2017/08/14 - 2017/08/14
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picotabiさん
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夏休みの会津旅2日目。鶴ヶ城訪問のあと、前日乗った只見線のビュースポットへ。
それでも時間があるので会津柳津で見かけた崖の上に建つ寺に行ってみました。
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会津若松市内から前日行った橋のビューポイントがある道の駅へ。
この日はまた会津若松市内に戻るという行ったり来たりの日でした。 -
まずは途中の会津柳津の道の駅でお昼ごはん。
前日見かけた小池菓子というところのあわ饅頭がここでも売られていて、本店同様行列ができてました。
そんなに美味しいのか…と試食してみたところ…う・ま・い!
ということで並んで見たものの、肝心のまんじゅうはできあがってるのに、箱詰めの作業が遅くなかなか前に進まず。前に並んでたおばさまもイライラ。
第一橋梁にローカル列車がかかる時間が迫り、やむなく脱落…道の駅 会津柳津 (観光物産館 清柳苑) 道の駅
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ちなみに。相方は前日昼は親子丼だったしーという理由でこの日はソースカツ丼。
ほんと会津の食事はどこに行っても喜多方ラーメンかソースカツ丼。
ほかに美味しいもの知ってる方教えてください。 -
只見線といえばの第一橋梁のビュースポットはここ道の駅にあります。
車を置いて展望台まで歩いて行きます。道の駅 尾瀬街道みしま宿 道の駅
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ビュースポットまで行く専用の橋。わりとまだ新しい。
道の駅 尾瀬街道みしま宿 道の駅
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案内板がJRのものです。ということは展望台を整備したのはJRなのかな。
只見線は地元の利用客は少ないけど撮り鉄は多いし…で投資してくれたんですかね。
この展望台のビュースポットは3カ所ありました。どのように見えるかの案内板があり参考になりました。 -
3つある展望台のうちの、2番目に高いところで。
ここが写真でよくみる只見線の橋。さすがに午後なので川霧はありませんが、それでも絶景です。
ここで会津若松方面から来るローカル線を待つことしばし。。 -
きましたっっ
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ゆっくり走ると聞いていたけれど。。そんなことありません!
連写で撮っていきます。 -
こうやって切り取ると芋虫みたいでかわいらしい。
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橋の色はJRが橋の補修の際に、この地の特産 桐の花と同じ色にというリクエストに応えて薄紫色にしてくれたそう。
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真ん中に差し掛かったところ。
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私は特に撮り鉄ではないのですが。
やはり真ん中にこんな風に2輛しかない電車が橋の上にあると、写真が決まる。
川霧があったらもっと良かったのかもしれないけど。でもここはほんと写真を撮るにはとてもいいスポット。 -
行ってしまうーー
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あ~…
ここまで結構あっという間でした。
これにてこの旅メインのミッション終了。ものの1分ほどでしょうか。笑 -
さてあとは万が一の渋滞を避けて帰るために夜に出発するつもり
なので時間たっぷりあります。
前日見かけた崖の上に建つお寺に行ってみます。福満虚空尊 圓蔵寺 紅葉
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名前が・・これなんて読むんすか。
「福満虚空蔵菩薩 圓藏寺」
ふくまんこくうぞうぼさつ えんぞうじ -
ここはなんでも三大虚空蔵菩薩のひとつなのだそうですが
寺に対する理解が浅い私には こくうぞう なんて初めて聞きました。
しかも三大こくうぞうぼさつ? こんな名前の菩薩様にもそんなものがあるのですね。。 -
階段から振り返ったところ。只見川です。
昨日あの橋を歩いてこちら側を写真に納めました。
いい眺めです。 -
虚空蔵とは。コトバンクより。
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虚空が何ものによっても破壊することができないほどすべてにまさっているように,優れた無量の法宝を所蔵し,それらを自在に用いて衆生に幸福を授ける菩薩であることに由来する。
ほェ~ -
ちなみに。前日お昼を食べた温泉の食堂にて、ふんどしの男の人たちが縄によじ上っていく絵が描かれた暖簾に気がつきました。
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その絵はこの寺のお祭りで「七日堂裸詣り」といい、鐘の音を合図にふんどし姿の男性達が一斉に本堂に駆け上がり、縄をよじ上るというもの。
西宮神社の福男みたいなものですかね。ただ行われるのが1/7の夜なのだそう。
なぜに1/7なのでしょう。それには伝説がありました。 -
昔々、この地の人々は蔓延する疫病や不作に悩まされていました。
そんなとき人々にこの虚空蔵菩薩からお告げが。
「只見川のほとりにある龍宮の宝珠を取ってくれば悪い病気はこの村からなくなるだろう。」
人々は知恵がありしかも美人と評判の弥生姫に、龍宮の龍が持つ宝珠を取ってくるようお願いしました。
これは…姫の美貌と色気で龍神様を惑わして宝珠取って来てねと言ってるようなものではないですか。。。 -
姫が無事に龍から宝珠を取って来たのでその宝珠を虚空蔵菩薩に捧げると、疫病はなくなり村には平和が訪れました。
しかしそれから数年後、宝珠を奪われた龍が、1/7の丑三つ時に返してもらうからな!と人々に伝えると、村人達は結束して宝珠を渡すまいとわっしょいわっしょい!!と必至に騒ぎ立て、龍を追い返すのに成功したのだとさ。 -
だから1/7にこのお祭りがあるのですね。
その由来から本堂はこの日だけ「七日堂」と呼ばれるのだそうです。 -
福島といえばのあがべごです。満子と名前がついてました。
このあがべごの由来も虚空蔵尊にありました。 -
この寺の開基者 徳一大師が寺の創建の際に只見川の上流の村から大量の材木を寄進されたのですが、川から材木を運ぶのがとても大変。
すると牛の群れがどこからともなく現れ、材木の運搬を手伝ってくれたのですが
重たい材木を運ぶのは牛にとっても重労働。牛が次々に倒れる中、最後まで働いたのが赤い牛だったのだそう。 -
あかべごはその由来から福島の民芸品になっているのだとか。
何気にこの虚空蔵尊から発祥される伝説は福島の観光資源に繋がってますね。
写真の牛はその伝説の牛を模した開運撫牛。
字のごとくなでると願いが叶うというのでところどころ表面がはげてます。 -
あとこの虚空蔵尊ではウグイを霊魚として大切にしてるそうで近くの魚淵というところで見られるウグイは天然記念物に指定されてるそうです。
ウグイって、食べるところがないため雑魚として多く知られてると思うのだけど。。 -
本堂の中は撮影禁止でした。
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ここからの見晴らし台がよかった。
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只見川を一望。
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しかしすごいところに建てたものです。
3.11の時は大丈夫だったのかな。 -
この寺を開基した徳一大師は、堕落した都の仏教を嫌って会津に移り住んだのだそう。
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それからはここは平家の庇護のもと、奥州一の仏教文化がここ会津に開かれ、仏都会津と称されるようになったのだとか。
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最澄、空海に対しても臆せず公然と疑問を表したのは徳一大師だけである。
その一途な気骨は、今なお会津に受け継がれている。
----偉人伝より
なんだかこれは会津藩の精神にも繋がってるように感じられます。 -
しかも会津は、奈良、京都、鎌倉、平泉と並ぶ日本五大仏都のひとつなのだそうです。
今度は日本五大かい! と突っ込みをいれたくなりますが
会津はみうらじゅんのような仏像マニアの聖地みたいですね。。 -
会津の寺や仏像は歴史が平安初期の創建の歴史が古いものが多いのだそう。
この仏都会津を巡る定期観光バスが毎週土曜に会津若松から出発してるみたいです。 -
ここ紅葉もよさそうですね。
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今年は仏閣の紅葉も行ってみたい。
できれば曇りか雨の日に。 -
一通りぐるりと見終えたところでまだ時間あるよ…
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ということで会津若松市内の温泉でゆっくりすることに。
今思えば西山温泉に寄り道したかったな。
この時は西山温泉の魅力がわかってなかった。 -
帰りのSAで。
このままどおるの山!! (; ・`д・´)
もう閉店近かったので明日用に補充したのでしょうね。ご苦労さまです笑
夜遅くの出発だったので、渋滞もなく無事に家に戻りました。
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この旅行記へのコメント (6)
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- fuzzさん 2017/10/05 17:03:41
- 撮り鉄の様な・・・
- picotabiさん、こんにちは。
まるで撮り鉄が取った様なすごい絶景のお写真でござんすね。
只見線、ビュースポットを調べていかれたのですね。
あわ饅頭ですか、いつか東北道で上京する際に安達太良SAで販売していると今調べたので、買ってみたいと思います。
ただ、小池菓子のものかどうかは分かりませんが・・・
赤べこって、福島だったんですね。
満子・・・読み方は「みつこ」ですよね(爆)
fuzz
- picotabiさん からの返信 2017/10/06 21:09:05
- RE: 撮り鉄の様な・・・
- fuzzさん ご覧頂きありがとうございます(・∀・)
そう、ここは誰が撮ってもこのように綺麗に撮れると思います。
私は撮り鉄ではないつもりなのですが・・・ただ自然と列車が調和してる写真は好きなので、にわか撮り鉄といったところでしょうかね。
東北道で上京するときあるんですか!??めっちゃ疲れますよね。
一度車で千葉から青森まで帰省したことがあるんですが、もうできません、、渋滞がひどくって。あ。空いてるときなら大丈夫かな。
赤べごは福島ですよ! ちなみに阿部サダオボーカルのグループ魂が唱う「東北の魂」にも赤べこがでてきます。よかったら聞いてみてくだせぇ〜
https://www.youtube.com/watch?v=ySuPoFHv7PA
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- あいぼんさん 2017/09/29 12:49:10
- おお、この写真は!
- picotabiさん
おー、この只見線の橋の写真、父からの年賀状でもらったことがあります。(父は撮り鉄。)
父の写真はもうちょっとズームしていてどんよりした雰囲気でした。季節が違っていたのかな。
picotabiさんも撮り鉄?
橋のど真ん中を通過する2両の電車の撮影、おみごとです!
- picotabiさん からの返信 2017/10/14 08:39:39
- RE: おお、この写真は!
- あいぼんさん ご覧いただきありがとうございます^ ^。
ずいぶん前にコメントに返信したつもりが、反映されてなかったみたいで。^^;
遅くなりすみません、
お父様は撮り鉄ですか。私は撮り鉄ではないつもりですが、
自然の中に列車のある風景は好きなので撮り鉄さん達の気持ちはわかる気がします。
お父様の写真は川霧もとらえてたのではないでしょうか。
只見線といえば川霧なので。私はこの日はお昼だったので残念ながら川霧はでてなかったのです。
とはいえ川霧がなくても、写真が決まるいい撮影スポットでした。
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- nichiさん 2017/09/19 11:24:54
- 只見線の鉄橋の写真、綺麗ですねーー
- picotabiさんこんにちは。
只見線第一橋梁の写真ですが、同じ場所の紅葉の写真を見たことがあります。
有名な撮影ポイントなんですね。
鉄橋と共に走る可愛い列車も只見川に映り込んでおり、奥の田んぼや山の緑まで鮮やか。
霧が無い時でも絵になりますね。
あかべごの由来の話、初めて聞きました。
面白いですね。
- picotabiさん からの返信 2017/09/23 15:47:07
- RE: 只見線の鉄橋の写真、綺麗ですねーー
- nichiさん ごらんいただきありがとうございます(・∀・)
この橋梁の写真は結構見ますよね。
川霧がでる朝方や夕方は恐らく展望台は三脚持った方でいっぱいなんじゃないかと思います。このときは川霧がでてなかったので私ら以外誰もいませんでしたが。
赤べこの話は私も「へぇ〜」でした。
日本昔話みたいな逸話がお寺には沢山ありますね。
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