2017/07/15 - 2017/07/17
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violetさん
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三連休を使って2度目の倉敷へ行って来ました。前回は倉敷~児島~瀬戸内海遊覧船で瀬戸大橋~鷲羽山と行ったのですが、今回は同行の夫が倉敷初めてのため、倉敷散策は外せず、その後は岡山城から犬島へと別のルートで観光を楽しみました。
倉敷では駅前の商店街で倉敷三斉市をしていたり、美観地区でも大賑わいの人出でした。
暑さで途中ホテルに戻ったりして、さくさくと観光は出来なかったのが残念。
3日目は、レンタカーで岡山城~犬島へと足を延ばして、近代化産業遺産である銅精錬所の遺構を見て歩きました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ブッキングドットコム
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-
エアの予約を取るには少し遅かったみたいで、午前中の便は満席で午後便しか取れず。
なのでゆっくり出発。
でも空港大好きな夫は羽田でゆっくりしたいと言うので3時間前には到着。
早く来たからにはやることがある。
JGCのカウンターに向かい、クラスJのシートに代えてもらうのだ。
やった。5席ほど空席があり2000円支払って2人分の隣合った席を確保。
さてやる事やったらランチをゆっくり楽しもう。
3階の赤坂離宮へ行ってエビチリセット1850円。
少しコスパ悪いかなと思ったけど、今日は夫が支払ってくれたので気にせず美味しく頂いた。
三連休とあって流石に人が多く、少し待たされた。
その後はサクララウンジに移動してまったり。
14:45発のJAL237岡山行きに搭乗。離陸~。 -
ターンテーブルでは桃太郎が出迎えてくれる。
空港を出ると飛行機到着の時刻に合わせてバスが待っている。
岡山駅行きとその後方3番乗り場に倉敷駅行き。
券売機でチケットを購入して、バスに乗り込む。1130円。
40分弱で倉敷駅。チケットは降車時に運転手さんへ。 -
Arioという専門店ショッピングセンターやら三井アウトレットがすぐ駅前に。
以前は倉敷チボリ公園というのがあったんだね。その跡地に出来たんだ。
あれれ?前回と景色が違うと思い、見渡すと皆、駅の構内を通り、反対側へ。
美観地区はバス到着の出口とは反対側。 -
駅から道路を真っ直ぐ歩くと8分程で今日と明日の宿「ドーミーイン倉敷」
前回と同じ。
夫がよく全国のドーミーインを利用する理由は、温泉の大浴場完備と夜食としてサーブされる無料夜泣きラーメン、ロビーにあるコーヒーマシーン、ご当地の料理を加えた朝食ビュッフェ。
ビジホに「あったらいいな」を加えた心意気が好きらしい。
ところが、私は温泉も必要ないし、夜食のラーメンももってのほか。
喜々としてラーメンを食べに行ったり、温泉に入る夫を部屋で待つのだが、このホテル鍵を一つしか渡してくれないので、部屋に戻る夫をいちいちドアを開けて迎えなければならないのだ。
カギは持って出ると、電気や冷房は消えるしね。 -
三連休でもあり、行った先で席がいっぱいで断られるのが嫌で、夕食は予約しておいた。
「古民家酒場 魚ゆう」
5:30と早くの時間に予約してあったので、荷物を置きすぐ出かける。
駅の方向に戻り、細い脇道を入ったところ。 -
まずはお刺身。
当たり前だが、新鮮でウマイ。 -
こちらは地元の魚の煮つけ。(名前忘れた)
魚の煮つけが大好物なんだけど、やはりこちらの煮つけは薄味。いや、美味しいんだよ。
でもやはり関東人なので、濃い味付の甘じょっばいのが好き。 -
煮アナゴのタレ焼き。これも外せない。
他にもいろいろ頼んでおなか一杯。
予約の時、半個室があり頼んだけど、いっぱいだからと断られたのは残念だけど、美味しかったからいいや。
外に出るとまだまだ明るい。
どうも関東より日の入りが15分は違うかな。 -
店の前の通りは昭和のにおいプンプン。
-
ホテルまで夕暮れの街をぶらぶら歩く。
こんな普通の家の並びにもなまこ壁の蔵があってステキー。 -
翌日の朝、朝食会場へ。
岡山の祭り寿司というものがあり、酢飯の上に自分で具を盛る。
エビ、穴子、ままかり、蓮根、シイタケがあり(ままかりは乗せなかったけど)、本来は酢飯の下に具を隠すものだったらしい。質素倹約の時代に贅沢に見えないように工夫したらしい。 -
さて、朝から暑いけど出発。
まずは駅近くのアーケードで三斉市を見る。
毎月第3日曜日の8:00から11:00まで行なっているので、ちょうどこの日に当たって良かった。
まだ開いていない「えびす通り商店街」のアーケードを通り、7.8分歩くと市の開かれているセンター街に出る。 -
岡山らしく今が旬の桃やご当地の食材が並ぶ。
7月は「インディアントマト焼きそば」「備中牛の串焼き」などがあったらしい。
らしい。というのは、たくさん食品があって目移りしてしまい、どれがどれだか分からなかった。
それでも朝食を頂いたばかりなので、手が出ず。
帽子を売っていた店があったので暑いのに持ってこなかった帽子を購入。
三斉市なので半額。嬉しい。
一通り見たところで元のアーケードを戻る。 -
ぶらぶら歩くといつのまにかこじゃれた雑貨を売る店が並ぶ本通り商店街。
この蔵、すごい前に雑誌で見た事がある。店頭のデニムのスーツもそのままだ。
倉敷はデニムの街。 -
暑くてかき氷を探して店に入る。
その後は、大原美術館へ。この人出。
入館料は、本館、分館、工芸館、児島虎次郎記念館を入館でき1300円。
エル・グレコの受胎告知とモネの睡蓮やゴーギャンが見られれば良かったので本館を先に。
暑さのため、この後、一旦ホテルに引き揚げ、お昼寝タイム~。
ホテルが近く、疲れたら帰れるのも嬉しいね。 -
パワー復活した後は、また美観地区へ。
江戸時代からの景色が残るここは、観光客の撮影スポット。 -
このなまこ壁の四角い模様は、菱形の模様の前に造られたものだそう。
こんなに観光客がいるので町の建物が観光客向けに作られた感があるけど、実は江戸時代から残っていると聞いて感動。 -
さて、遅いランチを取る。
鯛茶漬けセット。1200円。 -
ここからまたぶらぶらして、先ほどの撮影スポットまで戻ったら、カメラを提げたカモフラージュ服を着た男性が何やら独り言のように話しかけてくる。
-
「ここの旧大原家住宅は、今も大原家の人が住んでるんだよね。国の重要文化財だけどさ。でも10人ぐらいのグループになると中を見せてくれることもあるみたいだわ。
はい、そこ立って。そうそうそこいらへん。」
あれ?私たちに言っているのかな。
「そこそこ」
と言うので、言われるがままに立つ。
「秋篠宮殿下と佳子様が大原美術館に来たんよ。親戚筋だからさ、館長と。ほれ、この写真見て。私が撮ったんよー」
とカメラ目線ばっちりのにこやかな佳子様のお写真。
聞いていないのにべらべら話始める。
「ここの橋は、よく撮影があるんよ。最近だと○○とー」
芸能界にまるで興味が無いので名前を言われても分からない。
きっとそういう話をすると客が喜ぶんだろうなと思う。
そのうち、いったいいくらガイド料を取られるんだろうと不安になる。
「はい、今度はこっちだよー。このなまこ壁見て」
と今度はなまこ壁の前に立たされる。
その後、中国銀行に連れていかれ、彫刻とステンドグラスの説明を受け、
「児島虎次郎記念館は行った?もう5時になるからね」
と解放してくれるらしい。
「私もさあ、お土産買ってかなきゃならないから500円ちょうだい」
ってアンタ、どこから来たんだ?
さんざん説明してもらって500円じゃ安いので、二人で千円払ったら、今までに撮った倉敷の写真を何枚かくれた。 -
小走りに記念館に着くと、係りの人はちょうど立て看板を仕舞うところだった。
うーん、大原美術館のチケットはやはり本館しか行けなかったな。 -
アイビースクエアも外からちろっと見ただけ。
倉敷の街は、町歩きだけで一日かけてもいいくらい。
さっきのカメラマン風偽ガイドさんに
「倉敷美観地区は、ライトアップの時が最高なんだよね」
と言われたけれど、それまでビールでも飲もう。暑いんだ、何しろ。 -
蔵びあ亭へ。
岡山の地ビールがサーバーから注がれいただける店。
予約がいっぱいのようで、カウンターに通された。
店の人に説明していただいて、ビールを選ぶ。 -
うーん、ウマい、ぬるい。。。
店内が異様に暑いんだわ。ビールもぬるいし、きゅっと一杯という訳にはいかなかった。
つまみもフライとかが多い。
暑さで、飲んでいるうち、二人とも不機嫌になり早々と退出。
やはりうちらは手のかかった土地のものを出してくれる居酒屋とかで飲んだ方が満足するわ。
またまたホテルへ退散~。
ライトアップの時間までいられなかったな。
コンビニでビールとつまみを買ってホテルへ帰る。
空調の利いた涼しい部屋飲みが今日は最高。 -
最終日。
ホテルの朝食をいただき、チェックアウト。
9時過ぎに倉敷駅前のタイムズカーへ。
JALのチケットと一緒にJALサイトでレンタカ―予約で、6時間で5616円の支払い。
倉敷の街を抜け、岡山市の岡山城へ。
堀の傍にある駐車場へ車を停め、旭川の流路を替えて天然の掘にしたという橋を渡り、城へ。 -
アオサギも暑さ避けかな。
-
巨石を組まれた塀が残る道を上る。
旧天守閣の礎石
昭和20年6月の岡山空襲により焼失した天守閣の礎石を移し、元の通りに配置。 -
昭和41年の鉄筋コンクリートで再建された天守閣。
その黒漆塗から「鳥城・うじょう」とも呼ばれている。長野県松本城も「鳥城」だが、混乱を避けるため「からすじょう」と呼ばれる。
中は博物館になっている。先を急ぐのでここで引き返す。
城郭の代わりであったのではと言われる日本三大名園の「後楽園」も行ってないので、岡山の三度め訪問は有りだな。 -
岡山城から車をどんどこ進み、40分程で宝伝港へ。
近くの市営駐車場料金は500円。そこから徒歩2分程でこの船乗り場。300円。
この日は、1隻の船では全員が乗れずに乗り場で待っていた。
この後は、運行時刻が何時間かあくのでピストン輸送かな。 -
10分ほどで犬島到着。
歩いてすぐ近くのチケットセンターで昼食とする。 -
タコ飯セット。1230円。
-
海沿いを歩いて、美術館入口へ。
この道路沿いには、バンガロー風の宿泊施設があった。 -
ここが入り口。
-
ここを通り、美術館の入口へと続く道があり、入り口では係りのお姉さんが入る人をグループ分けして、たくさんの人がいっぺんに入場できないようにとしている。
入口で自然のエネルギーを生かした説明をされ、中へ。撮影禁止。
犬島銅精錬所は1909年に建設。
けれど銅の暴落を受け、10年で操業中止。一時は2千人からの人が働いていた。
銅の精錬で起こる公害で島は打ち捨てられたように。
足利銅山も一緒だわね。
その後は90年間そのままとされ、その間はドラマ撮影に使われたりしていた。
また、豊島の産業廃棄物不法投棄問題もあったり、環境問題を引き起こしていた。
そこへ、ベネッセの福武氏のプロジェクトが始動。
美しい瀬戸内海の小島である直島、豊島、犬島の復活へとなった。
というのが、簡単な概略。
なので、船も直島から犬島という航路もある。
直島は草間氏の水玉のあれね。
草間氏のカボチャは見ると元気になりそうだけど、どうも私はこの三島由紀夫をモチーフにしたアートワークというのが分からなかった。
まあ個人感じるものは人それぞれだけど。
遺構を自然のエネルギーを生かして、環境に負荷を与えない設計にしたというコンセプトだけで良かったんじゃない?と思うのは、芸術に長けてない人間だからか。
暗い中を歩かされ、迷路が作られ、中に水が張ってあり、狭い部屋に入れられ、死者との対話?
目の悪い私は半分以上見えずに、夫に手を引かれて歩いたんですけど。
あまり気持ちの良いものではなかった。
美術館入場料2030円は高かったなあ。
遺構を見るだけで良かったなあ。というのが私個人の感想。 -
美術館を出た後は、少し林の中を歩き、発電所跡。
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せっかく高いチケットを買ったので家プロジェクトも見る。
家の中にアートがあるのだけど。。。 -
島の集落。
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使われていない郵便局もあった。
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中は空っぽ。
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家プロジェクトを見ても頭の中はハテナマークでいっぱいなので、港に戻ることにした。
-
何やら島のおばさんたちが集まって元気そうな声が聞こえてきたので近寄ってみることに。
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手作りの食べ物を売っていた。
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ミントが入ったジンジャージュースも買い、このぜんざいはサービスとの事。サービスすごい。
この島独特のもので、小豆にかぼちゃとそうめんが入っている。オドロキ。美味しかった。
三島由紀夫やら遺構やら、暗い影のようなものがねっとりとつきまとうような気がしたけど、元気なおばさんたちに会えて良かった。
犬島の印象が悪いまま残らずにほっとした。 -
船でまた宝伝港に戻り、空港へ。
レンタカーを返して、岡山ともバイバイ。
JALのラウンジは無く、マスカットラウンジというカードラウンジを使う。
搭乗券を見せると、係の人が機械に通し、ピンポーンと。
ラウンジの入り口横には送迎デッキ改札。
100円を入れて改札口を通る。今回は行かなかったけど。
16:35の便で帰京。
帰りの飛行機は満席に近かったようだ。
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