2016年に世界遺産に登録されたばかりの中国・湖北省西部にある神農架（しんのうか）。<br /><br />中国唯一の「林区」指定保護区であり、かつあの未確認生物・野人伝説が眠る神農架は<br />日本人が知らない魅力が詰まった観光名所です！<br /> <br />今回は神農架2日目の第５弾、キンシコウのいる小龍譚と「神農頂風景区」をお届けします。 <br /><br />▼よろしければ、こちらの旅行記も併せてご覧ください。（写真とコメント多いです）<br />http://tabinomori.com/tabi-database/tabi-matomesites/china-5a-scenic-areas/

野人の杜！知られざる中国の新世界遺産「神農架」～その５「神農谷風景区」

24いいね！

2017/06/17 - 2017/06/17

2位(同エリア5件中)

riverwillさん

2016年に世界遺産に登録されたばかりの中国・湖北省西部にある神農架（しんのうか）。

中国唯一の「林区」指定保護区であり、かつあの未確認生物・野人伝説が眠る神農架は
日本人が知らない魅力が詰まった観光名所です！

今回は神農架2日目の第５弾、キンシコウのいる小龍譚と「神農頂風景区」をお届けします。

▼よろしければ、こちらの旅行記も併せてご覧ください。（写真とコメント多いです）
http://tabinomori.com/tabi-database/tabi-matomesites/china-5a-scenic-areas/

エリア

神農架(中国)

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.0

ホテル: 3.0

グルメ: 3.0

ショッピング: 3.0

交通: 3.0

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 5万円 - 10万円

交通手段: 観光バス

航空会社: 春秋航空中国南方航空

旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

神農架ツアーア2日目一発目は「神農頂景区（風景区）」

標高の高い神農架の中でも
最高峰の「神農頂」（3106.2ｍ）へ向かいます。
と、その前に
野生動物の保護センターに立ち寄ります。

「小龍潭」、ここですでに標高2120m。
朝はさすがにヒンヤリします。
いました、まずはツキノワグマ。

おとなしく檻の中にいます。（にらまれてる気がするけど）
そして神農架名物であり、
中国国家第一級保護動物・キンシコウ（金絲猴）がいました。

孫悟空のモデルにもなったと言われる黄金のお猿さんです。

想像していたより、だいぶかわいいな・・・(*^^*)
そうして訪れた「神農谷」
奇岩地帯の峡谷です。

ここですでに標高2820m。　空気薄くなってきました！
入口にあったでかい看板。

この近くで野人が良く目撃されるそうです。
ここが神農谷。
1,000万年という気の遠くなる年月をかけて浸食された
中国らしい国家第一級の奇岩風景。

ちょっとスケールの小さな武陵源みたいです。
ただし、神農谷の真骨頂は、霞がかかったこの姿。
早朝の方が見えやすいようです。

このときすでにだいぶ日が高くなっていたのであいにく見られず…

仕方なくその場にあった看板で済ませる
（我ながらずいぶんきれいに撮れた・・・）
中国人の方々は
よく赤とか黄色の布をはためかせるのが好き。

何の勝利宣言？
神農谷の展望台から見た神農架。
標高2900m級にもなれば
空気も澄んで、酸素も薄い。ゼェゼェ
とってもユニークで奇抜なトイレ。

世界遺産に選ばれて気合入ってるなぁ
（でもきっとやっぱり紙は流せない）
神農谷から車で5分程度のところにある神農頂。
ここがまさしく最高峰（3106.2ｍ）

みんな岩に登って撮りたくておとなしく順番待ち。
おそらく、本当の最高峰はあそこ。
観測所みたいな建物があります。
そこまでは自分の足で登る必要があるみたいです。

わたしのツアーの人たちは誰一人登らなかったので
ひんしゅく買いそうで登れませんでした…
神農馬だそうです。結構大きい。

馬に乗って写真撮るだけで10元（約170円）
ほんのちょっと歩くだけで30元（約490円）

安いような高いような、いい商売だよな。
板壁岩にやって来ました。

ここは奇岩のカルスト地形が美しい景勝地
そして、もっとも野人が目撃されているエリアの一つ
いろんな奇岩が立ち並んでます。

これは「金?拂?」=The Rooster Crows for Daybreak.

ニワトリが明け方コケコッコーと鳴く姿に似ていることから付いたそう。
もう一つ。

「??待哺」＝Chick Waits to be Fed

餌を与えられるヒヨコ、とでも言うのでしょうか。

鶏にちなんだ奇岩が多い。
ここの目玉の「生命の根」の奇岩に到着。

何がどう生命の根かはご想像にお任せします。
その裏手にあった
「美女照鏡＝Beauty Looking into the mirror.」

確かに、女性が手鏡を見ているっぽい。
西洋だったら間違いなく“マリア像”と言われるでしょう。
緑生い茂る森に立ち並ぶ奇岩群。

コントラストがきれい
駐車場へ戻ったとき、
キンシコウがプリントされたバスを見かけました。

こんなにキンシコウを見かけることもないかと思って
記念に一枚。

次は「大九湖国家湿地公園」に向かいます。つづく。
--------------------------------------------------------
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

▼よろしければこちらの旅行記も併せてご覧ください（写真とコメントが多いです）
http://tabinomori.com/tabi-database/tabi-matomesites/china-5a-scenic-areas/