世界遺産「ケープ植物区保護地域群」No.2

2017/04/29 - 2017/05/07

前回の旅行記に引き続き「ケープ植物区保護地域群」です。
ハウト湾から南に下り、喜望峰やケープ・ポイントに向かいます。

エリア ケープ半島周辺(南アフリカ共和国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

ハウト湾から南に向かいます。

ハウト湾を出てすぐにチャップマンズ・ピーク・ドライブと呼ばれるドライブウェイを通ります。

山を通るドライブウェイでハウト湾の眺めがとてもきれいです。

センチネルやドイカー島に向かう船も見ることができます。

チャップマンズ・ピーク・ドライブを通過してしばらく走るとボルダーズ・ビーチに着きます。

ここには多くのケープ・ペンギンが生息しています。

アフリカン・ペンギンやジャッカス・ペンギンとも呼ばれます。

本当にたくさんのペンギンを見ることができました。

こんなにたくさんのペンギン。

卵を温めているペンギンもたくさん見かけました。

ボルダーズ・ビーチやドイカー島ではカモメもたくさん見ることができました。

遊歩道を歩いてペンギンを見ます。

そしてしばらく南下して喜望峰自然保護区に入ります。

前回の日記でフィンボスのことを少し書きましたが、この辺りでは灌木地帯フィンボスが多く見られます。

低木で覆われています。
アフリカ大陸の南端に来たという雰囲気がしますね。

しばらく走ると喜望峰に到着します。
「喜望峰　アフリカ大陸の最南西端」と書かれた標識が立っています。
ちなみにアフリカ大陸最南端はアグラス岬という所だそうです。
この有名な標識は絶対見ておきたかったですね。

1488年にポルトガルの航海者バルトロメウ・ディアスが発見した岬で荒れた海域であることから「嵐の岬」と名付けられましたが、その後ポルトガル国王が東方への航路発見に希望を抱いたことから「喜望峰」と改名されたそうです。
世界史における有名な場所に立つことができて良かったです。

次にルック・アウト・ポイントに向かいます。

ルック・アウト・ポイントからケーブルカーに乗ってケープ半島最南端であるケープ・ポイントに向かいます。

歩いてでも行くことができます。

ケーブルカーを降りてから展望台までは階段を登ることになります。

ケーブルカーを降りた辺りの眺めもきれいです。
先に突き出ているのが喜望峰です。
手前の砂浜がディアス・ビーチです。

階段を登って展望台に向かいます。

展望台に建つ灯台は霧で見えないことが多いため現在は使われていません。

現在はケープ・ポイントの海抜87ｍの地点の灯台が使われています。

展望台からは現在の灯台は見ることができませんでしたが、ケーブルカーを降りた所の近くから横から覗き込むような形で少しだけ見ることができました。

展望台には世界各都市への距離を書いた標識が立っています。
ベルリン、パリ、ニューヨーク。

リオデジャネイロ、アムステルダム、ロンドン、ニューヨーク。

シドニー、ニューヨーク。

ここから見る海はインド洋と大西洋がぶつかり合う所です。

ここからも喜望峰を眺めることができます。

ケープ植物区保護地域群ですのでたくさんの植物も見ることができます。
キダチ・アロエを見ることができましたが、アロエのほとんどは南アフリカが原産だそうです。

灌木地帯であることもよくわかります。

展望台からルック・アウト・ポイントまではケーブルカーで戻ることもできますが歩いて戻りました。

景色を見ながら歩いて戻るもの良いですよ。

ルック・アウト・ポイントから大西洋側（喜望峰方向）とインド洋側を眺めました。

大西洋側（喜望峰方向）。

インド洋側。

これで南部アフリカの旅日記は終わりです。

雄大な自然、きれいな町並み等々見所たくさんでした。
遠い所ですけど行く価値はありますね。