2017/06/11 - 2017/06/13
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Dwind_999さん
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約70万の人口を有する、バルト三国の中でも最大の都市であるラトビアの首都リガ。
ハンザ同盟(中世後期に北海、バルト海沿岸のドイツ諸都市が結成した経済的同盟体)に加入後、急速に発展を遂げたリガの町。
ソ連支配下において荒廃した街並みも修復整備され、ハンザ同盟自由都市時代の中世の面影を残す旧市街の路地歩きを楽しみました。
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6月11日(日)、シャウレイのバスターミナルからこの20人乗りくらいの車でラトビアのリガへ向かいます。
11時15分発のリガ13時30分着で所要2時間15分。
ネットで予約したOllexのバス運賃は12ユーロ(\1,560)。バスターミナル (シャウレイ) バス系
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老年のベテランドライバーらしい運転手、かなりぶっ飛ばして12時頃国境を越え、予定より15分早くラトビアの首都リガのバスターミナルに到着。
運河の右手には5つのかまぼこ型ドームが並ぶ中央市場。バスターミナル バス系
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バスターミナルを出て左へ歩き、この地下道を通って旧市街へ向かいます。
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地下道を抜けて、石畳の旧市街へと入っていきます。
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予約していた[Rixwell Domus Hotel(旧Kolonna Hotel Riga)]にチェックイン。
英語のできない私にも好感のもてる対応をしてくれた受付のスタッフ。
旧市街で比較的安い宿を選んだこのホテル、4階の狭い部屋ですが悪くはなかったです。
半年以上も前の安い時に予約した宿泊料は、3泊で121.65ユーロ(\15,815)。 -
ホテルそばの路地をゆく観光客を乗せて旧市街を巡る観光電動車。
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リガの街に着いてまずはビール。
ホテルのすぐ近くにある「Rosengrals」に入りました。
地下にある中世風レストランで、薄暗い地下の店内は中世の酒場の雰囲気濃厚。ローゼングラルズ 地元の料理
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レストランやカフェなどが並ぶホテル前の通り。
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市庁舎広場に来てみると、リガの守護神である聖ローランド像の前で白い仮面をつけた二人の女性がチェロを演奏していました。
うしろの豪奢な建物は「ブラックヘッドの会館」。 -
リガ旧市街のランドマーク的存在となっている、123mの高さを誇る聖ペテロ教会。
聖ペテロ (ペーテラ)教会 寺院・教会
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石畳の路地のところどころにあるオブジェが目を楽しませてくれます。
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リガの旧市街には遊び心のあるオブジェがあちこちにさりげなく置かれていますが、屋根のてっぺんに立つ猫の像がある、観光客にも人気の「猫の家」。
猫の家 建造物
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滞在ホテルのすぐ前にある、ベーカリーカフェの「Rigensis」。
人気のカフェでテラス席は空いてなくて店内のテーブルで、ケーキ2つとカプチーノをいただきました。
全部で6.3ユーロ。 -
ホテル4階の部屋の窓から下の通りを見る。
何度も利用することになる、セルフレストランの「Lido Alus Seta」で飲食を楽しむ人たち。
右横は先ほどケーキを食べたベーカリーカフェの「Rigensis」。 -
20時半、セルフレストランの「Lido Alus Seta」で夕食。
ボリュームのあるスペアリブとチキンの串焼きなどとケーキで13.4ユーロ。
1.95ユーロのビールはカウンターで注文してそこで支払うという、ロシアのセルフレストランと同じようなシステム。
全部で15.35ユーロ(\1,995)。
セルフの店だとビュッフェ感覚でついあれもこれも取ってしまい、貧乏旅行の私にしてはけっこういい値段になってしまいますが、お腹もふくれて満足な食事でした。
すぐ向こうに3泊お世話になる、DOMUS HOTELの入り口ドアが見えます。アルス セータ 地元の料理
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21時頃の市庁舎広場に建つ、西日を受けるブラックヘッドの会館。
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市庁舎広場からダウガヴァ川の方に来ると、軍服外套姿のラトヴィア・ライフル部隊の彫像が建っている。
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21時過ぎの西日を受けながら、彫像の先にあるアクメンス橋付近を走る路面電車。
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ようやく日が暮れ始めた22時10分頃のホテル前の通り。
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部屋の窓から見た23時頃の、もうすぐ店じまいのセルフレストランの前。
行き交う人も少なくなってきてだいぶ静かになってきた石畳の通り。 -
ホテルの朝食は地下1階の、洞窟の石積みのような壁になっている小ぢんまりとした所でいただくビュッフェ。
旧市街の中心にあるホテルとしては安いほうなので料理の品数が少ないのは仕方ない。
それでも朝7時のオープンを楽しみに、食いしん坊なのでけっこういただきますが。 -
朝食後しばらくしてから朝の街歩き。
ホテルからも近い、ドゥァマ広場に来ました。
向こうに建つのは高さ90mのリガ大聖堂。 -
小雨が降ったりやんだりの少し肌寒い天気の中、マザー・ピルス通りを歩いていると、三人兄弟と呼ばれる、中世に建てられた住宅がありました。
ラトビア建築博物館 (三人兄弟) 建造物
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進入禁止の車止めがあったりする、狭い石畳の路地裏。
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アルダル通りの突き当りにあるスウェーデン門。
スウェーデン門 建造物
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リガの旧市街はかつて13世紀から18世紀の頃までは、25の門と28の塔を持つ城壁に囲まれていて、門は日没とともに閉められ夜明けに再び開けられたそうです。
スウェーデン門の右側にある、修復された赤レンガの城壁の一部。 -
つい入ってみたくなる路地裏。
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狭い石畳の路地に車が入らないように置かれた車止めも、旧市街にふさわしくレトロ風にアートしています。
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聖ペテロ教会の前に来ました。
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ラトビア産の苦灰岩を使った彫刻で飾られた聖ペテロ教会の入口。
今日は月曜日で休みのため入り口の重厚なドアは閉まっていました。 -
聖ヨハネ教会前の路地の先にはかつての城壁の一部あり、ヤーニスの中庭の入口となっている。
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小雨の降る中、12時から始まるパイプオルガンのショートコンサートに合わせてやってきた高さ90mの「リガ大聖堂」。
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リガ大聖堂の入場料を含むチケットは10ユーロ。
12時過ぎから女性による演奏が始まり、聖堂内に響き渡るパイプオルガンの音色に包まれました。
中高年の日本人団体観光客もけっこうおられたようで、その中に交じって約20分間のショートコンサートを楽しみました。
6768本ものパイプを持つ1884年製のパイプオルガンは世界で4番目にパイプの多いオルガンがある教会として世界的にも有名だそうです。リーガ大聖堂 (ドゥァムス) 寺院・教会
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パイプオルガンの演奏を聴いたあと、聖堂内を見学してまわりました。
鮮やかな色彩のステンドグラスが見事。 -
大聖堂南側にはかつての修道院の回廊があり、塔の上で町を見守ってきた古い黄金の風見鶏や古い大砲や銅像など、大聖堂ゆかりの品やリガの歴史を物語る品々が展示されていました。
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リガ大聖堂を出たあと、ベーカリーカフェでケーキやパイなどと一緒にビールをいただきました。
スイーツ系とビールの取り合わせ、こんな奴はあんまりいないだろうな。 -
雨が降ったりやんだりする15時頃、ホテルに戻りました。
ホテル前で、本日の勤務が終わったレセプションの中年女性が「Hello again(また会いましたね)」と笑顔で声をかけてくれ、私服だったので一瞬誰だかわからなかったけど、そんなフレンドリーな優しさが一人旅の心を和ませてくれます。 -
雨が上がって時どき陽が射すようになった19時頃、ホテルを出てリガ城の方へ歩いてみました。
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リガ城の横を通って、ダウガヴァ川に架かる斜張橋のヴァンシュ橋に来ました。
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ヴァンシュ橋から見る、リガ大聖堂とピンク色の英国教会、真ん中のは少し遠くにある聖ペテロ教会。
アーチが連なる鉄道橋の向こうには、中洲の島に建つ高さ368mのテレビ塔。 -
ヴァンシュ橋からそのまま大通りのヴァルデマーラ通りを歩いて、アルベルタ通りにやってきました。
建築物に特に興味があるというわけではないが、ガイドブックにも紹介されているリガ定番の観光スポット「ユーゲントシュティール建築群(アール・ヌーヴォー建築)」を見学。アルベルタ通り 散歩・街歩き
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美術や芸術には疎いですが、見ごたえのあるユニークな装飾が施された建物が連なり、上を見ながら写真を撮ったりして歩いていると首が疲れました。
ユダヤ系ロシア人の建築家ミハイル・エイゼンシュテインの20世紀初め頃の作品がここに集中してるそうです。
ちなみに、ミハイル・エイゼンシュテインの息子は映画監督の巨匠セルゲイ・エイゼンシュテイン。
「戦艦ポチョムキン」だけは観たけど。 -
ユーゲントシュティール建築群を見たあと、八端十字架をドームの上に掲げたロシア正教の「救世主生誕大聖堂」の近くを通り、ラトビアの独立を記念して建てられた高さ51mの自由記念碑を見ながら旧市街へ戻って行きました。
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21時過ぎ、ホテルの前に戻ってきてお気に入りの「Lido」で食事。
全部で13ユーロ(\1,690)。
お味の方はまあ普通かもしれないが、質より量で攻める私にはセルフ形式で気軽に利用できるのはありがたい。
ほっぺが落ちそうなほどのデリシャスな料理は、みなさんの旅行記の写真を指をくわえて眺めるのが関の山。 -
真っ暗にはならず蒼い夜といった雰囲気の、23時頃の部屋の窓からの光景。
高さ123mの聖ペテロ教会の尖塔が見えます。 -
リガ3日目、10時からのオープンと同時に9ユーロ払って聖ペテロ教会に入り、エレベーターで展望台に上がりました。
朝1番だったら少ないだろうと思ってやってきたのに、中国人団体とかち合う羽目に。最悪。
朝雨が降ったりして曇り空のあいにくの天気で今一つすっきりしませんが、高さ123mの教会の72mの位置にある展望台からリガの街並みを高みの見物。
南東方向には、かまぼこ型のドームが連なる中央市場、左向こうにはスターリン・クラシック様式の高さ108mの高層ビル「科学アカデミー」。
そして右向こうには、ダウガヴァ川の中洲の島に建つ368mのテレビ塔。 -
科学アカデミーの左手前はリガ駅。
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北東方向には、自由記念碑の向こうに救世主生誕大聖堂の金色のドームが見える。
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北西方向には、リガ大聖堂とダウガヴァ川に架かるヴァンシュ橋。
ちなみに、中央手前の左右に走る通りにある、白の壁に濃いグレーの屋根のある建物が滞在しているホテル。 -
南方向には、ダウガヴァ川に架かる鉄道橋。
高さ72mの展望台から見る景色。
手持ちによるコンデジの動画、例によってぶれぶれの映像です。
<リガ 聖ペテロ教会からの展望>
https://www.youtube.com/watch?v=LZg2r7jrNLQ -
聖ペテロ教会。
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聖ペテロ教会を出たあとすぐそばにある、13世紀に創立され、その後16世紀に再建された聖ヨハネ教会をちょっとのぞいてみました。
シンプルな教会内部。 -
また雨が降り始めた聖ペテロ教会前。
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バスターミナルの前にやってきました。
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バスターミナルの入口にあった交通カードの「e-タロンス」自販機。
トラムにちょっと乗ってみたかったので、慣れない操作で間違ったりしながらも何とか1回用乗車券(1.15ユーロ)の入手に成功。
嬉しくなってもう1枚買いました。
しかし、雨が降ったりやんだりのあいにくの天気、トラムに乗る気力も失せて結局無駄に終わったe-タロンスでした。 -
バスターミナルのすぐそばにある、5つのドームが並ぶ中央市場。
ドームは、ドイツのツェペリン型飛行船の格納庫で使われていた建材を使用して建てられたそうです。
1カ所は工事中でしたが、ドームごとにそれぞれ扱う商品が異なり、リガの台所を支える巨大な市場として賑わっていました。中央市場 市場
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海鮮類を商う市場。
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市場のドーム内には軽食を食べさせるスタンドや小さなカフェがあり、雨宿りがてらおばちゃんたちに交じって相席でビールとケーキをいただきました。
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ヨーグルトか何かなのだろうか、空のペットボトルも販売されていてボトル詰めで購入していく人たち。
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ビールサーバーがずらりと並ぶビールスタンドもいくつかあり、こちらも空のボトル持参で、1Lとか2L買っていく人たちがいました。
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雨が上がったので中央市場のドームを出ました。
まあ鮮やかな花、と思ったら造花でした。。 -
バスでリガに着いた時からその威容が目に入り、気になっていた「科学アカデミー」の建物、中央市場からも近いので来てみました。
1950年に建てられた高さ108mのスターリン・クラシック様式の高層ビルは、ソヴィエト支配の象徴でもある。科学アカデミー 建造物
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バスターミナル前に戻ってくるとまた雨が降り出したのでしばらく建物の庇の下で雨宿り。
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旧市街に戻ってきて、別のセルフレストランで遅いお昼ごはんにしました。
客はほとんど地元の人のようで、けっこうな賑わいをみせる大衆食堂的な店。
全部で4.22ユーロ。 -
風情のある、雨に濡れた石畳の路地。
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聖ペテロ教会と聖ヨハネ教会の間を走るスカールニュ通り沿いには、姉妹都市のドイツのブレーメンから贈られたという「ブレーメンの音楽隊」の銅像があり、ツアーガイドに連れられた観光客も訪れる人気のスポットになっています。
グリム童話の物語の一編を題材にした銅像で、下からロバ、イヌ、ネコ、ニワトリ。
ロバの前足を撫でながら願い事をすると願いが叶うと信じられているそうですが、何故かみな鼻を撫でるのでそこだけが光っています。ブレーメンの音楽隊 モニュメント・記念碑
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20時半にホテルを出て街歩き。
リーヴ広場に面したメイスタル通りの一角にはレストランが並び、軒先のオブジェが目を楽しませてくれます。 -
14世紀に建てられ、17世紀半ばに建てなおされた火薬塔。
火薬塔 史跡・遺跡
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道行く人もまばらな、小雨に濡れる石畳の通り。
21時半、ホテル前に戻ってきました。 -
6月14日(水)、チェックアウトするまでの朝の時間、まだ人の少ないうちに最後の路地歩きを楽しみました。
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「職人の通り」と言われたアマトゥ通り。
屋根の上で本を読む男の像。
「猫の家」と同じく、定番の撮影スポットです。 -
「鍛冶屋の通り」と言われた、カレーユ通り。
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1837年から2年間、作曲家のワーグナーが住んでいたことから「ワーグネラ通り」と呼ばれている通り。
負債から逃れるためにリガを去ったというワーグナー。
「逃げ恥」の先達ですね。 -
ホテルに戻り、10時15分にチェックアウト。
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「ブレーメンの音楽隊」のみなさんともお別れ。
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Audēju通りを進んでバスターミナルへ向かいました。
滞在の2日間はあまり天気に恵まれなかったですが、たいして観光らしいこともせず適当に路地歩きを楽しんだ、リガ旧市街の休日でした。
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