「クイーン・メリー２」アジアクルーズ　Vol.３

2017/03/18 - 2017/03/25

ＲＭＳ クイーン・メリー２（ＱＥ）の２０１７年ワールドクルーズ、香港～上海～釜山～長崎間に乗船。キューナード社のフラッグシップでラグジュアリークルーズを楽しみました。
クルーズ６日目は終日航海、７日目にＱＭ２初寄港の釜山入港、８日目の朝に長崎に帰国しました。

エリア 釜山(韓国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 タクシー 飛行機
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

クルーズ６日目。この日は釜山に向けて終日航海です。
９時過ぎに起床し、ジムで汗を流しました。

朝、テレビをつけると初期画面に本日のドレスコードが表示されます。
今回の８日間クルーズのドレスコードは、フォーマル２回、インフォーマルが５回でした。

11時頃、メインダイニングでブランチを頂きました。
（デッキ３・ブリタニアレストラン）

オーダーしたは、「Fresh Steamed Clams」です。

サフランソースをまとった大粒のハマグリが絶品でした！

午後はジャグジーでくつろいだ後、15時過ぎにアフタヌーンティーを頂きにクィーンズルームへ。
この日はハープ演奏を聞きながらの、ティータイムでした。

紅茶の銘柄は「アフタヌーンティー」というそうで、サンドイッチやスコーンにピッタリの紅茶でした。

食べて、ジャグジーで寛いでいるばかりなので、夕方までデッキでのウォーキングで軽く汗を流しました。

デッキ１２のファンネル（煙突）の船名が夕日に染まってきました。

キャビンに戻り、バルコニーから沈みゆく太陽を眺めました。
今日は天気も良く、綺麗な夕日が見えました。

落日をただ眺めるだけの時間が、クルーズの楽しみの一つです。

夕食前に船長主催のカクテルパーティーに参加しました。
皆さんオシャレに着飾って、楽しんでいました。

お酒はあまり飲めませんが、この時ばかりはシャンパンを頂きました。

この日のディナーで頂いたミネストローネスープです。

前菜の鴨レバーのパフェ。
日本語メニューに「パフェ」とあり、どんな料理かワクワクして待っていましたが、このようなプレートでした。

メインのパスタ。
乾麺でなかったのがザンネンでした。

デザートのアップルパイです。
甘さひかえめで、コーヒーに合いました。

ディナーの後、ショーを見て、グランドロビー横のバーで生演奏を聴き、よる遅くまでBlack and White Ball（フォーマルデーのパーティー）を楽しみました。

夕食にたくさん食べたのに、船内を移動していると、お腹が空いてしまいます。この夜もキャビンに変える前、ビュッフェに立ち寄ってしまいました...

クルーズ７日目。７時頃、釜山港に着岸しました。
クイーン・メリー２の釜山寄港は今回初めてとなります。
釜山は港町ですが、大きな船が停泊できる客船ターミナルがない、釜山大橋が通過できないなどの理由で、東京や横浜と同じく貨物ふ頭に停泊でした。オプショナルツアー用や無料シャトルバスが待機してました。

乗客が下船する横で、港の作業員が大量の食材やトイレットペーパーなどの物資を搬入していました。

９時過ぎ、我々も下船。
船主催のオプショナルツアーに参加する方が多かったようですが、我々は無料のシャトルバスで国際市場に行くことにしました。
パスポートは船側が保管しているので、イミグレーションカードを受け取り、それを携帯しての入国です。

ここで今回はじめて、クイーン・メリー２の全容を見ることができました。

船の前の特設ステージで、キレイなお姉さん達の演奏で出迎えられました。

シャトルバスで釜山国際市場へ向かいます。

多少道が渋滞したものの、港から30分ほどで釜山国際市場に到着。
バスを降りたところで、現地スタッフが簡単な道案内をしてくれました。

国際市場 市場

友人に頼まれたバッグと財布を探して、市場内をウロウロ。
欧米人にはしませんが、日本人とわかると客引きがすごかったです。

国際市場 市場

市場内のお店でランチにしました。
焼き肉店がたくさんあり、目移りしてしまします。

国際市場 市場

その中の一店「イルシン炭焼カルビ」、看板に「親日」の文字があった店に入りました。
店員さんはすべて女性で日本語は話せませんが、親切にメニューを説明してくれます。焼き肉を食べようと思っていましたが、オススメられたカルビスープを注文しました。

釜山炭火カルビ 焼肉

ごはんによく合う、キムチとナムルでお腹いっぱいになりそうでした。

釜山炭火カルビ 焼肉

メインのカルビスープ。山菜がたくさん入っており、牛肉のダシがよく出ていて、そんなに辛くなく非常に美味しかったです。

釜山炭火カルビ 焼肉

ランチの後、市場内を散策。
雑貨や革製品の店のほか、キムチや海産物を店が多かったです。
また、IT大国だけに高速のフリーWi-Fiが充実しており、SNSへの投稿やLINEでの通話で、ほんとに助かりました。

国際市場 市場

国際市場散策を終え、13時過ぎに船に戻ってきました。
写真は、仮設の乗船ゲートです。

すぐには乗船せず、ＱＭ２の全体写真を撮ろうと港内を行ったり来たり。
構内を行きかうトラックやバスをよけながら、やっと撮れました。

この日は、ザンネンながら曇り空でしたが、100枚以上は撮ったと思います。

一度キャビンに戻り、ブッフェでお茶したあと、行き交う高速船や、貨物船のコンテナ作業を見ながら、夕方の出港までジャグジーで寛ぎました。

ジャグジーの周りで行われた「出港セレモニー」。参加する方々が集まってきました。皆さんバンド演奏をききながら、出港シーンを楽しんでいました。

今回のクルーズ、最後のディナー。
前菜の「ローストピーチの冷製スープ」です。

パテのパイ包み　赤玉葱のマーマレード添え

主菜のプライムリブ。
柔らかくて絶品でした！

デザートの「グランマニエのクリームブリュレ」です。
こちらもほんとに美味しかったです！

メインダイニングのディナーで今回お世話になったテーブルウェイターのKireさん。タイタニックのホワイトスターサービスを提供してくれました。
チーフマネージャー、サブウェイターと共に写真を撮って、お別れしました。

明日は長崎に入港です。
手荷物を残して、午前零時までに運んで貰いたいスーツケースをキャビンの前に出します。
ベッドメーキングの際に置いてくれたチョコたべながら、下船の準備をしました。

クルーズ８日目。7:30頃に長崎女神大橋を通過しました。

女神大橋 名所・史跡

長崎入港の際、松が枝国際ターミナルでは、地元高校生のブラスバンドとチアガールが出迎えてくれました。

寒い中の演奏とパフォーマンスは、感動しました。
（動画がアップできないのがザンネン）

長崎港松が枝国際ターミナル 乗り物

入国審査、通関後、タクシー乗り場へ。
タクシー運転手さんにお願いし、船の全体が見える場所に立ち寄って貰うことにしました。

長崎港松が枝国際ターミナル 乗り物

ターミナル横の水辺の森公園からとったクイーン・メリー２。
曇り空でしたが、背景に女神大橋も入り、満足の写真が撮れました。

長崎水辺の森公園 公園・植物園

ターミナル前の「四海楼」に行きたかったのですが、羽田行きの搭乗時間の関係で断念。
長崎空港でチャンポンセットを頂きました。

大阪からの折り返し便が遅れた影響で、羽田行きもディレイ。
空港内が相当混雑していたので、ラウンジで時間を過ごし、飛行機が遅れたものの、夕方17時頃に帰宅できました。

なかなか乗れないクイーン・メリー２ですが、日本寄港と休みの調整がつき、比較的安価に乗船できてラッキーでした。今回は台湾・基隆が抜港になってしまった事が残念ですが、この船には、また乗ってみたいと思います。

長崎空港ビジネスラウンジ アザレア 空港ラウンジ

この旅行記へのコメント （2）

• kimikimiさん 2017/11/01 21:40:32

  香港クルーズターミナルへの行き方

  私たちも来年2月に他のクルーズ会社ですが香港からバンコクへのクルーズを予定しています。香港空港からクルーズターミナルへのアクセスはどうされましたか？ブログではバスとタクシーとありましたが・・・お手数ですが教えていただけますか！

  kumeyaさん からの返信 2017/12/10 14:30:03

  RE: 香港クルーズターミナルへの行き方

  香港にはカイタック・クルーズターミナルとオーシャン ターミナルがありますが、どちらでしょうか？
  電車を使う手もありますが、スーツケースがあるので、いずれも旅行記に書いた空港横のバスターミナルから、牛頭角か尖沙咀へそこからタクシーで行くと楽ですよ。空港から直接タクシーは荷物加算含め4,000円〜5,000円かかるらしいですが、もっと楽でしょうね。
  
  
  > 私たちも来年2月に他のクルーズ会社ですが香港からバンコクへのクルーズを予定しています。香港空港からクルーズターミナルへのアクセスはどうされましたか？ブログではバスとタクシーとありましたが・・・お手数ですが教えていただけますか！