いまベトナムの真ん中が面白い(4)　伝統のフエ料理を頂いて、カイディン帝廟を巡ります

2017/06/16 - 2017/06/21

ベトナムの民族料理、ブンボーフエを満足して、

東洋と西洋の宗教が入り交ざった建築様式、
｢カイディン帝廟」に目を見張りました。

エリア フエ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円

お昼はフエ料理を頂きます

民族料理レストラン「La Pines」

亜熱帯の自然に抱かれて、イイ感じ

ランチのテーブルセッティング

とりあえずのビールは “huda”

まずはフエ名物の麺、ブンボーフエ
酸味のあるスッキリした出汁が後を引きます

イカフライ
バラの飾りは人参細工

豚肉のグリル

海老と野菜のソテー

揚げ豆腐の挽肉ソース

味わいあるベトナムの焼物、　チョッと信楽っぽい感じ

締めにスィーツ　･･･笹の葉でしょうか、

チマキのような･･･やさしい甘味がジャスミン茶にマッチ

Ｋさん、手酌でいけてます

レストランの一室にお仏壇でしょうか、
丁寧に祀られていて、この国の信心深さが伺えます

さてベトナム王朝の世界遺産、
『カイディン帝廟』にやって来ました。

皇帝のつもり？

石の階段には竜が刻まれて

中段の門まで上って来ました

2層造りで八角形の石堂

皇帝の偉業をたたえたものという

右手の石室の奥にカイディン皇帝の遺体が安置されているとのこと

前庭には中国の兵馬傭的な石像、
馬や像、役人たちが皇帝の陵を守っています

高い搭はヨーロッパ調

なにか貴重な巻物を持って帝廟参りに来ていた、
先生と呼ばれる方を囲んで記念撮影！

1920年から11年かけて造られたという西洋風の建築様式

帝廟の中に入ります

壁画は陶片やガラス片などをはめ込んで造られたステンドグラス。
世界各地のものが使われていて、
当時の日本のビール瓶や、有田焼の陶片も見受けられました。

等身大のカイディン帝の像
金箔を押した青銅で造られています

カイディン帝は新しいもの好きで、派手好きだったとのこと
このため東洋、西洋の様々な建築様式が使われていました

さらに皇帝は無宗派だったため、仏教、ヒンドゥー教、キリスト教などの
様式を混在させている

執務するカイディン帝

当時フランス政府から贈られた飾り壺
セーヴル焼きかな

有田の陶磁器や各国からの交易品が

カイディン帝が使用していた執務テーブルが、

そのままに飾られていました。
100年前の皇帝の姿が目に浮かぶよう

当時の豊かな宮廷文化が身近に感じられました

廟を出ると、ここは自然豊かな山あいの地

西洋風の搭

先ほどの八角堂

けっこう急勾配

一旦ホテルに戻ります。
途中、街中を走る鉄道に、車もバイクも休憩～。
ちなみに遮断機は手作業でした。

途中の街並みがトテモ楽しい～。

おばさんが楽しげに話しこんで

いかにもベトナムらしい光景、すきです。

この旅行記へのコメント （2）

• いつのんさん 2017/08/15 13:16:40

  フエ、満喫ですね！

  
  ペンパパさん、こんにちは。
  
  ここらは周りに見所多いみたいですね・・羨ましい。
  カイディン帝は無宗教家だったとかで帝廟も和洋折衷あり趣ありますね。
  
  相変わらず美味しそうなものばかり食べられてるようで、痛風の予感（笑）
  給仕の仕方もおフランスぽいですよね。
  
  近くにミンマン帝廟？もありますよね？
  この方は側室が数百名いたとか？カイディンさんは１０名程？
  来世は皇帝になりたいと思いました・・・アハ！
  
  素敵な旅行記有難うございました。
  
  いつのん
  
  

  ペンギンパパさん からの返信 2017/08/17 00:17:17

  いつのん皇帝さま！

  
  いつのんさん　こんにちわぁ
  
  南の島の探検記、ものすごく濃いですねぇ。
  
  自由奔放で、まるで冒険ダン吉の世界･･･
  島民のみなさんに溶け込んでおられて、羨ましいですよ。
  
  元祖バンジージャンプ、モノホンは迫力ありますねぇ！
  で、最後に飛んでみたんでしょうか･･･
  〜〜その一枚のショット、欲しかったですね！
  でも、ご自愛ください。
  
  こちらも珍しくベトナムを旅してみましたが、
  フレンチとアジアンがミックスした異文化や、
  仏教国という事情からか、とても親日的で
  また行きたくなるお国柄でした。
  
  さすがかつての王国、現地ガイドさんによると、
  ミンマン帝は500人だったとの説でしたよ。
  これだけ一線を超えるのはもう重労働としか言いようがないですよね！
  僕は皇帝にはなれそうも･･･　アハ！
  
  また目を見張る熱帯の冒険記、楽しみにしています。
  
  ペンパパ　(*´▽｀*)