2017北海道バイク旅10日間vol.2（日本海オロロンライン＆抜海駅）

2017/08/13 - 2017/08/13

2017年夏，バイクで北海道を走ってきました！　昨年の［道東］に引き続き，今年は［道北］をぐるりとめぐりました。

【４日目】留萌から「日本海オロロンライン」を北へ進みます。途中，旧花田家番屋でニシン漁の歴史をたどった後は，ひたすら北へ。サロベツ原野を進み，最果ての無人駅「抜海駅」にやってきます。

エリア 豊富・サロベツ(北海道)

【４日目】
今日は留萌の町から．．．

バイクに乗って．．．

「日本海オロロンライン」を北へ！

「鰊番屋」の文字が見えてきました。

ここは．．．

小平町の「旧花田家番屋」です。

旧花田家番屋 名所・史跡

さっそく入ってみると．．．

かつて．．．

ニシン漁で栄えたこの村の．．．

活気と栄華が．．．

ひしひしと伝わってきます。

網を引く漁師たちの力強い声が．．．

聞こえてくるようです。

この広い空間に．．．

二百名もの漁師や職人たちが．．．

寝食を共にしていたといいます。

荒波に揉まれながら．．．

大漁を追い続けた男たちの姿も．．．

もはや過去のもの。

目の前の日本海からは．．．

静かな波音だけが聞こえていました。

厚い雲の下でも．．．

一期一会のすれ違いを大切にして．．．

バイク旅は続きます。

緑の平原の中を．．．

まっすぐ進みます。

お昼ごろにやってきた．．．

天塩の町を過ぎると．．．

一面に広がるサロベツ原野。

目の前に現れる．．．

オトンルイ風力発電所の．．．

オトンルイ風力発電所 名所・史跡

大迫力の姿。

サイクリストも．．．

ライダーも．．．

まっすぐの道を進む解放感。

北海道道106号稚内天塩線 (オロロンライン) 名所・史跡

厚い雲が立ち込め．．．

時おり雨が降る中では．．．

原野の緑が濃く見えます。

地平線まで広がる緑の中に．．．

道は伸びてゆきます。

さらに北へ．．．

どこまでも北へ．．．

稚内が近づいてくると．．．

ずいぶん起伏が出てきました。

やがて目の前に．．．

小さな駅が現れました。

抜海(ばっかい)駅です。

抜海駅 駅

一歩入ってみると．．．

赤い木枠が印象的な．．．

あたたかな雰囲気に．．．

こころがほっとします。

だれもいない．．．

最果ての無人駅。

しかしそれでも．．．

人のあたたかみを感じる．．．

不思議な心地よさ。

プラットホームに出てみると．．．

束の間の夏を楽しむ花々の向こうに．．．

宗谷線の鉄路が．．．

さらに最北の地へと．．．

消えるように伸びていました。

列車の来ない．．．

静寂の時間が．．．

いつまでも．．．

最北の木造駅舎を包んでいました。

さてそろそろ．．．

今日泊まる旅人宿へ。

今夜は「ばっかす」さんにお世話になります。

よろしくね～

雨の中がんばったバイクも．．．

屋根の下で休息～

明日は晴れるかな？

～つづく～

この旅行記へのコメント （1）

• trat baldさん 2017/08/26 07:03:02

  上下合せて7本/日、、、、、、言葉が選べない。

  医療や教育、経済や交通利便を考えたらこの地には住めない、しかも冬の厳しさは半端無いでしょう。
  そのお陰で大自然(＋緩やかな時の流れ)が保たれるなら表裏一体を悲しむべきなんでしょうか、ニシン御殿も哀愁を誘いますね、近年サンマやするめイカ、うなぎ等の水産品の不漁が取りざたされていますが食物連鎖の頂点に立つ人間も遠い将来にその日が来るのかしら。
  それにしても凄まじい走行距離ですね、SRに積算された距離は全てが旅に使われたと思いますが今回22811Kmで名古屋港でしたがトリップが150Km有るのでスタートは22661Kmでバッカスさん着が23442Kmですからこの時点で781Kmの走行ですよね、フェリーを使用して尚この走行Kmは凄すぎる！
  Ps.僕の愛車('91年式HONDAビート)はここ1年で1500Kmを走りませんでした。