ベルギー街歩き（2）～ブルージュ編～

2017/06/28 - 2017/07/06

ベルギー王国を9日間で3都市を巡る旅、「ブルージュ編」です。
水の都でもある「ブルージュの歴史地区」は、世界遺産に登録されている。
フランドル地方の公用語のオランダ語では、「ブルッヘ」という。

　ブリュセル前編
★ブルージュ編
　アントワープ編
　ブリュッセル後編
　オメガング編
　壁画巡り編

エリア ブルージュ(ベルギー)

• 旅行の満足度: 5.0

【2日目】
「ブリュッセル北駅」より鉄道でブルージュへ向かう。

ブリュッセル北駅 駅

約1時間で「ブルージュ駅」へ

ブルージュ駅 駅

徒歩でサンド広場前のホテルへ
まだ午前中なのに、部屋に入れてくれた。
部屋からは旧市街を見渡せる素晴らしい眺め。
”Hotel Portinari”

ホテル ポルティナリ ホテル

街に出ると「救世主大聖堂」が現れる。

カフェ「Carpe Diem」で昼食をとる。

Tea room Carpe Diem カフェ

「野菜スープセット」と「ブリュッセル風ワッフル」を注文する。
サクサクでチョコレートやアイスなどかけるタイプ。
チョコレート・ソースが濃厚。

「べギン会修道院」(ベギナージュ）
観光客であふれた街と隔離された静かな空間が広がる。内部は撮影禁止。キリスト教グッズ店もある。
（フランドル地方の13のベギナージュが世界文化遺産登録）

ベギン会修道院 寺院・教会

「べギン会修道院」出口の門

メムリンク美術館近くより、運河クルーズ（約40分間）。
観光客に大人気。スピードが速くあっという間に景色が過ぎていく。

正面は聖母教会
愛の湖公園の折り返し付近より、白鳥が居ついている。

船上より、ベギナージュ入口を見上げる。

メムリンク美術館付近より

クルーズの折り返し付近（スピーゲル運河）より

「ローゼンフートカイ」、魚市場付近より

魚市場から運河を渡り、「公文書館」の通路を抜けると市庁舎のある「ブルグ広場」へ

真っ白で金の装飾がきれいな「公文書館」。

「マルクト広場」のギルドハウスには、レストランが並ぶ。
左端のレストランで夕食をとる。

マルクト広場 (ブルージュ) 広場・公園

「ブルッグス・ゾット」”Brugse Zot”（ブロンドエール）
アルコール度数6％、フルーツのような風味がある。
ブルージュの地ビールで、明日はこのブルワリーの見学に行く予定。

「パウエル・クワック」"Kwak”（ストロング・ダークエール）
アルコール濃度8％、キャラメルのような濃厚な甘みがある。
変わったグラスで、大ジョッキは高さが倍くらいもある。

鐘楼を眺められる素晴らしいテーブルにつく。
郷土料理の「ビーフ煮込み」と「ワーテルゾーイ」（クリームシチュー）を注文する。ベルギー料理はみな美味しい。

食事をしていると、にわかに晴れてきた。
マルクト広場より

鐘楼(ベルフォート)
権力の象徴でもあり、100年以上かけて15世紀末に完成した。
15分ごとに違う曲のカリオンが鳴る。
「ベルギーとフランスの鐘楼群」として世界遺産にも登録されている。

マルクト広場の黄昏

ブルグ広場の「市庁舎」

市庁舎 建造物

市庁舎の前で弾くチェリスト。石の壁に音が良く反響する。

ブルージュ伝統のレースで作られた地図の看板。
建物は写っているのではなく、透けているもの。

「聖母教会」を望む。

「救世主大聖堂」

救世主大聖堂/聖愛博物館 寺院・教会

ホテルに戻ってくる。これでもまだ夜9時半です。

【3日目】
ホテルからの夜明け

鐘楼に飛び移ろうとしているのか。

お洒落なスクーターを見つけた。

カフェの看板

前日飲んだ「ブルッグス・ゾット」”Brugse Zot”を醸造するブリュワリー「ドゥ ハルヴ マーン」を見学する。半月（The Half Moon）の意味。1856年創業した。

ダ ハルヴ マーンビール醸造所 博物館・美術館・ギャラリー

醸造タンクは、2014年にリニューアルしたばかり。

このブリュワリーから郊外の瓶詰め工場に送る全長3km以上のパイプラインが、昨年2016年に完成した。
近年車で大量のビールを運ぶようになり、街並みを壊さないようにとのこと。この夢のような構想は、クラウドファンディングで資金を集めて実現したのだという。

見学後に飲む出来立てのビールはやっぱり美味しい。
パテとパンを食べながら。

ブルグ広場の屋台で、「リエージュ風ワッフル」を買う。
こちらは日本でもお馴染みのもっちりタイプ。

聖母教会脇の細い運河を渡る。

市庁舎では結婚式が行われていた。

市庁舎のゴシックの間、木造の丸天井が素晴らしい。

これから高さ83メートル、366段のらせん階段で鐘楼に登る。
階段は狭く、上下すれ違うことはできない。
カリオンは15分ごとに鳴るが、すぐ近くでもそれほどうるさくはなかった。

市庁舎のあるブルグ広場が見える。
360度素晴らしい眺望だが、ここまで登る観光客はそれほど多くはなかった。

中段よりマルクト広場を見下ろす。

運河沿いを歩いてホテルへ向かう。
スリムな「聖アンナ教会」

スピーゲル運河を望む。

「聖ヤコブ教会」

こんな変わったチョコレートも。

【4日目】
「ブルージュ駅」より鉄道でアントワープへ向かう。