【震災後2年】ネパール一人旅　旅行記③　『美の都』パタンの下町風情

2017/08/12 - 2017/08/19

震災後2年を過ぎたネパール旅行③です。
美の都と呼ばれるほど美しい街だったパタン。
素晴らしい装飾が施されたドアや窓が並ぶ街並みは、21世紀になった今も庶民の生活とともにあります。
インドのラジャスターン（ジャイサルメールやシェカワティ地方）など、インド文化圏の優れた商人美術に興味がある方には必見の街だと思いました。

エリア パタン(ネパール)

• 旅行の満足度: 4.5

まずはダルバール広場の北側。
ツーリスト向けのお土産ショップが並びます。

絵画もネワール人の得意としているのでしょうか。

アジアン×ヨーロピアンな感じ！？
いい雰囲気。

仏具やまじないに使いそうな道具屋さん。

ダルバール広場の北側にある祠。
ここに限らず、こういった祠では人々が立ち止まり、祈りを捧げていきます。
ミャンマーやタイでもよく見られる光景ですよね。
うちの近所のお地蔵様の祠でも、見ていると結構な人が立ち止まってお賽銭をあげているんです。アジア文化圏の美しいところだと思います。

変わってこちらはダルバール広場の南側。
南側は庶民の市場になっています。

物見やぐら的なものがあります。
とっても個性的で素敵な建物。
しかも下がテナント的になっている。
こんな景色、いつまでも残っているといいですね。。。

こんな建物に入れたらなーと思っていたら、バクタプルで泊まったピーコックというホテルがこんな感じでした。

以前のネパール旅行で最も印象的だったのが、こういう布屋さんの景色です。
茶色い建物と、カラフルな布が本当に素敵だなあと思って、当時まだフィルムカメラだったのですが、たくさん写真を撮って帰りました。

ダルバール広場の西側。タクシーだと、この道から来ます。
この道にかわいらしいサンダル屋さんとか、お土産やさんがありました。

イギリスの植民地だった町によくありそうな建物。

ジェンガのように、レンガが一個取れたら崩れてしまいまそう・・・
なんてことは気にしていられないのか、今日も営業中。

広場の東側へ向かう道。
東側は庶民のアパートが並んでいます。

ダルバール広場沿いの商店。
白塗りの壁は少なかったです。

ダルバール広場の南東には食材やさんが並んでいます。

振り返るとダルバール広場。王宮の塔が見えます。

では、南側のマーケットに行ってみます。

南側は女性がすきそうなお店が並んでいました。
バック、服、靴、ベビー服など。

パンジャビードレスのデザインが斬新になっていて驚きました。
インドとは色彩もデザインもかなり異なると思いました。
一番違うのは、袖。
ネパールものはほとんど長袖です。
あと、ネパール人は赤、青、緑、オレンジなど、原色の組み合わせを好むようです。
派手だなー。

古い家が普通に並ぶ街。

一歩進んでは写真ですよ。ああ大変、忙しい。雨が降らなくてよかった！

サンダル屋さんに群がる女子（？）たち。

ラグジュアリーな眼科医。

そもそも垂直に建てられているのか、という疑問。

素敵な小窓のお宅。

仏具通りです。

モードを切り替え

シャネルのバック屋さん。

目抜き通りの途中を左側（東側へ）。
街の人に聞きながら、マハボーダ寺院を探します。

建物と建物の間のほそい路地の先に、マハボーダ寺院があります。
両脇には仏具屋さん。

16世紀にブッダガヤを訪ねた職人さんが、ブッタガヤに感銘を受けて、この地でも作ってみよう！と思ったとかなんとか。
現在のものは再建されたものですが、今回の震災ではあまり被害がなかったそう。
被害はないのはよいことですが、寺院の周りにはどんどん家が迫ってきてしまい、今やこの状態。仏塔は外からは見えません。

1000年も前からこの地に住む仏教美術の職人さんたちががんばったのか、何千もの小さな仏様が刻まれています。

東側のエリアは比較的新しい建物のようです。
すっきりとした街並みで、道もきれい。
老舗と思われる仏具屋さんも多かったです。

ネパールのわんこ。
昼間は穏やかです。

神様の絵を並べていました。

再び西に向かう道。5階建てぐらいの建物が並んでいます。

アイス屋さんのペイントがかわいい。

フルーツ屋さん。
インドのハヴェリのような素敵な窓があります。
町のお金もちの家だったのかな。

アジアのアイディア！

ダルバール広場に戻って、こちらはランチを食べたカフェドテンプル。

ダルバール広場の西側の路地。

たっぷり半日過ごしたあと、天気が持ちそうなのでボダナートに移動することにしました。
ダルバール広場北側のお土産屋さんの先に、日本人女性が営むお土産屋さん”ネパールガネーシャ”があり、1回使い切りのフィルターコーヒーや、山の形の箱に入ったヒマラヤ岩塩を購入。どちらもここでしか見なかったので、買ってよかったです。

すごく小さいお土産が多くて、中国人ぽい女の人が”超かわいい”と山盛り購入していました。
あと土地でＮＧＯかなんかやっている若い男の子がダカっぽい布で作ったという試作のテディベアを持ってきてました。あれ、ほしいかも。。。

ネパールガネーシャ お土産店

パタン最後はゴールデンテンプル。
これもまた住宅地の中にあります。
ここにチベット人ファミリーが参拝に来ていました。
お母さんは着物にそっくりなチベットの民族衣装を着ていて、若い娘さんたちはアメリカ人みたいな恰好でスマホを持ってました。時代だなぁ。
でもそこはチベットの血を引く者。
お祈りの仕方は念力がこもっているかのごとく力強く、世界中のチベット亡命者が彼らの土地に帰れるようお祈りせずにはいられません。

ここからパタンドガを超え、ホテルヒマラヤのある大通りまで歩いて行きました。
お目当てはホテルヒマラヤの向かいぐらいに手工芸品のお土産を扱うお店。
来るときにタクシーの中から見ました。（見逃しませんでしたよ、お買い物の香り！）
お名前失念。大きくこぎれいな造りで、多分フェアトレード系のお店？？
ホテルヒマラヤの向かいぐらいで、ホテルのお客さんがターゲットかな？と思ったのを覚えています。
ミテラーアートやテキスタイル、カーペットなど、一通りのお土産がそろっています。

その後大通りでタクシーを拾って、ボダナートへ。

ご覧いただきありがとうございます。

この旅行記へのコメント （1）

• 唐辛子婆さん 2020/06/19 17:53:50

  パタンなつかし～い！

  コロコロパッカーさん
  
  パタン大好きでカトマンズはほとんど見向きもせずに
  パタンばかり毎日ほっつき歩きました。
  
  フォローをありがとうございます。私もフォローさせていただきました。
  行ってみたい所が似てる！
  そして今までいらしたところも私の行きたい所ばっかり！
  
  はやく海外に行けるようななるといいですねっ。
  
  唐辛子婆