中年夫婦とJKが行く　ロッキーハイキングの旅⑥（モレーンレイク＆番外編）

2017/08/07 - 2017/08/15

カナダ５日目今日はレンタカーを16時にバンフへ返し、
そこから20:35の夜行バスでバンクーバーへ向かう予定です。

モレーンレイク周辺を少しハイキングして、午前中にバンフへ向かい、
バンフの温泉プールでさっぱりしてから車を返す。
バンフの街でお土産のお買い物を済ませて、夕食をゆっくりとり
夜行バスに乗ろう！
…という完璧なスケジュール。

モレーンレイクの駐車場の混雑の噂は聞いていたので、
7時到着を目指してロッジを出発しました。


ラストおまけに
長距離バスとレンタカーの感想もあります。


①バンフラフティングhttp://4travel.jp/travelogue/11273432
②ジョンストキャニオン＆インクポットhttp://4travel.jp/travelogue/11273654
③レイクオハラ前編http://4travel.jp/travelogue/11274391
④レイクオハラ後編http://4travel.jp/travelogue/11275425

エリア レイク・ルイーズ(カナダ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 旅行の手配内容: 個別手配

パラダイスロッジからすぐにモレーンレイク方面の分岐が
あります。２０分ほどかかります。
途中からの景色

7:15分ごろの駐車場周辺。
駐車場はちょうど満車になったところ。
残念ながらUターンして道路脇に停める列に並びます。
ズラーっと並ぶキャンピングカー

どんどん車がやってくるので、路駐の列もどんどん伸びています。

7:30ごろのモレーンレイク
綺麗！

カラフルなボートが絵になります。

10時代に戻って来たかったので、短めのコースの
「コンソレイション　レイクス」のコースを歩きます。
湖の左側へ行くとトレイルヘッドです。
展望台のある方向です

展望台へ行く道。
このあたりピカの巣があり、またまたピカに会えました。

展望台から。朝日が当たって来ました。

展望台から先へ続く　コンソレイションレイクへの
道です。早朝から湖と展望台はかなりの賑わいでしたが
ここから先へ行く人はほどんどおらず、ひっそり
ずっとこんな道が続きます。
このコースには熊情報は出ていませんでしたが、
あんまり人がいないので、次女は「熊が出たらどうしよう」と
真剣に怖かったそうです。

途中「テイラーレイクトレイル」の分岐を超えて
同じような道を２kmほど行きます。
アップもほとんどありません。
少し明るくひらけて来ます。誰も人がいません。
寂しい

明るくなるあたりから川が綺麗でお花も咲いています。
ゆったりとした景色

もうすぐ到着

湖周辺はゴロゴロの大きな岩場で道がありません。
ここまでくると、たくさん人いてみんな岩場にたたづんでいます。
この岩場を歩きながら湖まで行くなが結構時間かかります。

この岩場の進むのに意外と時間がかかります。

コンソレーションレイク到着
小さな湖ですが周りの景色が壮大です。湖奥に残雪が残っており
あっちまで行って、雪遊びしている人もいます。

湖の中の木もなんだかすごい

ゴツゴツした岩場
向こうの雪のあたりの小さな点は、雪遊びする人。
正面は地図によるとマウントクアドラ3178m と
ハイデントマウンテン3084m
V字がコンソレイションパス

地図によると多分…
マウント　バベル3101mかな？

欧米人カップルがランニングしながら動画をとているのを
真似して走ってみます。

モレーンレイクの方向を振りって
カッコつけてる絵。
テンピークスが見えています。

8時展望台からコンソレーションレイク到着9時
そして10:10にまたモレーンレイクに戻ってきました。

10時のモレーンレイク

さあレンタカーでバンフまで戻り、
夜行バスに乗り明日からはバンクーバーです

せっかくのモレーンレイクの記事なので、
無事バンフに戻ってくることができたという程で話を進めます。

一つ前の写真の後、
トラブルがあり、全てがうまく終わりほっとバンフの街に出たところです。


ただいま～バンフ！
朝から何も食べていないから、喉もカラカラ
お腹もペコペコ。
無事に戻って来れたから、助けてもらった人たちに
感謝して乾杯しよ！とレストランを探します。

バンフの締めくくりは
２泊お世話になったムースホテルの１Fのイタリンレストランで
食べることにしました！

ムースを撮りましたが、逆光でわけわかりません。
写真だけ拡大するとカッコいいムース君がいるのですが

サーモンステーキのリゾット添え
カルボナーラ
とライスコロッケ

パン食べ放題です

とっても美味しいです。リゾットうまうま

ライスコロッケの中にサーモン
これも美味しい！
炭水化物祭りや～

オープンテラス席でくつろぐどころか、
色々ありすぎて、長すぎる1日。
疲れてヘロヘロ。目がどっか行きながらも
長がすぎた1日を思いながら、ビールの味を噛みしめてる絵
たくさんの人にありがとうございます。感謝。合掌。アーメン。

バンフ駅
街のインフォメーションセンターには
18時ごろまで案内の人がいて、とても親切です。

夜行バスは「グレイハンド」というバスです。
駅舎の中の
バスのオフィスではスーツケースを預かってもらえるので、
ホテルをチェックアウトしたあとでも身軽にバンフの街を
歩けます。

トイレはとても綺麗で、
夜行バスに乗る人はこのトイレで着替えをして、
歯磨き、洗顔していました。（更衣室はありません）

自動販売機で飲み物は買えますが、食べ物はありません。

バスの写真を撮り忘れ。座席指定はないので、並んだ人順に座ります。
バンフが始発ではないので、すでに1/3くらい座席は埋まっていました。

「バスの情報」

バスの写真がありません。
これはバンクーバー到着の時のバスの写真です。

バスは２列シートでトイレ付きです。バンフからレイクルイーズを経由して
途中２回トイレ休憩がありました。
シートも革張り風でクッションも良く、車内Wifiなので
飛行機より広くて快適じゃない？！

バンフまで約１０時間。定刻だと20:35出発の9:10着
（予定より１時間遅れの出発でしたが、9時には到着していました）
事前ネット予約で1人8000円ほどなのとても安いです。

ただ初日にバンフに到着してすぐに、このバスの
予約を確認しにバスオフィスに寄ったのですが、
半年以上前にネット予約したはずの3人分（クレジット支払い済み）の
席が確保されておらず、再度3人分座席取り直し、
料金ももう一度支払う羽目になりました。
「予約番号」を持っていたので番号を伝えたのに「No Name」と
言われ、こちらも予約完了メールをプリントするなど
していなかった為悪かったのですが、
英語困難の旅行者は交渉能力がないので、ほんとダメでした。
反省。たまたま空席があったからよかったものの危ないです。

予約受付メールそのもの、又は画面のプリントは当たり前。
予約番号で安心するな　と教訓。




バンクーバー無事に到着
ここからの旅行記は「ロッキーハイキング」を終了して
バンクーバー編としてアップいたします。




この先はご興味ある方だけどうぞご覧ください。
モレーンレイクをハイキング中に起きた
レンタカーの事件についてです（汗）↓↓↓

レンタカー事件

10:00過ぎにハイキングを終えて
予定通りの時間やねと、駐車場から歩いて車に向かって歩きました。



あの車どないしたん？？


誰の車？？？



？？？？？？？何が起こってるの？？？？？

傾いて路肩にずり落ちてる車。
前がグシャんと潰れてる車。
５日お世話になった私たちのレンタカー。


モレーンレイクを歩いている間にガッシャン当てられて、
こんなひどいことに。

もう頭真っ白で呆然です。

フロントガラスにカードが挟んであり、「Please Call me」と
書いてあります。どうやら警察の名刺のようです。

絶対「当て逃げ」と思っていたら、
相手の人が私たちが帰ってくるのを待っていてくれて、
既に警察が来て、現場検証も終わり、後は私たちが警察に
電話すればよい段取りのようです。

どちらも旅行者でどちらもレンタカー。相手の方は
レンタカーのキャンピングカー

私たちの車の前へ縦列駐車しようとTRYしたものの、
不慣れなキャンピングカーの運転の為、こんなことに
なったようです。

レイクルイーズの警察署

実はこの警察署へ来るまでに、
「警察への電話、レンタカー屋さんへの
連絡、壊れた車でバンフまでの走行は危険と判断し、
レッカー車の手配」全てを助けてくださった方がいます。

カナダ在住の中国出身の方で日本語が話せるといことで、
家族旅行中で貴重な時間なのに、
壊れた車の前で英語が訳わからなくて困っている
私たちを見て、通りがけに声をかけてくれました。

彼の存在なしでは、この状況をスムーズに処理することは
できませんでした。感謝だけでは済ませません。

旅先で予期せぬ事態が起こる。
旅先だからありえないことが起きる。

レイクルイーズ警察で先に現場検証に来ていた名刺の
警察官がすぐに出て来てくれて、
「You are not bad」とニッコリ言ってくれて
ホッと一安心。

少し待つと、レンタカー屋さんから手配してくれた
レッカー車が登場しました。
暑い中、若いお兄さん1人でテキパキと車を乗せてくれます。
申し訳ないです。

壊れた車はレッカー車に乗せて、
私たちはレッカー車のトラックの座席に乗せてもらって
バンフまで帰ります。

まさかこんな形で高速を走ってバンフに帰るとは。
レッカー車の高い座席から、複雑な気持ちでロッキーの山に
お別れしました。

誰も乗っていない時の事故で不幸中の幸い。
いやいや　あのまま予定通りに全てが進んでいたら
途中で何か大きな悪いことが起こっていたかもしれません。
きっと何か意味があっての出来事だったと家族みんなで
話しながら帰りました。

最後の難関。
バンフのAVISの事務所に帰って、
事故報告の書類を30分くらいかけて仕上げました。
スマホの翻訳機能をフルに使って、
とにかく「駐車してる間の事故で、自分たちに責任はない」
と主張します。
最後に修理料金の支払い責任がないことだけは、しっかり確認して
「大丈夫」と返事をもらいました。

「海外でレンタカーを運転することの反省と感想」

夏のカナダは「レンタカー」のキャンピングカーがいっぱい
走っています。
みんな慣れない運転ですので、高速を走っていても
合流や車線変更で危なそうなキャンピングカーを見かけました。
もちろん私たちも夫さんと2人３脚で神経集中の慣れない運転。


レンタカーを借りる時、旅行会社を通さず直接ネットで
予約した方が安かったのですが、こんなトラブルの時、
日本のレンタカー事務所とは時差があり連絡も取れません。
現地オフィスがある旅行会社を通して予約した方が安心だった
かもしれないと思いました。
旅行会社がどこまでアドバイスくれるか全く不明ですが、
相談には乗ってくれるはず。

英語が話せないというハンデを持っているので
事故があった時のリスクは想像以上だと責任を
持って車を借りなければいけません。

私たちはたまたま神様のような日本語を話せる現地の方が
助けてくれたからなんとか帰って来れたけど、
そうでなければレッカー車の手配は難しかったと思います。

日本で事故をしても、事故処理ってかなり大変です。
まして海外での事故。
最低の自賠責保険にプラスして高くても車両保険には
絶対に入るべきだと思いました。

私たちの為に助けてくださった中国出身の彼と彼の家族。
警察官さん、レッカーのお兄さん、そして当て逃げせず
待っててくれたキャンピングーカーのおじさん。
皆に感謝します。

日本のレンタカー会社ほどしっかりしていないのも
現地会社の状況という情報もシェアさせてもらいます。

この旅行記へのコメント （6）

• andさん 2017/09/05 23:56:44

  はじめまして

  こんばんは〜yukko4050さん
  カナダの景色は素敵ですね！
  しかし、海外での事故は大変だったでしょうね。
  
  でも、海外での事故にしては運が良かったですよね？
  最悪当て逃げで親切に声をかけてくれる人もいなかったら…と思うと私もこわいです。
  
  私も何回か中国人の方に親切にされたことがあり、印象だけで決めつけてはいけないと思うようになりました。
  
  yukko4050さんもいい方達に助けてもらえて良かったですね！
  
  また他の旅行記も拝見させていただきます！
  and
  

  yukko4050さん からの返信 2017/09/06 15:44:43

  RE: はじめまして

  andさん
  コメントありがとうございます。
  本当に運がよかったとしか言えないです（汗）
  
  個人旅行にちょっとしたトラブルは付き物ですが、
  今回は事故＆人の温かさが今後の旅の勉強に
  なりました！
  
  andさんの旅行記にも遊びに行かせていただきます。
  
  
  
  

  ElliEさん からの返信 2017/10/09 15:53:19

  旅行中にトラブったら大変～！

  こんにちは～。
  大変なことが起こっちゃいましたね。
  夏の間はどこも駐車場が混んでいて問題ですね。
  キャンピングカーなど慣れない車の人も多いですし、うちの主人も「ここはダメ、あそこも狭い」などと言って、なかなか停められませんでした。
  もし私のそばでこんな事故が起きたとして、私は助けてあげることができただろうかって思っちゃいます。
  きっと自分もパニックになって、何をどうしたらいいかわからないんじゃないかと。
  でも誰も怪我がなくラッキーでした。
  親切な方もいて、日頃の行いがよかったのでは？
  これでカナダを嫌いにならないでくださいね～。
  来年の予定も入れたそうなので、是非また楽しんでください。
  今度はどこへ行くのかしら？
  私の知らないカナダを教えてほしいです。
  

  yukko4050さん からの返信 2017/10/09 20:19:35

  ElliEさん

  読み進めていただきありがとうございます！
  私たちみたいな旅行者が、安易に道路脇に駐車してはダメっていう今後の良い教訓になりました。
  あれから恩返しのつもりで「困ってる人に一声かけよう心のキャンペーン」実施中です（笑）
  
  ElliEさんのコンソレイションレイクの記事拝見しました！
  写真が素晴らしい～
  同じ湖に見えないです。
  新しく更新された次の旅行記をこれから楽しみに読ませていただきますね。
  
  カナダ超初心者の私なので、
  こちらこそElliEさんを色々と来年の参考にさせていただいています。
  また夏以外のカナダの様子を見せてください！

• hiro-miさん 2017/09/05 22:52:44

  こんにちは！

  はじめまして。
  若い頃、2度 バンクーバーからバンフを旅行しました。最初はひとり旅でした。
  レイクルイーズという文字が懐かしくてジーンとしました。
  旅行記楽しく読ませていただきました（???）素晴らしい景色ですよねー。
  事故の件、無人の時で怪我なくてよかったです。
  

  yukko4050さん からの返信 2017/09/05 23:16:41

  RE: こんにちは！

  お読みいただきありがとうございます。
  ２度も行かれたことあるのですね！羨ましいです。
  景色は当時のまま変わってないでしょう。自然はすごいです。
  車の件は何が起こるか分からないので、今でもぞっとします。