中年夫婦とJKが行く　ロッキーハイキングの旅①（バンフ編　ラフティング）

2017/08/07 - 2017/08/15

子供が成長したのでリゾートや観光の旅スタイルから、20年振りに海外ハイキングを楽しむ自由旅。
今回の旅のメインは3日目のレイクオハラのハイキングです。
年々予約困難になって来ているレイクオハラのバスの予約。素敵なガイドの方とのご縁があったから実現したのだと感謝。
バンフ２泊、レイクルイーズ２泊、バス車中１泊、バンクーバー２泊の行程を
40代夫婦と高１次女の３人での珍道中です。
レンタカーや高速バスのトラブルも番外編⑥で
http://4travel.jp/travelogue/11278794
情報シェアしたいと思います。


この記事は①「バンフ　ラフティング編」
続いて②「ジョンストンキャニオン＆インクポット編」
http://4travel.jp/travelogue/11273654
③「レイクオハラ前編」
http://4travel.jp/travelogue/11274391

エリア バンフ(カナダ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 高速・路線バス レンタカー
• 航空会社: エアカナダ
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回の旅は夫婦＋高１次女の３人。
航空券はANA特典航空券2人分とHISで購入した格安チケット利用です。
大阪伊丹7:50発→成田9:10着
成田発16:25発→カルガリー10:45着

始めは
大阪伊丹14:10発→成田 15:30着
成田発16:25発→カルガリー10:45着
を購入していましたが、乗継時間が55分しかないことが、どうしても不安だったので変更しました。
特典航空券は何度でも変更が効くので安心です。

が、問題はHISの格安チケット。変更の融通は全く効かない上に、伊丹→カルガリーまで続きチケットらしく、どうにもこうにもなりません。
成田の乗継は絶対の自信？があれば、55分で可能でしょうが、ドキドキするのが
嫌な方は、どうぞ余裕をお持ちください～

格安チケットの規定では、当日の予約便より早い時間に空席がある場合のみ
早い時間の変更が可能です。
結局この日は台風接近で大混乱のどさくさに紛れて、格安チケットの方も無事早い便に変更可能で、３人とも同じ便で成田に向かうことができました。

ANAの国際線ラウンジです。
サンドイッチ、おにぎり、サラダ、麺類、ソフトドリンク、ビール、日本酒が無料で、リクライニングの睡眠ブースにマッサージチェア、広々したシャワールーム完備で、５時間ほど退屈せずに過ごせました。
ゆっくりしすぎて15:30ごろラウンジを出て、ブラブラと出発ゲートに行ったら、すでに搭乗が始まっていて焦りました（汗）

ラウンジの麺類

予定より少し早く、10:30ごろカルガリー空港に到着！！


調べているとエアカナダの座席間隔はANAより８センチも狭いということで、
期待していませんでしたが、特に問題はなく快適に過ごせました。
機内食はお肉はシチュー的な感じで美味しかったです。
チキンは？？だったので、選べるならお肉がお勧め。
エンターテイメントも充実でした。

カルガリー空港
人が少なく、広々と綺麗な空港です。到着ロビーには送迎のお迎えがボードを
持って待ってますが、混雑していないので、スムーズです。

カルガリーからバンフまでの移動手段は、
レンタカー、高速バス、ツアー会社の送迎の３つを考えました。
到着して早々にレンタカーを運転する勇気がなかったので、バスかツアー会社の
送迎の値段を比較しました。

バスについて参考にしたサイト↓
https://blue-works.com/jpn/category/travel-to-canada/transportation/bus-info
ブリュースター　大人65$　15歳まで子供33$
バンフエアポーター　大人58.95$ 12歳まで子供29.48$

高１次女は15歳なので、バス利用するならブリュースターだなぁ、
だったんですが、飛行機が遅延した場合（ここでも飛行機の時間を信用できない私）を考えると、バスは融通が効かないので
結局送迎はバスと同じ値段だった
『カナダ現地ツアー.com』さんにお願いしました。1人64$です。

結果大正解。
日本人ドライバーさんが道中景色の説明や、カナダの交通ルールや、バンフのお勧めのレストランなどいろいろ教えてくださり、とても助かりました。

　

だんだん山が近くなってきます。

１時間４０分ほどでバンフに到着。
到着日のこの日は、カスケードモールに予約していたレンタカー（AVIS)を借りに行き、車でホテル入り。
レンタカーの受付はショッピングモール内１階です。（一度モール中に入らないと、道路には面していません）
観光客相手の割に、不親切でほとんど説明もなく車のキーだけ渡され「あっちのドアから出たところがレンタカーのパーキングなので、勝手に探してどうそ」みたいな
結構びっくりな受付の人。日本のレンタカーを仕事で頻繁に利用している夫さんは
「車の傷の確認もしないで大丈夫かいな？」と言いつつ、海外でレンタカーを借りるのは初めてだったので、こんなもんかなと思いました。

この5日後、ここに返却する時にこの旅最大のピンチで大変なことになっていたのですが、レンタカーネタは後々番外編で書くとします。

宿泊はムースホテルです

去年できたばかりの新しいホテル。めちゃくちゃ綺麗で可愛く、テンション上がります！

ムースホテルのロビー
ホテルはバンフの街のバンフアベニューに面しており、カスケードショップやスーパー、バンフ駅にも徒歩範囲でとても便利。

部屋のタイプ　Superior One Bedroom Suite 2Queens

広いリビングに暖炉とソファーとクリーンサイズのベット２台のベットルーム。
ミニキッチンには電子レンジ、流し、食器、ナイフフォークセット、グラス、
コーヒーメーカー、ポットなど完備。

ツアーに参加する朝が早かったので、
持ち込んだフリーズドライお味噌汁、カップラーメン、チンするご飯などこのキッチンがありとっても助かりました。

ベッドルームも広々

屋上のジャグリーでは山を見ながらゆっくりできます。

バンフの街。とても賑わってます。
爽やかで空気がとても乾燥しているので、すぐに喉がカラカラになります。

カスケード公園
この建物の奥にもお花の公園が広がっています。
あんまりお花に興味のない我々は、奥まで行かずに街へ戻りました。

バンフの街を振り返ると、正面にカスケード山が見事！！
バンフアベニューがどーんと通っています。
カスケードショップから公園まで歩いて１５分くらいでしょうか。

夕食は送迎ツアーの方におすすめしてもらったステーキレストラン
「メリッサ」
山小屋風のお店で早めの17時に入ると、店内はガラガラでした。

アルバータ牛のステーキ
ガラスケースに生のお肉が入れられており、可愛いウエイトレスさんが
部位の説明をしてくれます。
メインを頼むと「パンとガーリックバター」と「シーザーサラダかグリーンサラダ」「フライドポテトかベイクドポテトベイクドポテト」がついていて、ボリュームたっぷり！３人で２種類のメインを頼みました。

美味しいお肉にはやっぱり赤ワイン。
ワイン好きな夫婦なのでワクワクです。
英語困難な私でも、ワインリストを見ると見慣れた文字でホッとします。
「レッドワイン」「フルボディー」からのウエイトレスさんのお勧めは
ピノとカベルネS。まちがいないね～

このピノがまたベリーの香りいっぱいで、酸味のバランスもすごく好み。
英語しゃべれないけど、お勧めしてくれたお姉さんに美味しかったと伝えたくて、
単語連発英語でお話し？すると、お姉さんもこのピノが大好きって?
iPhoneのメモにしっかりワインのエチケットの詳細を書いてもらいました。

夫以外の私と次女は少食な方なので、旅行中は大体サラダ１皿＋メイン２種類を
３人でシェアして、ワインかビールをつけてちょうど良い感じ。

初日は英語にも全くなれず、レストランでのメニューを見ることと、注文に緊張。
リラックスして食事ができるのに数日かかりました。

メインについていたパンとサラダ
パンのガーリックバターが美味しい。（パンはうーん、海外のパンって感じ…）
グリーンサラダの２種類のドレッシングがまたおいしい～

メリッサの店内

翌日8/8　２日目
午前中はラフティングです。
「シヌック　ラフティング」大人1人135$
Horseshoe Canyon（ホースシューキャニオン）コース　所用時間3.4時間

バンフから行けるラフティングツアーは沢山あります。
送迎の有無、集合場所までの距離、ラフティングの難度を考えて
集合場所がバンフから40分と近いことも魅力で「シヌック」に決めました。

集合場所はバンフから高速道路をカルガリー方面へ戻り、キャンモア付近で降ります。スマホのグーグルナビでは所要時間４０分。
なれないレンタカーでの移動なので余裕を持って、７時前に出発で８時前に到着しました。８：１５から受付開始です。

ほとんどの参加者が自分の車で来ており、受付の後、誓約書にサインをするとウエットスーツ、ライフジャケット、ヘルメット、靴を受け取り、着替えは車でするように言われました。ホテルから水着を来て行ったので、簡単でした。
貴重品も車に入れるように指示され、車のキーはセーフティーボックスに預けました。トイレはここで済ませます。

ラフティング好き夫婦なので、NZやオーストラリアで大満足した激しいラフティングを求めてこのホースシューキャニオンに決めました。
国内でも信州や奈良でもラフティングしてますが、どれもこれも大人しめだったので、今回は期待が高まります！
ただ、雪解け水の冷水の川に濡れるとどんだけ寒いかが不安でした。
今回は高１次女もハイキングに付き合わせているので、次女向きにちょっと遊び要素を入れないと悪いかなというのもあって、少々寒くても我慢だ！とやって来たのです。
実際この日は曇りで朝の気温も１０度ほどで寒かったけど、水着、ラッシュガードの上に貸してくれたのが、フリース＋ウエットスーツ＋ウインドブレーカー＋ライフジャケットだったので、フリースが濡れてもとっても暖かく、水の冷たさは我慢できました。

ラフティング風景。

あれ？！
はいとってものどかです…

ガイドのお兄さんはとっても盛り上げ上手で、クルーはみんな団結して漕ぎ漕ぎ
しました。
クルーと話も弾み楽しそうでしたよ～
あんまりしゃべりっぱなしなので、水しぶきよりも全く理解できない英語のシャワーの方をめいいっぱいに浴びた感じです。
後で次女が言うには「お母さん最後の方つまらん顔してたな」と。
いやいや英語のシャワー浴びすぎて、愛想笑にに疲れて「ちょっと黙っててくれ」って思ってたんです（笑）

一見激しそうに見えますが実際はそうでもなく…
体重４０キロ以上１２歳以上が参加条件ですが、まあ怖がりの方でも全然問題なく参加できる川だと思います。

このポイントで岩から川にダイブ！！
楽し～♫

最後は暖かいドリンクサービスがありました。
ラフティングでロッキーの川の冷たさが心配な方。このツアーはフリースを貸して
もらえるので曇り日でも大丈夫でしたよ。
日本からのネット申し込みのやり取りもスムーズでメール返信も丁寧でした。
スタッフやガイドさんも一生懸命で気持ち良い対応でした。

この後、車で着替えてバンフに戻って来たのは１時ごろでした。
ホテルに戻って、部屋で簡単に昼食を済ませ、明日のレイクオハラのワーミング
アップがてら少し歩きに行くことにします。

「　ロッキーハイキングの旅②（ジョンストンキャニオン＆インクポット）に続きます。
http://4travel.jp/travelogue/11273654
③（レイクオハラ前編）
http://4travel.jp/travelogue/11274391