特急サンダーバードで 越前・芦原温泉に行ってきました！(前編）

2015/10/30 - 2015/10/31

サンダーバード９号で新大阪から芦原まで約２時間で着きます。

悲運の戦国大名・柴田勝家の甥で柴田勝豊が初めて築いたと言われる

丸岡城を見学し、芦原温泉に浸かった後は越前の海の幸を堪能。

翌日は午後のサンダーバード２８号で帰阪する予定で午前中は真言宗智山派

滝谷寺の見学に当てました。

エリア 芦原温泉(福井)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 日本旅行

ＪＲ福井駅から本丸岡行き京福バスで「丸岡城」下車すぐです。

（北陸自動車道なら丸岡ＩＣから車で5分）

入場券は歴史民俗資料館とセットで￥３０0 子供￥１５０）

開館は午前８：３０～午後５：００

TEL　[phone]　無料駐車場１５０台

階段は傾斜がきつくモデルさんのように太綱を握ってよじ登りました。

天守は独立式望楼型二重三階の特殊な建て方です。

長押には関連写真がずらりと掛かっています。

３階より南方面の福井を臨んだ景です。

西は東尋坊で知られる三国の穀倉地帯です。

東の方には平泉と並ぶ古刹の豊原寺などがあり戦国時代には多数の僧兵を

要した「豊原三千坊」と呼ばれる戦略の要衝だったそうです。

天守閣登り口に置かれている石の鯱は福井地震で落下したもの。

天守の土台周りは冬の豪雪に備えて一回り大きく出っ張っているそうです。

鉄砲を撃つ穴もあります。

天守閣の１階には石落としや矢を射たりする狭間が設けられています。

豪雪地帯のため屋根は全て笏谷石で葺かれていて全体で１２０ｔにもなる

とか。石垣は水はけのよい野面積です。

　天守閣の高さ　１２．６ｍ

　石垣の高さ　　　６．０ｍ
　
　鯱の高さ　　　　１．５６ｍ　　　　　

　城山の高さ　　１７．０ｍ

　石瓦の重さ　　　２０～7５０㎏（一枚あたり）

　石瓦の枚数　　約６０００枚 （ 2017.9.17調べ）

　
　

築城時には敵が来襲すると大蛇が現れて城に霞をかけて防いだという

伝説が残っています。

一筆啓上書簡碑　　　　家康の功臣本田作左衛門重次が陣中から家族あてに

「一筆啓上　火の用心　お仙泣かすな　馬肥やせ」と書き送った手紙文です。

お仙は嫡子仙千代のことで後に丸岡城六代目城主となった本田成重のことです。

内堀は明治時代に埋め立てられましたが

外堀の一部が用水路になっているそうです。

丸岡城の手前に見えるのは資料館、霞が城公園。

霞が城公園にはソメイヨシノが４００本も植えられており開花期には

一斉に霞のように花を咲かせるのだと聞きました。是非見てみたいものです。

その本田家の墓所が本光院にあります。

有馬家菩提所は高岳寺にあります。

有馬家は１７０２～１８６９の間の歴代城主でした。

タブノ木

樹齢４００年はあろうかというタブノ木は築城当時から

城の南方にある国上神社の境内に立っています。

「赤い風船」が企画したＪＲコレクションのお宿「夢屋　華筑紫」です。

福井県あわら市二面２－１８－１９

０７７６－７７－３８００　　送迎は無くタクシーで￥６６０

ロビーは広く和風の料理旅館らしい室飾でした。

寛げる12畳の和室です。

大浴場は身も心も伸び伸びできますね。

いで湯のほっこり感とバリアフリーが嬉しいです。

地元野菜の旨味が良い味を醸しています。

サービスもお味も期待以上でした。

越前ならではの蟹もありの一皿

きちんと揃えて用意されたカップル用の下駄。

ほっこりとした気分でいい夢を見させていただきました。