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フィレンツェ観光の目玉、ウフィツィ美術館とヴェッキオ宮殿を見て、ホテルに戻り、お湯をもらってカップ麺でお昼を済ませた私達。<br />(昨夜のサラダに懲りた私はカップ麺に加えて、スーパーで野菜だけのサラダを買って持参のドレッシングで食べました)<br />ホテルを再び出発して、サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局を経由して「イル・ブッセット」でお買い物。<br />途中、サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の入口を通りこしてしまい、引き返してやっと見つけました。通りから店内が見えなくて、通りからの入口は、奥にある店内への入口までの廊下は見えるが、看板も控え目、人が住んでる集合住宅の入口かと思って通り過ぎてしまったのです。<br />中は室内の装飾が素晴らしいが、残念ながら、高級デパートのようで(店員さんも) 私達に買えるものはありませんでした。それでもアジア系の若い女性がたくさんいて結構お買い上げのようでした。<br />薬局を出て、しばらく行くとツルンとした革の「イル・ブッセット」です。たまたまお客さんも一区切りしてたのか私達もあれこれゆっくり見せてもらえました。一番有名な小銭入れを購入するか悩みましたが、三人とも基本的に小銭入れを使う身近な人がいないなぁ~と、名刺入れなど買い、イニシャルを刻印してもらいました。(やっぱ小銭入れ買っといたら良かったかなぁ)<br /><br />そこから、友Yが日本から「買う」と決めていた「イル・ビゾンデ」の財布を買いにカッライア橋に出てブランドショップの多いあたりへ。<br />途中、角にアイス屋さんを発見。アルノ川の向こうにあるアイス屋にも寄りたいと計画してたのですが、天気が良すぎて暑くてつい街角のアイスに目が釘付けになってしまいました。<br />可愛いお姉さんにコーンでレモンのアイスを頼んで(2.0ユーロ) 店内の小さいテーブルについて食べました。おいしかった。<br />このお姉さんはまだ10代のようですが、日本に来たら絶対モデルにスカウトされるだろうねと三人で話したほど可愛かった。<br />私達が食べていると次々とつられたようにお客が増えて来ました。私達は福の神ね、と勝手に思いながら店を出ました。<br />また途中、小さなアクセサリーのお店のショーウインドーに足が止まってしまい、そこで私と友Kはヴェネチアングラスのアクセサリーもお買い上げ。<br /><br />「イル・ビゾンデ」というブランドを私は知らなかったのですが、フィレンツェは本店だそうで、品数も豊富です。しっかり目の保養をしました。<br />友Yの財布はもちろん、私はカード入れの中から25ユーロと安めのもの、友Kもバッグを購入しました。日本だったらいくらぐらいなのか帰ってリサーチ中ですが、日本のデパート(正規品として)より、返ってくる税も差し引くとだいたい2/3以下でした。<br />ここにも日本人の店員さんがいて、いろいろ説明してくれるので安心です。<br /><br />そして今日の最後の買い物は、私がフィレンツェに来たかった理由の一つ、革の手袋を買います。<br />ヴェッキオ橋に通じる通りに2軒の革手袋のお店があり、私は「ルチアーノ」というお店で、以前娘と来た時に家族の手袋を買いました。<br />せっかく買って来たのに付けない不届き者もいますが、わたしは大変重宝しました。<br />私の住む町は平坦で、自転車で移動することが多く、その手袋は裏地がないので暖かくはありませんが、15分くらいなら風を除けてくれるだけでも十分で、薄いのでバッグやポケットにもかさばらないのです。<br />娘のは絹の裏がついていて、その分暖かいのですが、片方無くしてしまったので代わりが欲しいということもありました。<br />私ももう一つ、裏がついているのも欲しかったので再訪したいとずっと思っていました。<br />「ルチアーノ」は家族経営の工房のお店で、奥さんや娘さんらが店頭に立ち、お客さんの前にショーケースや後ろの壁一面の棚から好みに応じて手袋を出してくれます。<br />片言でもお店の人とやりとりしながらたくさん試着して買う物を決めて行く過程がとても楽しいのです。<br />ここで私と娘に一つずつ買いました。友も私に付き合って見てるうちに気に入ったのを見つけたようでした。<br />また来ます、何年後かに!<br />数軒先の手袋屋さんも同じように、ちゃんとした職人さんのお店なので間違いないでしょう。「イル・ビゾンデ」も昔は職人さんの工房だったそうで、そんな職人の技が生かされてる、と感じられるのがフィレンツェを好きな理由の一つです。<br />買い物したぞ~。<br /><br />買い物を終えて日も傾いて来たようなので、ヴェッキオ橋のお店を眺めながら通り、川向こうでミケランジェロ広場行きのバス停とタバッキを探します。<br />橋を渡って左に向かうとタバッキが一つ見つかりました。奥のレジのところにおばあさんがいて、バスのチケットを買おうとしましたが、ここには無いとの事。バスの中では買えないとの話も聞いていたので、本当にここでは売ってないのか?と確認していると、おじさんが入って来て私達の様子を見て何か英語で説明してくれようとしました。ですが、とても聞きづらい英語で、チケットはバスに乗ってから買うこと、バス停はもう少し先にあるということを教えてくれたようでした。<br />とりあえず私達はバス停まで行ってみました。路線を確認しようとしてると、サッパリ判らないうちにバスが来てしまいました。<br />運転手に、「ピアッツァ ミケランジェロ?」と尋ねると微妙な顔、もう一度尋ねると、何か二言三言言ってから、乗っていいよ的な感じだったので乗り込みました。<br />停留所を一つ過ぎたあたりで、立ってた私達のすぐそばの席の女性が「ミケランジェロ広場ならこのバスじゃ行かないわよ」と話しかけて来ました。<br />その人は現地に住んでいる日本人の方で、自分は家に帰る途中だけど、これは郊外に行くバスよ、と、教えてくれました。「えーー!」と驚く私達にその人はわざわざ席を立って行って、運転手にイタリア語で聞いてくれました。<br />すると、次の停留所で別の路線に乗換えろ、という事だったらしく、私達は慌ててすぐ次の、川の手前の停留所で降りました。<br />バスの日本人の女性によれば、徒歩でミケランジェロ広場は大変だけど、もうミケランジェロ広場行きのバスもあるかしらね?ということで、私達は明日ローマに発つ前に、始発である駅からバスで行ってみることにして、川沿いを歩いて帰ることにしました。<br />アパートや住宅や小さい公園などの横を通りながら、向かいの川岸に椅子やテーブルが並んでるのを見て、日本だったら蒸し暑くて蚊にも刺されるだろうけど、ヨーロッパでは夜は楽しい時間なんだなぁとか、なんか美味しそうな匂いがするよ、とか色々喋りながら帰りました。<br />夕飯はメディチ家礼拝堂そばの、通りにまで席を設けてある店の一つに入りました。三人の誰もお酒は飲まないので、やっぱり水と3皿料理を取って、39ユーロでした。<br /><br />明日は午後に最後の目的地、ローマに移動します。<br /><br /><br /><br />

午後は買物!~三年に一度、50代の三人旅

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2017/05/18 - 2017/05/18

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ひろろ

ひろろさん

フィレンツェ観光の目玉、ウフィツィ美術館とヴェッキオ宮殿を見て、ホテルに戻り、お湯をもらってカップ麺でお昼を済ませた私達。
(昨夜のサラダに懲りた私はカップ麺に加えて、スーパーで野菜だけのサラダを買って持参のドレッシングで食べました)
ホテルを再び出発して、サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局を経由して「イル・ブッセット」でお買い物。
途中、サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の入口を通りこしてしまい、引き返してやっと見つけました。通りから店内が見えなくて、通りからの入口は、奥にある店内への入口までの廊下は見えるが、看板も控え目、人が住んでる集合住宅の入口かと思って通り過ぎてしまったのです。
中は室内の装飾が素晴らしいが、残念ながら、高級デパートのようで(店員さんも) 私達に買えるものはありませんでした。それでもアジア系の若い女性がたくさんいて結構お買い上げのようでした。
薬局を出て、しばらく行くとツルンとした革の「イル・ブッセット」です。たまたまお客さんも一区切りしてたのか私達もあれこれゆっくり見せてもらえました。一番有名な小銭入れを購入するか悩みましたが、三人とも基本的に小銭入れを使う身近な人がいないなぁ~と、名刺入れなど買い、イニシャルを刻印してもらいました。(やっぱ小銭入れ買っといたら良かったかなぁ)

そこから、友Yが日本から「買う」と決めていた「イル・ビゾンデ」の財布を買いにカッライア橋に出てブランドショップの多いあたりへ。
途中、角にアイス屋さんを発見。アルノ川の向こうにあるアイス屋にも寄りたいと計画してたのですが、天気が良すぎて暑くてつい街角のアイスに目が釘付けになってしまいました。
可愛いお姉さんにコーンでレモンのアイスを頼んで(2.0ユーロ) 店内の小さいテーブルについて食べました。おいしかった。
このお姉さんはまだ10代のようですが、日本に来たら絶対モデルにスカウトされるだろうねと三人で話したほど可愛かった。
私達が食べていると次々とつられたようにお客が増えて来ました。私達は福の神ね、と勝手に思いながら店を出ました。
また途中、小さなアクセサリーのお店のショーウインドーに足が止まってしまい、そこで私と友Kはヴェネチアングラスのアクセサリーもお買い上げ。

「イル・ビゾンデ」というブランドを私は知らなかったのですが、フィレンツェは本店だそうで、品数も豊富です。しっかり目の保養をしました。
友Yの財布はもちろん、私はカード入れの中から25ユーロと安めのもの、友Kもバッグを購入しました。日本だったらいくらぐらいなのか帰ってリサーチ中ですが、日本のデパート(正規品として)より、返ってくる税も差し引くとだいたい2/3以下でした。
ここにも日本人の店員さんがいて、いろいろ説明してくれるので安心です。

そして今日の最後の買い物は、私がフィレンツェに来たかった理由の一つ、革の手袋を買います。
ヴェッキオ橋に通じる通りに2軒の革手袋のお店があり、私は「ルチアーノ」というお店で、以前娘と来た時に家族の手袋を買いました。
せっかく買って来たのに付けない不届き者もいますが、わたしは大変重宝しました。
私の住む町は平坦で、自転車で移動することが多く、その手袋は裏地がないので暖かくはありませんが、15分くらいなら風を除けてくれるだけでも十分で、薄いのでバッグやポケットにもかさばらないのです。
娘のは絹の裏がついていて、その分暖かいのですが、片方無くしてしまったので代わりが欲しいということもありました。
私ももう一つ、裏がついているのも欲しかったので再訪したいとずっと思っていました。
「ルチアーノ」は家族経営の工房のお店で、奥さんや娘さんらが店頭に立ち、お客さんの前にショーケースや後ろの壁一面の棚から好みに応じて手袋を出してくれます。
片言でもお店の人とやりとりしながらたくさん試着して買う物を決めて行く過程がとても楽しいのです。
ここで私と娘に一つずつ買いました。友も私に付き合って見てるうちに気に入ったのを見つけたようでした。
また来ます、何年後かに!
数軒先の手袋屋さんも同じように、ちゃんとした職人さんのお店なので間違いないでしょう。「イル・ビゾンデ」も昔は職人さんの工房だったそうで、そんな職人の技が生かされてる、と感じられるのがフィレンツェを好きな理由の一つです。
買い物したぞ~。

買い物を終えて日も傾いて来たようなので、ヴェッキオ橋のお店を眺めながら通り、川向こうでミケランジェロ広場行きのバス停とタバッキを探します。
橋を渡って左に向かうとタバッキが一つ見つかりました。奥のレジのところにおばあさんがいて、バスのチケットを買おうとしましたが、ここには無いとの事。バスの中では買えないとの話も聞いていたので、本当にここでは売ってないのか?と確認していると、おじさんが入って来て私達の様子を見て何か英語で説明してくれようとしました。ですが、とても聞きづらい英語で、チケットはバスに乗ってから買うこと、バス停はもう少し先にあるということを教えてくれたようでした。
とりあえず私達はバス停まで行ってみました。路線を確認しようとしてると、サッパリ判らないうちにバスが来てしまいました。
運転手に、「ピアッツァ ミケランジェロ?」と尋ねると微妙な顔、もう一度尋ねると、何か二言三言言ってから、乗っていいよ的な感じだったので乗り込みました。
停留所を一つ過ぎたあたりで、立ってた私達のすぐそばの席の女性が「ミケランジェロ広場ならこのバスじゃ行かないわよ」と話しかけて来ました。
その人は現地に住んでいる日本人の方で、自分は家に帰る途中だけど、これは郊外に行くバスよ、と、教えてくれました。「えーー!」と驚く私達にその人はわざわざ席を立って行って、運転手にイタリア語で聞いてくれました。
すると、次の停留所で別の路線に乗換えろ、という事だったらしく、私達は慌ててすぐ次の、川の手前の停留所で降りました。
バスの日本人の女性によれば、徒歩でミケランジェロ広場は大変だけど、もうミケランジェロ広場行きのバスもあるかしらね?ということで、私達は明日ローマに発つ前に、始発である駅からバスで行ってみることにして、川沿いを歩いて帰ることにしました。
アパートや住宅や小さい公園などの横を通りながら、向かいの川岸に椅子やテーブルが並んでるのを見て、日本だったら蒸し暑くて蚊にも刺されるだろうけど、ヨーロッパでは夜は楽しい時間なんだなぁとか、なんか美味しそうな匂いがするよ、とか色々喋りながら帰りました。
夕飯はメディチ家礼拝堂そばの、通りにまで席を設けてある店の一つに入りました。三人の誰もお酒は飲まないので、やっぱり水と3皿料理を取って、39ユーロでした。

明日は午後に最後の目的地、ローマに移動します。



旅行の満足度
5.0
同行者
友人
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • イル・ブッセットの店内で刻印を押してもらってます。<br />小さいお店ですが、日本人の来店が多いらしく、カードケースのショーケースには大きさの目安として、たくさんの日本人の名刺が置かれていました。<br />ジュゼッペさんは何度も日本に行った事があるそうで、今年の夏もいらっしゃるとか。<br />「キタムラ」さんと日本のいろんなところに行くそうです。<br />バッグなどで有名な「キタムラ」の社長に頼まれて、今度「キタムラ」に製品を提供するんだとか。コインケースかなぁ、楽しみです。<br />

    イル・ブッセットの店内で刻印を押してもらってます。
    小さいお店ですが、日本人の来店が多いらしく、カードケースのショーケースには大きさの目安として、たくさんの日本人の名刺が置かれていました。
    ジュゼッペさんは何度も日本に行った事があるそうで、今年の夏もいらっしゃるとか。
    「キタムラ」さんと日本のいろんなところに行くそうです。
    バッグなどで有名な「キタムラ」の社長に頼まれて、今度「キタムラ」に製品を提供するんだとか。コインケースかなぁ、楽しみです。

  • 私が買ったのはメガネケース。色味もたくさんあって、サイズも3種類くらいあったかな?有名なコインケースと同様、つるんとした光沢があります。<br />小さいサイズだったと思いますが、42ユーロでした。5300円くらいでしょう。<br />刻印は無料です。刻印に金色を入れることも出来て、金色シールを客に剥がさせてくれますが、友たちにきれいに剥がすようプレッシャーをかけてました。茶目っ気のあるお店です。<br />

    私が買ったのはメガネケース。色味もたくさんあって、サイズも3種類くらいあったかな?有名なコインケースと同様、つるんとした光沢があります。
    小さいサイズだったと思いますが、42ユーロでした。5300円くらいでしょう。
    刻印は無料です。刻印に金色を入れることも出来て、金色シールを客に剥がさせてくれますが、友たちにきれいに剥がすようプレッシャーをかけてました。茶目っ気のあるお店です。

  • ヴェッキオ橋上の宝石店のショーウインドーは似たようなデザインが多いのですが、これは珍しく黒猫モチーフのアクセサリー。<br />とても手は出ませんが。

    ヴェッキオ橋上の宝石店のショーウインドーは似たようなデザインが多いのですが、これは珍しく黒猫モチーフのアクセサリー。
    とても手は出ませんが。

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