ケアンズ5日間　1日目「JQ0026　朝カフェの街ケアンズ行き」

2017/08/11 - 2017/08/15

今年の暦は連休になりやすい並び。
5月大型連休の5日間で、浅はかに温泉旅行でもと思っていたが、予想以上に高額で、国内旅行で出費する金額では無いと断念。
結局、近所の買い物程度で貴重な大型連休を消化し後悔。

5日間連休は5月以降は8月にもあるとの事で、次こそはと必死に模索。

嫁さん「沖縄はいいんじゃない？」自分「沖縄いいね！」

パンフレットやネットで調べてみたものの、夏の沖縄はハイシーズンでツアー高額な上に、国内線は盆の帰省客と重なって疲れ損と判断し却下。

息子のパスポートが期限切れで国内ばかり見ていたが、沖縄5日間ツアー料金並みで海外に行けないか探してみると、意外に結構ある訳で。

嫁さん「5日間の大型連休なんて、次いつあるか分かんないから、海外でもいいんじゃない？パスポートは申請すればいいんだし！ただし時差が少ない英語圏で。」
自分「あの…ケアンズはどうかな？」

早速調べると、夏の沖縄ツアー並み料金で行ける真冬のケアンズ。

もう1度来てみたかったケアンズへ、嫁さんと息子を連れて11年ぶり再訪です。

ただ問題は嫁さんも息子もしっかり朝食を食べる事。
自分ひとりの旅なら朝食抜いても構わないのですが…。

物価の高いオーストラリアだけあり、ケアンズ旅行の朝食に関しては、旅行代金を抑えるためか、どこの旅行会社も付いていないツアーが多い。

ちなみに今回、日本旅行で申し込んだツアー「選んじゃおう! ケアンズ」は朝食は別料金（ホテルによりますが滞在2日目と3日目の朝食で6600円）で追加可能との事。
しかし3人分の値段（6600円×3人）も然ることながら、追加しても結局は到着日と出発日は朝食はつかないので、悩んだ結果ホテルでの朝食は無しに。

そう言えばケアンズは、早朝から営業してるカフェが多い。
これで朝ごはんは何とかなる。

【ツアー】
日本旅行「選んじゃおう! ケアンズ5日」
【現地代理店】
NIPPON TRAVEL AGENCY CAIRNS BRANCH OFFICE
【日程】
20:25　JQ0026　成田→ケアンズ
23:00（日本時間22:00）　機内食
機中泊

エリア ケアンズ(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 航空会社: ジェットスター航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 日本旅行

第2ターミーナルから、成田からのケアンズ直行便が出発する第3ターミナルへ。

第3ターミーナルへ向かう途中で24時間利用可能の北ウェイティングエリアなる場所を発見。

成田国際空港 空港

新婚旅行で利用して以来の第2ターミナル。しばらく来ない間に随分、様変わりした様です。チェックインまで時間もあるので立ち寄ってみる事にしました。

椅子が並び出発ロビーさながらのウェイティングエリア。充電出来る場所も幾つかあり、早朝便を利用する方には便利な施設です。

一角にはファミリースペースなる畳エリア。横になって休憩はもちろん、赤ちゃん連れには嬉しい場所です。

ウェイティングエリアに沿ってトラベルブックコーナー。国内や海外のガイドブックを閲覧出来るほか、自動販売機も併設。

ウェイティングエリア手前にあるキッズパーク。長旅前の息子には思いっきり遊んでもらいました。

北ウェイティングエリアから第3ターミナルへ移動。徒歩でも行けますが、重いトランクを持っているので無理せずに連絡バスを利用。

既に多くの人が乗り込んでいたので次のバスを待つ事に。第2ターミナルと第3ターミナル間のみ往復する連絡バスは7分間隔で来るので、無理に乗り込む必要は無いです。

成田国際空港 ターミナル間連絡バス 乗り物

第3ターミナル行き連絡バスが来ました。降車場で第2ターミナルへ移動してきた人が全員降車した後、いよいよ乗車です。

第2ターミナルと第3ターミナル間はカーブや坂道も多く、車内通路はトランク等も置かれるので、乳幼児は極力着席しての乗車が望ましいです。

連絡バスは迂回して、旧検問所である成田空港第2車両入場ゲート向かいにある、連絡バス第3ターミナル乗降場に停車。

乗降場の先には入口のある2階へ向かうエスカレーターと階段があります。奥側にはエレベーターもある様なのでベビーカーや車椅子でも安心して利用出来ます。

2階に到着するとTerminal3の表示。唯一の出入口にして、人の往来が多い時もあるので、他のターミナルと比べると多少狭く感じます。

成田空港第3ターミナル 空港

入口を入ると各航空会社のチェックインカウンター。第2ターミナルから続いている陸上トラックを模した色の付いた案内床も、コーナーを曲がり、ゴールへの直線に向かいます。

チェックインカウンター奥には国内空港最大のフードコート。食事しない人で席が埋まっていて、食事は出来ないと思っていましたが、食事しない方々は隣接するソファベンチエリアで休憩してましたので、空席も多く、問題なく食事に使う事が出来ました。

成田空港第三ターミナル フードコート グルメ・レストラン

cafebeneにあるショーケースのアイスを見て動こうとしない息子。ごはんの時間だから我慢してもらいました。

早めの夕食で、自分はTATSU SUSHIでテイクアウトのバラちらし、嫁さんはTATSU SUSHIでネギトロ丼。息子は宮武讃岐うどんで掛け蕎麦。

チェックインのためジェットスターカウンターへ。盆休みとあり、この日に成田空港からの出国者は5万5千人。通常は20:25出発の3時間前である17:25にチェックイン開始ですが、混み具合を判断してチェックイン開始時間を30分前倒し。

チェックインを済ませた後、ローソンにてフリーペーパーのケアンズ情報誌リビングインケアンズを貰いました。ガイドブックには載っていない様な店も掲載されているので重宝します。

ローソン (成田国際空港第3旅客ターミナルビル店) スーパー・コンビニ・量販店

出国審査を済ませて、出国手続き後エリアへ。免税店やカフェが並びます。通路に配されたソファは無印良品の製品なんだそうです。

各出発ゲートへ向かう通路は思ったよりも開放感があり、キッズパークや、1人掛けベンチが並びデザイン的にもいい感じです。

ひと際賑わっていたのがミネラルウォーターの自販機。500mlで1本140円を何本も買い込む光景。確かにケアンズでは日本より高額なのは確実なので、ここで買い込むのが得策なのかも知れません。

息子は出発時間までキッズパークでストレス発散。見知らぬ友達と束の間の楽しい時間。

通路の階下に移動すると国際線出発ゲートラウンジ。151ゲートではJQ0026便の搭乗開始です。

搭乗するJQ0026便は日本航空JL5089便とカンタス航空QF0250便との共同運航便。

ケアンズ行きJQ0026便。機種はBoeing787Dreamliner。機内へはタラップでの移動です。

座席は31列目ABCで窓側3席。翼の上に掛りますが、辛うじて外の景色が見えます。

盆休みとあり満席の機内。エコノミー席の配列は3-3-3。前座席背部に備え付けの7.6インチ個人用モニターで一部有料で映画やゲームが見られます。シートピッチ（シートの前後の間隔）は他社LCCやジェットスターのアジア方面で運航しているエアバスA320型機が29インチで約74㎝に対し、31インチで約78㎝（大手国内線普通席と同じ）。前座席と膝の間もスペースがあり、思ったより狭い感じはありません。

機内では何でも有料になると思いブランケットを持参しましたが、オーストラリア行きツアー客に対しては機内食、飲み物、ブランケットは無料支給との事。息子にはキッズコンフォートパックも無料支給。

キッズコンフォートパックには枕、歯ブラシセット、ソックス、アイマスク、ポストカード、色鉛筆が入ってます。

22時頃に提供される機内食は3種類。自分はメインにポークカツカレーライス。付け合わせはパン、マンゴープリン、ミネラルウォーター、コーヒー。カレー自体は子供でも食べられるくらいマイルドな感じで、ポークカツもスプーンで切れるくらい柔らかく、思ったよりも美味しかったです。

嫁さんはメインにチキンと温野菜。ひと口貰いましたが、肉が柔らかく、味付けもしっかりしたソースで、温野菜とのバランスがとれた一品。

寝てしまった息子にはメインにインドネシア炒飯のナシゴレン。機内食提供の声で起きた息子に食べさせるも、ひと口食べて「辛い」との事。スパイスが効いていて子供には合いませんでした。

いつもなら就寝時間の息子は眠い目を擦りながら、パンとマンゴープリンで夕食終了。

食後の後は恒例の入国書類作成です。2017年7月から出国カードが廃止になったとの事で、当初より幾分か楽になりました。

就寝前に息子のトイレに付き添い。トイレ待ちの際に、窓の外を眺める息子。何か見えたのでしょうか？

トイレから座席に戻ると機内の照明も落とされ、暗闇に光る座席画面が点在します。夜更かし、それとも消し忘れ？

23時頃にグアム上空通過。ケアンズ到着が日本時間で3時半頃と考えると、睡眠不足に陥る可能性あります。

気づいたら、嫁さんも息子も既に就寝。息子にとって初めての機内泊に、心配しましたが問題は無い様です。次に目が覚めたらどの辺りを飛んでるかな？