2017/05/10 - 2017/05/15
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norio2boさん
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この旅行記のスケジュール
2017/05/10
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この旅行記スケジュールを元に
2017年5月に、ローマのドリアパンフィーリ美術館にブリューゲル(父)の作品「ナポリ湾の海戦」を見に行きました。
この時の旅行記は
https://i.4travel.jp/travelogue/show/11227162
ローマの前に、ミラノに寄り道してきました。まだ見ていなかったナルドダヴィンチの「最後の晩餐」をみてきました。
この時の旅行記は
https://i.4travel.jp/travelogue/show/11227173
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さて、本題です
ミラノは人口140万人(イタリアではローマの次には人口が多い)のオシャレな街です。個人的には気に入った街です。今回は5泊しましたが全然飽きなかったです。
この旅行記では、ミラノ大聖堂(ドウモ)近辺の街歩きを書いてみようと思います。写真は150枚と長編です。4Tの皆さんのご参考になれば嬉しいです。
ミラノ大聖堂のiPhone動画です。10分と長いです。お暇な時にご覧ください。
https://youtu.be/p2Ceviu8nDw
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 2.5
- ショッピング
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
5月10日 水曜 晴 9600歩
ミラノには羽田からミュンヘン経由で入りました。
羽田12:30~ミュンヘン17:30のNH217便です。
ミュンヘンでは1時間30分のトランジットで
ミュンヘン18:45~ミラノ19:50着 LH1862便
写真はANAの羽田のラウンジです。
11時に羽田の国内線に着いたのであまり時間がありませんでした。
高齢者のひとり旅です。
全ては自己責任です、この緊張感がボケ防止に良いことが最近分かってきました。
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70歳以上の方の海外旅行の保険についてコメントします。
70歳になってからは「au保険」に入っています
携帯キャリアのauがやっている保険です。
これは、ネットで加入可能(一般の保険会社では70歳以上はネットでは加入出来ません)です。
それまで使っていた保険会社に問い合わせたところ「高齢者は何でもないところで転んだりするから」との説明でした。(何とも味気ない説明です)
高齢者の海外旅行には保険(カードの付帯保険ではなく)が周りに迷惑かけない為にも必須だと思っています。
携行品と航空機寄託手荷物の保険は特に必要です。
このau保険は掛け金が安くて、一般の保険会社では1万円以上の保証内容で今回4054円(ヨーロッパ14日間)でした。
書類は自分でプリントアウトするとか省エネの仕組みですが、保証対応を心配してましたが、しっかりしています。
2月のスペイン旅行で同伴者が盗難にあったのですが、スピードも補償も親切で満足できる対応でした。
auで携帯契約していると更にアドバンテージがあるようです。
au保険で検索すると出て来ます。羽田空港国際線 ANAラウンジ (110番ゲート付近) 空港ラウンジ
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トランジットのミュンヘン空港のルフトハンザのラウンジです。
一度ゲートまで行ってラウンジに入るようにしています。ミラノ行きはターミナル2の一番奥のゲートでした。
ラウンジではジュースを一杯飲みました。
Wi-Fiはパスワードなしで繋がります。
一度設定しておくと、どこのルフトハンザラウンジでも繋がります。ルフトハンザドイツ航空ラウンジ (ミュンヘン空港) 空港ラウンジ
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ミラノ空港に着いたらG7の影響で警戒が厳しくなるというボードがありました。
5月の後半にイタリア旅行の友だちがいるので写真を撮ってメールしました。ミラノ マルペンサ国際空港 (MXP) 空港
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空港からホテルまではタクシーをホテルに予約を依頼しました。
130ユーロと空港からの一般タクシー料金の倍の値段です。
ホテルは大聖堂のすぐそばでテロ警戒の交通規制で、ホテル前の道は進入禁止で警官が多くいました。
このドライバーは親切で、車が止められただいぶ手前の場所からバゲージを運んでくれました。
タクシーの料金は手持ちのユーロ(現金)を使いたくないのでルームチャージにしました。
(ヨーロッパではカード決済出来るタクシーが増えています。現金の持ち合わせがない場合は席に座る前にカードで払えるか?と確認すると良いです)
今日は9600歩歩きました。 -
ミラノのホテルはThe Grayです。5泊で1100ユーロでした。
市税が5ユーロx5泊=25ユーロチェックアウトの時に別途取られます。
ミラノは歩いて観光した方が良いとアドバイスを貰ったので大聖堂のそばのこのホテルにしました。
朝食は無料提供、部屋はアップグレードしてくれました。
ドアを開けて階段を数段上がるとクローゼットがあって、そこを数段上がると、キングサイズのベッドある寝室(写真)があります。
この造りをメゾネットと呼ぶそうです。シーナ ザ グレイ ホテル
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浴室はこんな感じでした。
ガウン、スリッパがあります。
バスタブはあったほうが疲れは取れるかも知れません。
熱めの湯を張ったバスタブにシャワージェルを入れて自分の足を前後に血行が良くなるようにマッサージすると足の疲れが取れます。
シャワーは水圧が強いほうがマッサージ効果(背中と肩)があって良いです。
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荷物を減らす為には下着を減らすのは効果的な方法の一つです。
汗で汚れたのを着るのは辛いので入浴時に適宜洗濯しています。
下着を着けたままシャワーで濡らしシャンプーか石鹸で洗濯し、脱ぎながら体を洗い下着も洗います。
最後のゆすぎはシンクでやります。
シャンプーの香りがデオドラント?的な効果になります。
持参したハンガーに干し1時間後に下にたまった水分を絞ります。
翌朝には乾燥しています。
厚手のものはドライヤーです。 -
荷物を置くとそのまま夕食に出ました。
ホテルを出て左をむいたところの写真です。
奥に見えるのがミラノ大聖堂で、写真には入っていませんが、左手前がホテルThe Grayです。
夕食は、到着が遅いので、ホテル前にある立喰ピザのSPONTINI(セット料金で4.3ユーロ)と事前に決めていました。ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会
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SPONTINIの店の内部です。
この時間でも結構、客がいました。
SPONTINIはチェーン店でここ以外にも頻繁に店を見ました。ピッツェリア スポンティーニ ピザ
-
ピザ(お好み)とドリンクで4.3ユーロです。
最近は、水は炭酸(ガス入り)にしています。
胃に優しい感じがするのと、元詰保証があるからです。
キャップを開けた時にガス入りのほうが音がして安心感があります。
ピザの味は美味しかったです。
昼間は超満員の立喰ピザ屋さんです。ピッツェリア スポンティーニ ピザ
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大聖堂まで、ピザ食べたあと歩いてみました。
ショーウィンドウにバラのトートがありました。
側面にファスナーが付いていてリバーシブルに出来るようになっています。
「母の日」のメッセージカードが付いてくるようです。 -
ミラノ大聖堂(ドウモ)です。
洗浄されて白くなりました。
ライトアップされていました。
行く途中に路上パフォーマンスやっていました。
https://youtu.be/3XgP0oq9mK8ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会
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洗浄したのでしょう、昔より真っ白です。
動画です。
https://youtu.be/kSAPpJEDWtA
大聖堂の中と屋上を入れた10分バージョンです。
https://youtu.be/p2Ceviu8nDw
今日は9601歩あるきました。 -
5月11日木曜 晴れ 18500歩
ホテルThe Grayの喫茶コーナーです。シーナ ザ グレイ ホテル
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フロントです
ソファがブランコみたいに吊るされています。
朝食のレストランは黒い衝立に奥にある階段を上がったところにあります。 -
朝食のレストランです。
コヒーと卵だけは何にするか?注文聞きに来ます。
あとはセルフサービスです。
コヒーは駄目なのでレモンティー
卵は最初なので目玉焼きにしました、 -
コーヒはダメなので、紅茶です。
卵の脇にレタスがあってバルサミコのクリームがかけてありました。
クリームタイプだと流れないので良いです。
かけた分だけ食べられるという訳です。
(バルサミコ酢のクリームはスーパーで一本3~5ユーロです。まとめ買いしました。日本で買うと1200~1500円)
客はあと地味なヨーロッパの女性と僕の二人だけでした。
BGMもなく静かです。
後からビジネススーツを決めた40歳くらいのビジネスマンが颯爽と入って来ました。
難しい卵レシピをウェイターに注文していました。
iPadを開いて動画電話を大声で始めました。
奥で女の子(娘さん)の声が聞こえました。
アメリカ人だなと思いました。 -
ホテルThe Grayの外観です。
2階の左側が部屋です。
反対側は鞄のFurlaです。 -
先ずは、プリペイドSIMカードを買いに行きました。
VodafoneとTIMが並んでありました。
昨年の8月のナポリではTIMで買いました。
Vodafoneは9時30分、TIMは10時のオープンなのでVodafoneにしました。
場所は大聖堂の真ん前(広場も超えて突き当たりの真ん前)です。
4Gで30ユーロでした。
パスポートの本紙の提示が必須です。
妙なことを言われました、1時間ネット接続しないように
(意味不明ですが、1時間後に店に又行ってアクティベートして貰いました) -
TIMも角を曲がったところにあります。
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大聖堂を正面に見て右側手前にあるMuseo del Novecento(20世紀美術館)です。
ケネディ大統領の顔写真をコラージュしたポスター(写真の左中段)が貼ってありました。興味を惹かれたので入って見ました。
入場料8ユーロでした。20世紀博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
MUSEO DEL NOVECENTO
20世紀美術館の入り口です。 -
知らない現代作家の作品が並んでいました。
-
階段の側面の窓からは大聖堂の右側面部分が見えます。
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アンディウォフォールのレオナルドダ・ヴィンチの「最後の晩餐」をコラージュした大きな作品がありました。
アンディウォフォール(1928~1987)はアメリカのピッバーグ出身のアーティストです。
両親はチェコスロバキアからの移民です。
彼の「キャンベルスープ缶」や「ジャックリーンケネディ」、「マリリンモンロー」のシルクスクリーンプリントを見たことがあると思います。
アート活動において内面性を否定して表面が全てと主張した彼をニューヨークのポップアートの旗手と呼べると思います。
あまり、知られていませんが、アンディウォフォールは敬虔なキリスト教者でした。
毎日曜日には教会に行き、ホームレスに飲み物、食べ物を与える教会のボランティア活動に参加していました。
ニューヨークの5番街にあるヘブンリーレスト教会の神父の証言が残されています。
アンディウォフォールにとってシルクスクリーンプリントは代表的な手法です。
彼の認識では、最古のプリントは「聖顔布」でした。
イエスキリストが「磔刑の場所のゴルゴダ」に向かって、自ら十字架を背負って歩いた時、額の汗を見かねて地元の女性ベロニカが差し出したベールに顔を拭ったイエスキリストの顔がプリントされたと言います。
この「聖顔布」が最初のプリントであるとするアンディウォフォールの認識(価値観)は彼の作品を理解するキーになると思います。
作者の生きた時代や、その環境を知ることは作品を理解する助けになります。
ニューヨークの最先端の美術の世界で、内面性を否定する(少なくともそう発言する)必要があったのだと思います。
この「最後の晩餐」のコラージュ作品にはいくつかのバージョンがあります。 -
電光曲線の作品
背景が明るいのでよく分からないですね。
窓の外の景色は大聖堂の前の広場です。 -
大聖堂の左側と大聖堂博物館の間にある広場が見えています。
-
裏側の道です。トラムの軌道が見えます。
ミラノは歩いてまわった方が断然楽しいです。
トラムに乗るのが楽しむなら
24時間券が4.5ユーロ
片道券が1.5ユーロです。 -
20世紀美術館の特別展の「NEW YORK - NEW YORK」のパネルです。
イタリア人作家による、ニューヨークをテーマにした絵画作品やインスタレーションが多数展示されていました。
その他に、米国の作家、アンディウォフォール、ジャスパージョーンズもあって楽しめる展示でした。
「15~16世紀には世界の美術の中心だったイタリア」で生まれたイタリア生まれの作家たちがニューヨークの作家たちに影響されて作品を作ったという事にはピンと来ないものがありました。 -
ニューヨークで活動したイタリア人作家の写真が多数展示されているコーナーもありました。
イタリアの有名なカメラマンが撮影したもののようです。
写真集にもなっているようでした。
アンディウォフォールやジャスパージョンズなんかとイタリア人作家が親しげに交流している写真が多く展示されていました。 -
20世紀美術館の特別展「ニューヨークーニューヨーク」のリフレットです。
個人的な感想ですが、14~15世紀に当時の美術の中心に君臨したイタリア出身のアーティストがニューヨークで影響を受けて作品を作る必然性はなかったのではないかと思いました。第二次世界大戦のあと、ニューヨークはパリに代わってアートの中心地になります。新しく美術の震源地になったニューヨークの前衛アートのコンセプトは「ヨーロッパのアートの伝統」の否定から始まっているのですから。 -
Museo del Novecento(20世紀博物館)の最上階には上品な高級レストランがあります。
円形のガラス張りのエレベーターで上ります。
Giacomo Arengario という店です(4Tには登録されていません)レストランからは右に大聖堂と左にエマニュエル2世のガッレリアが見下ろせます。
トイレを借りました。トイレに行く途中の廊下でガラス張りの厨房が見えます。
活気溢れる厨房の様子を見て、この店は美味しいぞ!と思いました。
新人のウェイトレスに聞いたら昼間は予約なしで大丈夫そうです。
好き嫌いはありません。
旅行先でのグルメの要求はありません。
安くて美味しければ嬉しいという人間です。
家族やグループで来たりすると楽しめる店だと思いました。
夕方の大聖堂のライトアップした頃の予約が良いかも知れません。 -
その次は、ブレラ美術館へむかいます。
ミラノ大聖堂からブレラ美術館までは850m徒歩10分です。
写真はiPhoneのナビゲーションの画面です。Gallerie d'Italiaを左折して進みます。 -
ブレラ美術館はPinacoteca di Breraです。
4Tではブレラ絵画館となっています。
入ってすぐの広場にある黒い彫像はナポレオンと言いますが、ローマ時代の戦士のようなバランスのとれた肉体美です。
ブレラ美術館のHPです。
http://pinacotecabrera.org/visita/ブレラ絵画館 博物館・美術館・ギャラリー
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中庭にあるNのマークが台座についた立像です。
ブレラ美術館はナポレオン統治下の1809年に開館していますが、その時ナポレオンは40歳でした。
これをこえて奥に進みます。
Pinacotecaはイタリア語、Pinacothekはドイツ語で絵画館です。
ミュンヘンのはアルテピナコテークです。
4Tでブレラ絵画館と呼んでいるのは正しいのかも知れません。 -
階段を上がると、Pinacoteca di Brera. Milan ブレラ美術館の入り口です。
この美術館は1809年にナポレオンにより開設されています。
(当時のミラノはイタリア王国(1805~1814)の首都でした。ナポレオンボナパルトはフランス皇帝であり、占領したイタリア王国の王でした)
絵画のコレクションというよりも学生たちの教育の為という公共の目的があったとされています。
特権階級や王族の個人コレクションではなく、公共機関の政治的な活動の成果として収集されていることがこの美術館の意義とのことです。
宗教画のコレクションでは一番の美術館だと思います。ブレラ絵画館 博物館・美術館・ギャラリー
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ブレラ美術館の入場券です。
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入場料は10ユーロ
圧倒的な宗教画(キリスト教)の収蔵数に驚きました。 -
いくつか気になった作品の写真を撮りました。
Andrea Mantegna アンドレアマンテーニャ(1431~1506) 75歳没
The Dead Christ and Three Mourners「死せるキリスト」
1480
Tempera on canvas
68x81cm
ブレラ美術館を代表する作品の一つです。
遺体の表現がリアルです。
左脇に描かれた聖母マリアの横顔が年老いた母の姿で描いています。
宗教画は、読み書きが出来る人が少なかった当時では、「見る聖書」と位置づけされていました。
ローマ教会では、キリスト教の権力維持のために絵画表現のガイドラインを設定していました。トレント公会議(1545~1563)が有名ですが、ガイドラインに外れると、「異端審問」に画家がかけられたケースもありました。
この絵は1480年ですから、トレント公会議の半世紀以上も前の時代のものです。 -
修復室がガラス張りで見学できるようになっています。
-
Severed Head of Saint John the Baptist
Given Francesco Maineri
1502
Oil on panel
44x30cm -
キリスト教教会のための絵画の代表的主題(テーマ)「東方三博士の礼拝」です。
随分と、横長の作品です。
Adoration of the Magi
Lorenzo Costa the elder
1499
Oil on panel
75x181cm -
聖母と三博士の部分の拡大撮影部分です。
聖母マリアの後頭部には金冠が描かれています。
この絵は教会のために描かれたことをあらわしています。
ローマ教会では絵画の指針を厳しく設定していました。
その代表的なガイドラインに「聖人」と一般人を明確に判別させるというのがありました。金冠は「聖人」であることを容易に分からせる手法です。 -
これも「東方三博士の礼拝」です。
Adoration of the Magi
Correggio Antonio Allegri
1516~17
Oil on canvas
84x108cm -
さっきと同じように聖母マリアの部分の拡大写真です。
聖母マリアの後頭部には金冠がありません。
誕生した救世主を一目見ようと博士たちは走って駆け寄っています。教会のための絵(教会から注文を受けて描かれた絵)ではないです。 -
ラファエロの「聖母の婚礼」も代表的収蔵作品の一つです。美術館内はそんなにこんでいませんでしたが代表作品の前は人だかりです。
The Marriage of the Virgin
Raphael Sanzio da Urbino(1483~1520)
1504
Oil on roundheaded panel
174x121cm -
カラヴァジオの「エマオの晩餐」
聖書由来のこの主題は数多くの画家たちに描かれています。
ヤコボダボントルモ
1525年 ウフィツィ美術館
ティントレット
1542年 ブタペスト国立西洋美術館
カラヴァッジォ
1601年 ロンドン ナショナルギャラリー
カラヴァッジォ
1606年 ブレラ美術館
ベラスケス
1622-23年 メトロポリタン美術館
ルーベンス
1638年 プラド美術館
レンブラント
1648年 ルーブル美術館 -
Supper at Emmaus
Caravaggio
1606
Oil on canvas
141x175cm
「エマオの晩餐」の話しはルカの福音書の最終章に記述されています。十字架に架けられ死んだイエスキリストが復活したという記述です。
キリスト教会にとって、キリスト教徒にとって信仰の基盤として重要な記述だと思います。 -
ルカの福音書最終章の24章の13~35章の記述を主題にした絵です。
引用しておきます。
「この日、ふたりの弟子が、エルサレムから七マイルばかり離れたエマオという村へ行きながら、 このいっさいの出来事について互に語り合っていた。 語り合い論じ合っていると、イエスご自身が近づいてきて、彼らと一緒に歩いて行かれた。 しかし、彼らの目がさえぎられて、イエスを認めることができなかった。 イエスは彼らに言われた、「歩きながら互に語り合っているその話は、なんのことなのか」。彼らは悲しそうな顔をして立ちどまった。 そのひとりのクレオパという者が、答えて言った、「あなたはエルサレムに泊まっていながら、あなただけが、この都でこのごろ起ったことをご存じないのですか」。 「それは、どんなことか」と言われると、彼らは言った、「ナザレのイエスのことです。あのかたは、神とすべての民衆との前で、わざにも言葉にも力ある預言者でしたが、 祭司長たちや役人たちが、死刑に処するために引き渡し、十字架につけたのです。 わたしたちは、イスラエルを救うのはこの人であろうと、望みをかけていました。しかもその上に、この事が起ってから、きょうが三日目なのです。 ところが、わたしたちの仲間である数人の女が、わたしたちを驚かせました。というのは、彼らが朝早く墓に行きますと、 イエスのからだが見当らないので、帰ってきましたが、そのとき御使が現れて、『イエスは生きておられる』と告げたと申すのです。 それで、わたしたちの仲間が数人、墓に行って見ますと、果して女たちが言ったとおりで、イエスは見当りませんでした」。 そこでイエスが言われた、「ああ、愚かで心のにぶいため、預言者たちが説いたすべての事を信じられない者たちよ。 キリストは必ず、これらの苦難を受けて、その栄光に入るはずではなかったのか」。 こう言って、モーセやすべての預言者からはじめて、聖書全体にわたり、ご自身についてしるしてある事どもを、説きあかされた。 それから、彼らは行こうとしていた村に近づいたが、イエスがなお先へ進み行かれる様子であった。 そこで、しいて引き止めて言った、「わたしたちと一緒にお泊まり下さい。もう夕暮になっており、日もはや傾いています」。イエスは、彼らと共に泊まるために、家にはいられた。 一緒に食卓につかれたとき、パンを取り、祝福してさき、彼らに渡しておられるうちに、 彼らの目が開けて、それがイエスであることがわかった。すると、み姿が見えなくなった。 彼らは互に言った、「道々お話しになったとき、また聖書を説き明してくださったとき、お互の心が内に燃えたではないか」。 そして、すぐに立ってエルサレムに帰って見ると、十一弟子とその仲間が集まっていて、 「主は、ほんとうによみがえって、シモンに現れなさった」と言っていた。 そこでふたりの者は、途中であったことや、パンをおさきになる様子でイエスだとわかったことなどを話した。 こう話していると、イエスが彼らの中にお立ちになった。〔そして「やすかれ」と言われた。〕 -
カラヴァッジォにとって2作目のこの「エマオの晩餐」(1606年)は前作のロンドンのナショナルギャラリーのもの(1601年)とくらべると人物の配置、押さえ込んだ色彩表現になっています。
人気の天才画家として名声を持ち、画家としての才能を自負していたカラヴァッジォの思い入れが感じられます。
カラヴァッジォはローマで大人気の画家でした。殺人事件を起こしたのは1606年(ブレラ美術館の「エマオの晩餐」を描いた年)です。
その後、ローマの法律が及ばない南イタリアへの逃亡を続けます。
1620年にカラヴァッジォは応援者たちの協力で恩赦を受けてローマに戻ります。
その途中で、鉛中毒で36歳で死亡しています。
逃亡中のナポリでも作品の依頼が、途切れる事がなかった天才画家でした。 -
この「キス」が多分、一番有名な作品です。
「The Kiss」フランチェスコアイエツ 1859年
アイエツについて知りませんが、アングルの影響を大きく受けた古典主義の画家のようです。 -
The Kiss
Francesco Hayes(1791~1882)
1859
Oil on canvas
110x88cm
ミュージアムショップでこの絵柄を印刷したバッグを売っていました。
帽子で顔を隠していること、男性の右手の指がキーポイントです。
さらに、構図をよく見ると、男性の左足が効果的に配置されていると思います。
赤いズボンの左足を隠して見て下さい。絵の集中力が半減します。
作家は、その構図を意図的に設定していると思います。
左足は不自然に男性の身体のおへその辺りから出発しています。 -
ブレラ美術館を出て中庭を上から見ています。
ブレラ絵画館 博物館・美術館・ギャラリー
-
次はスカラ座に行きました。
途中のケーキ屋さんのショーウィンドウの飾り付けが気に入ったので写真撮りました。 -
バラの展示が綺麗ですね。真似出来そうです。
-
ブレラ美術館からスカラ座までは、550m徒歩7分です。
iPhoneでナビゲーションをセットします。
プリペイドSIMカードがあった方が断然楽ですね。
出先から次の行き先まで、ナビゲーションの設定が出来ます。
ミラノは街歩きが楽しめるところです。 -
上のiPhoneと同じ時に撮ったiWatchの写真です。
iWatchは振動で教えてくれます。
振動したら、腕をあげるとあと65mで右折と表示してくれます。
地図を持って歩くよりは、街の景色をたのしみながら歩くという意味で、こちらの方が数段良いと思います。
この道でいいのだろうか?というような迷いは顔に出ます。
安全に歩く基本は自信を持って(自信を持った表情で、周りを注視しながら)歩くことが大切だと思います。
特にひとり旅では大事なことだと思います。 -
スカラ座に着きました。
左にあるショップに入って見ました。スカラ座 劇場・ホール・ショー
-
ショップ入り口です。
右に貼られたポスターはトスカニーニです。
トスカニーニはスカラ座が誇る指揮者です。
終戦後、瓦礫の山と化したミラノのスカラ座を再建し、再開演奏会で指揮をとりました。
戦中はファシズム、ムッソリーニに抵抗し米国での演奏を行っています。 -
オペラファン、クラシックファンにはたまらない品々が並んでいるようでした。
-
こちらの入り口がスカラ座見学ツアーの入り口です。
入場料はシニアで5ユーロです。
カウンターで、こちらから何も言わないうちに、あなたはシニアだから5ユーロと言われました。
ちなみに、カウンターにいたのもおじいさんです。 -
バリアーフリーではありません。
奥に見える階段を上がって行きます。 -
スカラ座の見学券です。
スポンサーの日本タバコ(JT)のロゴ(緑色)が見えます。 -
階段の途中には公演のポスターが貼ってあります。
-
ハープとピアノ
音楽史に残るもののようでした。 -
5ユーロにしては見応えのある展示でした。
動画も沢山撮りました。
https://youtu.be/udE8vUcsSts -
演奏ホールの廊下ではリハーサルしていました。
動画です
https://youtu.be/gPtGsWVs4Ng -
日本たばこ(JT)はスカラ座の協賛をしています。
無料の携帯灰皿パウチがありました。
お土産に持って帰ったら愛煙家に喜ばれました。
知りませんでしたが、喫煙者にとって携帯灰皿は必需品なのです。 -
スカラ座の正面です。レオナルドダビンチの立像のある広場から撮影しています。
最近どこの町でもこの赤い観光バスを見るようになりました。
乗車券を残しておくと、次の町で割引になるようです。スカラ広場 広場・公園
-
スカラ座の真ん前の広場にあるレオナルドダヴィンチの立像です。
写真の右側がエマニュエル2世のガッレリアになります。 -
エマニュエル2世のガッレリアです。入ると右側にレオナルドダヴィンチの展示があります。
エマニュエル2世のガッレリアでの動画です。
ミラノの観光スポットの1つなのが分かります。
https://youtu.be/hvBJNzubYbYヴィットーリオ エマヌエーレ2世のガッレリア 散歩・街歩き
-
Galleria Vittorio Emanuele IIからホテルまではすぐです。
左の建物の1階にあるのがCioccolat Italianiという人気のアイスクリーム屋さんです。
検索してみましたが4Tには登録がないみたいです。
写真の右側の道の奥に見えるのがミラノ大聖堂の左側の側面です。 -
Cioccolat Italiani
チョコラートイタリアー二と読むのでしょうか?
入り口です。
こんなに空いているは珍しいです。
カウンターでお金を払ってレシート貰って、それを渡して商品を受け取るという順番です。 -
フルーツアイスです。5ユーロです。
チップとかでコインが欲しかったので10ユーロを出してお釣りで出て来た5ユーロを返して、2ユーロ2枚と1ユーロ1枚のお釣りを貰いました。
5ユーロ紙幣を返して、スモールコインと言ったのですが、カウンターの若い女性は先輩の女性に何て言ったの?と聞いていました。
血糖値高いので、甘いものは控えています。
5月でも、驚異的な暑さのミラノです。
大変美味しかったです。 -
夕食はミラノ郊外の名物の肉厚ステーキを予約していましたが、大雨になったので近場で済ませることにしました。
写真は、大聖堂の脇にあるデパート「La Rinascente」です。
7階にフードコートがあります。
まあまあなので、近いしここで夕食は取りました。
この日はBE-Steakというカウンターのステーキ店を試してみました。
ステーキ210gをミディアムレアで(サラダ、ポテト付き)+ガス水で28ユーロでした。
客層は観光客ではなく、地元のOLが仕事帰りに女性の同僚というのが多かったです。
地元の普通の人が通っている店は美味しくて、安いことが多いです。
このお店は4Tに登録がありました。
ラ リナシェンテ(ミラノ店)
雨はすぐ止みました。今まで麦わら帽を売っていた売り子があっという間に折りたたみ傘を売っています。
今日は18500歩あるきました。
タブに湯を張りマッサージしました。リナシェンテ (ミラノ店) 百貨店・デパート
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5月12日 金曜 22166歩
今日の朝食はレモンティとゆで卵にしました。
海外旅行先では、トーストサンドを作っています。
食パンを2枚トーストします。
トーストしたパンの1枚にバターを塗ります。
その上のハム各種、サラミ各種、チーズ各種を重ねて置きます、その上にもう1枚のパンを重ねて出来上がりです。(トマト、キューリの薄切りがあったら加えて下さい)
ハムとかサラミを単体で食べるより数段おいしいです。
押し付けて少し馴染ませて下さい。
写真の一番奥にあるのがそれです。
ハムが大きくてはみ出しています。
お試し下さい。
トーストが焼ける時間にシリアルヨーグルトフルーツのせを作ります。シーナ ザ グレイ ホテル
-
今日は日本で予約した「最後の晩餐」へ行く日です。
サンタマリアデッレグラッィア教会はホテルから1.2km20分あります。
大聖堂の広場にあるタバッキで写真の24h券を買いました。
タバッキはタバコ屋の意味ですが、お土産屋さんです。
観光客なれしているので英語が上手です。
4.5ユーロです。
歩いた方が楽しいので、1回しか使いませんでした。
どうしても乗るなら片道券1.5ユーロを買いましょう。ドゥオーモ広場 (大聖堂広場) 広場・公園
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サンタマリアデッレグラッィア教会です。
「最後の晩餐」の見学記はこちらです。
https://i.4travel.jp/travelogue/show/11227173サンタ マリア デッレ グラツィエ教会 寺院・教会
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最後の晩餐の入場券です。
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その後は400m4分歩いてレオナルドダヴィンチ記念国立科学技術館へ。
入場料は7.5ユーロでした。レオナルド ダ ヴィンチ記念国立科学技術博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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Museo Nazionale Scienza e Tecnologia Leonard da Vinci
入場券です。 -
ここは別に旅行記書いています。
レオナルドダヴィンチの考案した人力飛行機です。
レオナルドダヴィンチの展示はほんの少しで科学技術全般が展示されています。
冠にレオナルドダヴィンチが付いている科学技術博物館です。 -
次の街歩き先はスフォルツェスコ城です。
レオナルドダヴィンチ記念国立科学技術館からは1.3km18分です。
途中、テレビで紹介されていました。
ミラノはファッションの街です。
それを象徴するパブリックアートです。
「Ago,Filo e Nodo」(針と糸と結び目)という作品名です。
写真のように奥にも一つあります。
こう言った遭遇も街歩きの楽しみですね。ミラノ カドルナ駅 駅
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スフォルツェスコ城が見えて来ました。
西側の入り口です。スフォルツェスコ城 城・宮殿
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スフォルツェスコ城(Castello Sforzesco)の中庭の広場です。
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スフォルツェスコ城は博物館になっています。
入り口にはミケランジェロ(最後の作品であるロンダニーニのピエタ)とレオナルド(壁面画)の垂れ幕が飾られています。 -
歩きすぎて遅めの昼食になりました。
中庭から入って行って左側にあるガラス張りのレストラン「Calicantus」です。
ここも4Tには登録されていないようです。
ツアー客と現地ガイドの待ち合わせ場所になっているようです。
クリアーファイルに分厚い説明用の資料を抱えたガイドさんが何人も休憩していました。 -
平パスタのカルボナーラとガス水で15.3ユーロでした。
パスタの注文でもパンが付いて来ます。 -
ホテルへの帰り道に大聖堂の右側にあるチケットショップで屋上へのリフト券を買いました。
自動販売機でメニューを選んで購入券(番号が印字された紙)をもらいます。
(ここは表示がイタリア語で面倒なのでカウンターの男性にやってもらいました)
次に印字された番号が電飾看板に表示されたら指示のカウンターで購入手続き(カード可)します。購入券発券の時に希望と違うものと間違えると振りだしに戻っての手続きになりますので、カウンターの方にやってもらいましょう。
大聖堂の屋上へリフトで登るチケットです。シニア券13ユーロです。ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会
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今日の夕食は大聖堂の右脇にある20世紀美術館(Novecento)の最上階にあるレストラン「Giacomo Arengario」に来てみました。
エレベーターを上がって来てドアが開くとすぐに店です。
食前酒を飲むためのカウンターもあります。 -
店内からは大聖堂の右側が見えます。
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この日はまだ開いていませんでしたがテラス席もあります。ここからならズバリ大聖堂を見下ろせます。
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左側にはエマニュエル2世のガッレリアが見えます。
周りの建物の屋上には個人の家のような建物が見えました。
一般でも入れる、例えばレストランのようなものがあったら行ってみたいですね。
ミラノの夕食は8時以降からです。まだお店はガラガラです。 -
メニューを探しましたがめぼしいもの(一人用のメニュー)がなくて、この前、少し話した新人の女性のオススメでクラブサンドにしました。
ガス水とデザートにアイスをつけて38ユーロでした。
今日は22166歩あるきました。 -
5月13日 土曜 晴 15950歩
今日の朝食の卵はスクランブルにしました。
今日は、あまり歩きません。今日の予定は、
大聖堂の内部の見学
大聖堂の屋上の見学
大聖堂の博物館の見学
です。
大聖堂の入り口では、軍隊の兵士による検査があります。
まだ早いのですいています。写真はミラノ大聖堂の内部です。
1804年にフランス皇帝となったナポレオンボナパルトは1805年にはミラノを首都とするイタリア王国を設立し、自ら占領地のイタリア王国の王となっています。
ナポレオンの戴冠式はこのミラノ大聖堂で行われています。ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会
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第二次世界大戦でムッソリーニのイタリアは1943年に降伏しています。
ミラノはドイツ軍の指揮統治下で戦争を継続しています。
それが理由で、アメリカ、イギリスの連合国軍による空爆でミラノは徹底的に破壊されてしまったのです。
(「最後の晩餐」のサンタマリアデッレグラッィア教会も破壊されましたが、壁に描かれたレオナルドダヴィンチの作品は奇跡的に生き残りました)
大聖堂の内部をiPhoneで動画撮影しました。
ご覧ください。
https://youtu.be/p2Ceviu8nDw -
エレベーターで上がる人はこちらからです。
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エレベーターを降りてから細い回廊を歩いて行きます。
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ここからでも素晴らしい景色です。
建物の奥に白い雪をかぶった山なみが見えています。
空気が澄んでいるのでかすんだりしていません。 -
これをこえるともう屋上です。
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北側はリニューアル工事が進行中です。
屋上でiPhoneで動画をりました。
是非ご覧下さい。
https://youtu.be/ht-Sz76zmo0 -
見学を終えて戻ります。
帰りのエスカレーターは別なのでご注意下さい。 -
ミラノ大聖堂美術館の入り口です。
大聖堂に向かって右側に行きゲートを入ったところの左側に入り口があります。ドゥオーモ付属美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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入場券です。
3ユーロです。 -
十字架から降ろされマリアの腕に横たわるキリストのレリーフです。
純金だと思います。
5cmくらいの小さなプレートですが光り輝いていました。 -
大聖堂の柱の先の原型(雛形)です。
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1519年の大聖堂の22分の1の縮尺モデル(木製)が展示されていました。
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Frame of the Madonnina
Giovan Battista Varino 1773
ヴァリーノの制作したマドンナ像の骨組みです -
壁面彫刻も多数ありました。
今にも動き出しそうなリアルさがありました。
ゴルゴダの丘で磔刑にされたイエスキリストの下で苦悶の表情で悲しみをあらわす聖母マリアです。
当時のイタリア人の技術の高さに驚きです。 -
上の写真を正面から全体を撮影しました。
正面からだと異なった印象がありますね。 -
歴代の法王とか枢機卿の彫像も並んでいます。
キリスト教に力が偲ばれます。 -
美術館内にあるSan Gottardo in Corte教会です。
サン ゴッタルド イン コルテ教会 寺院・教会
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サン ゴッタルド イン コルテ教会の礼拝祭壇です。
サン ゴッタルド イン コルテ教会 寺院・教会
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ステンドグラスの複製も集められて展示されていました。
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これは「バベルの塔」ですね。
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この後は一旦ホテルに戻りました。
寄り道して、ホテルの前の通りにあるY2notと表示してynotいう名前の店に寄りました。
到着の日の夜に気になっていたバラ柄のトートを妻に土産に買いました。
ホテルで一休み+iPhone充電しました。
今年の12月でiPhoneは2年目になります。
電話に、カメラに、ビデオに、ナビに、辞書に、予定表に、音楽プレーヤとフル稼働しています。
今まで1日は持ったバッテリーがヘタってきたように思っています。 -
充電が100%になりました。
また、出かけます。
ミラノ中央駅へオーガニック食材の店Conadへ行きます。
ドウモ駅まで歩いて3分です。
駅からM3で6分
下車駅からミラノ中央駅へ3分歩くと言っています。 -
ミラノ中央駅です。
エスカレーターか階段で上がるとホーム階に行けます。ミラノ中央駅 駅
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ミラノ中央駅です。
大きな駅です。 -
ミラノ中央駅にはConadという食材屋さんがあると聞いたので来てみました。
ナポリのConadでの品揃えが気に入ったので来てみましたが、残念でした。
4TにミラノのConadは登録がありますが、ナポリのConadはありません。
ナポリ中央駅の中で探しました。地下にありました。
ナポリのConad訪問記は下記です。
https://i.4travel.jp/travelogue/show/11180643サポーリ エ ディントルニ コナド スーパー・コンビニ
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ナポリと同じ系列店なのですが。
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ミラノ中央駅の後はアペリティーボで有名になっているナヴィリオ地区に向かいました。
中央駅からM2で13分Porta Genovaで下車、そこから歩いて7分です。
ここの旅行記も別途アップしています。
https://i.4travel.jp/travelogue/show/11242289 -
アペリティーボの店が並んでいるナヴィリオ地区です。
ナヴィリオ地区 散歩・街歩き
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ナヴィリオでアペリティーボを体験してみたかったのですが、ひとりで入る感じではありませんでした。
片道1.5ユーロ券を買ってホテルに戻りました。
写真は夕食です。
大聖堂に向かって左側にあるデパートLa Rinascenteの7階のフードコートで新規開拓してみました。
Panini de Santisという店です。
ステーキは日曜なんで出来ないというのでイベリコ豚のハムのスライスでどうかと言われました。
美人な店員でした。
ガス水つけて26ユーロでした。
このフロアには食材や調理器具も揃っています。
お菓子のマカロン用のシリコンシート(20ユーロ)を買いました。
このシートにマカロン生地を押し出すのです。
今日は15950歩あるきました。 -
5月14日 日曜 晴 12500歩
ようやく、時差ボケが落ち着いて7時半まで熟睡しました。
いつもの通り、朝シャワーの後、朝食です。
今日は目玉焼きにしました。
街なかを散歩しながらLINEの動画電話をしました。
MANGOで孫のワンピースを買いました。 -
右側の胸にゴム編みのあるワンピースにしました。
LINEで動画で見せると評判良いのでこれにしました。
26ユーロでした。 -
ホテルのベッドの上に置いて娘に画像を送りました。
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昨日のConadは残念でした。
近くにPECKという食材屋があるはずなので行ってみました。
iPhoneのナビが便利です。ペック 専門店
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トラムの通る道をこえたところにありました。
ペック 専門店
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高級食材が並んでいます。
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2階にはレストランがありました。
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マカロン用のシリコンシートを買ったらこんなバッグに入れてくれました。
上から右回りでも、左回りでもMILANO です。リナシェンテ (ミラノ店) 百貨店・デパート
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日曜日には大聖堂に向かって右側のアーケードにかなり大規模な古本市が開かれます。
美術書、画集などが人気商品のようでした。
日本の戦前の国定教科書などもありました。 -
出店者もお客さんも本好きの人が揃っています。
何冊もまとめて買う人が多かったようです。
道の両側にお店が並んでいました。 -
ミラノは繰り返しになりますが、歩いて楽しむべき街です。
利用しませんでしたが、レンタルサイクルも盛んです。
一般自転車は最初の30分は無料です。
電動は最初の30分0.25ユーロです。 -
レンタルサイクルの地図は駐輪スペースに表示されています。
借りてから、次の駐輪スペースまで30分以内に返せば、、、というルールです。
次の30分は一般も電動も0.5ユーロです。 -
10番駐輪スペースです。
-
ミラノは大聖堂が中心です。
散歩していると、大聖堂に戻って来てしまいます。
写真は道端に座り込んでいる観光客です。
右奥が大聖堂です。昼間は観光客で一杯になります。
混雑を避けて休息をとるには
ドウモの左側にあるLa RinascenteというデパートやIL MERCATO(3階建のフードコート) を利用するのが良いと思います。
大聖堂の近所のレストランは昼間になると、どこも満席で路上に座ってテイクアウトしたものを食べて居る人がいます。
折角、ミラノにきたのに悲しいですよね。
そこでオススメするのが路面店はあきらめて、このデパートの7階やIL MERCATOのフードコートに行くと良いです。
La Rinascenteにはステーキハウス、軽食屋、シーフード屋、大聖堂側には大聖堂が見えるオープンレストランもあって楽しめます。ここには中央に食材売り場があって周りをお店が並んでいるレイアウトになっています。 -
この写真もそうです。路面店でテイクアウト(こちらではテイクアウェイ)して道端に座って食べています。写真の奥は大聖堂の左側です。
-
ということで、今日の昼もLa Rinascenteの7階のフードコートで食べることにしました。
La Rinascenteはドウモ側の本館(7階建)と別館Annex(2階建)で2階に渡り廊下があります。リナシェンテ (ミラノ店) 百貨店・デパート
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CORALLOというシーフードの店に入ってみました。
ここも4Tには登録がありません。 -
CORALLO
LOBSTER BAR -
CORALLOのランチョンマット兼メニューです。
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カウンター席に座りました。
隣に座って食べていた地元の初老の夫婦が食べていた浅利とトマトのスパゲッティを真似してみました。
キッチンがガラス張りで調理の様子が見えます。 -
LE RINASCENTE館内では無料WiFiが接続できました。
メールアドレスを登録~コードが送られて来る~コードを入力して接続という手順です。 -
出て来たのはこれです。
美味しかったです。
地元の人の注文を真似するとほぼ間違いありません。
この時も大正解でした。 -
気を良くしてデザートも頼んでみました。
こちらは、ウェイターのおすすめで決めました。
チーズケーキに生クリームが乗っています。
マアマアでした。
浅利パスタ+チーズケーキ+ガス水で28.5ユーロでした。
大聖堂の近辺は、今日は日曜日なこともあり大混雑でした。
7階で落ち着いた食事が出来て正解でした。 -
LE RINASCENTEの大聖堂側の店です。
大聖堂が身近に見えるので人気です。
混んでるので入りませんでした。
夕陽の大聖堂の動画を撮りました。
きれいな風景です。
https://youtu.be/aeXsZeGexuI -
明日15日は予約してあるイタロ(イタリア新幹線)に乗ってローマに向かいます。
ホテルに戻ってパッキングしました。
夕食は浅利パスタが美味しかったので同じ店に行って来ました。
パスタの中では、一番値段が高いロブスターの海鮮パスタにしてみました。
お店の名前は、CORALLO LOBSTER BARです。
看板商品ではないかという期待もありました。
メニューから自分で選んだのですがダメでした。
ロブスターが半身入っているのですが、食べる身が少ない。
パスタにロブスターの生臭さが移ってしまっている。
あまり注文が出ないメニューなのかも知れません。
ガス水、デザート入れて37ユーロでした。
今日は12500歩あるきました。 -
5月15日 月曜 晴 6960歩
朝起きたら、下痢で正露丸(下痢止め)を5錠を飲む。
用法には成人で3錠とありますが、一発で直したいので5錠にしています。
(個人差があるので5錠飲むのはおすすめしません)
今日の朝食は卵料理はなし、ウエイターがどうしたのだと聞くので体調が悪いというと
どうしてか?
多分、昨夜の夕食のシーフードだと思う
と返事しました。
タクシーを呼んでもらって、ミラノ中央駅までチップ入れて14ユーロでした。
ミラノ中央駅の改札です。
ミラノ中央駅のホームのコマ落とし動画です。
https://youtu.be/s-eI7rm4WfE
13:12分発のイタロ(イタリア新幹線)でローマテルミニ駅に向かいました。
ローマテルミニ着16:14
3時間で到着しました。
この時のイタロ乗車記は
https://i.4travel.jp/travelogue/show/11246748ミラノ中央駅 駅
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この旅行記へのコメント (6)
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- あまいみかんさん 2021/04/03 16:27:17
- ミラノ保存版!
- norio2boさん 、こんにちわ。
初めまして。
私の拙い旅行記に「いいね!」下さり、ありがとうございました。
ミラノ旅行記拝見致しました。
au保険とか、i watchの使い方とか、シニアにはとても参考になる記述でした。
普通の携帯も上手に使いこなせていない身には、i watchを購入することは
無いと思われますが、異国に在っては、機器を上手に使って、
自信ある行動、姿勢であることは必要な事ですね、はい、とても。
お一人で、バンバン外国をお訪ねになっておられる大きな秘訣と思いました。
ドォーモの動画も,街歩きの御様子も、永久保存版にしたく存じます。
2019年同じ頃、ミラノを訪ねたのですが、その前に拝見できてたら
もっと良かったのにと思いました。
映像が美しく、ピザもスパゲッティも美味しそう。
2019年には、隣のデパートの7階で、アペリティーボをしながら
ユックリとドォーモを楽しむことができて嬉しかったです。
もう行くことはないかも・・・って思うと
norio2boさんの綺麗な映像、ブレラ美術館の解説などが
とても貴重に思えます。
他の旅行記も是非拝見したいので、フォローさせて下さいね。
今後ともよろしくお願いいたします。
あまいみかん
- norio2boさん からの返信 2021/04/04 06:38:47
- Re: ミラノ保存版!
- あまいみかんさん
おはようございます
ミラノの旅行記へのコメント頂きありがとうございます
イタリアは面白い順では
ナポリ
ミラノ
ローマ
だと思います
昨年は5月にボローニャ~レッジョエミリア~ミラノを計画していました
長引くコロナ禍で現地も様変わりしているように思われます
海外旅行が再開されても
「昔と同じ」
とはいかないと思っています
当面はみなさんの旅行記が楽しみです
今後とも
よろしくお願いします
-
- しょーきちさん 2017/09/02 10:59:58
- おおミラノ!
- norio2boさま
こんにちは、しょーきちです。
ミラノ旅行記を楽しませていただきました。
見所、美味い物をご紹介戴きありがとうございました。
ミラノ出張へ行く前に拝見しておけば良かったと
ちょっと残念です。
特にブレラ絵画館はnorio2boさまの旅行記を片手に
訪問しなければならなかった。後の祭りです。
しっかり楽しまれていますね。
しかし、私も仕事の合間に結構楽しんだのだと・・・
楽しい旅行記ありがとうございました。
これからもよろしくお願い致します。
- norio2boさん からの返信 2017/09/03 20:17:21
- Re: おおミラノ!
- しょーきちさん
メッセージありがとうございます
愛犬の名前を使うなんて愛犬家ですね
昔はシェルティー、ゴールデンと飼っていました
ゴールデンが最高だったですね
留守の時は警察学校系の施設に預けたり結構大変でした
今後ともよろしくおつきあい下さい
新しい旅行記楽しみにしています
-
- 尚美さん 2017/07/23 09:35:14
- すごく参考になります
- norio2bo様、ご無沙汰しています。でも、いつも有益情報満載の旅行記は楽しませていただいていました。
特に今回のミラノの街歩きは、参考にさせてもらいたい事ばかりです。
ミラノはとても行きたい街のひとつなのですが、現在は海外旅行に行くのが難しくいつ行けるのか?という状態です。今年~再来年に2・3回ヨーロッパで「体力の必要な旅行」に出かけておいて、あとはシニアになってからあちこち周りたいと思っています。。シニアになってもnorio2boさんのような素敵な街歩きがしたいです。本当に参考になりますし、希望や勇気が湧いてきます。
尚美
- norio2boさん からの返信 2017/07/23 10:54:26
- Re: すごく参考になります
- 尚美さん
メッセージありがとうございます。
最近、旅行記アップが少ないので気になっていましたが、お元気そうでなによりです。建築鑑賞の旅行記をお待ちしています。
ブリューゲルをたずねる旅もスポットとしては終盤です。11月にワシントンのナショナルギャラリーとデトロイトの市美術館。
2月にサンディエゴのティムケン美術館に行きます。残るのはイギリスのワーウィックのアップトンハウスになります。
暑い毎日ご自愛下さい
今後ともよろしくお願いします。
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