2017/09/02 - 2017/09/03
105位(同エリア326件中)
しげじんさん
6月に初フルマラソンで目標のサブ4を達成後だらけてしまっていた。
そこで,その時に配っていた『寛平Nightマラソン』の宣伝団扇を見ながら参加を決意。
32kmと言う中途半端な距離+山道と言うことで,タイムを意識しなくよいのが精神的に楽。
しかし,練習なしで走れるほど甘くはないだろう。
6月,7月はほとんど走っていなかったので,8月は後半に10km走を続け,久しぶりに月間100kmを走った。
1週間前から足休めし,いざ出場。
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『寛平Nightマラソン2017』。
今年で2回目の開催とのこと。
高低差350mの山道を32km走るタフなコース。
しかも,夜に向けて走るのが興味深い。
よって,必携は「熊鈴」と「懐中電灯」。
2アイテムとも,大会に向けて購入。
気合を入れて参加。 -
マラソンスタートは16時。
11時前に『富山駅』到着。
会場最寄りの『加賀温泉駅』に向かう。
駅から会場まで10kmあるし,翌日観光もしたいので自転車輪行で出発。 -
なるだけ疲労を溜めないように,リッチに北陸新幹線で11:12発『金沢』へ。
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金沢駅で『しらさぎ』に乗り換え。
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エネルギー蓄積のため,車中でおにぎりを食す。
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出発から1時間の12:13に『加賀温泉駅』到着。
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チャリで10km先の会場に向かう。
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駅前から『寛平Nightマラソン』専用のシャトルバスが出ていた。
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フルマラソンの経験で,しっかりエネルギー蓄積した方が楽に走れると実感。
駅前の『なか卯』で炭水化物を摂ることにする。 -
牛丼+ミニうどんセット。
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栄養も取ったので会場に向かう。
ちょっと前の予報では気温23ー24℃だったが,直前で27℃に変わり,残念ながら暑い。
田舎道をひたすら走る。 -
13時半頃会場到着。
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メイン会場も準備中。
ちょっと早かったかな。 -
それでも受付は12時からなので,エントリー。
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参加賞は,昨年は漆器の御椀と箸とのことだったが,今年はタンブラー。
電子レンジ・食洗器対応。
これが,後から重要なアイテム。 -
他に付属していたサービスチケット。
夜の大会と言うことで,生ビール1杯無料券も付いている! -
まだ時間があるので,本日宿泊の旅館にチェックインに向かう。
山中温泉街は,人もまばら。 -
1kmちょっとで,本日のお宿『お祝いの宿 月物語』到着。
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結構大型施設でロビーも広い。
チェックインは15時からだが,同じランナーが何人もいた。 -
チェックイン手続きだけのつもりだったが,既に部屋は用意できているとのこと。
荷物も置きたく部屋に行ってみる。
10階の“1018号室”だったが,施設が大きくエレベーターは5階でいったん乗り換え。 -
既に布団は敷いてあった。
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角部屋で眺望も良い。
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15時前に再び会場へ。
受付が15時までなので,人が増えていた。 -
便利なことに,直ぐそばに『ファミリーマート』。
『まるごとバナナ』で最後の栄養補給をしようと思ったが,なかったのでバナナクレープで代替。 -
15時半からの開会式に多くの人が集まっている。
吉本芸人が出てくるので集まりが良い。 -
若手芸人の司会で開会。
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そして,プロデューサー"間寛平"登場!
木から落ち肋骨9本折って,今回は走れないそうだ。 -
村上ショージ,月亭方正,中川家,麒麟の田村も壇上へ。
豪華なキャスト。 -
開会式は,笑い重視ではなく淡泊に終わり,スタート地点へ。
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期せずして,最前列になってしまった。
隣には,昨年の優勝者がいて話題になっている。 -
加賀市長によるスタート。
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最前列なので,最初は少しペースを上げる。
気温は24℃。
まあまあのコンディション。
全員が「熊鈴」を付けているので,リンリン・チリンチリン鳴り響く。 -
直ぐに村上ショージが,お出迎え。
ハイタッチする。 -
しばらくは,ひたすら登り。
走ってみると,そんなに登っている感じはしないが,ドンドン山道になる。
7分/kmを想定していたが,6分/kmを切るペースで走れている。 -
最初のエイド。
アクエリを飲み,塩を食べる。 -
それから3km走って,8.4km地点で2番目のエイド。
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ここではブドウが振る舞われる。
美味しくて食べ終わってからも2粒持って走る。 -
山度合いが高まる。
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12.5km地点で,3番目のエイド。
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人が群がっていると思ったら,月亭方正と記念撮影を待っている人達。
奥にいる「麒麟の田村」とは誰も撮影しようとしていないのが悲しい。 -
ようやく半分。
このレースは1km毎に表示があるので,モチベーションが保てる。 -
16.3kmで,4番目のエイド。
看板に提供物も表示されているので親切。 -
ここは給食が豊富で,おにぎりやゼリー,ドーナツが提供。
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さらに,寛平ちゃんも応援している。
「皆,ここからキッツいから食べてってなぁ」とドンドン食事をすすめる。
スタッフも忙しそうなので,自撮りで寛平ちゃんとツーショット。 -
しかし,その後は登りがさらに厳しくなる。
最後は斜度12%になり,走っても歩いても速度は変わらなそうだが,完走を目指して頑張って走る。
少し平坦になったところで19.1km地点の5番目のエイド。 -
ここでは,梨が振る舞われる。
立ち止まって,美味しい梨を頬張る。 -
スタッフが「頂上です。ここから下りです。」と言うので,山々を背景に記念撮影してもらう。
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それからが,信じられないほどの急な下り。
登りの12%斜度よりキツイ。
自分は足を壊さないようにブレーキをかけながら進むが,下りを利用して疾走していく人続出。
かなりの人数に抜かれる。
しかし,重力に身を任せると転びそうなくらいの急斜面。 -
ハーフの距離に到達。
ゴールが32kmと言う意識があるので,21kmは単なる通過点として,さらりと走り抜けることが出来た。
まだ体力的には大丈夫。 -
22.3kmの6番目のエイド。
アクエリを飲み,塩飴をもらう。 -
25km地点の7番目のエイド。
とにかく頻繁にエイドがあるので,気持ちも萎えずに走り続けられる。
参加費は一万円とちょっとお高めだが,サポートが充実している点は本当に助かった。 -
冷やしたゼリーを食べる。
種類は沢山あったが,マンゴーだけ口にして走る。 -
間もなく26.7kmで8番目のエイド。
暗くなっているので,エイドはオアシス的雰囲気。 -
アクエリ,塩,乾燥梅干しをもらう。
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30kmは最後のエイド。
このあたりから,かなり足が重い。
42kmだったら無理だったなと思う。
ペースが落ちてきたが,走り続ける。 -
かなり暗くなってきたので,ヘッドライトを付けるが虫が顔面に群がる。
結局,ライトを消して月明りで走る。
トンネルが見えてきた。 -
長いトンネルで,トンネル内に31kmの表示。
あと1km。 -
ゴール近くになると,沿道の声援も多くなる。
「もうすぐゴール」と励ましてくれる。 -
そして,テープを切ってゴール!
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タイムは,3時間13分27秒。
山道のため3時間半くらいを目標にしていたので上出来。
しかし,もう少し頑張って 6分/km切りを狙えたかなと悔やまれる。 -
このマラソンの素晴らしい点は,ゴールに温泉があり,直ぐに汗を流せること。
ランナーは無料なので,完走した客でごった返している。 -
入浴後,露店ブースに行ってみる。
無料の柔道整体コーナーがあったので,ストレッチをしてもらう。 -
そして,ランナーブースでチケットを使うことにする。
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ここで,受付でもらったタンブラーを出すと,1杯だけ生ビールを入れてもらえる。
走った後の最高のビール。
No Beer, No Run. -
くつろいでいると,特設ブースで吉本芸人によるジャンケン大会が始まる。
温泉観光客も交えて大大会。
4回目であえなく敗退。 -
再びランナーブースに行って,残りのチケットを使おう。
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おにぎりと『めった汁』。
そして,タンブラーを出せばソフトドリンク飲み放題。 -
振る舞い食を食べ終わってから,再び特設ブースへ。
久しぶりに見た『ジョイマン』。
「Here we go!, Here we go!・・・」会場から懐かしさの声が上がる。
思いのほか,ネタはかなり面白かった。 -
『ジョイマン』でかなり笑った後,露店ブースへ。
チケット500円券で生ビールと引き換える。 -
まだお腹が空いているので,牛串を購入しよう。
食事ブースが少ないので,かなりの行列。
並んでいるうちにビールを飲み終わってしまった。 -
牛串2本と,もう1杯ビールを購入。
特設ブースでお笑いライブを見る。 -
トリは村上ショージ師匠。
単なる与太話だが,間合いなども含め「名人芸やなぁ」と感心。
酔いも回ってかなり笑った。 -
21:30過ぎに,芸人さん全員がステージに立って何故か『炭坑節』でフィナーレ。
会場全員で,踊りを知らないまま盛り上がる。 -
露店で焼きそばを買いたかったが,売っていなかった。
会場は22時まで開いているので,そばの「ファミリーマート」でカップ焼きそばとビールを購入。
ビール4杯目になり,かなり酔いが回って味は覚えていない。 -
22時を回って,片付けのため追い出された。
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22時半過ぎに宿に戻る。
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ロビーは2階だが,エスカレーターが止まっていて結構長い階段を上る。
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酔っ払いだが,宿の風呂にも入ろう。
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施設規模と同じく,風呂場の更衣室もかなり広い。
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浴室も広い(写真はいくつかあるお風呂の一つ)。
その後,どうやって寝たか分からないが0時前には気を失って就寝。 -
【2日目】
6時半に目覚め,朝風呂へ。
昨晩とは男女入れ替え。
昨日より更に広い。 -
更衣室から裸のままで下階に下りる。
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内風呂も広い。
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露天風呂も開放的。
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7時半過ぎに朝食会場へ。
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朝食セット。
朝食は1,000円で,セットにするか悩んだが,旅館っぽくて良かった。
ランナーの宿泊も多いようで,自分のテーブルには一人客が並んでいる。 -
焼き物は「のどぐろ」の一夜干し。
小ぶりだが,普通に美味しかった。 -
出発準備を行う。
昨日「宿でもビール」と買っていたが,眠りこけてしまった。
持って帰ろうと思ったが,荷物になるので飲んでしまおう。 -
片付け終了。
9時半過ぎに部屋を出る。 -
ロビーをゆっくり見て回ったが,かなり広い。
加賀温泉は,かつて大繁盛だったと聞くが,その頃に贅を尽くして建てたのだろう。 -
本日は,チャリ旅。
『金沢駅』まで走る予定。 -
まだ,マラソンののぼりが上がっている。
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まず,山中温泉の名所『こおろぎ橋』に行ってみる。
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江戸時代に造られ,架け替えられたが形や構造は変わっていないらしい。
総檜の橋。 -
ここから景勝地『鶴仙渓』を見ながら『あやとり橋』に向かう。
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と思ったが,ひどいオフロード。
自転車を走らせるどころか,転がすのもやっと。
時折車体を持ち上げながら,体力を使って苦労して前進。 -
川床でお茶しようかと思ったが,実際来てみると場違いな感じでスルー。
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ようやく『あやとり橋』が見えた。
ここから,結構登らなければならない。
自転車を持ち上げて歩く。 -
登りきったところで「無料のお茶いかがですか」と声をかけられる。
ボランティアのようだ。 -
せっかくなので頂戴する。
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『あやとり橋』。
名前の通り,あやとりのように鉄骨が組まれている。 -
ようやく舗装道路にでて街中へ向かう。
昨日の会場は後片付けが続いていた。 -
山中温泉では見るところがなくなったので,チャリ旅に出る。
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まず,片山津温泉の総湯に行くことにする。
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約1時間走って到着。
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平成24年に竣工したガラス張りの近代的な建物。
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入館料は440円と安い。
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『柴山潟』の湖面と一体感のある『潟の湯』に入りたかったが,今日の男湯は『森の湯』だった。
森の中の温泉の演出。
入湯している人がいないタイミングで撮影。 -
40分ほど滞在して,いったん『小松』に向かう。
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1時間弱走って『小松駅』が見えてきた。
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昨年,初のチャリ長距離旅で立ち寄った『勝ちゃん』で昼食にする。
チャリもランも,40半ばの昨年から始めたが,『4travel』に書ききれないくらい色々な思い出を作ってくれたなぁ。 -
昨年は,かなり混んでいたが,ラストオーダー13:30まで10分しかないので空いている。
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まもなくカウンターに通され,旅の疲れをビールで癒す。
久しぶりに"大ジョッキ"をメニューで見たので,迷わず注文。880円。
写真ではそれほどでもないが,実物はかなりデカい! -
餃子が直ぐに出てきた。
パリパリ感がグッド! -
好物のビーフンも注文。
麺が思ったより少なかったが,プロっぽい味。 -
とにかく人気店で,厨房のシェフもかなり多い。
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『金沢駅』を目指していたが,足取りも重くなってきた。
無理せず『小松駅』で,本日走行29kmのチャリ旅を終了することにした。 -
『小松駅』は,ひどく閑散としていた。
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時間があるので,さっぱりと駅ソバを食べよう。
ビールを飲んでいるので食欲がわく。 -
14:31発の『しらさぎ7号』に乗る。
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20分ほどで『金沢』到着。
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新幹線に乗り換える。
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まだ日が高いうちに『富山』到着。
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2日間で
ラン32km
チャリ40km
走った旅は,16時前に自宅到着で無事終了した。
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