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バンコク センセープ・ブルーの世界へようこそ アザーンが鳴り響く運河沿いの小路を歩いてみた オッサンネコの徒然記

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    旅行時期 2017/05/28 - 2017/05/28 (2017/08/14投稿

    オッサンネコです。

    唐突ですが、世の中には色んな美しいブルーがあるそうで。
    宮古ブルー? 慶良間ブルー? 積丹ブルー? アンダマンブルー?
    ノンノン、ノノノーン。
    おいらが見たいブルーはそんな優しいブルーじゃない。
    ブルーはブルーでもバンコクを流れるセンセープ運河のドブ川ブルー。
    ありとあらゆる生活排水が行きつく混沌、それがセンセープ・ブルー。
    大都会バンコクの暗部にある逞しさ、それもまたセンセープ・ブルー。

    それでは「水の都」バンコクの素晴らしきブルーをご堪能下さいませ。

    写真 50枚

    交通手段 : 
    • 現地移動 :  高速・路線バス / 船 / 徒歩
    エリア:
    タイ > バンコク
    エリアの満足度:
    4.0
    • どうもどうも、オッサンネコことモリネコちゃんです。
      本日はセンセープ運河の乗り合い船でバンコク郊外にあるバンカピに行き、
      そこから運河沿いをどこまで歩いて来れるか実践してみたいと思います。

      起点になるのはバンコク駐在員がこよなく愛するトンロー通り。
      まずは通りの入口に停まっているオンボロな赤バスにのって、センセープ運河がある終点まで運んでもらいます。
      料金は一律7バーツなので、初心者でも簡単に乗りこなせる優れものです。

    • 中はこんな感じ。
      当然冷房なんてものは無し、窓は全開で開放感満載でござる。
      降りたい時は備え付けのブザーを鳴らせばよろし。

    • 赤バスに揺られてトンロー通りの北側までやって来ました。
      道路脇がそのままバスの車庫になっているところがスゴイ (゚∀゚ ;)…。

    • 赤バス。
      絶対コレ、運行に必要な申請とか出してないだろうな…。
      どうか今の軍事政権下で廃止されませんように。

    • 赤バスを降りて橋を渡ると運河船の停留所(桟橋)があります。
      ここで船がやってくるまでボーッと待っていればよろし。

      乗り方は至ってシンプル。
      ボートが停留したら船べりからするっと中に滑り込むのですが、
      足元が不安定なので慣れていないとちょっと怖いかもです。
      稀にネットやガイドブックに「渋滞知らずで快適」とか紹介されていますが、
      ノンノン、ノノノーン。
      使い方次第では確かに便利な交通手段ですが、乗り心地は快適どころか不快そのもの。
      少なくとも観光目的ではない庶民のアシなので、乗客の安全はあくまでも自己責任にされています。
      そこはよくよくご理解を。

    • 運河船の中はこんな感じ。
      料金はバンコク郊外のバンカピまで乗って17バーツ程度。
      座ってれば青服のスタッフが船べりをスルスル移動して料金を回収しに来ます。
      端っこの席は汚いドブ川の水が飛んで来るので、真ん中に座るのがベター。

    • 爆音を響かせて運河を疾走中。
      さてさて先ほど「不快」と申し上げたのはセンセープ運河の水の汚さ。
      近隣の排水が全て流れつくと言われるこの運河…その水の汚れ様は凄まじく、
      しぶきが目に入れば結膜炎、口に入れば細菌性胃腸炎。
      放つ匂いは嗚咽を誘い、ハンカチで必死に口を塞ぐ女性もちらほら見かけます。

      ローカルな乗り物は大好きなので私みたいな物好きは耐えれますが、
      一般の観光客に勧められるかと言えば、ちょっと厳しいかもですねぇ ('ω'乂)イカーン

    • 乗合船のボート・クルー。
      ある意味ジャングルクルージングのお兄さんよりカッコ良く見えるぞ…

    • トンローから約30分、目的地であるバンカピに着きました。
      船の後ろに立つとボートのお尻から排ガス・アタックを食らうのでご注意を。

      船の停留所はそのまま巨大モール、ザ・モール・バンカピと繋がっているので、
      ちょいと休憩がてら覗いてみましょう ヽ(◎´∀`)ノ

    • ザ・モール・バンカピ(The Mall Bangkapi)

      タイでは有名な「The Mall Group」が経営するショッピング・モールで、
      サイアムパラゴンやエンポリアムと同じ系列になるのです (*゚∀゚)b
      でもこのモールは完全にタイ人仕様、外国人はほとんど見かけなかったです。

    • そのタイ人の嗜好性に合わせて作られたのがコレ、モールを流れる滝です。
      滝と言えば、そりゃあもうタイ人の大好物。
      それをショッピングモールの中に作っちゃうんだからスゴイ (゚∇゜*)…。

    • ちょっとモール内で水分補給を兼ねてダラダラ。
      メロンシェイク79バーツ(280円)也。

      正確にはメロンではなくマクワウリ。
      果物だけを食べても味気なくてあまり美味しくないのですが、
      シェイクにすると香りが引き立つので、スイカよりも重宝しています。
      タイ語でナーム・カンタループ・パン、是非一度お試しを Ψ(`▽´)Ψ

      休憩を終えたらボチボチ運河の散歩を開始します。
      よっこらせっ。

    • センセープ運河(Khlong Saen Saep)

      本日の天候は晴れ時々曇り、散歩するには少し暑いんですが、
      刻々と変わるセンセープの青を眺めながら、行けるとこまで歩いてみましょう。

    • センセープ運河の歴史は古く、ラーマ3世在位の1837年に掘削が始まり、
      3年がかりで完成させたと言われています。
      チャオプラヤと隣県チャチュンサオにあるバンパゴン川を結ぶ壮大な水路で、
      その全長は90km以上にも及ぶそうな。
      掘削の目的は物資や人を運ぶための軍事的戦略だと言われていますが、
      大都市を洪水から守るための濠の役割も担っているのです。

    • 運河船がすれ違うところに遭遇しました。
      船が通った後は…青色に見えていた水が御覧の通り黄色く泡立ちます(笑)

    • イチオシ

      フルスピードで運河船は疾走。
      水しぶきの色を見たら、いかに水が汚れているかよく分かる…(*゚ロ゚)
      この怪しい黄色とブルーのコントラスト、これぞ異次元のセンセープ・ブルーだ!

    • これもタイが誇る別次元のブルー、レッド・ブルー…。
      いや、ちょっと言ってみたかっただけです…(*。‐ω‐)

    • 運河の風景。
      バンコクは「東洋のベニス」なんて呼ばれているそうで…
      うーん、ベネチアなんて行った事ないから良く分からんのですが、
      バンコクがアジア屈指の「水の都」である事だけは間違いないと思います。

    • Ridwanun Islam Mosque

      運河を歩いていると風に乗って何かホニャホニャ聞こえるなーと思ったら、
      その正体は運河沿いのモスクから流れる重厚なアザーンでした。
      耳にまとわりつく様な、それでもどこか懐かしい感じがするアザーン。
      ホニャホニャ。

    • なので運河沿いの小路はムスリムの方がとっても多いです。
      タイは敬虔な仏教国ですが、イスラム教もマイノリティながら確かに根付いてます。

    • イチオシ

      運河とモスクの風景。

      さっきから気になっていたのですが、川岸にゴンドラの様なものがあって、
      人が乗るとスーッと対岸までゆっくり動いて行くのです。
      むむっ…。何だアレ (゚∇゜*)

    • その正体はコヤツ。
      ゴンドラに人が乗るとこの少年がペダルをこいでワイヤーを巻いて行くのです。
      運賃は1バーツくらい取るのでしょうか。
      タイならではのシステムに心が癒されますねぇ (´∀`*)

    • 運河船の風景。
      ちなみに上りも下りも同じ停留所(桟橋)を使用します。

    • 先ほど運河船が不快だと述べたもう一つの理由がコレ。
      地元のアシである以上、とにかく混むんです。
      座れればまだマシですが、途中から乗り込むと立ち席になるケースが多く、
      立ち席の近くは耳がおかしくなるくらいエンジンの音がやかましいのです。

      渋滞知らずで快適な乗り物? 
      ノンノン、ノノノーン。
      船の中は大渋滞で不快じゃい!

    • センセープ運河の風景。
      遠くでアザーンがホニャホニャ鳴り響いています。
      運河沿いにはムスリムが多く住んでいるので、必然的にその周りにはモスクが多いって事です。

    • じゃあ何故センセープ運河沿いにムスリムが多いかって言うと、
      一説にセンセープ運河は戦争で負けた捕虜が開拓した水路だと言われています。
      敗戦国の一つにはタイ深南部のパッタニー王国というイスラム国家があり、
      当時そこから連れて来られた人達が、センセープ運河の工事に関わったため
      そのまま運河沿いに居付いてムスリム集落を形成した所以になります。

      ちなみに現在タイ深南部で起きている爆弾テロは、中央政府や警察に反発する過激派集団の仕業で、バンコクにいるムスリムとは何の関係もありません。

    • モスクの脇をてくてく。
      目に映るのはモスクの風景、耳に響くのはアザーンの吟唱。
      ふとバンコクにいる事を忘れそうなくらい、イスラムに染まった世界が運河沿いにはあるのです。

    • モスクと運河の風景。

    • ムスリム用のお惣菜屋さんもあり。
      うーん美味しそう (ノ≧∇≦)ノ

    • イチオシ

      自撮り大好きなのはタイ人の共通。
      タイには宗教間の隔たりなんて一切ありません。

    • ここでも運河を渡るゴンドラがありました。
      遠回りを嫌うタイ人ならではアイデア。

    • 運河船の運行間隔はかなり短め。結構頻繁に船が運河を通り過ぎていきます。
      どうでしょう、舳先に立つ船頭兄ちゃんの余裕っぷり。
      タクシーの運ちゃんやBTSの警備員より遥かにプロフェッショナルを感じますね。

    • 運河の小路は変化があって色々と楽しめます (*゚∀゚)ノ
      火炎樹の花が咲いていたり。

    • ブーゲンビリアが咲いてたり。

    • 時にはこんなクラシックなおうちも。

    • 水辺には必ずいるトカゲに出会ったり。

    • 橋の下では優雅にくつろぐオヤジどもがいたり…
      運河の上はちょうど風の通り道になってるから涼しいんですよね。
      チョー気持ち良さそうだけど、下はゴミが漂うドブ川デスカラ…((((゚Д゚ ;)))

    • イチオシ

      ペッブリー通りまで戻ってきました。
      歩道橋の上から見えるのはタマネギ型ドームのクロンタン・セントラルモスク。
      そしてこの深みのかかったセンセープの群青!
      このブルーこそがおいらが追い求めたセンセープ・ブルーや !!( -`ω-)☆

    • タン運河との合流点。
      センセープ運河はタン運河の合流点で進路を北に変えます。
      ここから先は運河沿いに小路が続いておらず、道が荒れ放題になっています。
      せっかくの橋も無用の長物になってるようで、ちょっと残念ですね。

    • 小路が途絶えてしまったので、トンローまで船で戻ってきました。
      ここから再びプラトゥナムまで行けるとこまで行ってみましょう。
      個人的に、センセープ運河はトンローを境に雰囲気が変わる気がします。
      運河からの臭気が一層強くなるのと、ちょっと住民のガラが悪くなるというか…
      都心に近い分、スラム化が進んでいるのでしょうか。

    • このエリアにもモスクがありますね。
      緑一色ってのもちょっと珍しい。

    • イチオシ

      こちらセンセープ名物、船のすれ違い。
      狭い運河で上手くすれ違うのは中々テクが要ると思うんですが、
      この時運河には強烈な高波が発生します。
      船は左右にグイグイ揺れるし、汚水はバチャバチャ跳んでくるし、
      乗客にちょっとした緊張感が走る瞬間、稀に軽パニックの体験が出来ちゃいます。
      ふふふ。見てる分には楽しい~ (#`▽´)y-゚゚゚ ウケケ

    • 運河沿いを歩いていくこと20分。
      場所でいうとナナの手前でまた運河の小路が途絶えます。
      運河からニョキニョキ出てるのはかつてここに小路があった名残でしょうか。
      ここから一旦大通りに出て、次の桟橋へスキップします。

    • あ、どうも。モリネコデス。
      タイの路地と言えばネコ。ちょっと警戒されましたが遊んでくれました。

    • 全く意味不明なものが落ちてるのもタイの路地。
      時にヅラ(かつら)であったり、小便器であったり…
      今回は…はい。錆付いたのこぎりちゃんでございます。

      いやいやいや、これが道端に落ちてるってどーなのよ ヾ(-ω-;)ォィォィ
      さすがアメージング・タイランド、な瞬間です。

    • 完全に積載量オーバーですやん Σ(゚Д゚;)エエッ!?
      これもアメージング・タイランド。

    • こちらNanaの桟橋。こっからプラトゥナムまではもう少し。
      ここからもう一度船に乗り込みます。

    • そしてプラトゥナム桟橋。
      ここから先のパンファ―まで行くのであれば船を乗り換える必要があります。
      運河船は端から端まで行っても19バーツ(のはず…)
      軍事政権になってから運河の清浄化計画が立ち上がりましたが、今日現在では未だ何の動きもない模様です。
      運河を整備して船のエコ化を図れば、イタリアのベネチアに劣らない観光資源になると思うのですが、それはまだまだ10年以上も先の事でしょうか。
      今後の運河の整備に期待しましょう (*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ

    • バンコクの中心地。
      右は伊勢丹やセントラルワールドが集まる商業施設。
      客層も顔つきも身なりも、さっきまで歩いてきた界隈からガラッと変わります。

    • セントラルワールドで頼んだベリーのフルーツジュース。
      これで150バーツ(500円)。
      さっきバンカピのモールで飲んだジュースの倍ですね。
      この値段の差がタイの階層社会のリアルでもあります。

      というわけで本日はセンセープ運河からタイのローカルな風景をお送りしました。
      興味があれば是非運河クルージングで素敵な時間をお楽しみくださいませ。
      モチロン、自己責任で (*^ー゚)b グッ!!
      それではまた~。

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