2017/07/07 - 2017/07/17
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ミズ旅撮る人さん
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2017年7月に、旧ユーゴスラヴィアの5か国を11日で周遊するツアーに参加しました。
第4回は、前編に引き続き、ボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都サラエボです。
サラエボという名称は、キャラバンサライ(隊商宿)などで使われる「サライ」が語源です。だから、発音は、サライェボが正しいと思います。
旧市街の中には、バザールの遺構を使った商店街もあります。街の中には、モスクあり、キリスト教会ありで、行き交う人も誰が地元民で誰が観光客やら、ごちゃ混ぜです。
東西貿易で栄えた町特有の渾然一体としたおもしろさが、サラエボにはあります。
前半では、オーストリア皇太子暗殺の現場を見てから、教会まで歩いて来ました。
後半は旧市街を散策します。近年に戦乱があったユーゴスラヴィアならではのお土産も売っていました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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Ferhadija通りです。「イエスの聖心大聖堂」の前から、東に向かって歩いて行きます。
画面にスーパーの「dm」が写っていますが、日曜日なので閉店していました。 -
通りにはあちこちにこうしたアイスクリームの店があります。
35度は超えているであろうという暑さの中を歩いていると、普段アイスなどは食べなくても、だんだんと目が離せなくなって来ます。 -
日なたには人の姿はまばらだけれど、陰になる場所にはこうして集まっています。
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「Egipat」というアイスクリーム屋さん。庇は大事です。平日なら大忙しなんでしょうね。
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地面に「サラエボは東西文化の出会う場所」と書かれています。
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先程(前編)見たバザールのショッピングアーケードです。
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キオスクもあります。
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街中でチャドルを着た女性をよく見掛けますが、左の彼女のように目だけを出しているのと、右の女性たちのように顔を全部出しているのと様々です。
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モスクのお向かいにある学校の遺構(Kursumlija medresa)
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ガジ・フスレヴ=ベグ・モスク(Gazi Husrev-begova dzamija)
ガジフースレフベイモスク 寺院・教会
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モスクの前庭にある泉水。
ガジフースレフベイモスク 寺院・教会
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「Sahat-kula」という時計塔。
時計塔 建造物
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手前の建物は、実を清めるための洗い場。
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モスクの中に入るには入場料が必要なので、入りたかったら後で自由時間に来てくださいということで、次に進みます。
ガジフースレフベイモスク 寺院・教会
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Ferhadija通りに戻ります。
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東に向かって歩きます。午前10時。日が高くなって影が少なくなっています。
わずかな日陰を求めて日傘の軍団が通ります。もちろん、日本人だけです。 -
こういう場所は、ご多分に漏れず、路地が魅惑的。団体行動が終わったら、行きたい所がいっぱい。
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庇のあるカフェには、長逗留の欧米人がゆったり座っています。彼らからは、私たちはどう見えているんだろう。
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バシュチャルシャ(Bascarsija)という細長い広場に来ました。写真は南側を写しています。
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広場の北側には、Sebiljという泉があります。1984年の冬季オリンピックの際に復元されました。
セビリ (水飲み場) モニュメント・記念碑
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周りは鳩がいっぱいで、子供たちも大喜び。
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2015年12月24日。トルコの首相と書かれた石碑がありました。
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バシュチャルシャ広場の北端にあるトラムの電停。
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トラムが発車して行きます。
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さあ、ここで解散、自由行動になりました。街中に戻ります。
泉の東側に「WC」の看板があります。行ってみたのですが、鍵がかかっていました。日曜だからなのか、いつもなのかは不明です。 -
道路脇で売っていた大きなラグビー型のスイカです。中は真っ赤。大家族が多いので、このサイズしか売っていませんでした。
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いろいろなベリー類が売られています。右下のブルーベリーは底の深いパック入りで2ユーロでした。
ブルーペリーをパクパク食べられる幸せ! -
商店の屋根に、巨大な水パイプのオブジェがありました。でも、その下を歩く男性の方に目が行っちゃいますね。
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路地に入ると、土産物屋がずらっと並んでいます。ここは日曜日でも開いているのですが、暑いので客の方がいません。
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売っているものは、意外なほどトルコと同じようなものばかりです。オスマン・トルコの影響がとても強いのですね。
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店先に見慣れぬものを見つけました。薬莢(やっきょう)です。内戦の残骸。苦労することなく手に入る資源です。うまく活用しなければ。
キーホルダーやボールペンなどに加工されています。 -
薬莢を組み合わせて作った戦車もありました。でも、本物の薬莢は重いのです。こんな塊では、かなりの重さになります。
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戦場の一場面を思わせる鉄兜。
1992年3月にボスニア・ヘルツェゴビナはユーゴスラヴィアから独立を宣言しました。
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争におけるサラエボの包囲は、1992年4月5日から始まり、1996年2月29日まで続きました。
12,000人以上が殺害され、50,000人以上が負傷したと推測されています。死傷者の85%は軍人ではない市民でした。 -
路地の突き当り。右に路地は続いていました。
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昼間は客も来ないので、店の客引きなどもまったくありません。好きなように見て歩けます。
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バシュチャルシャ広場に戻って来ました。ここから、西側に歩いて行きます。
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お菓子屋さんにしては、ちょっと妙。何屋さんだろう?
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そろそろ食事をする人でにぎわい始めました。
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こんなに暑いのに、戸外で食べるのが好きなんですねえ。
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おや、まさかあれはハイティー(アフタヌーンティー)?
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セットを真似たものであって、時間(現在10:35)も内容も違うようですが、オシャレな気分になるんでしょうね。
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Gazi Husrev-begov bezistanのバザールまで戻って来ました。
Gazi-Husrev Beg's Bezistan お土産店
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店は中からも外からも入れるようになっています。
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イスラムのバザールそのものです。テナントは、普通の土産物店と衣料品店が殆どです。
ただ、風が通らないので蒸し暑くて、あまり長居したくはありませんでした。 -
平日だったらもっと人がいたのでしょうか。
2015年の失業率は27.7%だそうです(IMF調査)。
国土面積5.1万平方キロメートル(日本は37.8万平方キロメートル)という北海道より小さな国で、人口353万人(2013年国勢調査)しかおらず、それでも4分の1以上が失業者。
街を走るトラムもラッピングは綺麗でも車体は古そうでした。経済状況はあまりよくないようです。 -
どんな人が買うんだろう?
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添乗員は、ボスニア・ヘルツェゴヴィナは今日でおしまいだし、ユーロも使えるから両替はする必要がないと言い切って、ツアーの人が両替をしたがっても却下していましたが、やはり現地通貨は欲しいもの。
この両替所では日本円のレートまで掲示されていました。 -
コンベルティビルナ・マルカは、1ユーロ=1.95KM(固定レート)です。
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デザインは簡素で、真ん中のコインには国旗が描かれています。これが1KMです。
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さあ、現地通貨も手に入ったし、これでアイスクリームを買います。
シングルコーンで1KM安い!そして、とっても美味しい!これは、アイスを食べるのが癖になりそう。 -
食欲が減退しそうなアイスマン。
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徐々に観光客が増えて来たFerhadija通りをバシュチャルシャ広場に向かって戻ります。
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昼食は、こちらのレストランの分室にて。ここはテーブルとイスだけがある別室でした。
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お皿にたっぷり盛られたサラダ。これはありがたい。
生ビール大4ユーロ、小3。ワイン4、水3、ジュース3ユーロでした。 -
メインはマスのポテト添え。見た目も味もイマイチ。
デザートはバニラアイスでした。 -
ここでおもしろいのは、「ボスニア・コーヒー」と呼ばれるもので、独特の形をした容器に入って来ます。
しかもこの小さなコップに角砂糖が2つ。すかさず1個は取り出して、コーヒーを注ぎます。
ポット?の方には入りきらなかったコーヒーが残ったのですが、後でお代わりをと注いでみたら、ドロっとした汚泥のようなものが残っているだけ。上澄みだけを飲むもののようです。1杯2ユーロでした。 -
こちらが本店です。
ウェイターたちは、向かいにある本店から通りを隔てた別室まで歩いて料理を運んで来ていました。Bosanska Kuca ステーキ・グリル
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バスと落ち合う地点まで移動します。
旧市街周辺にはバスの駐車場はないので、決められたピックアップ場所に迎えに来てもらいます。 -
ボスニア・コーヒーを売る店です。お土産にお勧めはしませんが、一度飲んでみるのはおもしろいと思います。
エスプレッソほど濃くはないけれど、量は同じくらいです。 -
バスは、高速に乗るためサラエボの町から一旦東に走ります。丘の上にWhite Fortressと呼ばれる城跡が見えます。
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方向が変わって、眼下にサラエボの町を見ながら西に向かいます。
中央に見える赤い立派な建物はサラエボ醸造所(Sarajevo Brewery)です。 -
サラエボ旧市街を横に見ながら、バスは次の町を目指して走ります。草木の緑と、赤茶色の屋根がとても綺麗な街です。
今の平和が長く続きますように。イスラム教とキリスト教とが共存している貴重な街です。 -
こちらは新市街です。ホテルの前に見えていたのっぽビル。あのあたりがサラエボ駅です。
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では、次は世界遺産の町モスタルに行きます。スタリモストという大きく弧を描く石橋が観光のメインです。
サラエボのように、イスラム教とキリスト教が混淆するのではなく、右岸と左岸に分かれている町です。
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