2017/08/10 - 2017/08/10
307位(同エリア16385件中)
+mo2さん
風邪で体調を崩したフランス旅行ですが、目的のルーブル美術館、オルセー美術館は自由行動日等で十分堪能できました。
オルセー美術館は木曜日の午後に訪問、この日は21:45まで開館であり6時間以上かけてゆっくり全館見てまわりました。過去の展覧会で見て印象に残っていた作品 ~昨年(2016年)国立新美術館へ3回も行った「オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展」、2014年「オルセー美術館展 印象派の誕生 ―描くことの自由―」2010年オルセー美術館展2010「ポスト印象派」など~に再び会うことができました(残念ながら、展示されていなかったものも数多くありましたが・・・・)
たくさん写真も撮ったので作家別に纏めてみました。まずは印象派の先駆者であるエドゥアール・マネ、フレデリック・バジール、印象派の代表的女流作家でマネのモデルとしても有名なベルト・モリゾの作品などから
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
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エドゥアール・マネの作品は0階(地上階)と主要な印象派の絵画が並ぶ5階に展示されていますが、こちらは0階の作品。
オルセー美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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エドゥアール・マネ「オランピア」1863年
こちらも1865年のサロンに出品し、作品自体は入選したが、『草上の昼食』と同様に「現実の裸体の女性」を描いた事が批判された。
なお、裸体の女性のモデルは、『草上の昼食』と同じヴィクトリーヌ・ムーラン。 -
エドゥアール・マネ「闘牛」1865-66年頃
マネはスペインの風物や美術に大きい関心を抱いており闘牛を描いた作品。 -
エドゥアール・マネ「笛を吹く少年」1866年
2014年国立新美術館で開催された「オルセー美術館展 印象派の誕生 ―描くことの自由―」に『世界一有名な少年、来日』と目玉として出展されていました。 -
エドゥアール・マネ「ローラ・ド・ヴァランス」1862年
流行の異国文化を取り入れたエキゾチックな作品。 -
エドゥアール・マネ 「草上の昼食」1863年
1863年のサロンに出品した際は「現実の裸体の女性」を描いたことが「不道徳」とされ落選とされ批評家たちに批判されるなどスキャンダルを巻き起こしたマネの代表作。私はこの絵を見るとどうしてもBow Wow Wowを思い出してしまう・・・ジャングルでファン・ファン・ファン(笑)今となっては知っている人は皆無でしょうが・・・ -
エドゥアール・マネ「読書」1865年
マネ夫人のシュザンヌを描いたもので、マネは生涯手元に置いていたそうです。こちらも「オルセー美術館展 印象派の誕生 ―描くことの自由―」に出展されていました。 -
エドゥアール・マネ「エミール・ゾラの肖像」1868年
写真が少しボケています。1868年のサロン・ド・パリに出品されていますが、エドゥアール・マネの友人で小説家のエミール・ゾラの肖像を描いた作品で背後に浮世絵などが描かれています。 -
エドゥアール・マネ「ピアノを弾くマネ夫人」1868年
妻のシュザンヌを描いたもの、こちらは2014年の「オルセー美術館展 印象派の誕生 ―描くことの自由―」に出展されていました。 -
エドゥアール・マネ「バルコニー」1868-69年
1869年のサロンで展示された作品。本作の登場人物は、一番手前で椅子に座る女性が印象派の女流画家でマネの弟ウジェーヌと結婚したベルト・モリゾ、隣に立つ日傘を持った女性がヴァイオリニストのファニー・クラウス、その後ろのネクタイの紳士は印象派を支持していた風景画家アントワーヌ・ギュメ。
1996年東京都美術館で開催された 「モデルニテーーパリ・近代の誕生 オルセー美術館展」の目玉(ポスターや図録の表紙)だった作品。 -
エドゥアール・マネ「胸をはだけたブロンドの娘」1878年
『オランピア』以降に制作された7点の裸婦作品の中の1点 -
エドゥアール・マネ「夫人と団扇」1873-74年
ニーナ・ド・カリアスの肖像、彼女が好んだジャポニズムに合わせて背景に屏風絵を置きその上にいくつもの団扇をちりばめてあります。こちらも2014年の「オルセー美術館展 印象派の誕生 ―描くことの自由―」で見たことがあった作品でした。 -
エドゥアール・マネ「菫の花束をつけたベルト・モリゾ」1872年
印象派の先駆者エドゥアール・マネが手がけた肖像画の代表作で、マネの良き友人かつ師弟関係にあり、弟ウジェーヌと結婚した女流画家ベルト・モリゾの単身像。黒の美しさが魅力的。2007年東京都美術館で開催された「オルセー美術館展―19世紀芸術家たちの楽園―」の目玉(ポスターや図録の表紙)だった作品。 -
ベルト・モリゾ「舞踏会の洋服を着た若い女性」1879年
マネの絵画のモデルとしても知られる、19世紀印象派の女性画家の作品。
この作品は、2016年の「オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展」に出展されていました。 -
ベルト・モリゾ「ゆりかご」1872年
モリゾの姉エドマとその娘ブランシュがモデル。2007年の「オルセー美術館展―19世紀芸術家たちの楽園―」に出展されていた作品。 -
ベルト・モリゾ「蝶々捕り」1874年
ベルト・モリゾの代表的作品のひとつ、穏やかな夏のひと時の情景の中に描かれる、人物の物静かな表情や佇まいが秀逸。 -
ベルト・モリゾ「化粧する若い女性」1877年
フランス、ブールジュのブルジョアの家庭に生まれたベルト・モリゾですが、この時代のフランスにおいては、女性は正規の美術教育を受ける機会を十分に与えられておらず、女流画家の先駆者といえる人物です。 -
アンリ・ファンタン=ラトゥール「バティニョール地区のアトリエ」1870年
こちらはマネを描いた作品、カンヴァスに向かっているマネを中心に額縁の前に立っているのがルノワール、その右隣が文学者ゾラ、画面右端がモネなどが描かれています。 -
アンリ・ファンタン=ラトゥール「テーブルの片隅」1872年
アンリ・ファンタン=ラトゥールは、19世紀フランスで活躍したサロン画家で印象主義的な表現には否定的であったもののエドゥアール・マネやクロード・モネ、ルノワール、フレデリック・バジールなど印象派の画家らとも親しく、彼らが取り組んでいた伝統的な絵画表現への挑戦には理解を示していました。なお、この作品も2014年の「オルセー美術館展 印象派の誕生 ―描くことの自由―」に出展されていました。 -
アンリ・ファンタン=ラトゥール「読書する女」1861年
アンリ・ファンタン=ラトゥールは、1861年のサロンに3点の肖像画を送り初入選するがそのうちの1枚。 -
フレデリック・バジール「病床のモネ』1865年
バジールは、南仏モンペリエの裕福な家庭に生まれ、1862年、パリに出てシャルル・グレールの画塾に入り、そこで、モネ、ルノワール、シスレー、ピサロ、セザンヌといった仲間と知り合っています。1870年に勃発した普仏戦争に志願して参戦し、28歳の若さで戦死した為、バジールが残した油彩画は、わずか70点ほどですが、印象派の先駆者といえます。 -
フレデリック・バジール「バジールのアトリエ ラ・コンダミヌ通り」1870年
ここで描かれているのは、1868年から1870年の間、彼が友人のルノワールと共有していたアトリエです。こちらも「オルセー美術館展 印象派の誕生 ―描くことの自由―」に出展されていました。 -
フレデリック・バジール「家族の集い」1867年
こちらは0階に展示されていたバジールの代表作、こちらも「19世紀の夢と現実 オルセー美術館展1999」や「オルセー美術館展 印象派の誕生 ―描くことの自由―」で見た作品です。 -
ギュスターヴ・カイユボット「床削りの人々」1875年
カイユボットの最も有名な作品。ギュスターヴ・カイユボットは、画家であるとともに印象派絵画の収集家、印象派の画家たちの経済的支援者でした。カイユボットが死亡した時、 彼の遺言によってそのコレクションが国(フランス)に寄贈されることになりましたが、その多くが現在、オルセー美術館で見ることができます。 -
ジェームズ・マクニール・ホイッスラー「画家の母」1871年
ホイッスラーは、19世紀後半のアメリカ人の画家。印象派の画家たちと同世代であるが、その色調や画面構成などには浮世絵をはじめとする日本美術の影響が濃く、印象派とも伝統的アカデミズムとも一線を画した独自の絵画世界を展開しました。 -
ウジェーヌ・ブーダン「ボルドー港」1874年
19世紀フランスの画家であり、印象派に影響を与えたブーダンの作品。
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