2017夏 西アフリカ～#2サントメプリンシペからガーナへ

2017/07/16 - 2017/07/17

7月の夏休み旅行は、海の日の3連休に2日休みをつけて5日間で西アフリカ、未踏の西アフリカの島国サントメ・プリンシペ、そこへの拠点となるガーナ、もう一カ国はお隣トーゴへ。

サントメ・プリンシペから戻り、アクラに1泊しました。
予定では、この日は1日で奴隷貿易の拠点となったケープコースト日帰り（片道3時間と観光含めて7,8時間）し、その後アクラからトーゴのロメへ国境越え（4時間半）、という強行軍のはずでした。
しかし、アフリカでは何が起こるかわからない、今日中にトーゴに着かなければ翌日ロメout の昼のフライトに間に合わない可能性大、そのフライトを逃すと帰国直後の大事な家族のイベントに参加できない、といいことないので、一か八かの冒険はやめて、ケープコースト行きは断念しました。
いつか再訪します、ガーナ。

アクラ市内の居心地いいゲストハウスに1泊して、野口英世記念館を見学し、マコラマーケットをちら見してロメに向かいました。
移動日はゲストハウスの居心地が良すぎて、出発が遅れてしまいました。

★3か国の旅程
7/14　成田～香港～アディスアベバ/エチオピア航空
7/15　アディスアベバ～アクラ/エチオピア航空
　　　アクラ～サント/ポルトガル航空　サントメ泊
7/16　サントメ1日観光/タクシー
　　　サントメ～アクラ/ポルトガル航空、アクラ泊
7/17　アクラ観光、アクラ～アフラオ/乗合タクシ
　　　トーゴ国境越え/徒歩、ロメ泊
7/18　ロメ観光、ロメ～アディスアベバ/エチオピア航空
7/19　アディスアベバ～香港～成田/エチオピア航空

★航空券
・エチオピア航空　成田-アクラ、ロメ-成田
　　成田～アディスアベバは往復ともに片道ＵＳＤ330でビジネスクラスへアップグレード
・ポルトガル航空　アクラ～サントメプリンシペ往復

エリア アクラ(ガーナ)

• 交通手段: タクシー 飛行機

サントメ・プリンシペから飛び立ったポルトガル航空は、夜9時過ぎにガーナのアクラ空港に到着。

ビザ取得済みなのであっさりと入国して建物出ると、タクシー運転手のものすごい客引きに捕まる。これぞ西アフリカ、インド並み。

空港タクシーと白タクの運転手が客取り合戦で大げんか。
早く今夜の宿に行きたいから早く乗せて！
結局空港タクシー価格40セディ、1000円でゲストハウスへ。

チェックインしてドミトリーのベッドを確保し、何はともあれ、ローカルビールで乾杯。 Shundyのライム味、飲みやすくてグビグビいける。

アクラのsomewhere Nice ホステルのオープンスペースは
思い思いにおしゃべりしたり飲んだりネットできる。

荷物減らすため、ET機内でもらったアメニティグッズを宿の自由にお持ちくださいコーナーに献上したら、ものの10分足らずでカメルーン人が見つけて、ありがとうって言われる。

ここの宿の売りと思うのは、無料でつくボリュームたっぷりの朝ごはん。
クレープにはマンゴーペーストをたっぷりつけていただく。
フレッシュなマンゴー、パイナップル、アボガド、
フレッシュジュースも付いてきた。
おかげで夜までお腹が空かなかった。

食後も椅子に座ってまったり、動きたくないなあ。
ロメまでの移動が面倒になったが、明日の午後にはロメから帰国の途につかなくてはならないサラリーマン。

気持ち良さげにくつろいでるネコ。

長期旅行はいいなと思うけど、目の前にすべきことがあって空いてる時間に休暇を楽しむほうがメリハリがある。
時間気にしなくなると、自分の面倒くさがりの性格だと、ダラダラして前に進めなくなる。

日本からアクラまで一緒だった友人と、宿からトロトロが集まっている一角サークルまでタクシーをシェア。
ここでこれからケープコーストへ日帰りする友人とお別れ。

宿にあったこのブランコ家に欲しい。
シンガポールの友人の部屋に床に固定式のがあっていいなーと思った。

Korlebu行きのトロトロに乗り込む。1.8セディだったかな。

トロトロ、ガーナの乗合ミニバス。
名前からして遅そうだけど、スピード出しすぎてあちこちで事故っていた。

タンザニアではダラダラ、ルワンダはバイタクがボダボダ。日本人には覚え易い。

コレブ病院前で下車、Dr.ノグチ記念館のあるKorle Bu Teaching Hospitalまで歩く。

白衣を着たドクター、資料を抱えた学生。アカデミックな場所なのが肌で感じられる。大学も町全体のアカデミックな雰囲気に惹かれて決めたんだよなあ。

コミカルなDrノグチの姿が描かれた看板を見つけたものの、記念館の入り口、受付がどこだかわからない。

まわりの人に聞きまくって、保健所の中にあるうけつけにいけと。専用の窓口があるわけではないらしい。

見学料5セディを払い、予防接種を受けてる子供たちの泣き声を聞きながら待っていると、案内してくれる男性が現れた。

ボロい建物の一角が記念館となっていて、鍵を管理している男性が簡単に説明してくれる。
生い立ちから亡くなる直前までの資料が展示されていた。

アクラにやって来て半年で黄熱病で亡くなったDrノグチ。
ガーナを含め中西部アフリカ一帯は、現在も入国時にイエローカードが要求される。過去には10年しか有効でなかったイエローカードも、現在では一度接種すればカードを保有している限り一生有効。

Drノグチの胸像の置かれた日本庭園も見学。

案内してくれた男性にお礼を言って、
タクシーでロメ行きのトロトロの集まるTuduへ。
渋滞がひどいからと20セディから下がらず。

コレブ病院近くにあったモスク。

eビザ承認がギリギリまで下りず、サントメ行きが危うかったので、 日本出発日にアクラにいる友人にメールして土日ご飯食べましょうと連絡してた。
結局サントメに行けちゃったので会えなかったけど。また来ると思うガーナ。

アクラブリュワリーの辺りから渋滞が始まった。

Clubビール飲まなかったな。
友人が四六時中飲んでいるのを見てると、お腹いっぱいになっちゃったよ。

激しい渋滞とともに、周りがカオスになってきた。
ここがマコラマーケットかな。

あやしい大量のマネキンが並んでいる。

タクシーが前に進まなくなってきたので、降りてロメ行きのトロトロ乗り場を探していると、あと一人集まると出発のシェアタクシーがいた。後部座席3人でトーゴとの国境アフラオまで40セディというのでタクシーで行くことにした。
トロトロは最初言い値15でこれから客集めを始めるとこだった。

私は後部座席の真ん中、右隣は体格のいい女性、左はサロンを経営している男性。

マコラマーケット、ゆっくり見学したかったなあ。

アフラオまでは一本道で、所々渋滞に巻き込まれながら国境を目指す。
途中あまり途切れることなく人の住むエリアが続いていた。
信号待ちしてると、売り子が食べ物売りに来るし、車道沿いに屋台もちょこちょこ見かけた。

午後3時半に国境に到着。イミグレーションで出国を済ませ、ガーナ出国。
海を見ながら徒歩での国境越え。
この前はソマリランドからジブチの国境越えだったな。そこで借りたトイレが恐ろしく汚かった。人生で最も想像を絶する汚いトイレは、バラナシの駅のホームで見たのだった、埋もれすぎて判別不可なくらい笑。

と思い出に浸りながら、お次はお隣トーゴへ！

この旅行記へのコメント （2）

• リリーさん 2017/08/07 09:29:57

  スゴイ朝食

  これが朝食(　ﾟдﾟ) とビックリ。夜までお腹いっぱいだったとは、しっかり召し上がったんですネ。それもスゴイ。
  私は食べ慣れないものをガッツリ食べるなんてムリ(^^;。外国を多数、旅していらっしゃる人は、食べ慣れないものでもちゃんと食べることのできる人たちですね。私はダメです。スパイスとかハーブ、調味料などいつもと違うものに抵抗してしまう。。基本的には先進国の食べ物でないと難しい(>_<)。
  しかも旅行後はどっと疲れてしまうので、すぐ仕事なんてかんがえられません。4トラの皆さんは体力があるなあと思います(°▽°)。
  
  野口英世、ガーナで亡くなったのですね。ガーナと聞くとチョコのイメージですが、現地では売ってないのでしょうか。ほとんど輸出にまわすのでしょうね。。
  

  sunnyさん からの返信 2017/08/08 09:13:38

  RE: スゴイ朝食

  りりーさん
  
  おはようごいざます。
  朝食、以外と普通だと思ったのは私だけでしょうか、笑。
  
  アフリカの安宿ですし、10ユーロの宿で無料でついてくるのはありがたかったです。
  そういう面では、南アフリカはどこでも先進国の食べ物がでてくるので問題ないですね！
  
  エキストリーム出社、私も最近はアジア近辺にとどめています。
  
  ガーナ、赤いラベルのチョコですよね！現地散策できてませんが、あまり見かけませんでした。
  サントメプリンシペでも、お土産やさんや空港で見かけたくらいでした〜。
  
  sunny