2017/06/27 - 2017/06/29
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出張が多かった小旅人さん
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☆ 中国 山東省 青島市 ☆
日本本社からの特殊ミッションを受け、中国在住地から2泊3日で初の青島へ出張に行って来ました。
その中で限りは有りますが、行って見てわかった事とかを、これから青島へ行こうという方に少しでも紹介または参考になればと思ってます。
ちなみに、青島の読み方は、地名はチンダオ、ビール名はチンタオです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 航空会社
- 中国南方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
1日目
1時間遅れで青島空港到着...中国国内線ではよくある事...
ウンウン...この前の出張で深セン行った時は往路復路とも2時間遅れだったなぁ
☆豆知識<飛行機編>☆
中国国内線乗るなら南方航空<CZ>が良いです。遅れる事はあっても欠航は余程の事が無い限りしないし優先されます。と、思い込んでます。
LCC系は平気で5時間以上遅延とか、欠航になるんで中国では航空会社選びは注意が必要です。
常々、民主主義国家ではないという事を考えさせられます。青島流亭国際空港 (TAO) 空港
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初めて見た光景。左の特殊車両は車椅子客の降機に使用するんですね。ボックスが上下します。
青島流亭国際空港 (TAO) 空港
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空港からホテルまではタクシー。仕事先の近くにとったので空港から遠かった...ただし!山と海には近かったですよ。
有名観光地や市中心部からは離れてますが、博物館とか海水浴とか山とかが目的なら良いエリアかなぁ。オフィス街も少しあるので、買い物や食べ物にも困らなかったな。 -
ホテルは藍海大飯店、自称五つ星(上海とかの五つ星とは違うw泣)一泊朝食バイキング付で598元(一万円ちょっと)。最低でもこの位でないと中国では泊まれません...布団とかシャワー水質とか心配で...まー、自分の場合、経費なんで...
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夕食はホテルから徒歩10分程の山東料理店。
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青島来たらコレ!青島ビールですね!中国国内でも余り流通してない二本です。左はただのラガーですが、中国国内何都市か行ってますが初めてでした。右はシャングリラホテルオリジナル(裏で流通しちゃってるんです(笑)中国らしさ)で、こちらも初めてでした。味は、左は普通にうまかったですが、右は何かフレーバー感が有り、もう飲みたくないです...
☆豆知識<ビール編>☆
中国にも生ビールと言っているサーバーから出るビールも有りますが、私は瓶ビールしか頼みません。それは、生ビールと言っても冷えてなく、ピッチャーに入れてくるだけ...後、樽の管理が信用出来ない...何日目の樽?って心配や、ぬるいビールをピッチャーからコップに注いで飲む不味さ...だからです。
ちなみに、中国人は冷たい物は身体に悪いと余り食べたり飲んだりしないので...
ここ何年かは中国の冷蔵事情も進歩したので冷蔵庫のある店が増えていて、街の小さな個人店以外は冷えたビールが飲めますし、冷たいのを好む中国人も増えてきてますがね。日本料理店や日本居酒屋にあるアサヒ生ビール(もちろん中国産)は大概大丈夫ですが、たまーにハズレあります...やはり何日目の樽?ってな感じですかね...
なので、中国でビールを飲む場合、いつもの通り生が飲みたい所ですが、冷えた瓶ビールを頼むのが間違い無いと言えるでしょう。あくまでも個人的趣向ですので、参考までに。
冷たいビールを中国語では、
冰的?泣酒(ビン ダ ピィジウ)です。 -
青島は海鮮が本場ですね。例に漏れず、こちらも、食材と調理方法を自分で選ぶスタイルの店でした。
食材は活きてたものを旨味のある味付けで調理され、美味しかったですねー!
これだけ食べて青島ビール10本位飲んで4人で440元(7,500円)程でした。 -
食事後、徒歩5分位の石老人海水浴場へ。
暗くて見えない...波打際です。 -
波打際から街方面を望む。
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夜の海なんて、何十年ぶりか...
ただし今回野郎4人で...しかも中国で中国人となんて...
普通ではなかなか体験出来ませんな!
でも、暗くって余り良く見えないので、明日の朝仕事の前に又来ようとなり朝7時出発決定。
この後ホテルまで歩いて帰って、ベタベタになった身体をシャワーでサッパリしたら良い感じの疲れ出て直ぐ就寝。 -
2日目
朝の海です。
海水浴用具の店はもう開いてました。 -
昨晩と同じ石老人海水浴場ですが、暗くって見えなかった黄海やっと見れました。
今日は霞がかかってますな。 -
色鮮やかな海藻が...お得意の着色はしてないと思いますが鮮やかな色です…
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ゴミも殆ど無く、キレイな砂浜でしたよ。
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夜は見えませんでしたが、こんなに建物あったんですね。
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岩肌モリモリの山が見えますが、この山に大きなレーダーが有ります。
さぁ、朝の海を満喫したので、ホテル戻ってシャワー浴びてから仕事です。 -
仕事終わり!いきなり夕方に跳び。
何と、延長覚悟で挑んだのに、1日で仕事終わっちゃったので明日はまるまる空いちゃったヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪小観光出来るww
なので、こちらの難しい注文に一生懸命協力してくれた中国人の取引先の方に日本料理を食べてもらおうと、今晩は日式居酒屋で食事するために香港花園(写真)エリアに来ました。日式料理・日式居酒屋・日式ラーメン等、何件もある中で、中国の口コミとメニューが写真で出来ている八坂居酒屋に決めました(写真ありません...)。美味しかったですよ!店選び成功!!中国では当たり外れが激しいので良かった!
経験上、メニューが写真で出来ている店は余り外れません。なので、初めて行く場所で日式居酒屋行くときはポイントにしてます。あくまでも余りですが...
ちなみに、日式クラブも多数ありました!今回は行けませんでしたが...
☆豆知識<外国様式編>☆
中国では外国様式のものを、「○式○○」と言います。例えば、日本は日式、アメリカの事は美国と言うので美式、タイは泰国で泰式など。なので、日本料理店は日式居酒屋又は日式料理店、タイ・マッサージは泰式按摩、アメリカン・コーヒーは美式珈琲とかです。 -
3日目 最終日スタート!
まずは青島市博物館の9:00開館待ちからです。
こちらの博物館は青島の原始時代から近代までの国宝を含むお宝が展示されてました。
過去の日本がらみの展示物やコーナーもあり、大体、早ければ40分位、ゆっくりみれば1時間位ってなもんでしょうか。無料なので興味のある方は是非行かれてはどうでしょう。
さてさて、この後ホテルに戻りチェック・アウト。ワイシャツ革靴姿でキャリーバックを引きずりながら、有名スポットへ出掛けるぞー -
ホテルエリアから長距離路線バスに乗って、魯迅公園バス停で下車。魯迅公園及び、小青島公園入口付近に到着。
そこで、どこかで見たような看板発見!ミーダオストップというコンビニでした。直訳すると、謎の島の便利な店。そのまんまの意味ですが、便利店=コンビニです。
この辺りは、観光集中地域でした。小青島公園、魯迅公園、海底世界、水族館等、食事・宿泊施設も多かったので、この周辺を拠点とすれば充分遊べそうです。目に入っただけでも、海水浴・磯遊び・遊覧船・ジェットスキー・パラセイリングetc... -
小青島に向かって歩きます。
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先ほどのコンビニの所から小青島公園という看板通りに風光明媚な海岸に沿って進むと小青島が見えてきましたw まだまだ歩きます。
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景色が、なんか、ディズニーランドみたいな色合いです。
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大陸の海を見るのは初めてですが、日本と地質違うんですね。
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小青島公園入口到着。んっ!?防波堤?何と、小青島に行く道は防波堤でした...ということは島とは考えられん、興味なし!しかも先に行くには有料で10元(約170円)払えとおばちゃんが言ってる...大した金額ではないが、金払ってまで防波堤歩く必要ないので、次の八角亭に向かってUターン!せっかく歩いてきたのに残念...
ちなみに、海軍博物館が隣接してます。入場料100元(約1,700円)と高いです...軍艦と古い戦闘機が見えました。 -
一旦海から離れた道路を1.5Km程歩くと再び海に出て、すぐ八角亭が目に飛び込んできました。もう少し歩きます(^▽^;)
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小青島も見えます。こちらからの方がよく見えるし、ちゃんと島に見えますねー。
海軍博物館の軍艦見えます。 -
八角亭と小青島のツーショット。最初からこちらの方に来たほうが良かった...
小青島自体にどうしても行きたい!と言うのでなければ、目的地は最初からこちらの方が良いかなぁ... -
八角亭がある公園に到着。こちらはエリアに入るのにゲートが有ります。ただし、無料ですw。入場者数を管理するためのゲートみたいですね!たぶん...管理しないと自己での危機管理が苦手な国民の皆様ですから事故が簡単に起きてしまうからだと考えられます。
そう言った理由では無いですが、この先には行きませんでした。もう暑すぎて限界(◎_◎;)
※今まで八角亭と呼称してますが中国語名漢字無いんで... -
朝から霞がとれませんね...残念でした。
それではいよいよ青島ビール博物館へ向かいますよー!ここからは220路の路線バスに乗って移動します。走吧(GO)!! -
1.全体ルート
青島ビール博物館までの220路線です。私的にはもの凄く良い路線でした。今回の観光No. 1がこのバス路線でしたね!写真上手く撮れてなくアップできませんが、なんて言うんでしょう...風情のある古い小さめの家が並ぶクネクネした坂道...蓮が埋めてる小さな湖...だいぶ端折ってますが、ゆっくり走るバスの高い車窓から見た感じは、今まで中国で感じた事の中でもかなりの高揚感がありました。また行く機会があれば途中下車してみようと考えてます。皆さんも機会があったら是非220路に乗ってみて下さい。
2.バス停探し
青島駅の近くにあります。
3.目標探し
更にアップにすると、マックとケンタの真ん中辺りにありますね。
ちなみに中国でのマックは麦当労、ケンタは漢字が無い...背(本当は北が止)徳基みたいな...
☆豆知識<公交バス編>☆
中国のバスは公共交通機関として市政府が運営してますので、日本の民間運営とは違います。人民の生活手段ですので、料金は1元とか2元とか非常に安い(地下鉄も同様)のです。ちなみに、タクシーも日本と比べれば格段に安いです。初乗り料金の例を挙げると、上海12元(約200円)、青島10元(約170元)、地方都市だと8元(約140元)とかなので、皆ついついタクシーに乗りがちですね。
話戻します...まず、バス停探し。注意点としては、バス停が並んで有る場合や、交差点を挟んで有る場合がありますので、乗車する『路線番号』があるバス停を探す必要がありますので、バス停に着いたら忘れずに確認を。
次に、中国のバスの殆どは、停車場所が定まって無い場合がほとんどですから、乗るバスが見えたら、同じバスに乗るかな?って動きの中国人に合わせて、乗車場所を見極めましょう。日本と同じ感覚でいると、乗れ無い場合があります。地域とか運ちゃんによっては、ゆっくり動きながらの乗降車も有り得ますよ...
バスは前のドアから乗り、乗り口とかに表示してある1元(空調無し車両)もしくは2元(空調有り車両)の料金を運転席横の料金箱に払って目的地まで百度地図のナビを見ながら着いたら後ろのドアから降りるだけです。ただ...渋滞時は時間かかる、運転乱暴、汚い臭い暑い寒い(特に1元車両)とかありますが...旅の醍醐味とか思えれば...
ただ、この事だけではありませんが、中国の省や市は、中央政府や省政府が位置付ける政策により、先進省市と発展途上省市の格差がかなり有り、その地に行ってみないとレベルがわかりませんから、ほんとのところは一概には言えないのです。
タクシーと違って、高い位置からゆっくりと車窓の景色が見れるので、私はバスの移動が一番好きです。
※ハイブリッド・バスの導入が進んでて、かなりの台数が走ってます。この車両は2元(空調有り)
※中国にもSuicaやPASMOみたいなカードでバスや地下鉄に乗るシステム有りますが、上記の通り市政府が運営してるので全国共通ではありません。これが不便で残念なところなんです...オンライン決済システムは日本よりも断然進んでるのに... -
☆豆知識<移動ツール編>☆
中国ではこの「百度地図」アプリを使うと移動が非常に便利です。私は中国語も英語もヒアリングはほんの少々出来ますが、ほぼ喋れません...なので、このアプリで公共交通機関のバスか地下鉄を駆使して移動しています。タクシーでも地図画面の目的地を指せば行けない事はないですが、遠回りされたり、問い掛けられても困るので、余程の事が無い限りタクシーは使いません。バスや地下鉄は乗ってしまえば黙ってても目的地近くに必ず行けますから。そんなレベルの私でも移動出来てるので、旅行で中国来られる方は試してみては!ちなみに、地下鉄は早いし時間に正確なのですが、改札前に必ず空港と同じ荷物チェックがあるのと、当然ながら旅行の醍醐味である景色は見えません。
※百度地図アプリは、台湾、香港、マカオでも使えるアプリです。 -
他アプリ同様、出発地点と目的地を地図上でセットすれば、検索結果が出るので、上のタブが"公交"になってるか確認し、好きな路線を選ぶだけです。"/"が入ってるのは乗り継ぎが必要という事です。
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バス停から少し歩き、博物館に到着!
通りすがり、観光地だけあり、周辺には海鮮料理店や、他飲食店が多数ありました。 -
この後見学することになる古い建物です。
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Cチケット80元のコースですが、中国人の部下がネットで購入し65元(約1,100円)。出来たてビール2杯付きコースです。
途中と最後に1杯ずつビール飲めるのでチケット無くさないように!
それでは観光ルートに沿って進みます。 -
見学はAコースから。入る前にあった古い建物からスタートです。
こちらはドイツ占領下時の建物らしいです。中は歴史博物館です。 -
ステンドグラスも当時のままです。
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一時、三ツ矢サイダーも作ってたらしいです。
すなわち、この工場はドイツ⇒日本⇒中国という移り変わりの歴史ですな。 -
角度がきつい螺旋階段だな...
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Bコースの建物に来ました。こちらは古い工場跡です。それでは、見学スタート。
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昔の作業風景
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一旦外に出て、
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暗い酵母空間。ホログラムで説明してます。
霧を出してて、湿気が凄かった... -
続いて、この世界のビール陳列を見ると、無濾過の1杯目のビールが頂けます!つまみのナッツ付き。
うっまーーーい!!暑い中一生懸命歩いた甲斐があったーーー!!! -
飲み終えた後、更に見学ルートを進むと、ビールがタップンタップン(正面のやつ)してるトンネルが出てきました。行き止まりか?と進むと脇に出口があり、そこから現工場の見学ルートとなってました。
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瓶に詰められて流れてる、
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青島ビールが見れます。
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歴史うんちくコーナー
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見学終了すると、最後はお決まりのレストランとお土産の場所に出ます。ここで残りの1杯が飲めます。写真奥中央に人が集まってる所でサーバーから冷えててうまいビールが頂けます。足りない場合は買えますので、出来立てを思う存分味わえます。
私達はビールをサーバー買いして、ソフトクリームある所でドイツ風ウィンナーとかつまみ買って、昼食をおいしく頂きました。
※初日の豆知識に中国のビールは冷えてないとか、サーバーのは不味いとか書きましたが、こちらは違います。 -
裏側の通りから。まだ霞んでますな...
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ここから空港まで移動開始です。
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途中、終戦後に引き揚げ船が出てた青島港を通過。
私の祖父母と母もここから乗船し、日本に引き揚げたとの事です。興味ある方は「日本《佐賀有田》ファミリーヒストリー親子旅」見てやって下さい。 -
空港に予定通り到着し、《青島》出張で小観光、終了です。
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めずらしく、遅れる事無く、飛行機飛びました。やはり、さすが南方航空!
中国の空も綺麗な夕陽見れました。辛苦了。
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