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秩父鉄道のSL パレオエクスプレスを撮る

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    旅行時期 2017/08/04 - 2017/08/04 (2017/08/14投稿

    梅雨明けしたというのに曇り空、にもかかわらず
    じっとりと湿度の高い8月初旬。

    秩父鉄道が運行しているSL、パレオエクスプレ
    スを撮りに秩父まで行ってきた。

    秩父鉄道の蒸気機関車は1980年代から週末の臨時
    列車として運行されている。

    詳しい運行スケジュールは秩父鉄道のホームぺージ
    で確認してください。

    本数は1日1本で、熊谷から三峰口を一往復のみ。

    ほとんどが週末土日の運行だが、祝日で3連休とな
    ったり、8月の学校が夏休みの期間は運行日が増える。

    ぼくが見に行った8月4日は、3日から6日までの連
    続4日間運行だった。

    パレオエクスプレス号は、熊谷を朝10時過ぎに出発
    し、三峰口駅に午後1時前に着く。

    往路はおよそ4時間かかっているのだ。なんせ走る
    スピードが遅いし、途中長瀞や秩父で長い時間停車
    するからこれくらいかかってしまうようだ。

    そして復路は、14時に三峰口を出て午後4時過ぎに
    熊谷駅に着く。

    ちなみに、パレオエクスプレスのパレオとは、古代
    の大型哺乳類、パレオパラドキアからとったもの。

    秩父でこの動物の化石が発見された。カバの先祖の
    ような哺乳動物だったらしい。

    写真 35枚

    交通手段 : 
    • 現地移動 :  私鉄 / 徒歩
    エリア:
    埼玉 | 秩父
    エリアの満足度:
    5.0
    • 先月同様、秩父鉄道の御花畑駅のそばにある
      立ち食いそば屋でそばを一杯。

      別にどうってことのない370円の山菜そばな
      のだがなぜかうまい。

    • 御花畑駅は今日も2、3人の客が電車を待って
      いた。

      朝の8時過ぎだが、通勤客と思しき人はおらず、
      行楽客と地元の人、学生だった。

    • パレオエクスプレスが運行される週末限定で発売
      される秩父鉄道の1日乗車券を購入(1440円)。

      写真を撮るのが目的なので、何ヵ所か降りて、周
      囲を確かめたいので、この切符は助かる。

    • 9時過ぎの羽生行きに乗ることにし、それまで、
      周囲をぶらぶらした。

      西武秩父駅から横瀬方面に歩くと、廃屋寸前の
      ような家屋が2、3軒並んでいた。

    • なぜこの一角にだけ築後半世紀は経過したような
      ボロ家が集まっているのだろう。

      こんな大好物の被写体があると、白黒モードにし
      て、シャッターを押すしかしょうがないじゃないか。

      車が置いてあるから人が住んでいるようだが、こ
      こ、クリーニング屋さんなのか?

    • こんなことをしていると「奇界遺産シリーズ」にな
      ってしまうので、このへんでやめておこう。

      それにしても、秩父は被写体の宝庫だな。

    • 9時過ぎの羽生行きに乗る。

      秩父鉄道は、発車数分前までホームに入れないことにな
      っていて、それまでは上にある駅の待合所にいなければ
      ならない。

      駅員が一人か二人なので、事故防止なのだろう。

    • 次の秩父駅で一旦下車。

      西武秩父駅周辺は何もない殺風景な場所だが、
      秩父鉄道の秩父駅周辺は小さな飲み屋やめし
      屋があって、そこそこ開けていた。

      秩父駅のほうが中心のようだ。

    • 周囲を歩いていると、またまたこんな素晴らしい
      家屋が。

      人がいるようで、テレビの音がだだ漏れだった。

      物干し竿に架けられた数本のビニール傘がわび
      しい。よっぽどタイミングの悪い人なんだろう。

    • 今も入手できるのだろか。

      太平洋セメントの工場があるようなのでそこまで
      行ってみたかったが、ちょっと遠そうなのであき
      らめて駅に戻った。

    • 次に乗った電車は日本の神話をモチーフにした
      画が描かれており、車内にもこんなのが。

      これは、ヤマトタケルノミコトが信濃路で道に
      迷った際に道案内をした白犬である。

    • 長瀞駅にはこの電車を撮ろうと大勢の人がカメラ
      やスマホをもって待ち構えていた。

    • 今回、SLを撮るにあたって、とこで撮るのがい
      いか調べた。

      おそらく最も人気のある撮影スポットは、長瀞の
      荒川に架かる荒川橋梁を走る風景だろう。

      しかし、猫も杓子も撮っているようなところを同
      じように撮っても新鮮味はないので、人家の少な
      い場所でいいところがないか調べた。

      先月三峰口に行ったので、その際にも周囲の景色
      を見ておいたのだが、三峰口方面をSLが走るの
      は午後になるので、午前中の方がいいと思い、寄
      居から御花畑駅の間をグーグルアースで見た。

      すると、樋口から波久礼(はぐれ)駅あたりが民
      家も少なく、いい写真が撮れそうだった。

      国道140号線に沿って線路が走っているので、撮影
      スポットを探して歩くこともできる。

      秩父駅から30分余りで、波久礼駅に着いた。

      60歳前後の駅員ひとりがいる小さな駅で、
      駅舎は昭和40年代あたりからほとんど補修
      もされていないようだった。

      かつて駅舎を美しく見せていたはずの白い
      ペンキは長年の乾燥と風雪にひび割れ、め
      くれ上がり、剥がされていた。

      青い自販機がやけに新しく、それがあまり
      に不自然だった。

      駅員さんにSLの通過時間を聞くと、「だい
      たい11時7分くらい」とのこと。

      「ホームにいてもいいですか?」とたずねる
      と「うーん」と唸り、「いい」とも「ダメ」
      とも言わない。しかし、「ちょっとそれは困
      る」と言いたげだった。

      駅構内で撮れる場所は改札から1メートル出た
      ところあたりで勘弁してくれということだった。

      ホームからだと、ちょうどカーブを曲がったと
      ころなので、いい写真が撮れそうなのだが、駅
      員が「ダメ」と言いたげなので、あきらめるし
      かない。


    • 駅舎内の待合室は古ぼけてはいるが、きれいに掃
      除されていて、駅員のこの駅に対する愛着が伝わ
      ってくる。

      壁に貼られているポスターや、カウンターに置か
      れたパンフレット類が情趣を殺いでいるものの、
      ひと昔時代を遡ったような感覚になる。

    • パレオエクスプレスが通過するまで、30分以上あ
      るので外に出て撮影ポイントを探すことにした。

      駅の前を通る国道140号線は熊谷まで通じている道
      路なので交通量、特に大型車が多く走っていた。

      片側1車線の上、歩道がないので、大型車は、ぼ
      くの肩すれすれを通り過ぎていく。

      200メートルほど秩父方面へ歩くと、遮断機のない
      踏切がいくつかあった。

      ひとつの踏切を渡ろうとすると、「あぶないっ!」
      の声が。センサーで、何かが通過したら音声が出る
      ようにしているのだろうが、思わずぎくっとしてし
      まった。

      駅に一番近い踏切は、うまい具合に撮れそうな感じ
      がする。

      さらに140号線を歩くと、線路部分が道路より高く
      なっていて、そこには三脚を構えた男が一人いた。

      この時間にいるということは、彼もパレオエクスプ
      レスを摂りに来ているのだろう。

      おそらく絶好の撮影スポットなのだろうが、前に出
      て邪魔はできないし、後ろから撮ろうとすると彼が
      写ってしまうかもしれない。あまりこの辺りでは撮
      らない方が良さそうだ。

      数百メートルほど歩いたが、一番最初の踏切のとこ
      ろで撮ることにした。

    • まだSLの通過する時間まで15分以上ある。

      外は何も座るところがないので、一旦駅に戻り、
      ベンチで休憩。

      待合室には一人の男性がいて、彼は11時になる
      と駅のホームへ行った。11時7分の羽生行きに
      乗るようだ。

      つまりSLの通過時間にホームにいることはで
      きるのである。

      駅員が奥歯にものが挟まったような、いいんだ
      かだめなんだかわからないような口ごもり方を
      したのは、羽生行きに乗るのならホームにいる
      ことはできるが、撮影のためだけホームに入る
      のは困るから、何と答えていいかわからなかっ
      たのだろう。

    • 11時前に駅舎をでて、200メートルほど秩父側
      に歩いたところにある踏切へ行った。

      ぺんぺん草が生えていて、通る人がいない踏切
      だということはよくわかる。

      踏切の向こうには建物が見えるのだが、倉庫の
      ような感じで民家ではないようだ。

      11時5分を過ぎたころ、遠くから汽笛が聞こえた。
      ちょっと気持ちが昂るような音だ。

      しかしSLは中々姿を現してくれない。

      一度写真を撮るためにしゃがみこんだが、3分
      ほど経っても姿を現してくれない。疲れたので
      一度立ち上がった。やっぱり普通の電車とは違
      い、相当遅いようだ。

      そして、2度目の汽笛が聞こえてしばらくすると・・・

    • 来た来た来たあーっ!

      SLパレオエクスプレス号、ついに登場!

    • 黒煙を吐き出し、いい感じではないか。

      できれば動輪のところからシュッと蒸気を吐き出
      して欲しいのだが。

    • なんかピントが甘いなあ。

      オートフォーカスで前から来るものを撮ると、
      どうしてもこうなってしまうのだろうか。

    • ちょうど羽生行きの電車と波久礼駅ですれ違
      いをするので、SLの方は駅を通過するまで
      もんのすごくゆっくり走ってくれた。

    • 黒煙が出ていないのでどうしても迫力不足に
      なってしまう。

    • 目の前を通り過ぎる時もやみくもにシャッター
      を押していたら、こんなのが写った。

      後から考えると、動輪を撮ったほうが良かった
      と少し後悔した。

    • そしてパレオエクスプレス号はゆっくりと去っ
      て行った。

      スピードを落としてくれたので、そんなにひど
      いピンボケの写真にはならなかった。

      普通のスピードだとこうはいかなかったかもし
      れない。焦点を自分で合わせるMFにした方が
      良かったか。

    • とりあえずやることはやったので、影森行きに
      乗り、秩父方面へ戻った。

      長瀞駅で先を行くパレオエクスプレス号に追い
      ついた。たくさんの人が写真を撮っていた。

      当初は秩父で降りて昼飯にして、それから三峰
      口駅へいき、14時の出発を撮るつもりでいたの
      だが、秩父駅に12時3分に着き、7分ほど止ま
      るので、この時にSLの細かい写真を撮ること
      にする。

    • 秩父駅ある物産館で豚みそ丼とそばのセットを
      注文。なんかそばばっかり食ってる。うまいか
      らやめられんわ。

    • 自衛隊が隊員募集のためのうちわを置いている。

      秩父駅のすぐそばには自衛隊の事務所があった。
      昔は、よく街中で見かけたものだが、最近はほ
      とんど見なくなった。

      中に男性が何人かいたが、彼らが外に出て勧誘
      活動をしているのだろうか。

      若いころ、街で待ち合わせのためにボーッと立
      っていると必ずと言っていいほど自衛隊の勧誘
      に遭ったものだ。

      しかし、高齢者の多い秩父で自衛隊に入ろうと
      いう若者はいるのだろうか。

      うちわに使われている写真はかっこいい。

    • 豚みそ丼もそばもなかなかうまかった。

      食べ終わったときには12時を過ぎていたので急い
      で駅のホームへ行った。

      すでにSLは到着していた。

      ホームにはSLの写真を撮る人たちがたくさん出
      てきて、さらにゆるキャラまで出てきて、かなり
      ごった返していた。

    • パレオエクスプレス号はC58という車種で、ニッ
      クネームは「シゴハチ」。

      下に「昭19 川車」の文字が。つまり、昭和19年
      に川崎車両(現川崎重工業車両カンパニー)で製造
      されたということである。

    • C58は上記の川崎車両と汽車製造という会社で
      作られており、1938~1947年の間に合計431両
      が製造された。

      この中には、樺太で走った車両もある。

    • 引退後は1973年から現在の鴻巣市にある市立吹上
      小学校で展示されていた。

      1987年に「’88さいたま博」で復活が決定し、復
      元工事が行われ、その後JR東日本の所有となっ
      ていたのが、秩父鉄道へ移籍した。

      秩父鉄道でパレオエクスプレスとして走り始めた
      のは1988年3月である。

    • 動輪を撮ってみた。

      なかなか大きく、使い込まれて鈍く光るピストン
      もいい味を出している。

    • 機関士さんが一瞬離れたのを見て、運転席を撮ら
      せてもらった。

      バルブのレバーなんかがあり、「コクピット」な
      どというかっこいいものではなく、やっぱり昔の
      機会という感じがする。

      現在の秩父鉄道はワンマンカーで運行されている
      し、都内の一部地下鉄もワンマン運行が行われて
      いる。

      しかし、蒸気機関車は運転士に石炭をくべる人ら
      が乗り込み、なかなか手のかかる代物だ。

    • ホームでひととおり写真を撮ったあと、大急ぎで
      外に出て、踏切で最後に1枚撮るために待った。

      周囲にはすでにカメラを持った人がいて、また遮
      断機が下りる音を聞きつけてスマホを持った人た
      ちがどやどやと集まって来た。

      パレオエクスプレスはかなりゆっくり走るので、
      本数の少ない秩父鉄道でも追いかけながら撮影が
      できる。

      1日いれば、かなりの数のショットが撮れるだろう。

    • とりあえず、最後の一枚。

      鉄道写真なんて撮ったのは初めてなので、簡単に
      は行かないものだと痛感させられた。

      ピント合わせや露出などの技術的なこともそうだ
      が、自分がどういう写真を撮りたいのかを考えて、
      そのための風景探しをする大切さも感じた。

      シャッターを押すのはほんの1分にも満たない時
      間だから、それまでの準備が大切である。

      シャッターを押すまでにどれだけ入念な準備がで
      きたかで、写真の良し悪しが決まってしまうよう
      な気がした。

      今回はほとんどが正面からの写真で、機関車の長
      さや迫力などは十分に表現されているとはいえない。

      これは次の課題として、秋にもう一度撮りに来る
      とするか。

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