2017/06/19 - 2017/06/25
385位(同エリア1980件中)
風待ちさん
スイスのイメージと言えば、アルプスとハイジの家がある牧草地。スイスでも、日本同様に後継者不足が問題になっているという。政府は、牧草地を整備するためには補助金を出して、スイスの景観を守っているという。
というわけで、移動中どこまでいっても郊外では、きれいな牧草地と木造の作業小屋を見ることができた。スイスに来た~という景色だ。
ところが、寒いかもしれないと用意したものは役に立たず、薄い長袖があれば十分で、スイスは想定外に暑かった。網戸もエアコンもないツェルマットのホテルでは夜はともかく、過ごしにくい。
それでも、今回はなんと言ってもアルプスの山々・三大名峰のモンブラン、マッターホルン、ユングフラウに会うのが目的。中でも独立峰のマッターホルンには魅了されてしまった。
やっぱり、スイスはスイス、他の何者にも代え難い。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
PR
-
1日目は夜遅い便で、成田を出発。友達と女性二人で参加。
2日目。ドバイを経由してまずはジュネーブへ。レマン湖の英国公園を訪れた。スイスは「暑い!」がまずは第一印象。 -
英国公園の花時計。
-
国連ヨーロッパ本部。世界各国の旗が並んでいる。
-
国連広場にある3本足の椅子の彫刻。作者はスイス人のダニエル・ベルセさん。地雷やクラスター爆弾への抗議の象徴として、ジュネーブを訪れる政治家たちへメッセージを送り続けている。
-
モルジュ オードリー・ヘプバーンゆかりの町。(隣村のトルシェナに住んでいた。)彼女にまつわる展示が充実したボル財団は、残念ながら休館日、モルジュ城の博物館でオードリーとジバンシーの展示をしていたけど、これも閉館時間になってしまい見逃した。けれども、いかにも住みたくなるような静かな落ち着いた町。
-
モルジュ城博物館の入り口。
この後、レマン湖の北岸に沿って移動。この日はローザンヌに泊まる。明日はワインのためのブドウ畑が広がるラヴォー地区に向かう。 -
モルジュ城。
-
3日目
レマン湖とブドウ畑。 -
小さなワイナリーが近くに点在している。
-
ヴヴエイ ネスレの旧本。食の博物館になっている。
その前には、フォークのオブジェがあった。チャップリンの像もすぐ近くに。
帰りに町の中を歩いていると、エコツアーの旅行社の店が目についた。世界の動物や絶景の写真が窓に貼ってあった。お店から男性が二人出てきてくれて、お話しすることが出来た。日本にも来たことがあるというので、どこに来たのか聞くと、長崎、萩とこだわりの旅のよう。おいしいエスプレッソをごちそうになった。思いがけない出会いが嬉しい。 -
喜劇王・チャップリン
-
ヴヴェイから、一時国外へ。フランスのシャモニーへ約100kmのバス移動。写真は途中休憩した店の裏の湖。
-
今日は見えるかな?と不安と期待半々のまましばし走る・・・と、見えてきました。「白い山」・モンブラン。
-
山から氷河がまさに今滑り落ちている、その先端が見えます。
-
○ガイアン湖 まず、モンブランが見えているうちにと逆さモンブランを求めてガイアン湖へ。残念ながら風があってきれいには映っていない。それでも、間近に見えるモンブランは迫力満点。
-
○モンタンヴェール鉄道。
シャモニーで、ピザの昼食。通貨がユーロの変わる。
食事後モンタンヴェール展望台へ登る。 -
車窓から。4208mのグランド ジョラス かな?多分。
-
終点のモンタンヴェール展望台からはグランドジョラスとメール・ド・グラス氷河の絶景が目に飛び込んでくる。また、テレキャビンに乗り、そこからさらに400段の階段を下りると、氷河の中の洞窟に入ることが出来る。
モンタンヴェール展望台の標高は1013mだが、この階段はさすがにつらかった。 -
400段下の氷穴を目指す。
-
氷河ブルー
-
○ツェルマットへ
フランスのシャモニーから、もう一度スイスへ。
145kmバスで移動し、まずテーシュへ。ツェルマットにはガソリン車は入れないためシャトル列車に乗り換えてツェルマットに入る。
駅ではホテルからお迎えのトレーラーに荷物を預け、歩いて5分ほどのホテルに向かう。
写真はツェルマットの駅前広場。マッターホルンが顔を見せてくれている。 -
途中の橋からマッターホルンの勇姿が望めた。天気予報は外れて、見事に見えている。
感動! -
4日目
○スネガ展望台 ツェルマットから地下ケーブルで行く展望台。2300mの所にあり、高度はそれほどではないがマッターホルンを見る角度が一番いいと(正面)言われる展望台。スイスは想定外に暑く、展望台でもあつかったが、地下ケーブルの中が一番涼しかった。
駅を出るとこの景色。日本出る時の天気予報は雨だったけど、嘘のようなすばらしいお天気。展望レストランの赤いパラソルが、「スイスに来た~」感満載。 -
さらに、小さなケーブルで逆さマッターホルンを映すライ湖に降りる。あまりの気持ちよさに、ベンチで休憩。
-
素晴らしいお天気。すばらしい眺め。ライ湖では水遊びをする若者や家族ずれも。ここでも、予想外に寒くはない。爽やかではあるけど、むしろ暑いような気候。
暑さは想定外だけど、やっぱりスイス! -
○ゴルナーグラート登山鉄道 さて、10時半頃ツェルマットに戻り、ここからフリータイム。94CHF(スイスフラン)でゴルナーグラートまでの往復切符を購入。3131mの展望台を目指す。
写真は終点のゴルナーグラート駅。 -
山頂駅からの景色。ここからさらに5分ほど登ると、360度の眺望が望める展望台がある。
-
ダイナミックな氷河。こんな近くまで鉄道で登ってこられるなのがスイスの凄さ。感謝しかない。
-
ゴルナーグラート展望台の景色を堪能してから、一駅下のローテンボーデンからハイキングを楽しむ。リッフェル湖をまわって、リッフェルベルク駅までを歩く。
-
○リッフェル湖 鉄道沿いにまっすぐ歩く道から、途中道なき道を降りて、リッフェル湖を回るコースに修正。眼下に湖が見えてきて一安心。リッフェルとは、多分リフレクト、つまりマッターホルンを映すと言う意味か。
-
イチオシ
言葉はいらない。
-
リッフェル湖の湖岸を歩く。
-
さらに、ハイキングはつづく。
-
ずーっとマッターホルンを見ながら歩く。至福の時。
-
一駅下のリッフェルベルクに着き、展望レストランでピザとビールで乾杯。
-
また、ゴルナーグラート鉄道でツェルマットまで降りる。
写真はその車窓から -
○ツェルマット町歩き。 一度ホテルに戻ってから、夕食がてら町歩きをした。倉庫の下にねずみがえしのまるい石を組んだ小屋が残っている通りを歩いた。
夕食は、ラクレットを食べたいがためにドルフ広場のDu Pont をさがす。近くの土産物屋さんに入って聞くと、なんと売り子さんは日本人の方で、無事判明。ラクレットは、焦げ目がついていないので、北海道で食べたあじには及ばず、残念! -
どこか日本の村を歩いているような懐かしさ。
-
石の民家
-
夜のマッターホルン
-
この日の朝のマッターホルン。
-
5日目 朝5時20分にホテル前に出て、朝焼けを待つ。5時47分、かすかに色づき始めた。
-
少しずつ、色づいてくる。
-
イチオシ
おはよう、マッターホルン。今日もありがとう。5時58分。
-
さて、朝食後はツェルマット発 氷河特急でブリークへ。
そこからはバスに乗り換えマイリンゲルまで約92km走った。スイスの田舎の景色を楽しんだ。 -
氷河特急のパノラマ仕様の窓から。
-
車窓から
-
のどかな景色
-
ブリークからマイリンゲンにむかう途中、峠を越えるとダム湖が見えた。60%は水力発電でまかなっているとか。原子力発電は35%だが、福島の事故を受けて、起源を決めて全廃する方向だと聞く。
-
バスの車窓から。
-
○アーレ渓谷 アーレ川に沿って、1500万年前に出来たという石灰岩の切り立った渓谷。
-
200mの深さを流れる川の崖に足場を作った遊歩道が1,4kmも続いていて、猛暑のスイスでもさすがに涼しくて、太古の昔にタイムスリップ出来た気分も味わえた
-
○インターラーケン 二つの湖の間にあるということから、インターラーケンという名前がついた町。ユングフラウ観光の起点の町。町の中心にある広場からユングフラウを見ることができる。ユングフラウは若い娘という意味。
-
○ハーダークルム展望台から
町からでるケーブルで展望台へ。下からは見えなかったアイガー、メンヒ、ユングフラウが見える。頂上は一部雲に隠れているが、いずれもスイスを代表するような有名な山。 -
6日目 ○ライン滝 スイスアルプスを源に、ドイツに流れて行くライン川にある。ヨーロッパ最大の滝で、ゲーテが生涯に4度も訪ねたという観光地。
-
滝の真ん中の岩に、ボートで近づき上に登ることが出来る。
-
○チューリッヒ バーンホフ通りを歩き、リンデンホフの丘に向かうグループと離れ、裏通りのお店を見てお土産を捜した。
-
バーンホフ通りの小さな広場でライブ演奏。
-
アルプスの救助犬の木の人形を買った。ブランデーの小さな樽を首に付けた可愛いい犬。スイスのお土産は、この犬とココア。
この後は、チューリッヒ空港に向かい、15:25分発でドバイへ。
そして、
7日目 6月25日 成田着 17:35
スイス7日間の旅、無事 完結。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
59