長崎～遠藤周作の小説「沈黙」の舞台をめぐる旅⑦中華街＆出島

2017/05/19 - 2017/05/22

かねてから、行ってみたかった長崎。遠藤周作の小説「沈黙」は20年以上も前に読んだが、今年、巨匠マーティン・スコセッシ監督による映画が日本で公開され観に行った時に、なぜか「長崎に行くなら、今かな・・・」という気持ちになりました。
今回のメインは現地発の文学ツアー。遠藤周作文学館はもちろんのこと、個人では行きにくい森の中のキリシタン神社なども訪れました。駆け足ですが観光バスにて約半日の長崎観光もしました。
正味2日間の滞在では、見足りませんでしたので、またじっくり滞在したい街です。

1日目　夕刻、北海道の空港から羽田乗り継ぎで、夜遅く長崎着
2日目　観光バスで、長崎名所めぐり。 終了後、夕方、西坂の二十六聖人殉教の地と記念館、記念教会に行く。
3日目　遠藤周作と「沈黙」の舞台をめぐるツアーに参加。夜、中華街で食事
4日目　朝、出島のあたりを散歩。　午前の飛行機で長崎発、羽田乗り継ぎで夕刻、北海道着

エリア 長崎市(長崎)

• 旅行の満足度: 4.0

• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ

ツアー終了後、ホテルでひと休み。長崎最後の夕食は、ツアーで一緒だった元気な女性と中華街へ。考えてみれば、長崎らしい食事してなかったかも。誘ってくださったYさんに感謝。

駅から市電に乗ります。

長崎新地中華街の門。わりとコンパクトな中華街のようです。

橋に龍の彫刻。

文学ツアーで添乗されていた方のおすすめの店、台湾風中華料理の店「老李」（ラオリー）へ行ってみました。

からすみと牡蠣の皿うどんと餃子を注文。おいしかったです。

デザートは私は杏仁豆腐、Ｙさんはマンゴープリン。

お店の雰囲気も良く

ひとりで来ていた外国人女性もいました。大満足の夕食でした。さすが、地元の方のおすすめは信頼できます。

翌朝、大急ぎで出島まで行ってみる。

デジマノキ？

デジマノキ・・・幕末のころ、東南アジアから持ち込まれた幼木が育ったものとのこと。10メートルほどあります。

出島入口。時間がないので外から。

長崎の花、紫陽花。シーボルトは長崎で出会った女性「お滝さん」にちなんで、「オタクサ」という名をつけ、ヨーロッパに紫陽花を紹介した。５月中旬すぎから「おたくさ祭り」を開催、市内でいろんな紫陽花を見ることができるそうです。

出島　入口。

出島

出島の看板

市電で駅に戻ります。この感じ、函館に似ている。

駅前からバスで空港へ。

11時台発のＡＮＡで羽田へ。

また、いつか来ましょう。

長崎上空。

富士山がよく見えました。

おみやげ編
大好きな「タンテ・アニー（アニーおばさん）」のチーズケーキとチーズタルト。絶対、買おうと決めていた！ハウステンボスの定番おみやげですが、駅や空港にも売っていました。よかった～

カステラは福砂屋が好きです。定番カステラと一口サイズのカステラ「ＦＵＫＵＳＡＹＡ　ＣＵＢＥ」10個入りのうちのひつ。ブルーのほかにピンクやグリーンなどのカラフルなパッケージ。タンテ・アニーのチーズクッキーなるものも売っていたので買ってみる。
今回の長崎旅行記はこれで、終了です。今度は自分の足で長崎をゆっくり歩いてみたいですね。
ご覧いただきありがとうございました。

この旅行記へのコメント （2）

• mistralさん 2017/07/22 17:39:03

  「沈黙」

  カッツェさん
  
  ライプツィヒの旅行記へお立ち寄りいただき
  投票もありがとうございました。
  
  長崎の旅行記、完結されましたね〜
  後半を一気読みさせていただきました。
  「沈黙」の舞台訪問！
  いつの日かと思えど、なかなか実行できません。
  今この時に、と飛び立たれたカッツェさん
  拍手です。
  「沈黙」関連のツアーもあるのですね。
  五島列島へも行ってみたいな、など
  旅行記を拝見しながら想っていました。
  
  mistral

  カッツェさん からの返信 2017/07/22 20:13:54

  RE: 「沈黙」

  mistralさん、こんばんは。
  
  長崎旅行記の投票と書き込み、ありがとうございます。
  
  長崎は、勢いで出かけてしまいましたが、思い切って行ってよかったです。なんか探してたパズルのひとつが見つかって埋まった、という感じです。五島列島もいってみたいなあと思ってます。
  
  mistralさんが、行かれた旧東ドイツ圏は、私も行ってみたい所です。ベルリンでウィーンフィルなんて、最高の贅沢ですね。うらやましいです。いつか・・・と思ってます。
  
  また、立ち寄らせていただきます。
  
  カッツェ