夏休みは家族で香港・コタキナバルへ（１／６）

2017/08/14 - 2017/08/20

夏休みの７日間に家族４人でマレーシア・コタキナバルに行ってきました。治安が良く、ショッピングや自然探索等、様々な観光が堪能できる一方、物価も安くて中高生を抱える家族としても出費を抑えられて最高でした。往路は香港で１泊するように計画、まずは香港まで行ってきます。

将来同じような行程をたどる方のためにも、4travelやトリップアドバイザー等では事前にわからなかったことを、なるべく付記するようにしたいと思います。

【往路】
キャセイ・パシフィック CX0501 (A330-300)
NRT 10:50 - HKG 14:40 (4+50)

エリア コタキナバル(マレーシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 飛行機
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

成田空港10:50発ですので、お盆の混雑も考え09:00前には着いておきたいところ。神奈川県在住ですので、迷わず横浜駅乗り換えでの成田エクスプレスを選択。運賃は高いですが、何より時間と手間を省略できます。07:27に横浜発。成田第２ビル駅到着予定は08:58です。

お盆時期ですがガラガラ。大型荷物は入り口横に広いスペースがありますので、そちらに格納。非常に快適ですが、車内販売等はないので、飲み物等はしっかり買い込んで乗ることが必要。今回はちょっと小腹が空いたため、途中停車駅の数分でホームのコンビニに飛び込み、万かつサンドをゲット。乗り遅れないように注意！

定刻どおり成田空港第２ビルに到着。地下駅からエスカレーターを乗り継いで、出発階にやってきました。旅の始まりの高揚感が一気に高まります！

既にウェブチェックイン済ですので、あとは荷物を預けるだけですが、娘がプリントアウトしたｅチケットではなく、従来型のボーディングパスが欲しいと言うので、カウンターにて申し出ると快く対応してくれました。カウンターも空いています。

結果的にあっさりと出国手続きを終え、ゲートまでやってきました。本日の搭乗機はキャセイ・パシフィック航空のエアバスA330-300。

搭乗開始まで１時間程度。トイレ休憩や売店を見て回るとすぐに搭乗時間。寒い機内を見越して長袖シャツを着ておきます。さあ！いよいよ旅の始まりです！

やや旧式化してきた感のあるA330-300のエコノミークラス。2-4-2配列です。昼行便はやっぱり窓側でしょう。２日前のウェブチェックイン時に最後方の前後２列で予約済。香港行きはやっぱり右側席で景色を楽しみたいですね！

今となってはやや小型になるモニターとコントローラー。電源プラグはテーブルを出すと出てきます。USBポートの設定はなし。

ほぼ定刻通りに出発です。第２ターミナルから空港内をぐるりと回って滑走路まで。このお昼前の時間帯は出発ラッシュですね。後続機がズラリ。

離陸は11:12。国内線と比べて長い離陸滑走はさすが国際線。まあでも香港までですので、北米路線等ほどではないですが。曇天の成田の空に向かってグングン上昇。

羽田の空域がありますので、一旦右旋回してグルっと房総半島を回って航空路に入ります。

雲上快晴！でも、中層雲でべったりですので富士山は見られません。残念。

お昼になりました。キャビン最後方にエコノミー用のギャレーがありますが、座席の前方からのサーブとなり、最後方にまでたどり着いたのは12:15くらいでした。白ワインとスナックをいただきます。キリリと冷えた辛口。最高にウマイです！

やや時間をおいて昼食。日本時間で13:50くらいになっていました。最後方ですので、もう選択の余地なくこれ。茶そばに鶏肉とご飯。パンも付いている炭水化物の波状攻撃。味は普通においしかった。デザートはコチコチに凍ったハーゲンダッツのバニラアイス。

食事後、１時間くらいで香港に向けて降下開始するとのアナウンスが。この距離はほどよい感じで退屈せずにいいかも。

だいぶ降下してきました。中国の海岸線が見えます。

入り組んだ海岸線に町が広がっています。いつもながら、ああ日本じゃないな、と感じて感動です！

海の色が変わってきました。滑走路に向けて最終進入していきます。

定刻より早く到着。香港国際空港は２本の滑走路を有する巨大空港ですが、南側は見た目はかなり山に近く感じます。ここはキャセイ・パシフィック航空のハブだけあって、同航空会社のフリートが並びます。

到着階を進みます。巨大空港ですが、動く歩道やターミナル間を結ぶトラムもあり、移動は苦痛ではありません。

いや、やっぱり結構歩くかも。

それほど並ばずに入国手続きを無事終えました。ホテルまで移動しましょう。ターミナルにある両替で\25,000を香港ドルへ。HK$1,707になりました。レートはHK$1=\14.6くらい。明日の早朝の便でコタキナバルに飛びますので、本日だけなら十分でしょう。

空港の外へ出て15:20頃。到着後のトイレ休憩に少し時間がかかりましたが、ほぼ順調。九龍まではエアポート・エクスプレスが最速ですが、家族４名での移動であればタクシーが安くて楽です。九龍エリアまでは赤いタクシーに乗ります。乗り場で係員にホテル名を告げるとドライバーに伝えてくれます。ドライバーは英語を話しませんでしたが問題ありませんでした。

九龍までハイウェイを飛ばします。空いていて快適。車窓の風景もダイナミックで、これも香港観光の一部でしょう。海岸部を越えると高層ビル群が見えてきます。天気も最高で、テンションが上がりっ放しです（笑）。

香港が世界的な物流拠点であることを物語る、無数のガントリー・クレーン群。これは壮観です。

市街地に入ると途端に渋滞です。しょうがありません。渋滞中、窓の外に目をやると、これぞ下町という路地が目に入ってきます。アジアの街を感じますね～！

九龍の中心部に入ってきました。渋滞で時間は16:00を少し過ぎてしまいましたが、まあ大丈夫でしょう。この後、無事ホテルに到着。メーター制でHK$290。鉄道やバスと比べても、家族旅行ならタクシー利用は魅力的です。

九龍のホテルは数多く、どこにしようかと悩むかもしれませんが、高２の娘と中２の息子を含めた家族４人での旅であることを考え、２ベッドルームの部屋がある「メトロ・ウィナー・ホテル」にしました。エクスペディアでの予約で１泊\18,000ほど。ところがチェックインで、生憎コネクティング・ルームは一杯だとのこと。オイオイ、なんだよそれ。ツイン２部屋にアップグレードして向かい合わせで手配するとのこと。まあ、バス・トイレが２つ確保できて楽と言えば楽ですが・・・。部屋は普通でしょう。

メトロ ウィナー ホテル ホテル

早速部屋を確認。トイレはウォッシュレットなし。まあ普通のビジネスホテルみたいなもんです。

バスタブなしのシャワーブースです。カーテンではなく、ガラスのスライド・ドアですが、うまく閉まらないので、気を付けないと水が漏ります。シャンプー・ボディーソープは備え付けがありました。

窓の外を見るとこのとおり。写真の通りが目抜き通りのネイザン・ロード。地下鉄駅の油麻地から歩いて数分。セブン・イレブンや地元レストランも至近距離と、大変便利な立地。空港行きバス停もすぐ側です。

さて、荷物も置いて身軽になったら一休みする間もなく、街歩きに出発です。とりあえず、ネイザン・ロードを歩いて南下してハーバーまで行ってみましょう。

まだホテル周辺は緑があったりしますが、ここから徐々に繁華街になっていきます。それにしても日本同様、暑いですね～。気温は最高３３℃まで行っていたようですが、西日が強く、汗が流れ出てきます。日陰は助かります。

東西を横切るジョーダン・ロードとの交差点です。このように左右に高層マンションや店が立ち並ぶ景色が続きます。

さらに歩くとこのようなモニュメントが。九龍公園の入口です。

意外にも、公園に隣接してモスクが。やや質素ながら立派な建物です。

九龍清真寺 (回教寺院) 寺院・教会

尖沙咀まで来ました。九龍の銀座通りですね。

ネイザン・ロードの南の終わりまできました。ここまで２ｋｍほど。いよいよハーバーに出てみます。

ついに到着です！眼前に広がるヴィクトリア・ハーバーをしばし堪能。青い空と青い海が相まって、素晴らしい景色です。天気が良くて良かった。

さて、香港島にも渡ってみましょう。時刻は既に現地で18:00を回っています。20:00のシンフォニー・オブ・ライツを見ることを考えると、ヴィクトリア・ピークに登ることは省略した方が良さそうです。スターフェリーの料金は眺めの良い２階席でHK$2.50と格安。

スターフェリーの船内。背もたれは進行方向に応じて手動で動かすことができます。

船から改めて眺めると、よりビル群が眼前近くに見えます。これは素晴らしい景色です。

香港島に到着です。これが乗ってきたスターフェリーです。

大型ショッピング・モールのパシフィック・プレイスまで続く歩道橋を渡り、どこか軽い夕食を摂れる場所を探しましょう。

海岸には観覧車もあります。

ショッピングモールをちょっとだけ散策して、山側の繁華街へ。ローカルな店が並ぶ上環界隈で沾仔記を発見。ここは支店でしょうか？エビワンタン麺を頼むと、やや小ぶりながら、速やかに４つサーブされました。噂に違わず、プリプリのエビが絶品です。疲れもあり、あまりお腹が空いていないようだったので、この量は十分。おいしくいただきました。ジュース２つを付けてもHK$122で済みました。

沾仔記 (威霊頓街店) 中華

すっかり日も暮れました。上環の駅を目指して足を速めましょう。街を有名な２階建てトラムが行き交います。まさに香港ですね～。

上環駅に着きました。今度は地下鉄MTRに乗って海を渡ります。オクトパス・カードの購入を勧めるガイドブックも多いですが、滞在は今日だけですので、現金で都度チケットを購入することにします。

MTRは綺麗で快適です。表示も分かりやすく、初めてでも大丈夫でしょう。

尖沙咀に到着です。さあ先を急ぎましょう。シンフォニー・オブ・ライツが20:00から開始されます。あと２０分ほどです。

ヴィクトリア・パークはこの人出。でもまあ、見られないということはありませんので安心。

ショーが始まりました。尖沙咀から見ると、香港島のビル群が一斉に照明を増し、音楽とともにレーザー光線が飛び交ったりします。毎晩、無料でこのショーを行っていることには頭が下がります。飛び切り派手な演出こそありませんが、マッタリと楽しみました。

さて、明日も早いですし、帰りましょう。MTRの切符自動販売機。小額紙幣のみの扱いですので要注意です。何度かコンビニを往復しました。

ネイザン・ロードの油麻地まで戻りました。家族は疲れた様子です。シャワーを浴びて早めに寝ましょう。

とは言いつつ、お腹が空いてきました。大人はビールで。

マクドナルドでシーザーサラダを買ってきましたが・・・ううマズい！たまたまかも知れませんが、レタスがしなびていて全く食べられた味ではありません。サラダでこんなのは初めて。というより、ドレッシングがそもそも入っていない。取りに戻れる距離ですが、その価値もないでしょう。
けれど私はいい子なので、全部おいしく（ということにしておきましょう）いただきました！パパとママは残してました。コーンはおいしかった。コーラもおいしかった！（娘）

ビールを飲んで明日に備えましょう。１日目はこれにて終了です。チェックアウトの時間をフロントに確認して就寝です。明日はいよいよコタキナバルに向かいます。