ANA特典航空券ビジネスクラスで行く、フランス女一人旅 ～ パリさんぽ 第3章

2017/08/02 - 2017/08/07

1日目 羽田～シャルルドゴール空港～シャイヨ宮～エッフェル塔

2日目 ジベルニー～チュイルリー公園～オルセー美術館～サンジェルマン地区散策～ギャラリーラファイエット～エッフェル塔

3日目 ノートルダム寺院～ルーブル美術館～コンシェルジュリ～サント・シャペル～シテ島～アラブ世界研究所～ノートルダム寺院展望台～オペラ・ガルニエ～ルーブル美術館

4日目 モンマルトル散策～サクレクール寺院～凱旋門～ロダン美術館～オペラ地区散策～HERMES本店～オランジュリー美術館

5日目 ノートルダム寺院～パリ市庁舎～ピカソ美術館～ポンピドゥセンター～マレ地区散策～ヴォージュ広場～バスティーユ広場～シャルルドゴール空港

6日目 羽田

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 5.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

今朝も5時半起き、6時半に朝食です。
コーヒーを注文すると、大きなポットでたっぷりコーヒーを頂けます。ミルクは温めたものがビッグピッチャーで運ばれてきます。
サービス精神旺盛で有難いけれど、一杯しか飲めません。

お味噌汁とお粥。
お味噌汁はとても美味しかったです。
出汁がきちんととってあり、驚きでした。日によって、お吸い物の時もありましたが、出汁がきいていて美味しかったです。
お粥は日により味が変わりました。美味しかったり、微妙だったり。
お醤油も置いてあります。

ノートルダム寺院は8時開門だけど、10分前に到着。
めちゃくちゃ寒い！風も強くて冷たい。
羽織るものをホテルに忘れてしまいました。
風邪引きそう。

一歩中へ入ると静寂が待っていました

バラ窓

感動して、自然と涙が溢れました。

20代に来た時、このステンドグラスを見て単純にきれいだなーと感じた。

歳を重ね、色んな経験をしたからステンドグラスも違って見えます。

救いのような輝きでした。

時代を超えて、世界中の人を魅了してきたステンドグラス。

初日、空港バスから外を眺めていたら…
小学生くらいの痩せた子供が大型ゴミ箱によじ登り、身体がくの字になりながら中からくたびれた紳士靴を取り出してました。
その子の履いていたズボンは小さく、半分お尻が見えてました。
私はその光景から目を離すことができませんでした。
暗い気持ちが胸に広がり、なかなか消えません。

せめて子供だけでも食うに困らぬ世界になって欲しいと願わずにはいられません。

荘厳な雰囲気の中、人々の溢れる思い。

細かい彫刻

今日はミュージアムパスを使用します。
現地で購入した方がレートにもよりますが、安いです。シャルルドゴール空港のインフォメーションで買えます。
日本では、パリミュジアムパスで検索すると振込すれば郵送してくれます。
今回は時間があったので2日券を日本で購入しました。
ちなみに、毎月第1日曜日は殆どの美術館が無料になります。ちなみに8月はルーブルは無料ではないです。

展望台は10時から。只今8時半。
早すぎるし、寒くて待てない。
迷った末に、ルーブル美術館へ移動。

どんより曇ってます。

開門10分前に着いたけれど、結構列が出来てました。時間予約の人が優先なので、列の先頭が中へ進んだのは9時5分を過ぎてからでした。

曇り空とルーブル

美しい

天井は見事な彫刻

モナリザ

ジベルニーのツアーガイドさんが、モナリザの絵には空気が流れていると言っていた。〔首元が特に〕
ダビンチの飛び抜けた才能の一つらしい。
わかるような気がします。
素人だから深くは理解できませんが。

私の大好きな絵画。ナポレオン1世の戴冠式。
この絵を見たら満足。
一旦、ルーブルを出ます。

コンシェルジュリに向かいます

マリーアントワネットが幽閉された場所。

マリーアントワネットが処刑されるまで過ごした様子が記されてます

中庭から見た建物

牢獄

悲しい絵

コンシェルジュリ内のお祈りをする場所

コンシェルジュリのすぐ近くで徒歩1分。

サントシャペルに来ました。

ステンドグラスの美しさは圧巻です。

ピンクのステンドグラスにテンション上がります

バラ窓

細かい模様

パリ最古のステンドグラスは美しすぎるステンドグラスの教会として有名です。初めて見ましたが、さすが世界遺産です。

寒さに負けて、コンシェルジュリなどに寄り道してたら、10時半になっていた。
長蛇の列。

発券機でチケット発行。
日本語が嬉しい。
ノートルダム寺院の展望台の予約時間は今から2時間もある。

がーん。

計画して早起きしたのに。
予定が大幅に狂います。

横から見たノートルダム寺院

気を取り直して、お散歩。

シテ島に向かいます。

可愛い雑貨屋さんがたくさんあって楽しい。

エッフェル塔のチーズおろし器。

セーヌ川を渡る

アラブ世界研究所。

屋上からノートルダム寺院が見えます。
なかなか良い眺め。

小さくてかわいい。

昔、エジプトに行った時にエジプト考古博物館で似たようなコレクションを見たのを思い出した。

こういう、アラブの特徴が出てる美術品が好き。

動物がモチーフになっているものが多い。

独特の美しさ

ようやく、時間が来てノートルダム寺院の展望台へ。階段をひたすら登る。

遠くにエッフェル塔。下はノートルダム寺院に入るための手荷物検査を待つ長い列が見えます。

422段の階段を頑張って登るだけの価値はあると思いました。
シメールのギャラリーより。
シメールとは伝説の怪獣で、聖堂を上からも睨み守っていると言われてます。

鐘の横には木の階段。さらに上へ進みます。

神聖なる鐘

横から見たシメール

最上部

天気が良く、遠くまで見渡せます

地下鉄シテ駅の側の植木屋さん。

オペラまで戻ってきた。
歩いてJCBラウンジに向かう。
こちらで地下鉄の回数券、カルネを買う。日本人スタッフ、休憩もできてトイレも借りられます。飲み物も無料。
今回はホテルが近いので、カルネ購入したらすぐホテルに移動。
ヴァンドーム広場の記念柱。

ホテルで休憩後、オペラ座へ。

衣装

豪華～。

この階段に着くまでにトラブルがありました。
衣装を見た後、すぐ近くにあるエレベーターに乗って下へ降りようとしたら、

ひゅ～～ん‥


真っ暗。

ん？？？


閉じ込められた？
乗っていたのは私一人。
古いエレベーターなので、非常ボタンがない！

どうしよう！

重厚なドアを叩くしかありません。

ドン！、ドン！、ドン！

Excuse me！！を連呼してみる。


いやいや、普通は Help me ! でしょ。

頭が完全に真っ白。
幸い、エレベーターは透明で外から見えます。
ツアーで来ていた欧米人？ブロンドの女性が気づいてくれ、助けを呼んでくれました。
屈強そうな係の男性がバールのようなものでこじ開けて無事、助け出されました

助かったァ～。

係の人に、お礼を言います。
Merci Beaucuop.

時間にして中に閉じ込められていたのは5分くらいでしょうか。
もう、緊張のあまり汗ビッショ。

怖かった。
エレベーターはホテル以外、一人で乗らないようにしました。

みなさま、お気をつけ下さい。

気を取り直して、見学します。

バルコニー。
知ってる人いないけれど、手を振ります。

③の表紙にしたお気に入りの一枚。

シャガールの天井画。

有名なオペラ座のシャンデリア。
ミュージカルで見たオペラ座の怪人を思い出した。

次来る時は席に座ってバレエを鑑賞したい。
劇場だもん。
残念ながら8月は休演です。

パリには何度か来てるけれど、シャガールの天井画を見たのは初めて。

昼間でもライト点灯中

出口手前にある売店。バレリーナのブローチを買おうかさんざん迷って、結局買わなかった。
外に出てから、買わなかった事に後悔。
モノとは出会いだから、出会いを大切に！と心していたのに。

再び、ルーブル美術館へ。
金曜なので、21時45分まで開いてます。

昼間にアラブ世界研究所へ行った流れで、似たようなものが見たくなりました。

ドラクロワ

民衆を導く自由の女神


素晴らしい名画

窓からの景色

今回も足が止まって見入ってしまう一枚

ミロのヴィーナス

スフィンクス

12～13世紀の城砦跡

ルーブル美術館のライトアップまでゆっくり作品を見て日没を待つ予定だったけれど、オペラ座で体力消耗した為、ライトアップを見る事なくホテルへ戻りました。

一人旅は無理しないが鉄則です。

この日は食事も摂らず、着替えもしないで20時頃に就寝しましたが、夜中3時に目が覚めました。
それからはお腹がぐーぐー鳴り続け、朝食が待ち遠しかったです。

お腹すいたよ～

第4章へ続きます。

読んで下さり、ありがとうございました。