中欧10日間の旅　その7　ブラチスラバ～ブダペスト

2017/05/30 - 2017/06/08

旅行7日目
ウィーンを出てスロヴァキアの首都ブラチスラバをちょこっと観光します。
その後、今回の旅行の最後の目的地、ハンガリーのブダペストへ入ります。

エリア ブラチスラバ(スロバキア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: 団体旅行
• 利用旅行会社: 阪急交通社

ウィーン最後の朝です。
6:30頃目が覚めてしまいました。
朝食前にホテルの周りを散歩してみることにしました。

ホテル正面玄関を出て左手に進むと、ちょっと歩きたくなるような小路がありました。

なかなかいい感じです。
さわやかな朝の散歩にもってこいの風景です。

ツアーで利用するホテルは基本的に寝るだけなので、そのホテルの近くにスーパーなどがあるか？くらいしか事前に調べていきません。
まさかこんな自然散策路があるとは思いませんでした。

なんだか本格的に癒しの風景になってきました。
朝飯前の軽い散歩にしては、エリア満足度が高すぎます。

地元の人も朝から自然を満喫しています。

どこまでも歩いて行きたくなる景色ですが、さすがにそろそろ戻らないと朝食を食べる時間が無くなってしまいます。

どうやらウィーン郊外の広大な森林公園みたいなところみたいです。
宿泊施設もあるようです。

昨日のテレビで、ロンドンのバラマーケットとロンドン橋でまたテロがあったと報道されていました。
今朝もテレビはそのニュースで持ちきりです。
世界中がなんだかキナ臭くなっています。
安心して世界中どこへでも旅に出かけられるようになって欲しいです。

さて、バスに乗り込んで本日の観光開始です。
オーストリアとスロヴァキアの国境近くに来ました。
広い平原に風力発電の風車がたくさん建っています。
電力販売で結構儲かるらしく、投資の対象になっているそうです。

国境に来ました。
特になにもなく素通りです。

スロヴァキアの首都、ブラチスラバに到着しました。
まずはブラチスラバ城の観光から。

これはスロバキアの国会議事堂だそうです。
全体的にこじんまりとしています。

お城に入りました。

ドナウ川の綺麗な眺めが広がっています。
今回はツアー中ずっと大きな河川のそばを観光しています。

高台のお城からバスで降りてきて、旧市街に入ります。

ミハエル門
城壁で唯一残された塔です。

フラヴネー広場。
ここで少しだけ自由時間がありました。
小さな国の小さな首都の小さな旧市街地なので、
特に目的地も定めずにブラブラすることにしました。

ヨーロッパのどこかの小さな都市に遊びに来たような感じです。
とても首都とは思えませんが、こぎれいに整備されているので、安心して観光できます。

なんか有名なオブジェらしいです、
私はあまりこういうのは好きではないので写真だけ撮って次に行きます。

ドナウ川のほとりのレストランで昼食です。

何のスープだったか忘れましたが、結構美味しかったと記憶しています。

肉料理。
普通に美味しかったです。
ワインはグラスで1.5ユーロでした。

ビールは大500ｍｌで3ユーロでした。
ユーロを使うのはここで最後です。
午後はハンガリーに入るので、ここでユーロの小銭をすべて使い切りました。

食後に再びバスで移動します。
ハンガリーに入ってすぐのマックでトイレ休憩しました。
かなり混んでいましたので、ハンガリーではマックが人気なのかもしれません。

ブダペストに到着。
王宮のあるブダ側のメルキュール・ブダペスト・ブダというホテルにチェックインします。
ホテルのフロントで通貨ハンガリーフォリントに両替してもらいます。10,000円で22810フォリントでした。

なかなか綺麗で広い部屋でした。

窓から王宮の丘が見渡せました。

部屋で一休みしてから夕食を食べに再びバスに乗り込みます。

初めての国にくると、風景がすべて珍しく感じられます。

ドナウ川を渡り、ペスト地区へ入ります。

この旅行に申し込むまで、ブダペストについて調べたことがなかったのですが、
実はとても豪華で見どころ満載の都市なんですね。
そういえば高校の世界史で「オーストリア＝ハンガリー二重帝国」なんて言葉を習ったような気がします。

教科書で習っただけではわかりませんが、こうして今も残る旧市街の豪勢な街並みを目の当たりにすると、「あぁ、昔ヨーロッパを支配していた強大な国だったんだなぁ、富が集中していたんだなぁ。」と身に染みて実感できます。

本日の夕食のレストランに到着しました。

地下のワイン倉庫みたいなところにテーブルが並べられていました。

日本語のメニューもありました。

サラダです。
美味しかったです。

チキンです。
柔らかくて美味しかったです。
国は変わっても中欧の料理はだいたい味付けが似ている気がします。
私はどれも食べやすくて気に入りました。

これはなんだったか良く覚えていないのですが、
シャキシャキしたキャベツの酢漬けだったと思います。
ドイツなどで出されるくったりしたキャベツの酢漬けより食べやすいね、なんて会話をしたような、しなかったような。

同席した年配のご夫婦が追加注文したマッシュルームのフライのおすそ分けをいただきました。
ころもはカリカリで中はジューシー、すごく美味しかったです。

ラズベリーシュトゥルーデル
甘くておいしいデザートでした。

食後、レストランの外に出るとお隣の建物がとても良い感じでした。
「なかなかいいねぇ、何の建物だろうねぇ？」などと言いながら夢中で写真を撮っていました。

後で判明しますが、ここは自由時間で絶対に訪れようと決めていたブダペストの工芸美術館でした。
バスでレストランの入口まで運んでもらうと、どうも方向感覚がつかめないですね。

ホテルのあるブダ地区に戻ります。

暗くなってホテルの部屋からライトアップされた王宮の丘が見えました。
明日はいよいよ旅行日程最後のブダペスト観光です。
午後には自由行動もあります。
旅行前に妻と綿密な行動計画を立ててきました。
盛り沢山な1日になるのは間違いありません。
今日はこれにておやすみなさいです。