2017/06/25 - 2017/07/05
36位(同エリア368件中)
ランドムさん
アマルフィ海岸には、20年くらい前に家族旅行で行きました。当時は中学生であり、海水浴を楽しむことしか知りませんでした。
大人になり、時代も変わると、新たな魅力をたくさん発見することができるものですね。今回は大人になったからこそ、楽しかったり、いいなと感じたりしたものをまとめました。
なお、別の切り口の旅行記は以下にまとめてあります。
<南イタリアのグルメな大人の社会見学に行こう>
http://4travel.jp/travelogue/11264685
<アマルフィ海岸を個人で旅行してみた【誤算・失態編】>
http://4travel.jp/travelogue/11269999
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
6/28
この日はシーカヤックのツアーを申し込んであり、朝10時にアマルフィの港から南西に行ったDuoglio Beachに集合となっていました。
しかし、朝寝坊をし、Duoglio Beach行きのフェリーに間に合わない時間に。
ガイドに遅刻するという電話をし、急いでタクシーに乗り込んで合流します。遅刻して申し訳ないなと思ったけれど、ガイドも他の参加者も、非常におおらかで歓迎ムード。助かりました。
ところで、乗り込んだタクシーは、邦画「アマルフィ 女神の報酬」の撮影に協力したようで、ドライバーがしきりにあれは良い映画だったと褒めてくれました。(個人的にはツッコミどころ満載な映画でしたが...) -
さて、このシーカヤックの見所は、ダイナミックなアマルフィ海岸をシーカヤックを漕ぎながら、観光するというところです。
ガイドが先頭を行き、その後ろをみんなで列になって、ついて行きます。
起伏の激しいアマルフィ海岸を下から見上げながら移動すると、自然の偉大さをリアルに感じます。 -
また、途中途中で停止し、ガイドが地域について様々な解説をしてくれます。
「あそこにソフィア・ローレンの別荘があるよ」
「あそこのレストランは世界遺産のため営業に制限がかけられているだよ」
など。ガイドブックには書いていないことが色々出てくるので、雑学的で面白いです。 -
だいたい2時間半くらいかけて、フローレの入江に到着。
このスポットは、隠れ家的で綺麗なビーチなんですが、主要な街から離れているため、アクセスしが難しいところです。そのため、シーカヤックのツアーでここに行けると知り、すかさずツアーの参加を申し込みました。
そして、申し込んで正解でした。ここに来れるのもポイントが高いですが、写真の橋の下をカヤックで潜って入江に入るのは、なかなかワクワクする体験でした。また、不思議にも入り江の水の色とその外の海の色は異なっていました。なので、よりミステリックな場所に感じます。
残念だったのは、海が若干しけっていたため、道中にあったエメラルド洞窟には入ることはできませんでした。 -
なお、シーカヤックは楽しいんですが、片道で体力的にダウン。
時化の影響もあります。
ツアーの内容としては、来た道をシーカヤックで戻る予定でしたが、私たちはここでリタイアを宣言。
ガイドから帰りのバスチケットをもらい、ローカルバスでアマルフィに戻ります。
シーカヤックのツアーは一人当たり65ユーロ。フローレにも来れたし、迫力感のある海岸線を堪能できたので、十分満足できました。
また参加したいですね。今度は時化ではない時に(笑) -
7/1
この日はPositano Boatという会社のMoonlight Cruiseに申し込んでおきました。
参加者は19時にビーチ脇のスタンドに集合となっていたため、そこに行ってみると、なんと参加者は私たち二人だけのみ!
10人は乗れるボートを貸切状態で乗ることに。贅沢な時間が始まりました。 -
このツアーは、まずはポジターノ周辺の海岸線をクルーズして観光し、一回りしたら、ボートでアクセスするレストランで食事を取って、ポジターノの港に戻るコースとなっています。
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シーカヤックの時とは異なり、疲れる心配はないので安心です(笑)
ただ、船長は英語が得意ではないので、特に解説もなく、ひたすら二人で話をしながら、景色をみる感じだったのは、ちょっと残念でした。
それでも、要所要所で停船し、記念写真を撮ってくれたりしたので、飽きることはなかったです。 -
少しずつ日が暮れ始めたなと思った頃に、おもむろに船長が船を停めます。また写真撮影をしてくれるのかなと思ったら、冷蔵庫からスパークリングワインを出してくれるではないですか。
冷えたワインを開けて、二人でボートの上で乾杯。何ともロマンチックなひと時。 -
夕食を食べるレストランに近づきます。
レストランは崖の下にあり、確かにここは船でアクセスするのが一番のところでした。隠れ家的で期待も膨れ上がります。 -
陸に上がり、夕食の準備ができるまで、船上でもらったワインとつまみで、時間を潰します。この時点で、すでにいい気分に。
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夕食の準備ができたということで、レストランに通されます。すでに時間は20時半になろうとしていました。夕暮れの海が綺麗ですね。
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ポジターノの夜景も見られる、絶好の席です。
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食事は、前菜の盛り合わせ、パスタ、魚料理、デザートのフィックスのコース仕立て。
この旅行中は、ほぼ毎日シーフードを食べていましたが、地元のシーフードを使った料理は、新鮮で味もしっかりしているので、全然飽きが来ないです。
料理は可愛らしいお皿に乗って運ばれてくるので、目も舌も楽しませてくれます。外を見れば、目の前は海。贅沢をしています。 -
食事を終える頃には、辺りは真っ暗。その分、ポジターノの夜景は映えます。ギラギラした夜景じゃないのがいいです。
食事込みのツアーなので、会計はせずに、レストランを出ます。
行きと同じボートに乗って、ポジターノの港へ。
この内容で、一人当たり70ユーロ。インターネットで事前予約していたため、若干割引されているとはいえ、コスパ良すぎでしょ。
この日もホテルで気持ちよく寝れました。 -
7/2
一泊はオーシャンビューのラグジュアリーなホテルで宿泊したいということで、ホテルを移動し、Hotel Marincantoにチェックイン。このホテルの宿泊が決まった時点で、この日はプールと海水浴を楽しむ日と決めていました。
Hotel Marincantoには、インフィニティプールがあり、プールの先は海が広がっているという、とても眺めのいいプールです。プールの縁で海を眺めても、目の前を人や物が通過しないというのはいいですね。ホテル マリンカント ホテル
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横からプールを見ると、こんな感じです。
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階段を下って行くと、ホテルのプライベートビーチに到着。
そこそこ高低差があるので、ちょっと上り下りが大変です。 -
海の色はとても青く、海に入ってもその青さは変わらず美しい。逆に、底が見えないので、苦手に感じる人はいるかもしれません。
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海に入ったり、日に焼けたりを繰り返して、午後は目一杯に過ごします。20年ぶりくらいにこういう海での過ごし方をしました。
ちなみに、ポジターノのビーチは石のビーチになります。なので、海で泳ぐと小さな砂利が水着の中に入り込みます。別に痛いということはないですが、着替える時にバラバラと砂利が落ちてきて、ちょっと驚きました。 -
海とプールで過ごした後は、ホテルのレストランでディナー。
予約をしておいたら、眺めのいい席を確保しておいてくれました。 -
街も眺めることができるいい席を取っておいていただき、感激です。
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上空を見上げると、山の上も夕焼けでピンク色に染まってます。
アマルフィ海岸の夕焼けは、日本の夕焼けとは違う色をします。少なくとも、東京ではお目にかかれません。 -
食事はコース料理を注文。前菜、パスタ、パスタ、魚料理、デザートという内容。
野菜やハーブを使った料理が多く、女性受けしそうです。 -
前日も思いましたが、夕方から夜に移ろいでいく街の景色が、とてもロマンチックで心が穏やかになります。
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夜10時を回ります。空は真っ暗で、月がきれい。
翌日はナポリに移動するため、この日がアマルフィ海岸で過ごす最後の夜。
名残惜しいです。
20年前に来た時は知らなかったアクティビティが楽しめて、感無量です。
また次に来た時も新しいアクティビティにチャレンジできるといいな。
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この旅行記へのコメント (1)
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- ドロミティさん 2017/08/12 09:40:22
- はじめまして♪
- ランドムさん、はじめまして。
4トラトッページのおすすめ旅行記のお写真を拝見して
お邪魔いたしました。
カヤックにムーンライトクルーズ、アクティブでロマンティックな
タイトル通りのとても素敵な過ごし方ですね。
羨ましく楽しみませていただきました。
特にムーンライトクルーズ、70ユーロとはとてもコスパが良いと
思いました。
しかもお二人の貸し切りとは何とラッキーなのでしょう(^_-)-☆
素敵な旅行記をどうもありがとうございました。
ドロミティ
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ホテル マリンカント
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