2017/08/31 - 2017/09/02
835位(同エリア2581件中)
ライカさん
那覇旅行2日目。別名:ぼっちだけどバスツアー参加!、です。
さて、いつもは自由気ままに個人旅行な人間が、どうして「独りツアー参加」という孤独力への限界チャレンジに至ったのか?
実はこれ、最初は観光ではなく、そもそもはホテル間の移動手段に悩んでいた事に端を発します。
(※ダブルツリー首里城は、車なし観光には立地が悪いため)
・旭橋のダブルツリーまでどうやっていくか?
・荷物は、どっちのホテルで預かってもらうか?
・……てか、そもそも2日目の観光どうするよ?
以上をごちゃまぜに悩みつつ観光情報を集めていたところ、那覇バスの定期観光を見つけました。
那覇バスツアー url : http://okinawa.0152.jp/tour/
那覇バスは全コース共通で、
「行きは、ダブルツリー首里城でピックアップOK」
「帰りは、旭橋駅近くの定期観光バス乗り場で降ろしてもらえる(旭橋のダブルツリーの目と鼻の先)」
つまり、観光と移動が一気にできる!
ついでに、荷物もバストランクで預かってもらえる!!
ーーまるで、今の私のために誂えたかのような条件だったのです。
遠いから行くのを諦めていた美ら海水族館に行くべく、選んだのはCコース。古民家の移築のある琉球村や、絶景・万座毛も回る、写真撮りが好きな私には楽しみなルートです。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
旅行2日目の本日は、終日観光可能日となります。
計画当初は日程をずらして、Bリーグ・琉球ゴールデンキングスのプレシーズンマッチ観戦も考えた……のですが、8月は土日開催の為、ホテル代が高かったので諦めました。
(キングスとハピネッツは、1回はホームで観戦してみたいんだけどなあ)
そこで、普通に観光に行くしかなくなったので、「泊港から日帰り離島」とか「やんばる急行バスで美ら海水族館」などを検討しつつ、移動や荷物の扱いに悩んでいました。そして、観光計画の参考にと、VELTRAで日帰りツアーをちょっと見ていた(※この段階では、1人ツアー参加は考えてなかった)ところ、たまたま見つけたのが今回参加の那覇バス。
前書きに書いた通り、あらゆる条件が私の状況にぴったりだった為、つい申し込んじゃいました。申し込んだ後で、「1人参加ってどうなんだろうか!? ぼっちには辛くない?!」、と悩みましたが……これも経験、1回ぐらいは経験しといてもいいじゃないかという事で、キャンセルはせずに突っ込むことに。
ツアーの集合時間が8時40分なので、7時ぐらいに朝食会場へ。その段階で、朝食待ちが10名ほどいらっしゃいました。しかし、スタッフの方に言うとすぐに、上級会員用になっている奥の席へと案内していただきました。 -
上級会員向けには席確保とともに、別途注文できるメニューが5つほどありました。
私が頼んだのは、スペシャルドリンクとランチョンミートです。 -
……朝から食い過ぎな気がしなくもない(でも食べる)。
ヨーグルトのトッピングは、パインと黒糖。これまた美味しい。
ご飯後、部屋に帰ってまったりしてからチェックアウト。
ホテルのロビーで待っていたら、集合時間ごろにガイドさんが来られたので、ツアーバスに乗り込みました。 -
本日のお客さんは25名ほど、日本人と外国人が半々ぐらいです。
おかげで、1人で2席利用できました。
なお、1人参加は私のみ!
ツアーの移動中、ガイドさんから色々と沖縄の案内がありました。
一つ感じたのは、米軍や基地問題は、内地の私が思ってる以上に、沖縄の方にとってウェイトが大きいんだな、と言う事でした。
……まあ、そもそも私自身の沖縄のイメージが、「琉球王朝とバスケット」(※しかも、それほど詳しく知ってるわけではない)という偏りっぷりだからして、あれですが。
そんなこんなで、最初の目的地・琉球村に到着です。 -
ここは、古民家の移築が多いとのことで、建物の写真を撮るのを楽しみにしていました。
-
これは……古い映写機かしら?
-
施設の中には、ちょこちょこキジムナーがいます。
キジムナーといえば、「……宇宙皇子?」と言ってしまうあたり、ライカさんの年齢をお察しください。 -
機織り機のところには、施設の人がいらっしゃいました。
この時は何もされてなかったけれど、これから実演でもするのかな? -
この奥に、ショーをやるような建物がありましたが、興味がなくガン無視しました(……)。
いや、園内に古民家がもうちょっとありそうだったので、そちらを優先です。 -
では、ちょっとおじゃましまーす。
-
他の日本家屋に似ているような、でも小物類は独特の文化を感じさせるような。
-
ここに来るまで、バスの中から見えていた家は、屋根が平らなものが多い気がしていました。あと、コンクリなり石なりで、対台風のために丈夫な作りになっているのかなーと思っていました。
でも、昔のお家は木製で、斜め屋根なのかな。 -
そう言えば、ガイドさんが「シーサーにはオスとメスがいて、オスが口を開けて災いを追い払って、メスが口を閉じて運を逃さないようにしてるんですよ」と言うような話をされていたような。
確かに、写真を見直せば、口を開けてる子と開けてない子だ! -
かまどは、本土の古い建物とそれほど印象は変わらないかな?
-
どうやら、ここは工芸体験のゾーンのようです。
時間があればガラスとか興味がありますが……でも時間が……。 -
普段は自由気ままな一人旅をしているせいか、集合時間厳守が意外に負担に思えて来ます。
(いつもは回る場所の優先順位だけつけて、時間については適当に動いているため)
遅刻するよりは早めに切り上げた方がマシ、と動いた結果、30分以上時間が余る事態に。 -
さて、何で時間を潰すか……と思っていたら。
スイカ味のジェラートを見つけたので、思わず購入。
ちゃんと、スイカの味してるー! -
琉球村を離れ、次の目的地に向かいます。
海岸沿いを走って行くバス。車窓からは、海が見えます。
きれーい。これは、沖縄で泳ぎたくなる人の気持ちがわかる。 -
万座毛にやってきました。
ここは、自家用車で来ると駐車場の空きをかなり待つことになりそうでした。バス観光でよかったー。
象の鼻の形……に見えないこともない、石の形。 -
石の形よりも、海の綺麗さに目を奪われます。
海って、こんなに透明で奥まで見えたっけ? 青く綺麗だったっけ? -
「ここは1週回るのに10分ぐらいなので、時間に余裕があると思います」(ガイドさん談)なので、気になったところはひたすらカメラを構えてました。
で、この写真撮ったぐらいで時間を確認したら……え? 集合時間まで後5分!?
駐車場まで急げー! -
次の目的地に向かう途中。
実は、乗車時から気になっていたもの。
乗車の時はカバーがかかっていたので、「楽器? どなたかお客さんの??」と疑問に思っていました。
ガイドさんが使う、三線だとは思ってなかったよ!
本来は、ガイドさんオンステージ!をご紹介するべきかもしれませんが、こっそり三線のみ隠し撮りです。
ガイドのお姉さんが、三線や歌の説明をしつつ、音をちょいちょい鳴らして弦の調整中。てか、三線の上に小さな機械くっつけてるけど、あれ多分チューナーだよな?
これは期待できる……!(確信)
そして、予想通り、素敵な演奏でした。
沖縄民謡だったり、沖縄ポップスだったり(説明付で演奏してもらった「島人ぬ宝」と、あと島唄とか)、移動時間に時々ショータイムがありました。 -
ナゴパイナップルパークに到着です。
-
パイナップル畑の案内は、徒歩コースと自動走行のミニカーコースがあります。
即断で、ミニカーコースを選んだ私。
パイナップル&植物の間を縫って走っていきます。 -
遠くのでかパイナップルだけでなく、手前もチビパイナップルが生えています。
造花……いや、花じゃないから造パイン?
とか思っていたら、マジもののガチパインのようです。食べられない、観賞用のパインなんてあるんだね。 -
お菓子御殿に移動して、昼食。
「テーブルに名前が書いてますので、確認してから着席してくださいねー」
と、ガイドさんに言われ、席に向かうと。
テーブルに置かれていた立て札には、
┌────────┐
│ ライカ様(仮名) |
| 1人 │
└────────┘
※グループ参加の方には、代表者名とグループの人数が書かれています。
※※つまり、テーブル案内に、容赦なくぼっちである事実を突きつけられる瞬間!
これは、1人飯で心折れちゃうタイプの方には、きついかもしれません。
ちなみに、食事場所も、4人掛けテーブルを贅沢にも1人で使用です。
しかし、ここで「ぼっち感ましまし! 追加ダメージ!」などと、ショックを受けてはなりません。
これはむしろ、バス会社さんやレストランの配慮というべきです。
だって、3人組のところに1人混じれとか言う方が、ぼっち感きついぞ?
孤独ってやつは、絶対的なものではなく相対的なものだからな?
最初から独りと、集団の中の独りは、実は後者の方が精神的ダメージでかいからな?
(物心ついた幼稚園時代より友人のいなさを周りから心配をされたまま成長したぼっち、ぼっち歴35年以上に渡るベテラン・ライカさんの、経験上の結論)
写真は昼食。レストラン自体はビュッフェレストランですが、団体用はメニューが決まっているようでした。
昼食後、併設の売店で試食+お土産のお菓子を購入です。 -
さて、とうとう最終目的地・海洋博公園にやってきました。
いやー、お天気いいし、景色もいいし、気持ちいいー……暑くさえなければ! -
この公園内に、美ら海水族館があります。
入り口から、徒歩で10分から15分ほどです。スマホのアラームを、集合時間の15分前になるようにして、いざ出陣! -
この水槽、手を突っ込めるんだぜ……。
このひとで、触れちゃうんだぜ……! -
ちなみに、お魚さんはお触りNGです。
お客さん、その青い子は見るだけです。 -
上から降り注ぐ光が、きらきら揺れて綺麗です。
そして、お魚も色とりどり。
これは、ダイビングにハマる人の気持ちがちょっとわかったかも。 -
ちょうどいい具合に、手前の黄色いお魚さんが来てくれたので1枚。
-
さて、ゆっくりお魚を見たいところですが。
お魚見学の前に、人間観察できそうなほどに人が多いです。
飛び交う言語から察するに、中国系と、ここは韓国系の方もよく見かけた印象です。
(写真を撮るときの、はーとぅーせ!という掛け声がよく聞こえて来たので) -
水族館には、大きな水槽だけでなく、さまざまなテーマに沿った小さな水槽もいっぱいあります。
これは、サンゴと小魚。 -
美ら海シアターが上演時間外だったので、席に座って水槽見学。
おや、このでかいお魚は……! -
ジンベエザメさんかー!
待っていたら、お魚さんがなんども巡って来ると気がついたので、しばらく椅子に座りながら鑑賞。
その間、水槽前には入れ替わり立ち代り、いろんなお客さんが魚を見ていました。
……お魚さんももちろん、お客さんも気になり始める私。 -
大きな水槽を、館内からはいろんな角度で見ることができます。
-
同じ水槽を、一番大きな面から。
この絵を取れた瞬間、「今回の水族館は、これでいいかな」と納得しました。
先ほど他の場所から、ジンベイザメをずっと見ている間に、もやもやしていたこと。
それが、この写真を撮る中で、完全に言葉になったからです。
<深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ>
あるいは、もうちょっと違う角度と言い方にすると、
<水槽のお魚さん達には、絶え間なく水槽に群がる私たちがどう見えているのか?>
我々人間は、魚を見にこの水族館に来て、水槽の前に群がっている。
それは、魚にとっても、我々が視界に入るということ。
しかも、魚は私たちのように、わざわざ「会いに行かない」。
彼らは同じ水槽を泳ぐだけで、たくさんの人間を鑑賞する事が出来る。だって、人間は勝手に自分たちの水槽までやってきて、しばし止まり、そして去って行くのだから。
さて、見世物って何だろう?
いや、見世物となっているのは誰だろう?
水槽から外は、どう見えているのだろう?
同じホモ・サピエンスとして、私たちの見る小魚の群れのように、区別のない集団として見えているのか? あるいは、個体認識ができているのか?
この問いかけ自体も、いろんな答えがあるはず。
生物学的なことを言えば、魚の視覚は人間の視界のようにクリアに見えるのか?、とか。
そもそも、魚たちは私たち人間なんて目に入ってない、とか。
単純に水槽だけではなく、人とともに撮ることにより視点を持ったこの写真が、私にとってはこの旅行で一番面白い写真になりました。 -
本当は展示をしっかり見ようと思ったのですが、人の多さに諦めて出て来ました。
マナティ館をのぞいた後、下に降りれると気がついてやって来たのは海辺。
いやー、水が綺麗! それだけで、見ていて飽きないです。
これなら、時間があればエメラルドビーチも行きたかったな……。 -
水族館には後悔はないけど、海洋公園を回るには時間が足りない!
熱帯雨林のところにも行って見たかったです。
うーん。次来るとしたら、1日全部海洋公園に突っ込んだ方が良さそうだ。できれば、公園近くのホテルに泊まった方がいいか。
駐車場とは距離があるとわかっていたので、早めにバスまで引き上げました。 -
これよりは、那覇への帰還です。
道中、ガイドさんの歌をBGMに車窓を眺めたり、お話を聞いたりとしながらの帰路でした。
ツアーに参加しての一番のメリットは、移動時間のガイドさんのご案内でした。自分の知らなかった事、興味がないと思ってアンテナを張っていなかった情報を知ることができたのが、最大の収穫です。
【結論】ぼっちでも、観光ツアーは楽しい!
----余談----
さて、観光バスツアーで集合時間に遅れたらどうなるか?
私、今回の旅でその答えを知ってしまいました。
【答え】当然置いていかれる。
というもの、美ら海水族館出発時に、同じツアーの中で帰ってこなかった方が出たのです……。
ガイドさんも携帯に電話を入れられたようですが、なんとその携帯電話が通じなかったようで。館内放送をかけて、10分ぐらい待っても連絡なしとの事で、それ以上は待たずに出発された次第です。
とりあえず、「ツアーに参加するときは、緊急連絡先の携帯電話番号を、間違えずに申し込む」と、心のメモに書き留めました。
----余談終わり----
では、次回が那覇旅行記・最終です!
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この旅行記へのコメント (2)
-
- たらよろさん 2017/09/06 20:05:43
- ボッチを満喫(笑)
- こんばんは、ライカさん
おひとりさまでツアー参加♪
楽しませて頂きました。
なぜに、ぼっちが寂しく感じてしまうのか?
その検証具合に妙に納得しちゃって。
本当に、1人で贅沢に使える方が寂しくないよねー
3人の中に1人混ぜられるその孤独感!
これが、イジメによる自殺にも発展しちゃうのかな?
私も無理して人と合わせて付き合うよりも、1人でいる方が好きなタイプなので、
友人は少ないですー(笑)
最初のヒルトンでの特別待遇も、見事。
さすが、上級会員さんのことは考えてあるんだね。
私もコンラッド大坂に泊まりたくて、、、ヒルトン会員なろうかな?
たらよろ
- ライカさん からの返信 2017/09/07 19:04:24
- まさかそこに反応をいただけるとは(笑)
- たらよろさん、ご無沙汰しております。
そして、旅行記をお読みくださりありがとうございます!
ぼっち論、まさかそこに反応をいただけるとは思いませんでした(^^)
ちなみに、私は自分勝手が過ぎて周りの方にうまく合わせることができず、1人でいるしかなくなったクチです(笑) だから、人恋しさはあるので、集団の中の孤独が、棘のように心を疼かせるのかなーと思っています。
(とはいえ……「じゃあ、今から周囲に合わせて動け」と言われても、「無理! ストレスで、胃の中身全部吐いちゃう!」と即答になりますがw)
ですので、たらよろさんがご夫婦で旅行されているのを見ると、
親しい人とリアルタイムで、風景や美味しいものを分かち合うのも、旅行の醍醐味の1つだと思うので、素敵だなーと思って旅行記を拝見しております。
ヒルトンの上級会員、今回は持ってて便利だと思いました。実は、もう一泊のダブルツリーも、チェックイン時に朝食時間の予約を取ってくれた+会員エリアにだけある朝食メニューがあったのです。
そして、コンラッド大阪、私も行きたいと狙っております……。
またよろしければ、旅行記にお付き合いくださいませ。
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