2017年9月　六十石山と忘憂森林　3泊4日　（玉里と六十石山編）

2017/09/01 - 2017/09/04

今年3回目の台湾。
今回の目的は････

○金針花の群生する景観が台湾一素晴らしいといわれる六十石山に行く。
○最近噂の台湾の奇観、忘憂森林を観に行く。
○台北の永興街の散歩と美味い牛肉麺を食べる。

金針花の群生は昨年行った太麻里の金針山が素晴らしかったので、今年はさらに規模の大きい六十石山を観てみたくなった。
見頃が8月中旬～9月頃なので、時期はちょうどいいけど、近づいてくる台風が心配。

忘憂森林は台湾の奇観マニアとしては見逃せないスポット。
今年に入って日本のテレビや雑誌でも時々扱われるようになったので、早速行ってみることにした。
ここも天候と気温に左右されるというので、なかなかベストな写真が撮影できない場所。

六十石山と忘憂森林は天候しだいということもあって、最悪、台風に直撃されても台北でしっかり観光できるように計画して行ってきました。

（写真は六十石山の金針花の群生）

旅程
9月1日（金）　JAL097　羽田08:50→松山11:30
松山→玉里→玉里散策　（玉里泊）

9月2日（土）
玉里→六十石山→玉里→松山→永興街散策→松山→台中　（台中泊）

9月3日（日）
台中→忘憂森林→台中→台北（松山散策）　（台北泊）

9月4日（月）JAL098　松山14:20→羽田18:20
台北（西門街散策）

エリア その他の観光地(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日も羽田空港JALのラウンジを利用。

JAL97便
羽田発 8:50発→松山着 11:30着

機内はほぼ満席。

11:50には入境してまず両替。
前回5月に来台時の残りが8000元近くあったので、今回は40000円を両替して10594元を受け取った。
10000円≒2500元ならまずまずのレートかな。

中華電信でSIMカードにチャージ（5日間300元）してスタート！

今回ちょっと不思議だったのは、出国時に中華電信のSIMカードを挿した状態で台湾に着いたらチャージ前に中華電信の電波が拾えていたこと。

前回の余った分が使えたのかな･･･

12:20頃　松山駅到着。

台北駅は混雑がひどいので、隣の松山駅を移動の起点にしてみた。
松山新店線の開業で松山空港から松山駅へのアクセスはとても楽。

（写真は松山駅地下にある台鉄の切符売場）

松山駅の発券所で予約した台鉄の切符も待ち時間なくスムーズに発券できた。

早速、玉里に出発！

太魯閣号426次
松山　13:05発
玉里　15:47着

玉里駅着。

すっかり雨も止んでヨカッタ･･･
昨年来た時は駅舎の立て直し工事が真っ最中だったのが、きれいに完成していました。

玉里駅周辺にはコンビニはなく中山路まで歩くと1～2店あります。
ビールや冷水ならロータリーの角の檳榔の売店が安いです。

今回の宿泊先は玉里駅前の玉麒麟別社。
昨年は飛び込みだと700元だったのが、今回はブッキングコムで予約したら、なんと1200元（朝食無）。
金針花のシーズンなのでやや高めでした。

日本語を話す老夫婦がオーナーの感じのいいホテルでした。

宿泊した201号室の中。
室内は意外に広いがごく普通の台湾のホテル。
窓から玉里駅が見えるのがいい。

こんな浴槽あり。

タオルは大小あり。
石鹸、シャンプー、歯ブラシあり。
くしと髭剃りはありません。

古いテレビと扇風機あり。
緯来日本とNHKの日本語チャンネルは映りました。

冷蔵庫はなし。
持ち込んだお酒が冷やせないので、酒飲みにはこれがつらい！

冷水（ペットボトル）のサービスはないのに壊れた給水器はありました。(笑)

少し休憩して昨年玉里に来た時も立ち寄った天然石鹸のお店に。
ホテルから徒歩で5分位。

【文英手工房】 玉里鎮中山路2段25

日本の雑誌にも紹介されているお店ですけど、あまり商売っ気がない。

購入したのは無患子（ムクロジ）と緑豆の石鹸。各180元。
おまけの丸い石鹸もひとつ頂きました。
帰国して使ってみたら、香りは強くないけど優しい石鹸でした。

昨年もお会いしたオーナーさん。
今年も会えて良かった。
オーナーさんのお母さんまで出て来て歓迎してくれた。

小腹が空いたので玉里で人気の臭豆腐のお店で夕飯。
玉里國小の後門の前。

【玉里橋頭臭豆腐】玉里鎮民權街15号　

メニューは臭豆腐しかないのですが、買い方にルールがあるようなので、周りの人を見様見真似でやってみました。

①最初に入口の箱から番号札を取る。今回は126番でした。
②順番に番号が呼ばれるので呼ばれたら、大か小、辛さの加減を伝えます。
③自分は「ダーフェン、ダーラー！」と言ったら通じました。
④その後、1分程で臭豆腐を受け取って店内の空席のテーブルで頂きました。

これがその臭豆腐。
75元。

お皿の底にあるのは豆板醤のような辛し味噌かな。

臭豆腐はアツアツでカリカリに揚がっているけど、中の豆腐はフワッフワッ！
千切大根やキャベツの漬物との相性も抜群ですごく美味しかった！
大辣で注文したけど全然辛くないです。

玉里に来たらまた食べたい逸品でした。

最後はデザート！ということで立ち寄ったのがこちら。
どこかのサイトで玉里は焼仙草の産地と知ったので寄ってみた。

【玉里老店焼仙草】玉里鎮光復路61号　15:00～23:00

焼仙草を加熱して日本のぜんざいのような色になったところに、白玉団子や小豆、緑豆などが入っている。
日本人なら甘さを想像するけど、全然甘くなくてすっかり期待はずれ。

今日はホテルに帰って就寝　Zzz･･･

翌朝。

昨日ホテルのオーナーさんと六十石山に向かう手段を打ち合わせ。

昨年の金針山の時と違い、今回は台風の影響で忘憂亭（六十石山の展望台）からの朝日は望めそうにないので、出発時間は少し遅くして7時にしました。

オーナーさんから金針花は明け方からだんだん開花していくので、寧ろ8時頃に到着したほうが綺麗に見られるよ、とアドバイスも頂いたので。

交通手段はレンタルバイクを考えていましたが、前日からレンタルしなくてはならないことや、慣れない道路を走行して12時の台北行の列車に乗り遅れても困るので、結局タクシーにしました。

ホテルが手配してくれた運転手は黄家函さん。
3時間チャーターしていざ、出発！
（料金書きませんけど安いです）

玉里から六十石山に向かう途中でパチリ！
天気も何とか持ちそうだ。

六十石山の醍醐味は何と言っても金針花の群生。
事前の調べでは、時期は8月中旬から9月中旬。
黄花亭と忘憂亭という展望台からの見晴らしがいいらしいが、運転手さんお薦めで途中、鹿葱亭にも寄ってみることにする。

ホテルからクネクネと山道を登って40分で黄花亭に到着。
なかなか景色がいい。

黄花亭にあった六十石山山頂付近の道路図。
地図では黄花亭～鹿葱亭～忘憂亭は距離があるようにみえるけど、実はそれほででもなく、それぞれ車で5～6分の感じだった。

黄花亭の売店。
何店もありました。
頂上付近の忘憂亭には売店が1店しかないので、金針花を食べるならこちらもでもいいと思います。

黄花亭から鹿葱亭に向かいます。

8時前になってきたので金針花が咲き始めてます。

太麻里の金針山より規模が広いので印象が強い。
写真では伝わりませんけど、一面黄色で素晴らしい！

だんだん花が大きくなってきた。

運転手さんお薦めの鹿葱亭に到着。

素晴らしい眺め。

この先が鹿葱亭。

鹿葱亭から観たこの景観！
ずっと観ていたい位綺麗だった･･･

ここも鹿葱亭からの写真。

鹿葱亭から忘憂亭の手前に到着。

駐車場が少ないので、運転手の黄さんとは待ち合わせ場所を決めてここからは徒歩で登ります。
歩いて5分位で忘憂亭の売店。

忘憂亭の売店、964驛棧。
964は六十石山の標高のこと。
ここから2分位で忘憂亭。
先に忘憂亭まで行ってみました。

忘憂亭からの眺望！
これすごい！

角度を変えて忘憂亭からの眺望。
何枚も写真掲載したいけど･･･それ位素晴らしかった！

忘憂亭から戻って休憩。

売店に貼ってあった民宿のリスト。
六十石山には民宿もこんなにあります。

金針花のアイスを売ってました。
台湾はまだ夏。
六十石山も既に30℃以上。
金針花アイスは身体に効く！
珈琲味でなかなか美味しい。

金針花の蕾の天婦羅を揚げてたので食べてみました。

美味そう～
ビールが欲しい。

カラッと揚がって塩味が効いてて美味しい。

ちょうど10時にホテル着。

ホテルで少し休憩して朝食に。
朝食は気になっていたホテル近くの玉里麺のお店に。

【馬蓋先】
玉里鎮光復路101号

玉里麺（小）50元。
乾麺、湯麺選べます。
小椀を注文しましたが、大椀でもよかったかな？

2分位待って出てきたのがこの玉里乾麺！
玉里麺は湯麺より乾麺のほうがおいしいと思う。

湯麺はラーメンのようなもので少し薄味。
乾麺は器の底に溜まった出汁に茹で上がった麺を投入して混ぜ合わせて食べるもの。

自分には乾麺のほうが合うと思った。

こんな風に底の出汁と混ぜ合わせて食べる。

玉里には旅行サイトでも紹介されている玉里麺のお店も多いけど、ここも他と遜色ないくらい美味しかったな。

11:50にホテルをチェックアウト。

12:00の太魯閣号417次で松山に！

この旅行記へのコメント （2）

• natchanpapaさん 2017/09/23 00:13:41

  金針花、美しいーーーーー

  こんばんわ。ご無沙汰しております。
  金針花、テレビかスープ以外では見たことなく、花を見に行ってみたいと思いつつなかなか大変な場所ですゆえ、台湾に住んでいるのにまだ行けてません。やはりきれいですね。
  うらやましいです。natchanpapa

  yakyukozouさん からの返信 2017/09/23 10:45:20

  RE: 金針花、美しいーーーーー

  natchanpapaさん、こんにちは。
  
  大変ご無沙汰しています。
  お元気でお変わりなくお過ごしですか？
  
  コメントありがとうございました。
  旅行記、いつも欠かさず拝見しています。
  台湾の駐在員生活って日常生活が台湾旅行みたいでドメスティックな人間からすると羨ましいかぎりです。(笑)
  
  六十石山、素晴らしい景観でした。
  昨年行った太麻里の金針山よりも群生の規模が何十倍もあるのでスケール感がスゴカッタです。
  
  玉里の少し北東側に赤柯山という、やっぱり金針花の群生地があるらしいですね？
  来年は同じ日程でそっちのほうに行ってみようか、と思っています。
  
  yakyukozouより