金も職もないけど、ちょっと岡山県まで青春18きっぷしてきた【３】

2017/07/23 - 2017/07/24

岡山行き、２日目は倉敷へ行きました。

計画最初は、初日の日曜日に行くつもりだった倉敷。
しかし、ネットで情報を集めている最中、あるものの存在を知り、月曜日に変更しました。それは……

倉敷アフタヌーンティー
http://www.kurashiki-tabi.jp/campaign/tea2017/
（また　食　べ　物　か！）

どれもこれも、目移りするおいしそうなティースタンドの数々。
そして、これをライカさんに見せたら……どうなるか、分かりますよね？
（もちろん、食べに行くに決まってる）

さて、ひとり客の場合、引き受けてくれるお店は少なくなります。
（上記HPによると、19店中8店が1人客注文不可）
行けそうなお店で、今回ここ！と決めたのは「くらしき桃子」。
そして、「くらしき桃子」の予約が24日にしか取れなかった為、必然的に2日目が倉敷観光となりました。


☆１日目☆
　　岡山駅
　　→坂出駅（香川・うどん）
　　→児島駅（旧野崎家住宅）
　　→岡山駅（サッカー・ファジアーノ岡山 vs レノファ山口）

☆２日目☆【この旅行記】
　　岡山駅
　　→倉敷駅（倉敷美観地区＋大原美術館）
　　→岡山駅から一気に帰宅　　

エリア 倉敷(岡山)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

紹介が遅れましたが、今回泊まったホテルは「三井ガーデンホテル岡山」です。
一休のクーポンのおかげで、朝食込み約3000円で泊まれました。

今回、こちらを選んだ理由は「朝食」。
なんか、すごく朝食が評判って聞いたからさ！

ライカさんセレクトはこちら。
このなかの一番おすすめは、桃太郎トマト。見るからに新鮮でおいしそうで、実際美味しかったです。
郷土料理は、えびめしとままかりを取りました。

デザート系。
ヨーグルトソースにキウイは初めて見たかも。

なお、朝食への評価は、その方のニーズによると思います。

朝食そのものを期待しての宿泊だと、若干期待はずれ。
しかし、「ビジネスホテルに泊まるけれど、朝食代を取られるなら美味しいものを食べたい」というニーズには、十二分に応えるレベルだと思います。

ご飯を食べて、お風呂に入ってチェックアウト。

岡山駅構内のコインロッカーに荷物を預けて、倉敷に移動します。

電車で約20分、倉敷駅に着きました。

ここから美観地区までは、徒歩10分から15分ほど。
レンタルサイクルかバスかを迷い、バスにしました。
美観地区の方で自転車置き場を探すのがめんどくさそうと思ったのと、写真を撮る為には地区内を自転車よりも歩いた方が良いと判断した為です。

バスに揺られて、大原美術館前で下車。
そこからちょっと歩けば、美観地区になります。

本日のお楽しみは、これ！
倉敷アフタヌーンティーです。

予約を11時に入れているので、それまでは街をお散歩します。

お、水路に出て来た。

平日とはいえ、やっぱりちらほら観光客がいるなあ。

水路には、白鳥さん親子がいらっしゃいました。

唯一取れた、人がいない水路。

細い路地。
向こうには何があるんだろ？

水路を行く舟。

人力車発見！
車も、車を引くお兄さんの格好も、懐古ロマンに溢れています。

美観地区、面白そうな場所ではあるのですが、ちょっと整備された感があるのと、人が多いのとで、カメラ意欲はあまり出ず。

……本気でやるなら、倉敷１泊して、早朝日の出直後の人のいないところを見計らって、撮りに回りたいかな……。
（つまり、やるならば次回以降の課題）

和風なものだけでなく、こんな西洋かぶれなものも。
これは、珈琲館かしら？

多くの店先で、ぶら下げられていた風鈴。
風に揺られて、澄んだ音が響きます。

偶然にも、ほとんど人がいなかったので１枚。

アイビースクエアまでやってきました。

外があまりに暑いので、建物内で涼む……
……げふんげふん……
紡績工業について学ぶべく、倉紡記念館に入場しました。

展示の最初の方に、明治・大正時代の説明と、当時の機械や資料等が置いてあり、懐古ロマンあふれる展示でした。あと、ここも蔵を利用しているので、天井が高く建物としてもよかったです。
昨日の野崎家もそうだったけれど、蔵×博物館は展示的にいい組み合わせなんだね。

アフタヌーンティーの予約まで、もう少し時間があります。

ついでに、児島虎次郎記念館（大原美術館の別館の１つ）にも回りました。
後で本館にも行くつもりだったので、共通券をゲット。

年と経験を経て、絵の書き方が全然変わっていっていたのが印象的でした。
単純に、水彩画のように色を置いていたような感じなのが、厚塗りで筆の跡も分かるような絵に変わっていったのが。

あと、もう一つ印象に残っているのが、展示物を見ている他の方。
（多分）ご夫婦で見ておられるのを何組も見たのですが、ほとんどが「旦那さんが、奥さんに色々説明している」パターンが多かったこと（奥さんの声は、内容があるというより、だいたい相槌打ってるケースが多い）。これも、なんというか、男女の差というか、パターンとして興味深いなーと思ってました。

美術館の後に、その辺の店を冷やかしていたら、危うく予約時間に遅れそうになりました。
それでは、本日のお楽しみに「くらしき桃子」へ参ります。

私が予約をしたのは、倉敷中央店です。
本当は、ガレの美術品が飾られているという本店が希望だったのですが、残念ながら予約が埋まっていました。
そのため、本日はこちらのお店です。

※くらしき桃子のアフタヌーンティーは予約制。１時間につき、お客さん１組の受付。

席に案内され、取り皿とフォーク等が置かれました。
期待に胸が高まります。

待つこと、５分ほど。

来た瞬間、私だけでなく、周りのお客さんからも声が上がりました。

ふふふふふ、お客さん、そうでしょう。そうでしょうとも。
私も、本日はこれが楽しみで倉敷までやってきたのですよ！

さあ、皆の衆！　刮目せよ！
これが、フルーツ王国フルーツ専門店の本気！！
ーーそんな声が聞こえてもおかしくない、１皿目です。

フルーツ山盛り過ぎて、食べるときにうっかりマスカットがお皿の外へ転げ落ちかけるほど。桃だけが、若干味が薄いかなー？と思いましたが、そのほかのぶどうオレンジ等は美味しくいただきました。
ジェラートは、ブドウの品種を迷いましたが、マスカットを選択。

２皿目はクレープです。

クレープの種類は、当日選べます。
アイスクリームの乗っていないのならどれでもOKですよ、とのことだったので、Wピーチで行かせていただきました。

写真はクレープ断面。桃が見え隠れしております。
クリームが甘く美味しく、これもなかなか……。

飲み物は、果物屋さんだけにフルーツティーにしました。

ちなみに、フルーツティー以外のものを注文するのであれば、２杯注文できます。
（※果物系＋コーヒーor紅茶の２杯）
ただ、フルーツティーはポットに２杯分入っているので、１ポットで２杯カウントになるようです。


これで、お値段は驚きの2160円（税込）。
コストパフォーマンスもよし！

お昼ご飯は、これでお腹いっぱいです。
ごちそうさまでした。

最後は、大原美術館を見学。
ただ、時間切れを懸念して一部は見ずに帰って来ました。これも次回の宿題だなー。

その後、岡山駅にもどり、コインロッカーの荷物を回収。
ついでに、お土産にきびだんごも購入して撤収です。

行きは山陽線を使ったので、帰りは赤穂線をつかって帰りました。
青春１８きっぷ、多分この１泊２日で元が取れたんじゃないかな！