2017/06/21 - 2017/06/27
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Mollyさん
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いよいよ観光の初日です。
ホテルを出て地下鉄4号線で北行き。
シャトレ乗り換えでプチパレのある
1号線のシャンゼリゼ・クレマンソー駅へ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
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-
ホテルの朝食はセルフサービス式で
6時半から。 -
ibis budgetの朝食はどこもこんな程度です。
-
部屋に戻ってテレビの天気予報を見たら今日も猛暑の予報。
-
朝はさわやかですが...。
-
道端のスタンド。
でも今回はレンタカー利用はなし。 -
地下鉄 Porte d'Orleans駅の入口。
-
切符自動販売機の使い方はどこでも
誰でも最初はまごつきます。 -
7年前の販売機にあった
あのローラー式ではなかった。 -
液晶タッチスクリーン方式です。
-
10枚つづりのカルネを購入。
-
改札を通って...。
-
いつも思うのは地下鉄広告のレイアウト。
思わず見とれてしまいます。
(これは7年前のもの) -
セザンヌの展覧会か。行きたいけど
今回は時間がないな。 -
さて乗車します。
-
時代ですね。パリも落下防止用の柵が
備えられ始めました。 -
なつかしい。この注意書きは昔のまま。
-
目的地まではシャトレ乗り換えで約30分の旅程です。
-
美術館に到着。
この建物は1900年の万国博覧会を記念して
建てられたとのこと。道路を挟んで反対側の
グランパレよりは小さいですがそれでも豪華です。
今日はほとんど入場者が並んでいません。 -
入場料はなんと無料です。
この暑さの中でエアコンがきいているのもうれしい。 -
まずエミール・ガレの
アールヌーボー作品がお出迎え。 -
「猿を連れた貴婦人」(アラフィリップ)
プチパレというと必ず出てくる作品。
19世紀後半の作品ですが、この当時は
サルやオウムを飼うのが流行したとか。 -
小さな子供たちに美術館見学か。
でも小さい頃から本物の芸術を見せるのは
大切かもしれない。 -
さあ、どんどん中へ入っていきましょう。
-
「セーヌ河畔のお嬢さんたち」(クールベ)
娼婦をモデルにしたために猛烈な批判を浴びたという。 -
「眠り(安逸とぜいたく)」(同)
同性愛を描いた作品。当時は裸体というと神話の世界、
キューピッドの絵だったのでこれまた保守的な人たちには
認められなかったという。 -
「ジュリエット・クールベの肖像」(同)
末の妹を描いた作品。彼女はクールベの作品を
画家の死後に国に寄贈したり美術館を建てるなどして
彼の名声を広めたという。 -
「火事場に駆けつける消防士」(同)
火事が起こった時、貧困地区は無視するよう隊長が
消防士たちに指示をしている。
クールベは嫌いなナポレオン三世を
隊長に仕立てたようだ。
制作の中止を余儀なくされたという。 -
「黒い犬を連れた自画像」(クールベ)
若き日のクールベの作品。
サロン初入選。
以上でクールベ終わりです。
実はあまり好きな画家ではない。 -
美術館内にて。
アールヌーボーの装飾手すりのついた階段。 -
「エクトール・ギマール邸の食堂」
アール・ヌーボーの芸術家であるエクトール・ギマールの
食堂を再現したもの。
椅子や家具がアールヌーボーの曲線美で表現されている。 -
日本人としてはうれしくなる作品群。
フェリックス・ブラックモン作。 -
19世紀後半から浮世絵を代表とするジャポニスムの影響を
受けた陶器がたくさん作られたという。 -
ちょっと灯りのせいで黄色っぽくなりましたが...。
-
「レオナルド・ダヴィンチの死」(アングル)
この作品がここにあるとは思わなかった。
(予想よりかなり小さな作品)
アンボワーズ城にあると思っていた。
仕えたフランソワ1世に看取られて
亡くなるダヴィンチを描いた作品。 -
「サラ・ベルナール」(クレラン)
当時の大女優サラ・ベルナールは
クレランがお気に入りで彼以外には
肖像画を依頼しなかったという。 -
「聖母子と天使」(ブーグロー)
比較的近年の作品。 -
さて印象派のコーナーへと
行ってみましょう。
屋外の絵画制作セット。
チューブ入り絵の具ができたためにアトリエから出て
屋外で絵を描くことが可能となった。 -
「ラヴァクールの夕陽(冬の効果)」(モネ)
「印象・日の出」に匹敵するモネの名作。 -
こんな名作が揃った部屋なのに
誰もいない。(10時半ごろ) -
「モレの教会」(シスレー)
活動の中心としていたMoret-sur-Loingの
教会を描いた作品。
昨年にこの教会を訪れてきました。
次にその写真を載せてみます。 -
モレの教会。
2016年5月撮影。 -
「製材機のある風景」(シスレー)
こういったありふれた日常を描くことは
絵にふさわしくないと考えられていた。
当時は革命的な作品。 -
「ロワン川の曳き船、サン=マンメ」(シスレー)
サン=マンメもシスレーがしばしば
絵の題材にしていた場所。 -
「ロワイヤル橋とフロール館」(ピサロ)
ピサロはセーヌ沿いのホテルを転々として
風景画を描いたという。 -
「水浴する3人の女たち」(セザンヌ)
-
「ビビェミュスの岩と枝」(セザンヌ)
上記2点も良いが有名な「アンブロワーズ・ヴォラールの肖像」
が見たかったのだがなかった。どこかへ貸し出されていたか。 -
「勝利のビーナス」(ルノワール)
ルノワールは絵画だけではありません。
晩年にはすぐれた彫刻作品も
作っています。 -
「貝殻を聞く漁夫」(カルボー)
カルボーは神話や歴史の題材よりも
風俗的な主題を取り入れたという。 -
個人的にはあまり好きではないが
レンブラントの作品もありました。
でも貫禄あります。 -
中庭もすばらしい。円柱の立ち並ぶ回廊が
つくられています。 -
カフェがありますのでコーヒーを
飲みながらゆっくりできます。 -
やや夏草が茂りすぎ?
まもなく手入れが始まるのかな。
この日はとても暑くて
すぐにエアコンのきいている館内へ
戻ってしまいました。 -
美術館の売店。
セーブル陶器のすばらしい商品が売られていますよ。
お金の余裕のある人はどうぞ。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- toc blancさん 2017/10/14 13:36:24
- プチパレ
- 初めまして!
「アールヌーボーの装飾手すりのついた階段」ここを撮っておられる方がいらしたので、発作的に書き込みしてしまいました.
プチパレ、穴場ですよね
ゆっくり観賞できるので有名どころの美術館より好きです.
落ち着きます(無料も嬉しい!)
あと好きなのは
『電気の妖精』を展示している「パレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)」
また寄らせて頂きます.
toc
- Mollyさん からの返信 2017/10/14 18:34:16
- Re: プチパレ
- こんばんは。初めまして。
書き込みをありがとうございました。
私もフランス、パリが好きで最近は訪れることが
多いです。言葉が少しできますので他の国へ行くより
楽しいですね。
絵画、音楽鑑賞にも引かれてあちこち出かけています。
(模型も含めて飛行機も大好きです。残念ながら船はあまり(笑)。)
またお便りをください。
パリについて、いや旅について語りましょう。
Mollyより
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