。
(このコーナーだけ撮影禁止) -
次は 「中国古代青銅館」 に入ってみる。
ここはフラッシュを使わなければ撮影可能だ。 -
おお... なかなか立派だ。
これは 「牛首曽面紋尊」 て書いてあるな。
紀元前11~13世紀の青銅器だ。 -
これってレプリカじゃないのかって思うくらい保存状態がいいね。
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今まで青銅器なんて然程興味がなかったが、今から3000年以上も前の時代に こんな素晴らしい青銅器を作り上げる卓越した技術があったと思うと凄いよ。
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ここには紀元前2000年前後から紀元前5世紀の春秋戦国時代までの青銅器が400点近く展示されている。
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おっ この 「牛尊」 はどこかで見覚えがあるな。
春秋時代の末期、紀元前6世紀頃のものとある。 -
普段から美術品を鑑賞する心得などないオレですが 単純に見ててデザインやちょっとユニークなアイデアなんかに惹かれる展示物がここにはたくさんある。
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唯一知ってる青銅器があった。
これは叩いて音を出す楽器。
お寺の鐘に似た感覚の物だ。
音色も聴いたことがあるが オレが耳にした物はあまりいい音ではなかった。 -
次に同じフロアの 「中国古代彫刻館」 に入る。
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彫刻物は戦国時代の紀元前400年代から明代までの作品が120点近く展示されている。
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こういう仏像系の展示物は寺院などで目に触れる機会が多いので あまりインパクトがないな。
写真は 「千佛石碑」
公元557-581年と記されてる。 -
午後3:36. この調子で観てると全部を観てる時間はないので興味のあるテーマのものに絞って観て行くことにする。
なので一気に4Fまで上がり 「中国少数民俗工芸館」 に入る。 -
ここには中国で暮らす各民族の服飾、染織、刺繍の他、仮面や器具など600点近くが展示されている。
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服飾については各民族の違いが見た目にはっきりわかる。
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これは確か雲南省の民族衣装じゃないかな。
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ほお~ 象の刺繍って 中国っぽくはないよなぁ。
この辺りの感覚が少数民族らしくて面白い。 -
朱塗りの器もデザインが独特だな。
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仮面の展示物は割と新しい年代の物が多い。
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チベット族の仮面。
ドクロのインパクトが半端じゃねーな。 -
古い紙幣なんかも展示されてる。
これは99年前のHKドル。
へえ~ この頃から既に獅子像が描かれてんだな。 -
次は3Fに下りて 「中国歴代絵画館」 へ。
ただ思ったほど心に響く作品がなく ざっと見る感じで終了。 -
廊下のベンチで20分ほど休憩してから 「中国歴代書蹟館」 に入る。
う~ん ...
ここも流しで充分だ。 -
次は2Fに下りて 「中国古代陶磁器館」 に入る。
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うん これは見事!
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ここには新石器時代から清代までの中国陶磁器が約500点展示されている。
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カメラを持った古美術好きそうな中国人のお兄さんが この絵皿の前で 「漂亮... / 美しい... 」 と感嘆の声をあげて去って行った。
う~ん オレにはそこまでの良さは伝わって来ないが... -
馬に跨る展示品4点。
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こっちは人間に跨る... て言うよりは人間を踏みつける武将の陶磁器。
これええわ 欲しい! -
博物館は午後5時には閉館となるので 展示室内にいる警備員がぼちぼち閉館に向け壁を叩いたり室内のチェックを始めた。
これでひと通り気になったテーマの各館には足を運んだので思い残すことはない。
それにしても上海博物館がここまで素晴らしいとは思いもしなかった。
増して国営だからだろうが これだけの施設でありながら入場無料。
日本じゃ考えられないな。
今日のような雨天時や真夏日の観光スポットとしては こんなにいい場所はないだろう。
今日雨が降って予定を変えたことは 結果的に大正解だ。 -
午後4:44. 雷雨の中 博物館をあとにする。
折り畳み傘を差しても濡れるし... -
帰りも人民広場站から2号線に乗り龍陽路へ戻る。
また駅直結の龍陽広場に流れ 2Fにあるスイーツの店 「杏記甜品」 に入る。 -
オーダーは 「芒果白雪黒糯米」 中国語でよう言わんのでカウンターの上にある写真を指差して「ナーガ / それ」で通す。
このスイーツはHKでも食べたことがあって 餡子のように見える黒い塊はもち米から作った団子で全く甘くない。
あとはココナッツアイスとマンゴーという組み合わせ。
味は普通
あとはこの手の店には Free WiFi があるので便利だ。
一応この龍陽広場内にも Free WiFi のサービスはあるが電波が頗る弱い。 -
午後6:33. さて、晩めしをどこで食おうか...
この龍陽広場は2Fがブランチを食った小楊生煎やすき家など ”ぼっち飯” に適したリーズナブルな店が並び、3Fは1食100元くらいの予算からのしっかりした飲食店が並んでる。
いろいろ見て回ってるうちに 3Fにある 「※鷺磁味本帮」 という中華レストランに入ることにする。
※ の文字はクサカンムリに宝に似た漢字を書く。 -
ビールは数種類の中から 青島純生をオーダー。
でかっ
大瓶だな -
上海料理の代表格の一つ 「水晶蝦仁」 をいただく。
うーん うまーい!
殻を剥いた水晶蝦を塩味で炒めただけのシンプルな料理。
添えられた酢につけるより そのままの薄い塩味の方が美味いな。 -
もう1品は上海焼きそばこと「老上海炒面」。
この料理は今まで何回か食ってるが 美味いのに出会ったことがない。
見た目は美味そうなんだけどな~
では いただきます ...
う~ん やっぱり
何でこんなに味が薄くて成り立つんやろ? -
「請結帳! / お勘定!」
きっちり100元、日本円で1600円ほど。
ご馳走さん! -
晩めしの後のマッサージはオレの訪中時の定番。
この龍陽広場の4Fにマッサージ店があるので行ってみる。
ここだ
4Fは店舗が少ないので人も少ない。
おまけに店は端の方でひっそりとしてる。
気にせず入店し 受付けでフットマッサージの60分コースをチョイス。
金額は118元 -
個室に通され マッサージ師の20代のお兄さんが登場。
ジーンズから店側で用意された短パンに履き替えスタート。 -
足を湯に浸したあと 両膝に温湿布のような物を貼られラッピング。
うん、あまりないパターンやね。
4~5分経って剥がしたあとは足裏のマッサージ。
お、なかなか上手いな。
少々痛いところはあるが 途中から心地良くて うたた寝状態。
終わってからも特にチップを催促することもなくマッサージ師は引き揚げて行った。
精算もメニュー表通りの118元。
ここは使えるっ! -
午後9:15. 降ってるね~
折り畳み 大活躍やな。
ホテルへ帰ろ -
雨の中 8分でホテルに到着。
NETを見てシャワーを浴び就寝。
NEXT旅行記 「新場古鎮 素朴な水郷の風情が薫る南部エリアを歩く」 へつづく
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