ソリちゃん、黄河源流に旅行する　2017年度編　その二

2017/07/04 - 2017/07/16

　共和でゆっくりとした後は西へ移動し、チャイダム盆地にあるしなびた街へ入ったのですが、以前滞在したときと異なり立派なホテルが出来ていました。場違いとも思える格調高いヨーロッパ風のホテルには多少の違和感も感じましたが、これもまた時代の流れなのかもしれませんね。

　画像。荒涼とした山中にて。

エリア 中国

• 旅行の満足度: 5.0

　この日は青海省の西方にある街「烏蘭」のホテルに宿泊したんだけど、ロビーの作りはごく一般的な中国風の作りでした。

　中央にいる大きな人が宗さんで、身長は188cmもあります。

　家具が何となく・・・。

　部屋の様子だけど・・・。

　外は荒涼としていて半砂漠。夏はともかく冬場は大変そうですなぁ・・・。

　夜はホテル内にあるレストランの個室へ。

　美味しそうなものがメニューに沢山並んでいたので、予算は無視してビシバシ注文！

　最初に出て来たのは揚げ餃子でした。

　次は具がニラ一杯の揚げ餃子。似た様なものが連続してしまったのですが、食べたいとの声が出ちゃったので。

　サヤエンドウの炒め物。野菜が沢山あるのは幸運でした。

　ビーフンと野菜の盛り合わせ。

　因にこの日は肉類は少しだけで野菜がメインになりましたね。でも価格はホテルという事を考慮してもかなり高価。これらでトータル275元！　というのはボッ◯◯リ価格に近い感じでしたね。

　朝食の様子。

　品数は場所が場所なので少ないのは仕方が無いでしょう。肉まんがまずまずでしたね。
　なお、ここのホテル代は一人340元程。まぁ安いでしょう。

　レストランから北側の広場を見下ろしたところ。真っ青な空が美しい。

　ホテルをチェックアウトした後は西寧に戻る途中にある見晴らしの良さそうな山へ軽くトレッキングを。

　青海湖の南方に広がる山脈で、その名も青海南山と言います。

　夕方ホテルに帰還。

　夜は1km程離れた場所にある、西寧で一番の高級ホテル「銀龍酒店」へ相棒と二人で夕食を取りに。
　それにしても最近は外国人よりも中国人のほうが圧倒的に多い感じがしますね。昔はちらほらと見かけた日本人は、最近はとんと見かけなくなりました。

　たまに出掛ける、ホテル二階にある広東料理店へ。いけすには色々な魚介類がいるものの、価格が高すぎるのかお客はまばら。何となく元気がなさそうに見えたのは気のせいでしょうか。

　基本テクには中国人は「ドケチ」なので、価格が高いのはNGなんでしょう。

　この日はメインはカレイのオイスターソース蒸しを。

　青島が無かったのでバドウァイザーを注文。大好きなワインも色々とあるのですが価格が異様に高いので、これにて我慢。

　因にこれだけの高級ホテルでもビールは冷えていません。

　まずは定番というかお約束の北京ダックを注文。まぁビールのつまみといったところでしょうか。
　ところで肝心の味は ?

　可もなく不可もなくといったところで、量も味付けもまずまずといったところでしょうか。

　これ大好物。本場の上海小籠包にも負けていない出来でしたね。

　カレイの蒸しもの。
オイスターソースをたっぷり使っているので、ソースをモロに絡めて食べるとちょっとしょっぱいかもしれません。

　冷たいのが欲しいと言ったら、こんな具合でビールを冷やしてくれましたよ。

　因にこの日はトータル544元。一万円程だったんだけど、その前に烏蘭で食べた料理と比較するとタダ同然に感じちゃいましたね(つまり法外に高かったという事だな)。

　翌日は北方100km程の場所にある大通山へトレッキングに。峠の標高はちょうど4000m。富士山よりも高い場所に行くと、高山に来たとしう感じになりますね。

　遠くに見える山のさらに奥が祁連山脈で、さらにその奥の低地帯にはご存じ「シルクロード」が走っているのでス。

　昔日本でも随分人気があった、青いケシ。

　この標高だとあまり大きな群落にはならないようで、ここではパラパラとある程度の密度でしか自生していません。

　高山帯にある植物は、おしなべて丈が短く小さいものが多いですなぁ。

　気を付けて見ると、豆科の植物が案外多い事に気がつきます。

　標高と気象条件が原因なのでしょうか。ここでは一般的な日本人がイメージするような広いお花畑はまず見かける事はありませんね。

　相棒、何を探しているのでしょう。

　それにしても今年の同地旅行は天候に恵まれていて、あっちに行ってもこっちに来ても概ね晴。しかも午後には必ずといって良い程くる夕立にも全く遭わなかったのですが、これは大幸運といったところでしたね。

　因に悪天候だと良くて雨。悪ければみぞれ〜雪が降るため景色は一変しますよ。きっと日頃の行いが良かったのでしょう^^。