初めての中国・上海

2011/08/06 - 2017/08/26

2011年に初めて短期の語学研修で上海を訪れました。
蘇州もちょっぴり訪れました。
３週間の滞在で、お腹を壊した回数は２回ほど。

青春の記憶を此処に記します。

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 2.5
• 交通: 4.0

• 同行者: その他
• 交通手段: 鉄道 観光バス タクシー

初めての中国は「中国東方航空」で！
行きは羽田から出発～
同行した友人からはＭＵの良くない評判を聞きましたが・・・実際は如何に?!

羽田～虹橋間までの所要時間は3時間半ほどですが、食前にお茶菓子のサービスもあります。
お菓子は中国得意のピーナツ。塩味が効いていて好きな味です。
飲み物は、中国語がうまく話せなかったのでコーラしか頼む勇気が無く・・。

暫くすると機内食のサービスが始まります。
頼んだメインは確かビーフです。
ＭＵに乗るとよく出るのがサイドのかっぱ巻きと卵と海老です。醤油をかければそれなりに食べられます。
味はともかく、品数は十分です。

虹橋につくなり、バスで楊浦区にあるホテルへ向かいます。
一見洋風の建物がたくさん並んでいました。

ホテルに到着しました。復旦燕園賓館です！
上海で有名な復旦大学のすぐ近くにあり、復旦大学が経営している３つ星ホテルです。
この日からここに約3週間滞在します。

ホテルの向かいには果物屋さんがあります。
興味あるけど、皆お腹壊さないか心配であまり利用する人はいませんでした。

ホテルに住み着いてる猫。警備員さん達に可愛がられていました。

ホテルの部屋から見える景色。向かいは普通の住宅でした。

荷物を置いて、近くを散策しに行きました。
この建物が復旦大学のいわゆる語学堂で、外国人が中国語を学びます。

建物の前は広い庭になっていて、寛ぐ人がいつもいました。

２日目、本来であればこの日に語学学校のクラス分けテストを行う予定でしたが
「台風で中止」とのアナウンスが。
しかし午後には晴れたので、皆で豫園へ観光に行きました。
3週間の滞在で、豫園には3回程お世話になりました。

豫園で有名な「南翔饅頭店」。
3フロアあり、１階はテイクアウト、2階と3階はレストランになっていますが、
3階の方が2階よりサービスがいいようです。
写真は3階でいただいた小龍包。初めて本格小龍包を食べました。
皮はモチモチしていて、中のスープが濃厚で美味しいです！

お椀はワンタンスープ。こちらのワンタンもプリプリした餡が入っています。
右の小皿は黒酢で、小龍包は酢醤油ではなくお酢で食べました。

こちらが有名な「湯包」です。
1階のテイクアウトの場でも殆どの人がこちらを頼んでいました。
皮の中にスープが入っています。しかし肉は入っていません・・・
ちょっと物足りない感じです。

豫園から外灘へ更に歩きました。
ビルに夕焼けがあたって綺麗でした。

外灘の南京東路側です。

こちらの方は古い建物がたくさんあってロマンチックです。

滞在中に、浦東の栓抜きタワーにも上りました。
上海ワールドフィナンシャルセンターです。
この頃はこの建物が一番高い建物でした。
今は上海センターが上海で一番高い建物のようですね。

上海は租界がたくさんあり、洋風の建物も多いです。

見づらいですが、洋風の建物がならぶ並木道もあります。

いろんな顔をもつ街ですね。

滞在中、幸いなことに１日だけ地元の人に観光案内してもらえる時があり、
「おいしい鳥料理を食べましょう」と、夕飯に連れて行ってもらいました。
こちらは焼き小龍包です。

これはもち米でつくったおこげに似た食べ物。

丸テーブルを囲んで皆でシェアします。

これがメインの鳥料理！醤油ベースで煮込んだもののようです。
鳥を食べ終わると、下のスープを使って更に料理してくれます。

それがこの雑炊です！
鳥のあぶらとダシが効いていて、濃厚なのに優しい味です！
これが上海で一番感動した食べ物です。
お店の名前が思い出せなくて本当に惜しいのですが、是非また食べたいですね。

大学とホテルの近くに戻ります。
ここは五角場「ウージャオチャン」というショッピングエリアのすぐ近くでした。
ファストファッション、薬局、マクドナルド、フードコートやウォルマートまであり、日用品はここに来ればなんでも見つかります。

授業が終わるとちょうどお昼の時間なのですが、学食でも何度か昼食をとりました。
実際は朝から夜までやっていたようです。
こちらはワンタンスープ、味は薄いけれどセロリのような薬味の香りが強い一品。
学食でヒットする食べ物にはあまり出会えず・・・。

授業は毎朝8時から始まるので、前日に皆で夜遊びをすると朝が辛かったです。
疲れた日には授業から帰ってウォルマートで購入したカップ麵で済ませることも。
その後夜までお昼寝・・・なんてこともしばしば。

夜になると、決まって夕飯をどこで食べるか、皆で会議です。
１週間もいると、中華の香りに飽き飽きしてきます。
そこで発掘したのが五角場の近くの韓国料理屋さんでした。

新大久保で食べるような本格韓国料理では無いですが、
まぁまぁイケる味。
家族経営しているらしく、ホールは小学生くらいの子供が2~3でやっていました。
8時頃になると家族でその日の売上らしきお金を数え始め、家族会議をしていました。

帰国間際になって発見したのが、大学の近くのメキシコ料理屋さんでした。
こちらは豆のペーストとフライドライス、その上にハラペーニョ味のペーストとチーズがかかった食べ物です。
ハラペーニョが刺激的でした。

ここのメキシカン、トルティーヤチップとサルサソースが無料で食べられて、
店の雰囲気もイケイケでした。
学生街には様々なお店があるんですね。

また復旦大学の近くにはこんなカフェの様なレストランもありました。

こちらのカフェ風レストランは、なんとワンタン麺等を扱う中華料理屋でした。
店員のサービスも良い感じ。
しかしながら男子学生曰く「地下のトイレは中国スタンダード」。

上海ではマクドナルドにも何度かお世話になりました。

マックの店員に英語で「フライドポテイト」と言ったら「French Fries?」と訂正されました。
恥ずかしい間違いでした・・・。

上海のはずれにある「七宝」にも言ってきました。
ここは上海から地下鉄で行ける水郷古鎮です。

古い民家や道がそのまま残っていました。

今では観光地化されており、お土産屋さんや屋台が並んでいました。

熱気もくもくでした。

こんな鳥まる一羽、食べ歩きする人がいるんでしょうか・・・・。

別の日には水が豊かなもう一つのまち、
上海近郊の蘇州にも行きました。

川に浮かぶレストランで、蘇州料理をいただきました。

これがメインの糖醋魚です。
ディープフライされた白身魚に、甘酸っぱいあんかけがかかっています。
この魚はおそらく川魚ですね。

昼間には誰かが昔造った庭園に行きましたが、名前も記憶に無く・・・。

蘇州には複数、大きな庭園があるようですね。

オマケで、蘇州で見つけたメイドカフェ。
写真は控えますが、入り口にすらっとした中国人男性が立っていました。
需要があるかは不明です。

上海に戻りました。
上記の鳥料理につづいて感動したのが、浦東にあるシャングリラホテルのブッフェです。
大学の中国語の先生にご馳走になりました。
ここは何がすごいかというと、全フロアがブッフェで中華料理、日本料理、インド料理、本当に何でもあります。
このショーウィンドーの中のデザートも食べ放題です。
しかしながら「撮影禁止」と言われてしまったので景観の写真はこの一枚だけです。

怡咖啡「イーカフェ」という店名です。
こんなお洒落なスイーツ、上海ではなかなか食べられません。

蟹もありました。上海蟹ではなさそうですが・・・。

帰り際に宝石箱のような入れ物を1人1つずつ配られ、
お土産としてグミキャンディーを詰めて持ち帰られるサービスが！
至れり尽くせりのブッフェでした。ここもまた行きたい場所のひとつです。

Pudong Shangri-La, Shanghai ホテル

さて、短いようで長かった（笑）上海生活も終え、いよいよ日本へ帰ります。
帰りは浦東空港から成田へ向かいます。

ええ！飛行機出発が遅れるだって！？
この時はびっくりしましたがその後も浦東で飛行機がオンタイムで離陸したことは一度も無いですね。
こちらは飛行機が遅れている間に乗客に配られた弁当。
弁当が配られてまもなくして搭乗開始・・・笑

やっと帰れます。
機内食のメニューは「魚または海鮮」"fish or seafood"でした。
海鮮全般食べられない先輩は、ひたすら成田到着を待つのでした・・・・。

評判の悪いＭＵですが、機内食はごくごく「普通」のランクです。
ただし座席モニターが無くて、浦東発はかならず遅延するのが確実に評判に影響を与えていますね。

上海は人も多くて街もトイレもまだまだ整備されていないところが多いですが
それ以上に美食、見所たくさんあって、やみつきになる街です。
そろそろまた行きたいなぁ～