福井県の三方五湖に降り立ち、これで全都道府県を制覇！

2017/07/18 - 2017/07/18

今回のバスツアーは７月１７日に北九州市の新門司港をフェリーで出発し、１８日の朝は大阪南港に到着後、バスで宮津市にある天橋立を訪問し、続けてバスは舞鶴を経由して福井県に入り、高浜、小浜を通り抜けて若狭町に入る。若狭町に三方五湖はある。で、三方五湖自体は湖の傍を通るときは少しは眺めたが、レインボーラインという有料道路を走り、さらにバスをおりて、ケーブルカーに乗って梅丈岳の山頂公園まで行くと、初めて三方五湖の全貌が眺められることになっている。

山頂公園の眺め自体は５つ星をつけてもいい！問題は山頂公園にある雑多なダサい工夫だ。見るに忍びないほどダサい！！
福井県自体は私は初めて足を踏み入れたのだが、福井県というと学問などでは尊敬すべき人の名がいくつも思い浮かぶ。ただ、地元の観光地のこのダサさには呆れた。。。

山口県自体はダサいのを知っているから、山口県内でダサいものを見ても自分でも驚かないのだが、最後に踏み入れた福井県がこれだと、ちょっと。。。なぜだか、今まで福井県では学会や会議も一度もなかったが、やはり人を集める仕組みが下手なのかもしれない。。

さて、観光のほうだが、三方五湖を見下ろすレインボーブリッジ山頂公園にケーブルカーであがり、ちゃんといい眺めを楽しんできた。天気も悪くなく、いい景色だった。景色は５つ星だ！

ただ、山頂公園にはごてごてと汚い色の鍵が無数にぶら下がり、不自然極まりない雰囲気だった。。同じ時期にとりつけられた感じが明白だった。４００円も出していちいち今の若者が寄贈するとはとても考えられないダサいデザインのカギを買うだろうか？パリなどでぶら下がる恋人の誓いのカギはもっと一つ一つ、こじゃれたデザインや工夫があるが、ここのは、ダサい！

「和合神社」なるものがあり、そこにある掲示にもふきだしそうだった。お互いを見あって参拝するのだそうだ！！！写真をつけておく。


その上、五木ひろしの「墓」みたいな場所があり、スピーカーで知らない演歌が美しい景色の山頂に鳴り響いた！！驚いた！これでは、外国人も若者もひくだろう！！！　美しい景色の自然さの中で、デートを楽しむような雰囲気ではとてもないし。。惜しい。。。恋人の聖地とあるが、７０代、８０代くらのカップルが演歌を歌いながらデートする場所なのだろう。。。

中国の複製の鐘が並んでいるのも違和感がある。。。なんでも盛り込めば観光地になるという考えのようだが。。。京都ほど金稼ぎの上手い観光地化を目指すのも考え物だが、福井県の素朴さがいやでも伝わった。。。


今度、福井県出身の学者と一度福井で海の幸を食べようという話はあるのだが、その方は海外が長く、この現状を知らないのでは？

エリア 美浜・三方五湖周辺(福井)

• 旅行の満足度: 4.0

バスから見えた三方五湖のひとつ。多分、三方湖。水深２ｍの浅い淡水湖。

三方湖 自然・景勝地

梅丈岳の中腹までバスは登っていく。

バスを降りて、ケーブルカーに乗り換え、山頂公園を目指す。

バスから降りた時点で、全都道府県制覇を達成した。

レインボーライン山頂公園 公園・植物園

本来の山の名前はこれだ。若狭湾国定公園にある梅丈岳。

なに、この異様な汚いカギの群れ！！！山頂いたるところにこのチェーンに汚い色のカギがくっついている！！異様。。。

三方五湖の模型。

いい景色！！！

すべてのチェーンにカギ！！？？

？？？

？？？

？？？

４００円でカギをここで購入？

カギに誓う例文？？？

中国の鐘とこの山の関係は？

わからないことだらけの山頂。。。

中国の鐘の複製

「和合神社」という名前も凄いが、、、手前の説明版に思わず笑ってしまった。次の写真で拡大。

和合神社では二人が見つめ合って参拝？？？！！！


「恋人の聖地として認定されました」？？？そんな認定を誰がどこでやるのだろう！！この和合神社がどこかの末社なんだろうか？？

誰かの墓か記念碑だろうと思っていると、演歌が大きな音でなりだした。これは五木ひろしの記念碑？？知らない演歌だった。

この美しい静けさの中で、突然、演歌が鳴りだしたので相当な驚きだった！
この演出は、誰も反対しなかったのだろうか？？？

外国人観光客には勧めにくいところだ。。若者も演歌は知らないだろう。

下界を見るとどこまでも美しい！！！

山頂公園は俗っぽい訳の分からない展示物が氾濫しているのと好対象だ。

リフトで下ったのだが、この下の店でざるそばを食した。

この店でざるそばを美味しくいただく。今回唯一福井県で食したもの。

店はこのフォートラベルには登録されていないが、ざるそばの麺はもちもちして、こしがあり、相当美味しかった。蕎麦好きの私だが、このタイプの太い蕎麦はめずらしい。

左端の７００円と書いたざるそばを注文。

ここケーブルカー乗り場が私の福井県で初めて降り立った地点。全都道府県制覇の場所。

福井県というと私にはすぐれた学者の輩出した地方なのだが、梅田雲浜、橋本佐内、、松平春嶽（他の松平は知らないが。。）、それに東京帝大初代総長の渡辺洪基などがすぐ浮かぶ。福井県を笑える人はいないだろう。

ただ、この山頂公園の企画者どもには呆れた。。。皆が賢人というわけではない。

福井県の田んぼ。これからバスは滋賀県に入っていく。

道の駅安曇川で小休止　滋賀県高島市にある道の駅だが、野菜など品種も豊富で家内があれこれ購入していた。

道の駅 藤樹の里あどがわ 道の駅

滋賀県に入り、琵琶湖が見えてきた。この湖中鳥居は白髭神社のもの。厳島神社の鳥居は海中にあるが、これは湖中の鳥居だ。

白鬚神社 寺・神社・教会

車窓から。今にも降り出しそうな雨雲。


全都道府県制覇と書いたが、このフォートラベルの旅行記では４３都道府県となっている。残りの県は、訪問しているが、写真が見つからないので、また行くしかない。

琵琶湖 自然・景勝地