中央アルプス♪空木岳・南駒ヶ岳・越百山縦走登山（千畳敷～須原）

2017/09/02 - 2017/09/03

3週連続の登山。1泊2日で中央アルプスの檜尾岳、空木岳、南駒ヶ岳、越百山などを縦走してきました。

＜行程＞
→菅の台10:02（バス）
菅の台10:15→10:45しらび平11:00→千畳敷11:07（バス&ロープウェイ）
千畳敷11:13-11:30極楽平-12:58檜尾岳-13:58熊沢岳-14:53東川岳-15:09木曽殿山荘-16:07空木岳-16:12駒峰ヒュッテ（泊）4:52-4:57空木岳5:26-6:40南駒ヶ岳6:49-7:39仙涯嶺7:48-8:41越百山8:53-9:18越百小屋9:19-11:20伊奈川ダム登山口-12:59（徒歩）
須原14:22→（JR）

＜これまでの中央アルプス登山記＞
木曽駒ヶ岳（2014.09）
http://4travel.jp/travelogue/10935315

エリア 駒ヶ根(長野)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

高速バスで10時過ぎに駒ヶ根の菅の台バスターミナルに到着。
窓口でバス＆ロープウェイのチケットを購入し（片道2030円）、バスでしらび平へ。
以前に木曽駒ヶ岳に登った際にはロープウェイが約1時間40分待ちでしたが、今回は次のロープウェイにすんなりと乗れました。

ライブカメラでは少し前まで晴れていたのに、千畳敷カールはガスの中。。。

千畳敷カール 自然・景勝地

しかし、少し登ると晴れてきました。

極楽平から稜線を歩いて檜尾岳へ。結構アップダウンがあります。
人と滅多に会わない静かな山域。

檜尾岳山頂（2728m）！
ガスって何も見えず。。。

桧尾岳 自然・景勝地

稜線上はこういった岩が多い

少し進んでから振り返ってガスの晴れた檜尾岳。
右側には避難小屋も見えました。

木曽殿山荘。
ここは予約していないと宿泊拒否されるらしいです。

空木岳の登りは岩場・鎖場が結構ありました（それほど難しくはありません）。

空木岳（うつぎだけ）山頂（2864m）！
これで日本百名山の40座目（日本アルプスの百名山は26/28、残りは聖岳と光岳）。

空木岳 自然・景勝地

空木岳山頂から少し下ると今夜の宿「駒峰ヒュッテ」。
ここは予約不要ですが、食事の提供はありません。

駒峰ヒュッテ 宿・ホテル

定員30名のところ、宿泊者は約50名で満員でした。
寝袋を持参したので、素泊まりで3500円。

小屋前から空木岳

なんと、ブロッケン現象が見えました！

日没前に再び空木岳山頂。先ほどよりガスが晴れ、雲海が綺麗でした。

空木岳 自然・景勝地

サンセットは雲であまり綺麗に見えず。

遥か遠くに北アルプスの槍・穂高が見えました！

翌朝は5:20頃に日の出！

甲斐駒ヶ岳の左の鋸岳付近からサンライズ！

前日に歩いてきた中央アルプス北部の景色

木曽駒ヶ岳と宝剣岳。
その左奥に槍・穂高が見えていました。

南駒ヶ岳方面へ

雲海が幻想的

南駒ヶ岳

西側には御嶽山が見えました。
3年前、木曽駒ヶ岳に登った日に御嶽山が噴火したことが思い出されます。

摺鉢窪カール

摺鉢窪避難小屋。今年6月に小屋内で身元不明の遺体が発見されたそうです。。。

南駒ヶ岳山頂（2841m）！

南駒ヶ岳 自然・景勝地

空木岳方面の景色

西には御嶽山と乗鞍岳

東には南アルプス！

甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳

白峰三山（北岳、間ノ岳、農鳥岳）

塩見岳と富士山！

悪沢岳、赤石岳、聖岳

次は仙涯嶺へ

岩場が多いですが、思ったほど難しくはありませんでした。

仙涯嶺の山頂から、越百山方面

仙涯嶺の山頂

越百山へ

今回のルートは全般的にハイマツ漕ぎが多い登山道でしたが、この辺りは特にハイマツが道を塞いでいる。

越百山から南駒ヶ岳方面

越百山（こすもやま）山頂（2613m）！

越百山 自然・景勝地

南越百山方面。
中央アルプスの稜線は更に続きますが、藪漕ぎが多くルートも不明瞭なようです。

越百山から木曽側へ下山

越百小屋

展望のない樹林帯をひたすら下る。

2時間以上下り続けてようやく林道に出ました。

滝

伊奈川ダム登山口の駐車場。マイナーな登山道だと思っていましたが、意外と多くの車が停まっていました。
交通機関が何もない登山口なので、約11kmの道のりを歩いて駅へ。

伊奈川ダム

登山口から舗装路を1時間15分ほど歩くと、ようやく集落に出ました。

越百川

登山口から1時間40分ほど歩いた後、残り約3kmの所で通りがかった地元の方の車に乗せて頂き、須原駅に到着。
列車が2時間に1本程度しか運行していないので、何もない駅で1時間ほど待ちました。

須原駅 駅

この旅行記へのコメント （2）

• ねもさん 2018/06/28 09:11:31

  あちこち失礼します

  mondoさん　あちらへのご返信＆ご投票ありがとうございます。
  ５年前の秋、mondoさんとほぼ逆コースを歩きました、もちろん１泊じゃなく(笑、２泊です)　このコースを１泊でしかも最後は駅まで歩く!?　常人とは思えません。
  私も同じように、秋晴れに恵まれて非常に思い出に残る山旅です。ひとつ自慢すると、下山した翌日、中ア北端の経ヶ岳にも登りました。
  またなんで？ですが、空木岳にはみんな登るのに南駒ヶ岳まで足を延ばす人が少ないのはどうして？　深田久弥は、空木岳と南駒ヶ岳のどっちを選ぼうか散々迷って、標高がわずかに高いという理由で空木岳を採用したと書いています。ならば百名山ハンターは両方登んなきゃと思いますが。
  
  １泊で飯豊連峰縦走ですか……　もう驚天動地です(@_@)　｢私は常人ではないので｣と仰りそうですが、私の行程でも普通は３泊では？
  冗談はさておき、飯豊は山好きにはお薦めのエリアと思います。近いうちに是非！
  縦走がお好き、激しく同意します。私も行き帰りに違う道を歩きたい。地方で山を歩いている人の多くは｢山歩き＝車で山頂往復｣という感じで、mondoさんのスタイルは、このうえない贅沢にみえます(もちろん並外れた体力が前提ですね)

  mondoさん からの返信 2018/06/29 23:22:07

  RE: あちこち失礼します

  コメントありがとうございます。
  
  中央アルプスは、深夜発で木曽駒も含めて日帰り縦走している猛者も少なからずいるので、私などは常人の範疇かと思います(^^;
  南駒ヶ岳まで行く人が少ないのは、やはり駒ヶ根側からピストンの人が多いからでしょうかね。
  
  飯豊連峰は、土日とも好天予想の週末があれば、是非ともチャレンジしてみたいと思います。
  登山者は圧倒的多数がマイカー利用ですが、私にとっては運転の方がハードルが高いです。