二人だけのツアーでまるで個人旅行でした。バリ島を満喫

2017/07/20 - 2017/07/25

ツアーでバリ島に行きました。行ってみると何と参加者は私たち二名だけ。おかげさまで、結構アバウトに旅行が出来ました。まるでガイド付きの個人旅行。旅程は、ジャワのボルブドュール遺跡を見てバリ島に入る６日間の旅です。自由時間も多くバリ島を満喫できました。

エリア バリ島(インドネシア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 航空会社: ガルーダインドネシア航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 日本旅行

ガルーダインドネシア航空でバリに到着。機内は半端なく寒いので、長袖・長ズボン・靴下は必需品です。ただし靴下とアイマスクは何故か前のポケットに入っています。ガルーダはワンワールド系ですがANAとコードシェアしているので、ＡＮＡマイルが貯まります。

デンパサールの空港風景。明るくエネルギッシュです。バリに来たという感じ。インドネシアルピアの両替は絶体に日本でしては駄目です。レートが全然違います。この空港で2,000円程度交換し、後は町なかで3000円程度ずつ替えれば良いと思います。両替屋やいっぱいありますが、ＥＸのマークが付いたセントラルクタですると安心です。あちこちにあります。1万円が120万ルピアにもなるので、ちょっと成金になってしまいます。1万ルピアが100円と覚えておけば良いでしょう。

ジョグジャカルタの空港に着いたのは夜でした。荷物の引き取りが日本のように整然としてなくて大変でした。

この日のホテルはグランドアストン。写真は、ウェルカムフルーツで左はスネークフルーツ。あまりどこでも食べられるものではありません。とても便利な場所にあり食事も安く食べられました。

ボルブドュール遺跡の入り口です。

ボルブドュール遺跡は仏教の巨大遺跡で、もちろん世界遺産です。見学におよそ1時間半は必要です。時計回りに回りますが、写真のように仏塔の中には１体ずつ仏様が居られます。

遺跡内の回廊。7月は南半球なので冬ですが、それでも３０度近くあります。乾期なので虫などはいませんが、帽子・日焼け止め・サングラス・飲料水は必要です。

プランバラン寺院です。これも世界遺産。インドネシア最大のヒンズー教寺院でシヴァ堂を中心に3つの堂があります

塔の上からの景色です。

プランバランではこんな人もいました。どこでもいるのですねぇ。

初めての昼食。アヤムゴレンをいただきました。

ビンタンビールはこちらの定番です。美味しいですね。インドネシアはイスラム教徒の多い国ですがビールなどはどこでも買うことができます。現地の人はあまり呑まないようですが、缶ビールで80～150円で買えます。ウィスキーなどは高いようですので、日本の空港の免税店で買っていくのも方法です。ただし、乗り換え時にはスーツケースに入れるのを忘れないように。デンパサールでは、預けた荷物もいったん受け取りますので、これは可能ですよ。

いよいよジョグジャカルタからデンパサールに行きます。

夕食は近くのレストランでインドネシア料理を堪能。
クタでは以前テロがありました。白人の多いパブが狙われたそうです。犠牲者はほとんどがオーストラリア人だったのですが、イスラム圏ですので危険性は十分にあります。１０時を回るとショッピングセンターなどが閉まるので、町の様子が変わります。出来ればそれ以降の外出は控えることと、パブなどには近寄らない方がよいと思います。昼間の治安は悪くないです。

アラヤ・クタホテルのデラックスルームに3連泊します。広くて豪華なホテルですが、バリにはもっともっと豪華なホテルがいっぱい。どのホテルも滞在中はミネラルウォーターをサービスしてくれます。バリ島では生水は厳禁ですし、氷もやめた方が良いです。私は、歯磨きやうがいもミネラルウォーターを使いました。

トイレには必ずホースが付いていて、現地の人は紙を使わずこれで洗うそうです。冷たいですがウォッシュレットなので、多少拡散しますが結構使えます。おかげで持って行ったTOTOの携帯用ウォッシュレットをあまり使用せずにすみました。トイレットペーパーは粗悪ではありません。

ホテルでの朝食。色々メニューがあり選べます。このホテルは、クタの中心部に近くとても便利でした。また、無料スパもありリフレッシュできました。

ティルタ・ウンプル寺院の沐浴風景。ここは不老不死の水が引かれているとのことで大勢の人々が入っていました。こういう所に来ると、いつも白人が多いことに気づきます。時間的にも精神的にも何か余裕がある感じがしました。

ゴアガジャの入り口。寺院に入るときには、腰に布を巻き肌の露出を抑えます。無料で貸してくれますが持参している人も多くいました。

テガラランのライステラスでミーゴレンもどきを食べました。味はまあまあですが、とにかく景色が良く空気も美味しかったですね。ここのライステラスは、元々農家の小屋だったものを観光客向けに立て直したそうです。

ウブド郊外のテガララン村にある芸術的な棚田。急にスコールがやってきました。昼食後はウブド散策に。この地域はとても白人が多く、住んでいる人も多数だとか。
また、デング熱の危険地帯ですが乾季には蚊はほとんど居ません。念のため小さな虫除けスプレーを持って行けばいいでしょう。

ジャコウネコのコーヒーが話題なっているので、ガイドさんに無理を言って製造所に連れてもらいました。猫と言うよりも狸に近い大きさと顔にドッキリ。

これがコピルワクコーヒー。とても香ばしくなんともいえない美味しいものでした。日本では一杯2,000円近くする喫茶店もあるようですが、無料でいただきました。これが猫のウンチからとれるのか不思議でしたが、誰が発見したのでしょうね。

ここでは販売もしていました。100グラムで1,500円ですから一杯150円見当です。雄と雌でウンチに差があるようで雄の方が高いです。マーケットにはこのコーヒーが一杯売っていますが見分け方は解りません。

インド洋にそそり立つ断崖絶壁にウルワツ寺院があります。ここの夕日は素晴らしいコントラストを見せてくれます。

この寺院のそばに伝統舞踊ケチャダンスの野外専用会場があり、約1時間に公演を楽しめます。言葉がないので、事前に配布される各国語のパンフを読んでみるとよりいっそう楽しめます。このあとジンバランの海岸でシーフードを食べましたが、これはかなり外れでした。

４日目の午前中はのんびりゆっくり過ごしました。朝は、コーランと鶏の鳴き声で起こされます。ホテルのレストランはフルオープンで気持ちが良いです。

昼間にはクタの町を散策。途中バリの観光地を回るクラクラバスに乗車。冷房も効いて安く乗れます。１ｄａｙパスなどを利用すると良いかも。また、タクシーを利用するなら青色のブルーバードという会社。鳥のマークが入っていて台数も多く安心です。

インド洋の波をうけるクタビーチ。かなり波が高くサーファーは多いがビーチで泳ぐ人はいません。皆さんホテルのプールで泳いでいます。バリ島の観光客は4割が白人。3割が中国人であとの3割がインドネシア人・日本人・インド人と少数の韓国人でした。

午後からはタマン・アユン寺院へ。天空にそびえ立つメル塔が見事な美しい場所。

タナロット寺院での夕日を見る前に椰子の実でいっぷく。二人で1コがベスト。

タナロット寺院の見事な夕日。大勢の人が見に来ていました。

5日目の午前中はホテルのプールで泳いでいました。スタッフの対応も良くゆっくり過ごせました。その後スパでリフレッシュ。バリ最高

午後からはスミニャックのビーチ散策。甲羅干しをしている人たちも気持ちよさそう。

ザ・ロイヤルビーチ・スミニャックという広大なホテルでジュースを賞味。竹のストローも趣がありました。

とても広くて美しいガーデン。ほっこりします。

最後の夕食は「チャル・チャル」でのステーキ。面白い構造の店ですが味の方はイマイチでした。

バリで買ったお土産。とにかくここでは同じものが場所によって値段に倍以上の開きがあります。上のミーゴレンは20～50円、スナック菓子が15円、下の「Monggo」という100%カカオはベルギー人オーナーのチョコレートブランドです。これは200円程度と思ったのですが、ウブドで買うと500円もしました。しかし、クタでは750円とバラバラ。結局はテナント料が値段に反映されるのでちょっと離れたスーパーが一番お安いかと思います。

ミネラルウォーターは20円。右のケチャップ・マニスはトンカツソースのような感じですがとても甘く、バリ島の味です。１本40円程度なのでばらまき土産には良いかもしれません。女性には石鹸やアロマなどが安価で手に入ります。値段はスーパーだと決まっていますが、一般の露天などでは確実に半値以下になりますので粘ってください。

いよいよデンパサールの空港へ。綺麗な胡蝶蘭が見送ってくれました。