ロンドン自然史博物館（Natural History Museum）は、イギリスのロンドン・サウスケンジントンにある博物館。大英自然史博物館、英国自然史博物館などとも呼ばれ、自然史系博物館としてはイギリス最大であるのみならず、世界でもトップクラスである。大英博物館の一部として始まり、比較的最近まで正式名称に大英博物館（British Museum）と冠していたため、自然科学分野で単に大英博物館といった場合、ブルームズベリーにある本来の大英博物館ではなくこの博物館のことを指していることがある。　（フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』より引用）<br /><br />特別展「大英自然史博物館展」<br />本展は、大英自然史博物館から始祖鳥をはじめとする至宝約370点を厳選して展示します。ほとんどが日本初公開で、ロンドンで常設展示されているのも17点のみ。貴重な標本を間近に見られる絶好の機会です。<br />会期　　2017年3月18日(土)～6月11日(日)<br /><br />見どころ2　　　世界への探検が遺したもの<br />19世紀から20世紀の初頭にかけて、英国の探検隊は世界の各地に出かけて、様々な博物標本を収集しました。その多くは大英自然史博物館に収蔵され、現在でも大切に保管されています。それらの標本は、当時の科学の発展に寄与しただけでなく、現在でもその価値を失っていません。<br /><br />チャレンジャー号　　近代海洋学を創始した世界周航の大探検<br />イギリスの軍鑑チャレンジャー号は、海洋調査船に改造されて1872年にイギリスを出航しました。そして太平洋、大西洋、インド洋、南極海で生物採集、海底探査、海洋観測を行ったのち1876年に帰港しました。その成果は、50巻にのぼるチャレンジャー報告書として出版されました。<br />チャレンジャー号は横浜、横須賀、神戸に寄港しました。写真は、横須賀港に入港したチャレンジャー号（左）と江ノ島沖の水深約600mで採集されたソコクロダラです。<br /><br />スコット隊　　悲劇の南極探検隊<br />英国軍人ロバート・スコットが率いた２回目の南極遠征隊（テラノバ遠征：1910-1913年）は、南極点からの帰途遭難し、スコットを含む５名が帰らぬ人となった悲劇で知られています。この遠征では学術研究を目的とした観測や標本採集が行われ、謎に包まれた南極大陸の理解に大きく貢献しました。<br />南極で見つかった裸子植物の葉化石グロッソプテリス<br />この化石は大陸移動の証拠であるとともに、南極がかつては緑で覆われていたことを物語っています。<br /><br />関連するその他の展示品<br />・チャールズ・ダーウィンによるビーグル号の航海（1831-1836）で収集された標本群<br />・キャプテン・クックことジェームズ・クックによるエンデバー号の航海（1768-1771）で収集された貝殻標本、植物標本<br />・ディヴィット・リビングストンによるアフリカ探険（19世紀中頃）で採集された昆虫標本<br />（　http://treasures2017.jp/highlight/02/　より引用）

大英自然史博物館展-5　探検がもたらした至宝　☆チャレンジャー号・南極スコット隊

2いいね！

2017/03/23 - 2017/03/23

3589位(同エリア4227件中)

#歴史・芸術

マキタン２さん

ロンドン自然史博物館（Natural History Museum）は、イギリスのロンドン・サウスケンジントンにある博物館。大英自然史博物館、英国自然史博物館などとも呼ばれ、自然史系博物館としてはイギリス最大であるのみならず、世界でもトップクラスである。大英博物館の一部として始まり、比較的最近まで正式名称に大英博物館（British Museum）と冠していたため、自然科学分野で単に大英博物館といった場合、ブルームズベリーにある本来の大英博物館ではなくこの博物館のことを指していることがある。　（フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』より引用）

特別展「大英自然史博物館展」
本展は、大英自然史博物館から始祖鳥をはじめとする至宝約370点を厳選して展示します。ほとんどが日本初公開で、ロンドンで常設展示されているのも17点のみ。貴重な標本を間近に見られる絶好の機会です。
会期　　2017年3月18日(土)～6月11日(日)

見どころ2　　　世界への探検が遺したもの
19世紀から20世紀の初頭にかけて、英国の探検隊は世界の各地に出かけて、様々な博物標本を収集しました。その多くは大英自然史博物館に収蔵され、現在でも大切に保管されています。それらの標本は、当時の科学の発展に寄与しただけでなく、現在でもその価値を失っていません。

チャレンジャー号　　近代海洋学を創始した世界周航の大探検
イギリスの軍鑑チャレンジャー号は、海洋調査船に改造されて1872年にイギリスを出航しました。そして太平洋、大西洋、インド洋、南極海で生物採集、海底探査、海洋観測を行ったのち1876年に帰港しました。その成果は、50巻にのぼるチャレンジャー報告書として出版されました。
チャレンジャー号は横浜、横須賀、神戸に寄港しました。写真は、横須賀港に入港したチャレンジャー号（左）と江ノ島沖の水深約600mで採集されたソコクロダラです。

スコット隊　　悲劇の南極探検隊
英国軍人ロバート・スコットが率いた２回目の南極遠征隊（テラノバ遠征：1910-1913年）は、南極点からの帰途遭難し、スコットを含む５名が帰らぬ人となった悲劇で知られています。この遠征では学術研究を目的とした観測や標本採集が行われ、謎に包まれた南極大陸の理解に大きく貢献しました。
南極で見つかった裸子植物の葉化石グロッソプテリス
この化石は大陸移動の証拠であるとともに、南極がかつては緑で覆われていたことを物語っています。

関連するその他の展示品
・チャールズ・ダーウィンによるビーグル号の航海（1831-1836）で収集された標本群
・キャプテン・クックことジェームズ・クックによるエンデバー号の航海（1768-1771）で収集された貝殻標本、植物標本
・ディヴィット・リビングストンによるアフリカ探険（19世紀中頃）で採集された昆虫標本
（　http://treasures2017.jp/highlight/02/　より引用）

エリア

上野・御徒町(東京)

旅行の満足度: 4.5

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 1万円未満

交通手段: JRローカル

旅行の手配内容: 個別手配

地図を見る

大英自然史博物館展-5　探検がもたらした至宝　1

大英自然史博物館展については・・
http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2017/daiei/
http://treasures2017.jp/

国立科学博物館美術館・博物館
大英自然史博物館展-5　探検がもたらした至宝　2
大英自然史博物館展-5　探検がもたらした至宝　3
大英自然史博物館展-5　探検がもたらした至宝　4
大英自然史博物館展-5　探検がもたらした至宝　5
大英自然史博物館展-5　探検がもたらした至宝　6
大英自然史博物館展-5　探検がもたらした至宝　7
大英自然史博物館展-5　探検がもたらした至宝　8
大英自然史博物館展-5　探検がもたらした至宝　9
大英自然史博物館展-5　探検がもたらした至宝　10