2017/05/23 - 2017/05/25
49位(同エリア111件中)
napaさん
所用で宮崎を訪れた折に都井岬まで足を延ばしてみました。隔絶された環境のなか日本在来馬である御崎馬がのんびりと暮らしていました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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宮崎空港から南へ。堀切峠で小休憩。
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油津の祇園神社に立ち寄ってみました。
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海岸に迫る小山の裾に洞窟はありました。
祇園神社 寺・神社・教会
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結構奥行きがあり、朱塗りの太鼓橋を渡って行きます。仄暗い奈落の上にかけられた橋のような趣があります。
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八岐大蛇の頭にも見える岩。
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本殿のある空間はかなりの広さがあって、今は立ち入り禁止となっている古い階段がさらに奥へ続いていました。
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参拝のあとは両脇に水のたまる細い通路を戻ります。鍾乳洞なのか、水がしたたり落ちひんやりとした空気が満ちています。
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60年ほど前の参拝者の落書きも残る洞窟から外界へ。
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右端の岩の裂け目から出てきました。どうやってこんな洞窟ができたものか、そして人々はそこに神秘的なものを感じるのでしょう。
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祇園神社の前の通りを油津港に向かってひっきりなしに車が通るので不思議に思っていると、大型客船が寄港していたんですね。何階建て?どれくらいの人が乗っているのでしょう。
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ほとんど民家もない海岸沿いの国道を延々走らせて、やっと都井岬に着きました。駒止の門で野生馬保護協力金として400円を支払って岬に入ると、あちこちに御崎馬の姿が見られました。人を恐れず道路にも降りてきて、悠々と草を食んでいました。
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はるか向こうの山の稜線にも馬の姿が見えました。
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御崎神社にも行きました。
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本殿は立ち入り禁止で拝殿から望むだけです。
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蘇鉄に覆われた断崖の本殿と青い海。
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白い灯台と馬の親子。短く食べられた芝のところどころに紫陽花がこんもりと茂っていました。まだ咲き始めのようでしたが時期になるとさぞかし綺麗でしょう。
紫陽花には毒性があるので馬たちは食べないのです。誰に教えられるわけでもなく本能的に害のあるものを見分けられるんですね。都井岬 自然・景勝地
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野生馬が暮らす都井岬にかつてレーダー基地があったとは知りませんでした。防空壕をはじめとする遺構が残されていました。馬たちが空襲の犠牲になることは無かったのでしょうか。
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8種ある日本在来馬のひとつである御崎馬は300年以上前に都井岬に牧場が開設されて以来、粗放的な環境のなかで日本古来の姿を守ってきたそうです。
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今は平和に暮らす馬たちですが、2011年には伝染病に感染していることが発覚した12頭が殺処分されたそうです。こんな外界から隔絶された環境にどこから病原菌が侵入したのでしょうか。
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100年経っても変わらない風景があることを祈って馬たちと別れました。
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駒止の門。またいつか来られますように。
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