2017/05/28 - 2017/05/30
57位(同エリア242件中)
いちごさん
輪島といえば【朝市・輪島塗り】のイメージですが、世界農業遺産に認定された【白米(しろよね)千枚田】は輪島市内のもうひとつの名所。
そして、能登半島の西海岸をどんどん北上して能登半島の最北端【禄剛埼(ろっこうさき)灯台】を目指します。
その後は半島をぐるっと廻り込んで、今度は東海岸を南下して七尾市へ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
能登半島西海岸沿いに、国道249号線を北上して【道の駅 千枚田ポケットパーク】へ。
道の駅めぐりに余念のない夫で、あちこちの道の駅に立ち寄ってるけど、ここは、ふつーの道の駅とはちょっと感じが違います。 -
店内に入って奥へ進むと軽食が食べられる処があって、この時間は空いています。
ストーブを囲むように休憩スペースも。
でも、道の駅といえばお馴染みの、地元地域の新鮮な農蓄水産物や手作り品などはあまり見当たらない。
お土産などの販売スペースも他所と比べるとこじんまりしていて、観光客も多い今日は通勤電車並みの混み具合。 -
店内を軽く見学して外へ出てきた先には、他所の道の駅では見られない【白米(しろよね)千枚田】の絶景が広がっていて
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ここから、棚田百選にも選ばれている千枚田が展望できます。
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日本海に面した急な斜面にへばりつくように作られた田んぼが、ひと目1000枚、一望できます。
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近年、各地の棚田が人気スポットになっていて、私も、原風景をそこに見るようで好きです。
階段を少し降りると、中二階のような所が展望台になっているみたいなので下りてみます。 -
少し、棚田に近づきました。
それにしても、青い海と棚田が織りなす絶景、素晴らしい~!! -
ここから更に下へ降りて行くと、もっと棚田に近づいて、もっと棚田を全身に感じて散策できるようです。
私は郷愁を誘われるけど、夫の郷愁は別モンなのでここから眺めるだけで。
もっとも、私の郷愁の中にも海は存在しないけど・・・・・ -
この時期、田植えが終わった後のまだ小さな苗が、こまごまとした田んぼに規則正しく並んでいます。
棚田を見るといつも思うけど、急な斜面での作業、ご苦労が偲ばれます。
お手伝いもしないのに勝手ですが、ずぅーっと残して欲しい風景です。 -
棚田を目と心に焼き付けて、また、国道249号線を北上します。
相変わらず、車窓に見える海と道連れで快適ドライブ。 -
【道の駅 すず塩田村】に着きました。
ここはもう、珠洲(すず)市。 -
珠洲の仁江海岸では、日本で唯一、昔ながらの製法で塩を作る「揚げ浜式製塩法」が受け継がれています。
それは、NHKの朝ドラ「まれ」で脚光を浴びるところとなりました。 -
塩田に海水をまいて、鹹水(かんすい=濃縮した食塩濃度の高い水)を採り、それを釜で煮詰めて塩をつくる、約500年前と同じ技法だそうで、
資料館へは¥100を支払って入館します。 -
・・・が、我が家は入らずに、無料で外からの見学。
資料館・体験施設に沿って遊歩道があるので、まっ、そこからでええか~ということで。 -
塩田も外から塀ごしに見られます。
予約で塩づくり体験ができるそうです。 -
その特別な塩で作られた【日本海しおチップ】買って、国道を北上。
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ずぅっと海と一緒に国道249号線を北上してきたけど、大谷町辺りから国道は山の中へ向かいます。
私たちは、きれいな海岸沿いをドライブして行きたいので、県道28号を。 -
峠のくねくねとした道を登って行くと、てっぺんに【椿展望台】の看板とともに、駐車場が現われたので、車を止めて見学を。
駐車場の端に立つと、視界がパッーと開けて、眼下に堂ヶ崎の絶景が見てとれます。
海岸線が美しくて、押し寄せる波で心も洗われるようです。 -
心の洗濯をして、車で10分ほど進むと【道の駅 狼煙(のろし)】に到着。
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この道の駅は、能登半島の最北端にある【禄剛埼(ろっこうさき)灯台】の麓にオープンした交流施設です。
ちょうどお昼どきでお腹も空いてるけど、【禄剛埼灯台】への上り坂(らしい)を思うと、先にご飯を食べてしまうとキツそう(>_<)
とりあえず、「豆乳ソフトクリーム」で乗り切ろう~と買ったら「おからドーナツ」をサービスしていただいて、嬉しい~♪
このあたりは、「大浜大豆」で作った豆腐が名物なのだとか。 -
道の駅の前の道を少し行くと、【禄剛埼灯台登り口 400m】の看板が見えて来ます。
矢印の方向に右へ折れて、ゆるやかな上り坂を覚悟を決めて歩き出します。 -
「ゆるやか」は最初だけで、スグに急な坂道に。
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急な分、さほど進まなくても高さが稼げます。
お金はなかなか稼げないのに・・・・・
いくらも行かないうちに、海や町が見渡せる。 -
なかなか急な胸突き八丁(>_<)
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道の傍には、広い畑が広がっていて、可愛い花が植えられています。
小さい可愛い花たちが、苦しい呼吸を癒してくれる。
ここへ、畑仕事に来られてる人たちは、いっつも、この坂上って来られてるのね、、、水を運んだり肥料を運びあげたり、、、尊敬!! -
【禄剛埼灯台】に着きました~
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そうです!!!能登半島の最北端なんです!!!
ちょうど、外浦と内浦の接点にあたるところなので、「海から昇る朝日」と「海に沈む夕日」が同じ場所から眺められる貴重な地。
朝日でも夕日でも、どちらでもいいから見てみたい~ -
ずっしり、どっしりと岬に立つ灯台は、明治16年(1883年)にイギリス人技師が設計したものだそうです。
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ここからプサン(釜山)まで、783kmだそうです。
遮るものも無く、水平線がキレイに見えます。
ずぅ~っとあの先に、プサンが。。。 -
がけ下は「狼煙の波食台」、いわゆる鬼の洗濯岩で、今は潮が引いている時間なのか、洗濯も出来そう。
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能登半島の北端から、さっき来た道をそのまま進むと、半島の先をぐるっと廻ってその先からは、能登半島の東海岸を南下します。
珠洲市の中心地あたりで、【道の駅 すずなり】へ。
私は申し訳ないけど、【道の駅】はもう~食傷ぎみなので、車で待機させてもらいます。
そこからは、国道249号線に再び出会うので国道を行きます。 -
能登のロマンチックスポットだという【見附島】
岸から大き目の踏石が並べられていて、引き潮なら歩いて近づけるようになっています。 -
軍艦に似た姿から【軍艦島】とも呼ばれていますが、これが自然の為せるワザだとは。
わざと似せて作ったように見えます。
上に茂る木々が頭の髪の毛のようにも見えて、勇ましい名だけどユーモラス。 -
ここから3.5km先の恋路海岸までを【えんむすびーち】と言って、縁結びのパワースポットなのだそうです。
この鐘を鳴らすと恋愛が成就するらしい。
お幸せに~♪ -
七尾湾や富山湾が広がっている能登半島の東海岸は波も穏やか。
ちなみに、昨日から午前中にかけて走ってきた西海岸は、「荒れる日本海!!」のイメージです。
昨日、今日は、いたって大人しめの「荒れる日本海」だったけど。 -
今宵のお宿がある和倉温泉を目指して走っていると、【穴水駅】で【のと里山里海号】に遭遇(^^♪
七尾~穴水間を走る、のと鉄道の観光列車です。
第三セクターののと鉄道は、ずぅっと海沿いを走る路線で景色も素晴らしそう。
いつの日か、乗ってみたい(^^♪
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この旅行記へのコメント (2)
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- ねんきん老人さん 2022/01/15 09:56:52
- 能登半島、いいですねぇ。
- いちごさん、「能登半島ドラブツアー(1~3)」拝読しました。
いつもながら、いちごさんのユーモラスな語り口に惹き込まれながらのひとときでした。
能登半島は、南半分ぐらいを走ったことがありますが、北半分、つまり半島先端へは行ったことがありません。 そこで、できれば初夏のころに行ってみたいと思って、下調べをしているのですが、書き出した地名や名所がいちごさんの旅行記に沢山出てきて、その魅力を生き生きと紹介してくださっているので、私の旅のモチベーションも掻き立てられています。
もっとも、そのおかげで寄る所が増えてしまい、ちょっと長い旅行になるかもしれません。 まあ、時間だけはたっぷりある年金生活者ですので、のんびり行けばいいのですが、その分、一番の問題であるお金がかかることになり、頭を痛めています。
ただ、年齢的に「そのうち」とか「いつか」という言葉をアテにできなくなっていて(昨年だけで同級生が3人死に、今1人入院しています)、思い立ったときに行かないと、永遠に行けないことになりそうなので、少々無理をしても行こうかなとは思います。
その際には、いちごさんの旅行記をガイドブック代わりに使わせていただいて、見残しのないように、内容の濃い旅行をしたいとも思います。
貴重な資料を得た思いです。 ありがとうございました。
ねんきん老人
- いちごさん からの返信 2022/01/21 11:28:44
- RE: 能登半島、いいですねぇ。
ねんきん老人さま
ご訪問、いいね、コメントもありがとうございます。
お返事がとても遅くなって申し訳ありません。
初夏に能登半島への旅をご予定だとか、
初夏は、海辺のドライブにぴったりな季節ですよね。
コメントをもらって、私もあの時の、海辺のドライブがよみがえってきました。
私の拙い旅行記が何らかの情報の手伝いになるなら光栄なことです。
ガイドブックの代わりというのはおこがましく、褒めてもらい過ぎですが、、、
コロナ禍で、もう2年も旅をしていません。
私の歳の2年は本当に貴重で、もったいない限りです。
思い立ったが吉日、、ですね。
いい旅になりますよう、願っています。
いちご
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