2017/06/27 - 2017/06/27
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j-ryuさん
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☆『青葉は麗し・初夏の達沢不動滝を』堪能した後は中ノ沢温泉や沼尻温泉の源泉でもある
禁断の秘湯“沼尻元湯地獄と白糸の滝をトレッキングしてきました。
何故、禁断かと言うと沼尻元湯は有毒ガス(硫化水素)の危険があるので
基本的には立ち入り禁止の元湯(源泉)だからです。
安達太山や沼尻元湯地獄へのスタート地点である沼尻口駐車場に既に
立ち入り禁止の看板があり緊張感が否応なしに高まります(ーー;)。
安達太良登山の山側ルートは問題ありませんが、
立ち入り禁止なのは“白糸の滝”を眺望しながら沼尻元湯への谷ルートです。
立ち入り禁止の看板はあるものの、実際は多くのトレッカーが谷ルートを利用しているし
立ち入り禁止と言いながら通行止めロープやゲートは無いので
どちらかと言えば皆さん『警告』だと身勝手に受け止めているようです(^_^;)。
いずれにせよ危険を孕んでいる活火山地帯であることは間違いないので
細心&最新の注意を払い自己責任が伴いますが
一般観光では中々見られないような落差50mもの温泉の滝“白糸の滝”や
青白い温泉の川が流れる“沼尻元湯地獄”など
荒々しく生きている地球の鼓動を体感できるでしょう。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
PR
-
☆猪苗代町 白糸の滝&沼尻元湯 ルートMap
※Yahoo地図に加筆
http://map.yahoo.co.jp/maps?lat=37.55777110&lon=140.10476890&ac=07408&az=&z=13&id=&fa=pa&ei=utf8&p=%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%9C%8C%E7%8C%AA%E8%8B%97%E4%BB%A3%E7%94%BA%EF%BC%88%E8%80%B6%E9%BA%BB%E9%83%A1%EF%BC%89 -
☆猪苗代町 白糸の滝&沼尻元湯 ルートMap拡大図
※国土地理院地図に加筆
http://maps.gsi.go.jp/?z=16#14/37.602264/140.220952/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0f0
白糸の滝&沼尻元湯への行き方はまず沼尻温泉をめざし、
温泉街突き当たりの田村屋旅館の角を左折し、
沼尻温泉スキー場へのダート道を登っていきます。
スキー場を突きぬけさらにデコボコ山道を走ること約15分で、
安達太良山沼尻登山口駐車場に到着します。
標高は約1130m。 -
☆安達太良山沼尻登山口駐車場(無料)は乗用車なら30台くらい停められます。紅葉シーズンの週末以外はすいています。。
駐車場にはトイレも売店も何もありませんでので、用事は途中で済ませてください。
駐車場には安達太良山側に向かって2つの登山口があり、右側が安達太良山&白糸の滝展望台方面(山ルート)。
左側(写真)が白糸の滝&沼尻元湯方面の登山口(谷ルート)です。
安達太良山登山口方面からも沼尻元湯には行けますが、
アップダウンが少なく楽なのは左の白糸の滝登山道です。
白糸の滝&沼尻元湯登山口(谷ルート)。
沼尻元湯や白糸の滝を目指すなら、こちらの登山道は高低差がなく楽ですが、
登山道と言っても獣道程度で、谷沿いの崖道です。途中崩れかけている場所もあるので注意が必要です。
でも、道中左が谷底で開けていて景色は素晴らしいし、白糸の滝がずっと見え隠れするので安達太良山登山でなければ、こちらがお勧めです。
しかし、入り口には立ち入り禁止の警告板が・・・ -
☆2013年10月いらいの訪問ですが
警告板が新しくなっていました。
2013年の警告は通ってもいいけど、注意して下さい、程度ですが
新しい警告板は通ることさえ禁止しています(ーー;)。
事故が起きても責任は持ちませんよと。
いいように解釈すれば自己責任なら見て見ぬふりをしますって感じにも(-"-)。
硫化水素は無色ですが卵の腐敗臭のような臭いがします。
でも火山地帯は大なり小なり硫黄の臭いがするので
臭いだけでは危険は察知できません。
沼尻元湯やその上の沼の平周辺は今でも硫化水素が噴出していて、1997年に埼玉・東京の登山グループのうち女性4名が濃霧で危険地帯に迷い込み、硫化水素ガスで死亡するという痛ましい事故が起きています。とくに風の無いときは危険が増すそうです。 -
☆白糸の滝
上記の立ち入り禁止看板地点から“白糸の滝&沼尻元湯方面の登山口(谷ルート)”を20mも進むと左手前方に白糸の滝が見えてきます。 -
☆白糸の滝
この写真は望遠(200mm)で撮影しているので
それなりに見えていますが、肉眼ではかなり小さく見えます(^_^;)。 -
☆白糸の滝
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☆白糸の滝
写真をよ~く見ると谷間に2本のワイヤーロープが写っています。
登山道の谷筋には谷ルートの入り口から白糸の滝をまたいで滝上の岩場まで
ワイヤーロープが延々と続いています。
写真的に目障りですが、よほど写真を拡大して見ない限りあまり目立たないし、
もっと滝に近づけば構図からは見えなくなります。
このワイヤーロープは沼尻元湯の湯畑の資材や採取した湯の花の運搬用ゴンドラとして使われていて人間は乗りません。 -
☆白糸の滝&沼尻元湯方面の登山口(谷ルート)&温泉パイプライン
白糸の滝&沼尻元湯への登山道(谷ルート)には源泉から直径25cmくらいのパイプが延々と引かれていて、麓の沼尻温泉や中ノ沢温泉へと供給されています。
パイプの中は温泉なので当然外側も温かいですが、火傷するような熱さはありません。 -
☆白糸の滝&沼尻元湯方面の登山口(谷ルート)&温泉パイプライン
途中はご覧のような崩落斜面や崖もありスリル満点です。
実際は写真で見た目以上に急斜面ですが、よほどの高度恐怖症者や幼児、体の不自由な方でなければ通り抜けできると思います。 -
☆白糸の滝
白糸の滝と駐車場の中間点くらいです。
肉眼で見るとこのくらいの大きさに見えます。 -
☆秋の紅葉も素晴らしいです( 2013/10/21)
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☆白糸の滝
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☆白糸の滝
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☆白糸の滝
白糸の滝は安達太良山の噴火口『沼の平』近くや沼尻元湯の谷間から湧出する温泉が硫黄川となって流れ落ちる落差50~60mの直瀑で、滝そのものが温泉の滝で、温泉の滝としては落差日本一です。 -
☆白糸の滝
白糸の滝は上記で直瀑と書きましたが、望遠でようく見ると滝の上部は2段になって落ちる段瀑でもあります。
紅葉の頃、だんだん寒くなってくると
一段目辺りまでは滝から湯気が立ち昇っているのが確認できます。
さすがに落差50mもあると途中で冷えてしまい滝壺からは湯気は上がりません。 -
☆白糸の滝とタニウツギ
谷ルート沿いではその名もタニウツギ(谷空木)が花盛りでした。
麓ではとうに終わっていますが、さすがにこの辺は標高が約1130mもあるので
ようやく見頃になったところです。 -
☆白糸の滝とタニウツギ
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☆白糸の滝
日本には自薦他薦を問わず、数々の日本三大○○○がありますが、
もし日本3大湯の滝というジャンルがあれば“沼尻白糸の滝”はおそらくその3本の指に入ることでしょう。
“沼尻白糸の滝”
“北海道知床のカムイワッカの湯の滝”
“秋田県、湯沢の川原毛大湯滝”
の、3つかなと思います。
それぞれ特徴があるのでNo,1は決められないと思いますが
沼尻白糸の滝は、落差は間違いなくNo,1だと思います。
逆にこれだけの落差があると滝つぼではお湯ではなく、冷たくなっていると思われます。(一般人は滝つぼには行けません)。
滝壺まで行けたなら、日本一の打たせ湯間違いなしです(^^ゞ。 -
☆ガクウラジロヨウラク(萼裏白瓔珞/ツツジ科ヨウラクツツジ属)
谷沿いではガクウラジロヨウラクも花盛りでした。
ガクウラジロヨウラクはウラジロヨウラクの変種で
北海道~本州中部地方以北の山地~亜高山帯に分布します。
ウラジロヨウラクとの大きな違いは萼が長いこと。
また、ウラジロヨウラクは太平洋側に多く分布し、
ガクウラジロヨウラクは日本海側に多く分布しています。 -
☆白糸の滝とタニウツギ
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☆秋の紅葉も素晴らしいです( 2013/10/21)
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☆白糸の滝とタニウツギ
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☆白糸の滝&沼尻元湯方面の登山口(谷ルート)
谷ルートは所々で斜面が崩落しいていて滑落したら谷底まで
100mくらい一気に転げ落ちてしまいます。
十分気をつけてください。 -
☆アカモノ
アカモノ(赤物/ツツジ科シラタマノキ属)は主に日本海側の高山・高地の日当たりのいい岩場やガレ場に自生します。
シラタマノキという白い実をつける植物に対比してつけられた説や
果実が赤く熟しすと甘みがありおいしいとのことからアカモモ(赤桃)がなまったものとも言われます。
岩地などに生えることから,イワハゼ(岩櫨)の別名もあります。
釣り鐘形の白い花にピンク色の縦筋があり、とても愛らしい花です。
ツガザクラ(栂桜/ツツジ科ツガザクラ)の花に似ますが、ツガザクラの葉はモミノキのような細かい葉ですがアカモノの葉は卵型で光沢縁があり
細かい鋸歯があります。 -
☆タニウツギ
タニウツギ(谷空木/スイカズラ科タニウツギ属)は主に北海道と本州の日本海側に分布します。
白糸の滝周辺は日本海水系ですが福島県では
分水嶺を越えた太平洋水系の山中にも多く自生します。
山の中でも沢や谷など湿気のある場所に多く生えるのでタニウツギと呼ばれます。
ピンク色が基本ですが白っぽい花も稀にあります。 -
☆運搬用ゴンドラワイヤーロープ。
ゴンドラワイヤーロープの白糸の滝側の終点でこの櫓の辺りで荷物を積載荷卸をします。 -
☆白糸の滝&沼尻元湯方面の登山口(谷ルート)
白糸の滝の少し上流、この辺りから沼ノ平の下辺りまでの渓谷を通称“沼尻元湯”と呼んでいる地区で、谷底を硫黄川が流れ、谷の両側いたるところに火山性の噴気孔や硫黄を含んだガレ場があります。 -
☆ガクウラジロヨウラク
花色は濃いピンクが多く白っぽい花もあります。 -
☆ガクウラジロヨウラク
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☆温泉パイプラインの分配枡?それとも湯の花の沈殿枡?
枡の中には出来たての湯の花がこんもり。
湯の花には硫黄、カルシウム、アルミニウム、鉄、珪素など様々な元素が含まれる。湯の花は源泉の泉質によって成分が異なり、主成分に応じて硫黄華、硫酸塩華、石灰華、珪華などに分類されるそうです。 -
☆沼尻元湯地獄&硫黄川
谷底に青みを帯びた乳白色の硫黄川が見えてきました。 -
☆イソツツジ
イソツツジ(磯躑躅/ツツジ科イソツツジ属)も見頃を迎えていました。
イソツツジは北海道と東北の高山や亜高山地帯の湿ったガレ場や草原に自生します。
樹高は70cmほどになりますが、豪雪で木が地を這うような樹形も多く目にします。
高山で見られるのに磯ツツジとは可笑しな名前ですが、
エゾツツジが訛ってイソツツジと呼ばれるようになったのでと言われています。 -
☆沼尻元湯地獄&温泉パイプライン
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
自然なのか掘削されたのか隧道を硫黄川が流れています。 -
☆沼尻元湯地獄&温泉パイプライン
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
硫黄川が温泉滝になっています。
源泉が川に流れ込んでいる温泉は全国各地にありますが
沼尻元湯の硫黄川は川そのものが温泉です。 -
☆沼尻元湯地獄&温泉パイプライン
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☆沼尻元湯地獄&温泉パイプライン
温泉パイプラインの分配枡?それとも湯の花の沈殿枡?からの捨て湯です。
湯量が多いから捨てているのかどうかは分かりませんが
温泉を捨てるなんてもったいない。
猪苗代町と温泉組合が協力して野趣あふれる野天風呂を造れば
大きな観光資源になると思うのですが・・・・ -
☆沼尻元湯地獄&硫黄川
源泉からの湯が樋型湯畑と温泉パイプラインで延々と引かれています。 -
☆沼尻元湯地獄&硫黄川
青の乳白色が美しい硫黄川。 -
☆沼尻元湯地獄&硫黄川
インディ・ジョーンズ魔宮の伝説のトロッコが今にも走っていそうな
木製の橋脚。
でもトロッコではなく温泉パイプと樋型湯畑が走っています。 -
☆樋型湯畑
湯の花とは(wikiより)
高温で湧出した源泉が大気に接触すると、温度差による冷却(溶解度の減少)、溶媒成分の蒸発、酸素との反応などにより源泉中の温泉成分や混在していた物質の沈殿が発生する。
この不溶性沈殿が湯の花である。析出物沈殿物は、粒子状になって浴槽の底に沈んだり、糸状になって浴槽内を漂ったり、浴槽の壁面や湯口に付着する。浴槽内を漂う湯の花は汚れと誤解されることもあるため、注意書きを掲示している温泉施設もある。
また、湯の花は、温泉地においては温泉成分の沈殿物のみならず、硫黄鉱山原石粉砕品、源泉湧出地の石粉砕品、噴煙等粘土かぶせ湯花(別府温泉・奥塩原温泉が有名)、蒸気が付着したものなど多数の可能性がある。
湯の花を集めて包装したものは、温泉地における土産の定番として広く流通しており、多くの温泉街で見かけることができる。 -
☆温泉パイプ&樋型湯畑ん&橋脚
谷底を流れる青白い川は硫黄川。 -
☆温泉パイプ&樋型湯畑ん&橋脚
谷底を流れる青白い川は硫黄川。 -
☆沼尻元湯地獄&硫黄川
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川 旧田村屋跡
☆大正時代までここで営業していた沼尻温泉『田村屋旅館』の残骸。
現在は麓に移転して営業しています。
※沼尻温泉・田村屋旅館(HPより)。
http://www.naf.co.jp/tamuraya/
...............................................................
宝暦元年五月(1751年)、開湯以来230年の歴史と伝統を誇る沼尻温泉は 自然に囲まれた閑静で素朴な湯の里としてしたしまれてきました。 明治19年3月創業。 明治33年6月23日安達太良山の噴火により約一年間の間休業せざるを得ず、 明治34年5月より営業開始し、大正9年11月に現在地に移転。 以来、現在は近代的な設備と常に変わらぬ心で 温かいおもてなしをしております。
..............................................................
昔はこの辺りで採掘された硫黄を運ぶため、1913(大正2)~1968(昭和43)まで現在の中の沢温泉近くから磐越西線の川桁駅まで沼尻軽便鉄道があったそうです。それを利用したとしても中ノ沢温泉辺りから、この沼尻元湯までの山道を延々と歩いて湯治に来ていたのでしょうか。
それとも湯治客は稀で鉱山の従業員相手の旅館だったのかは分かりませんが、昔の人の脚力が凄いのは間違い無さそうです。 -
☆沼尻元湯地獄&硫黄川
硫黄川の右岸山側にあるのは作業小屋 -
☆☆沼尻元湯地獄&硫黄川&立ち入り禁止警告板
沼尻元湯の源泉地域(地獄)にも立ち入り禁止の警告板があります。
硫化水素とは。
無色のガスで刺激臭がある。ガス中毒に詳しい筑波大の内藤裕史名誉教授によると、60ppmを超えるガスを30分吸うと肺水腫が起きる。150ppmを超えると意識混濁、呼吸マヒの症状が現れる。800ppm以上だと即死するとされる。空気よりも重く、入浴時に顔が位置する浴槽の湯面近くにたまりやすい。長時間の入浴はリスクを高める。 2005年には秋田県の泥湯温泉の駐車場近くで硫化水素ガスがたまった雪穴に落ちた家族4人が死亡した。同県の乳頭温泉郷では15年に源泉付近で配管作業していた3人が亡くなる事故が起きている。
(朝日新聞 より) -
☆沼尻元湯地獄&硫黄川
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
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☆樋型湯畑
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☆樋型湯畑
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
今回は天然露天風呂には入りませんでしたが、たくさんある湯溜まりの温度はまちまちです。この湯溜りは手を浸けてみたら温度は35度くらいで、浸かるにの少し低い温度でした。真夏なら気持ちいい温度かも。
沼尻や中ノ沢温泉に引いている源泉は72度もあるそうですが、その源泉のほとんどはパイプラインや湯畑の樋を流れています。硫黄川の温泉は他の小さな源泉や湧き水が集まって流れていうようで、川の温度は一律ではなく、冷たい場所も熱い場所もいい湯も様々なので、入浴する場合は好みの温度の湯溜まりを見つけるか、自力で湯溜まりを掘ります。 -
☆沼尻元湯地獄&硫黄川
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
沼尻元湯とは沼尻温泉と中ノ沢温泉の源泉で、1ヶ所の湧出温泉としては毎分1万3400リットルと日本一なんだそうで、川や白糸の滝そのも全てが温泉なんです。 -
☆沼尻元湯地獄&硫黄川
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
源泉の一つです。
岩の隙間からプクプク湧き出しています。 -
☆沼尻元湯地獄&硫黄川
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
谷間の向こうが安達太良山と沼ノ平火口です。
沼ノ平火口は死亡事故があり現在も立ち入り禁止ですが
沼尻元湯源泉の周囲も今でも硫化水素が噴出している危険地帯です。
野趣満点の天然露天温泉ですが、
危険と隣り合わせの温泉であることも忘れてはならないと思います。 -
☆沼尻元湯地獄&硫黄川
ここが一番自噴量の多い源泉です。
この源泉から延々と続く湯の花採取用の湯畑樋です。
沼尻元湯の源泉の権利者と、湯花樋設置管理権は別だそうで、現在これらの湯畑は麓にあるボナリ高原ゴルフクラブが所有管理しているそうです。
ここで作られた湯の花は地元での販売の他になんとあの湯畑が観光名所でもある草津温泉でも草津温泉の湯の花として売られているそうです。
現在、湯の花に原産地表示義務やトレイサビリティ制度はないようです。
なんでも草津温泉は人気温泉なので自前の湯の花だけでは足りずに、中には悪徳業者が海外産や人工の湯の花ま売っているとか(ーー;)。
ほとんどは草津温泉産だとは思いますが、もしかしたら・・・・。 -
☆沼尻元湯地獄&硫黄川
源泉から分岐した源泉。
さすがに成分が濃いので沈殿した湯の花が厚く堆積しています。 -
☆沼尻元湯地獄&硫黄川
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
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☆沼尻元湯地獄&硫黄川
沼尻&中ノ沢温泉への温泉パイプラインの分配枡。
この辺りで70℃ほどのお湯はパイプラインで引湯しいる間に冷め
沼尻田村屋では47.1℃くらいになるようです。 -
☆沼尻元湯地獄&硫黄川
ここも温泉の滝になっています。
ワイルドな風景ですが崩壊しやすそうな地形なので
こういう場所での入湯は避けた方が賢明です。 -
☆イソツツジ
イソツツジもあちこちでちょうど見頃でした。 -
☆イソツツジ
ワイルドな沼尻元湯を満喫したら
また来た時と同じ谷ルートを戻ります。
4travelで紹介しておきながら何なんですが・・・・
1997年の痛ましい事故以来、有毒ガスによる事故は起きていませんが
沼尻元湯は基本的には立ち入り禁止の危険を孕む場所です。
行かれる場合は細心の注意を払いあくまでも自己責任でお願いします。
特に風がまったく無い日は要注意です。 -
☆オニアザミ
沼尻口登山駐車場に無事戻ってきました(^_^;)。
駐車場脇の草むらではオニアザミ(鬼薊/キク科アザミ属)がたくさん咲いていました。
オニアザミハ北陸から東北にかけての日本海側の山地の草原に多く自生します。
これで◆禁断の秘湯“沼尻元湯地獄と白糸の滝はおしまいです。
いつも最後までご覧くださりありがとうございます。
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