久しぶりの真夏のロンドン2　シティを散策

2016/08/11 - 2016/08/15

何度も訪れたロンドンですが、真夏は10年以上ぶりの訪問です。
いつも通り、公共交通機関と徒歩で旅した記録です。

エリア ロンドン(イギリス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

地下鉄バンク駅。

イングランド銀行博物館を訪問。歴史のある重厚な建物に入ると、夏休みのため子供連れの家族がたくさんいました。13kgの金の延べ棒を触るコーナーも大行列。

イングランド銀行博物館 博物館・美術館・ギャラリー

シティらしい落ち着いた場所を求めて、レドンホールマーケットに行きます。ロンドンオリンピックの時には、マラソンのコースになっていました。

レドンホール マーケット 市場

内部の装飾も本当に豪華です。

靴磨き。昼休みに靴を磨いてもらうシティの人々。

マーケットの中の、シティの人々で賑わうパブで休憩することにしました。この日は金曜日のお昼。スーツ姿でビール片手に談笑する人で、中も外も一杯です。

マーケットを後にして、しばらく歩いているとウェディング仕様に装飾された旧型バスを発見。

一部路線で走っている「ルートマスター」と呼ばれる旧型バスに乗ります。15番系統のバスが来ました。

そうそうこれです。車体の一番後ろに乗降口があるのですが、扉がありませんから、乗客はバス停に停車している時だけでなく、渋滞や信号で停まっているバスから自由に乗り降りしたものです。このバスには車掌さんが乗務していましたが、バスのワンマン化が進められ、この形のバスは姿を消しました。今は観光客の利用の多い一部の路線で復活しています。久しぶりに乗りました。

Savile Rowという紳士服店が並ぶ通りにある「旧アップルビル」。1969年にビートルズが屋上でコンサートを行ったビルです。大混雑のリージェントストリートから1本入っただけで、人も少なくて、この辺りは歩くだけで素敵。

サヴィル ロウ通り 市場

素敵なカフェを見つけたので休憩。

バービカンまで移動して、ロンドン最古の肉市場スミスフィールド・マーケットに行きます。午前中で市場は終わり、閑散としています。

建物内部。生肉の匂いがしますが、とても清潔です。

今はロンドンの中心であり「シティー」と呼ばれる金融街に位置する精肉市場は、800年にわたり肉が売買され、公開処刑場として使用されたこともあるそうです。当時ここはロンドンの外れだったのでしょう。今の市場は1868年に建設。外観は「精肉市場になぜこれほど壮麗な建物を？」と思ってしまうほど豪華です。

この辺りは素敵な建物がたくさんあります。

次に、テレビドラマ「名探偵・ポアロ」シリーズで、ポアロの事務所兼住居であった「ホワイトヘブン・マンション」に行きます。アールデコ様式の美しい外観は一見の価値があります。暑かったこの日、窓が開け放たれています。

ホテルに戻る前に、Earl's Court駅近くのフレディー・マーキュリーが住んでいた家に行ってみます。今でも訪れるファンがいるようで、塀にはファンの落書きがあり、出入口には花が手向けられていました。

長い塀の上に、更にフェンスがあり中を伺うことはできません。

ホテルで休憩して、ディナーのお店にバスで向かいます。

The Chelsea Kitchen

店名の通り、10年以上前にはチェルシー地区にあり、何度か訪れたことがありました。久しぶりの来訪でしたが、相変わらず下町っぽい雰囲気で、気軽で美味しいお店でした。

こちらはラムロースト。