2017/07/21 - 2017/07/21
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108JETさん
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横浜という町は結構広い。人口は東京23区に次いで日本第2位だし、面積も大阪や名古屋よりも大きい。鉄道や道路が縱横に走るが、首都圏の常として道路の渋滞はきつく、鉄道移動が便利。
今回の小旅行では、ふと思い立って横浜都心部を一周りしたもの。市内の大規模開発で有名なみなとみらい21地区(最近は「21」を付さない事が多い)を中心にざっと回ってみた。具体的には横浜駅から延びる「みなとみらい線」の各駅で乗り降りして、周辺の観光拠点などを巡ってみました。
夏の暑い時期でしたが、一日で見て回るコースの一案、お読みいただければ幸いです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回は横浜駅から出発です。みなとみらい線は、東急東横線の横浜駅から先、みなとみらい地区を貫いて元町・中華街駅までの4.1キロの路線。渋谷方面から東横線に乗っていると横浜駅から気づくことなく乗り入れてしまいます。
実はみなとみらい線は「横浜高速鉄道」という東急とは別会社が路線や駅といった施設を整備、車両も持っていて、東急東横線とは相互乗り入れ、というかたちになっています。2004年に開業後、今では、渋谷から先も東京メトロ副都心線を経て、西武線や東武線までつながっていて、首都圏を一気に貫く基幹鉄道の一角を占めるようになりました。なお、東急長津田駅からこどもの国までのこどもの国線も同じ会社が施設を持っていて、こちらは東急に運営をすべて委託しています。 -
今日は、みなとみらい線の一日乗車券で周ります。大人460円です。3回乗り降りすればもとが取れる、という計算。なぜかICカード(Pasmo)ではなく、磁気の切符です。券売機で買うと味も素っ気もない券が出てきますが、各駅の窓口ではこのような絵柄のものを買うことができます。
この電車はみなとみらい線が持つY500系という車両。絵柄は社員さんが描いたそうです。
小さいほうが切符。大きいのはポストカードで、この絵柄の乗車券を買うともれなくついてきます。 -
横浜駅は、現在大改良工事中。もちろん地下街や駅構内の営業は継続されていて、その合間をうまく使いながら工事を続けている、そんな感じです。随分前に工事が始まりましたが、改装、建て替えを要する施設が多く、「現代のサクラダファミリア」と呼ばれるほど工事が途切れることはありません。。。
横浜駅周辺だけでもショッピングや食事をはじめ、一日時間があっても足りませんが、今回は先へ進むことにしました。 -
駅構内は工事中の仮囲いもデザインされていて、すこし和みます。
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みなとみらい線は、全線地下を通ります。地下鉄です。しかも、埋立地を含むみなとみらい地区や横浜港の海底を通ることもあり、日本屈指の深さの路線になっています。エスカレーターや階段が長〜く続きます。
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みなとみらい線は、ここ横浜で東急東横線に直結しています。かつて、東急線は渋谷から桜木町へ延びていましたが、横浜から先の路線を付け替えて、みなとみらい線に変更しました。大規模都市開発ゆえとは言え、かなり大胆な決断です。
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電車が入ってきました。ラッキーなことに、横浜高速鉄道が保有するY500です。青を基調とするデザインで、大ぶりなMの文字があしらわれているのが特徴です。
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みなとみらい線から、相互乗り入れ区間を経て乗り換えなしで行ける路線図です。終点から終点まで利用される方は少ないかもしれませんが、東京の都心部を越えて関東北部まで、かなり利便性が高い路線です。
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そのうち、みなとみらい線は、横浜駅を入れて6駅、4.1キロの行程です。新高島は各駅停車しか止まらず、日中の特急(Fライナー)は馬車道と日本大通りを通過します。注意が必要です。
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さきほどのY500は急行なので、次の新高島には停車しません。一つあとの各駅停車に乗り出発です。
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新高島駅に着きました。
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新高島駅は、全線地下を通るみなとみらい線の中でも最も深い駅で、33メートルほど、とのことです。ホームから改札へ上がるエスカレーターも大変な長さです。
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新高島駅は、少々地味な駅で、周辺開発も途中、という状況ですが、ユニークな施設も出来ています。有名なものはアンパンマンミュージアム。多くのお子さん連れで賑わいます。駅にも案内が。
また、夏のイベントとして、スタンプラリーが行われていました。電車が着くとお子さんの列ができてしまうので、合間に一枚パチリ。 -
そして、深い駅への階段やエスカレーターに加え、みなとみらい線の各駅は広大な駅空間をもって出迎えてくれます。みなとみらい地区の開発が進み、ラッシュ時でもスムースにアクセスできるよう、予め広くとった、ということのようですが、昼間の閑散期はいろんな意味で圧倒されます。
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駅を出てすぐのところが、自動車メーカー日産のグローバル本社。日産車の殆どの実物を見ることができます。もちろん試乗会なども行われていて、日産の今を知ることができます。
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関係のグッズのショップもあります。なかなかいい雰囲気です。
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電気自動車をウリにしている日産らしく、ビル正面に充電スタンドがあります。
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さて、今回の私の新高島駅での一番の目的は、この、原鉄道模型博物館見学です。大変ユニークかつ素晴らしい博物館です。
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切符を買って入ります。
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この博物館は、2014年に亡くなった原信太郎さんが生前に制作された膨大な鉄道模型と本人が残したカメラなどの資材、資料などを収蔵しています。一般的なHOやNゲージよりも大きい1番ゲージサイズがメインで、なんといってもぜんぶ手作り、精密な上に、電車や電気機関車はパンタグラフから電気をとって走るという、めちゃめちゃ凄いモデルなんです。
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そして、圧巻はこのジオラマ。300㎡以上の広さがあり、鉄道はもちろん、街の様子や行き交う人々なども精密に作られていて、ため息が出るほど素晴らしい。写真では、なかなかその迫力がお伝えできないのが残念です。
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ちょうど、夏の企画として、きかんしゃトーマスの展示があり、機関庫にトーマスや仲間たちが集まっていました。
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また、天賞堂がミュージアムショップを出しています。ここもなかなかおもしろい。
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屋外のモニュメントも鉄道をアレンジしたもの。
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原鉄道模型博物館を出て、新高島の駅へ戻ります。長いエスカレーターを下り、ホームへ。みなとみらい駅に移動です。
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到着。
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みなとみらい駅のホームにそびえ立つDeNAベイスターズ主力の山崎康晃選手と筒香嘉智選手!反対側は梶谷隆幸選手と石田健大選手です!!
日本大通り駅がベイスターズの本拠地横浜スタジアム最寄り駅なのですが、みなとみらい線最大の駅でのこの存在感、すばらしい。 -
改札横にはシウマイで有名な崎陽軒のショップ。横浜ならではのお店です。では、みなとみらい地区の散策に参りましょう。
(→2に続きます)
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