【セブ＆ボホール】2日目　イスラム過激派がフィリピン国軍と交戦中！？のボホール島へ！

2017/04/29 - 2017/04/29

実は今回の旅行で初めてイスラム教過激派組織の活動をちょっと意識することがありました。

近年ISの活動が活発化している中、イスラム教のエキゾチックな魅力にひきこまれてしまった私。（豚肉大好きだから絶対にムスリムには絶対なれないけど）
今まではテロを意識して旅先を変える、旅行を控えるということは全く考えにありませんでした。
さすがにエジプトとチュニジアはまずいかなと思うけど・・・

ただ、航空券を手配した後になって

「2017年4月11日未明、ボホール島でアブサヤフがフィリピン軍と武力衝突」

なんて記事を目にしてしまってさすがにビックリ。

アブサヤフって何ぞや？と調べるとフィリピン人イスラム教過激派組織で、今ではISILの傘下なんだそうな。

イスラム教過激派組織って、中東の彼方で起こっていることでアジアのイスラム教は穏やかなもんだと思っていたのでまさかこんなに日本に近いところで衝突が起こってるだなんて夢にも思いませんでした。

何がびっくりって、日本ではほとんどニュースになっていないこと。
直行便が就航しているセブのすぐ隣の島で起こっていることなのに！！！
日本人旅行者も多い地域だけにこの情報の少なさはちょっと異様でした。

とはいえ、チケット買っちゃったし・・・
武力衝突とはいえフィリピン国軍圧勝の兆しだし（フィリピン発信情報）
ボホール島の反対側で起こっているみたいだし・・・
きっと大丈夫！
何かあったらその時はその時。

でもさすがにちょっと心配だったので、今回初めて外務省のサービス「たびレジ」というのに登録しました。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

たびレジとは「滞在先の最新の海外安全情報や緊急事態発生時の連絡メール、また、いざという時の緊急連絡などが受け取れるシステム」で、いざ交戦が激化したり、退避命令が出たら登録したアドレス（自分や日本にいる家族）にお知らせが届き、更には滞在ホテルや登録した電話に連絡が行くというシステムです。

ツアーで参加するわけじゃないので全てが完全な自己責任。
ここに登録しておけば「日本人の被害者はいませんでした」って確認も取りやすいはず。

アブサヤフとの交戦情報は、外務省の海外安全ホームページにはお知らせが出ていたのに、たびレジメールは動きなし。

このサービス、ちゃんと稼働してるのかな？？？
税金の無駄遣いになってるんじゃ？？？？

エリア パングラオ島(フィリピン)

• 旅行の満足度: 5.0

ベイフロントホテルの朝食は、フロントで部屋番号を伝えるとチケットがもらえるのでそれをもってレストランに行きます。

種類が豊富でしかも美味しい！
チーズ、ハム、パン、果物、そして様々なおかずが揃っていました。
レストランも清潔でスタッフも気が利く人が多くてとても快適です。

ベイフロント ホテル セブ ノース レクラメーション ホテル

外国人2割、後はフィリピン人が多いホテル。
リーズナブルなのにこのクオリティはかなり高い！

ホテルの窓からの眺めはまさにベイフロント。

でもこの時、ずーっとおかしなサイレンが鳴ってたんです。
ホテルの火災警報じゃなくて外で鳴ってる感じ。
車は走ってるし、船が入港するわけでもないし、なんだろう？？？

この時はそんな風に思っていました。

フィリピン朝から暑いよー！なんてLINEした日本の友達から「地震大丈夫？」と。
いやいや、なんのこと？

早速調べてみると、これまたボホールのお隣のミンダナオ島でM6.9の地震があって津波警報も出たのだとか。

ああ。。。
もしかしてさっきのサイレンは津波警報だったのかも。。。
時間も6時過ぎだったし。

幸い、セブは揺れも津波も無かったけどサイレンが鳴ったのに何の放送もないホテル。
フィリピンは信用していいんだろうか・・・

いや、それよりなにより一番信用できないのは外務省の「たびレジ」。
「フィリピン」という括りで登録しているのに、地震情報、津波情報のメールは一切来ませんでした！

やっぱり税金の無駄遣いだ～！

9:20、10:40、遅くても10:40のフェリーには乗れるだろうとホテルからフェリーターミナルへ。
タクシーで15分ほど、こちらもキリ良く100ペソ。
フィリピンのタクシー、かなり不信感を持っていたけどちゃんとメーター使うしおかしなところはありません。

ターミナルには8時半に到着。
窓口は3つ、でも開いてるのは1か所でそこそこの人数。
フェリーも大きいし大丈夫だろうと思って並んでいると写真左のセキュリティの男性が何かを叫ぶ。
そうすると周りはざわつく・・・

何て言ったの？と後ろの女性に聞くと「ボホール行きは13時まで満席だって！」ですって。
13時まで！！？？
まだ9時前、9:20、10:40、11:40と3本満席って・・・
13時までどうしたらいいのーーーー。

OceanJetのオンラインチケット販売はイマイチ上手く行かないし、代理店だと手数料とられるから直接買おうと思ったのにまさかの落とし穴。

フィリピンでは移動日は「移動」しかできないみたい。

オーシャンジェット フェリー ターミナル 船系

チケット購入にはフルネーム、年齢が必要です。
事前にメモしてそれを渡すのだけど、ボホール行きの往復を買いたいというと「払い戻しできないチケットでも良い？」と聞かれたのでそれでOKだというと、1,600ペソと。

3,200ペソ渡すと、1,600だよーと。
どういうことかわからず尋ねると、プロモーションで片道の値段で往復のチケットが発見されたらしいです。
確かに、帰りのチケットにはゼロペソの表示が。。。
ボホール島往復が激安の1,888円でした。

でもこの他、ターミナルのエントリーフィーが25ペソ、荷物が1個50ペソかかります。
チケットを買って手持ちの現金が少なくなってしまったのでターミナル内で両替。
10,000円で4,300ペソでした。
空港よりちょっとだけレートが良いみたい。

それにしてもこの混みよう。

荷物は11時まで預けられないと言われたので仕方なく荷物と一緒に待機。
座席も足りないくらいで椅子取りゲーム状態。
何とか2階のカフェ近辺で確保するも、エアコンが全然効かないので蒸し風呂状態。

このまま4時間も待つのか～
荷物を預けたらショッピングモールにでも行く？なんて話も出たけど、その時はまたエントランスフィーを払うみたいでなんだか無駄が多い。

無料Wi-Fiは一切繋がらない。。。
苦痛の4時間でした。

暑さも相まってイライラ度は高まるばかり。

下のフロアに空席が出来てきたので1階に移動。
心なしか涼しいような。

目の見えない方のバンドが演奏する音楽も心地よく、大型エアコンの風が来るようで来ないこの位置でまた再び待機。

暇で暇で仕方ないのでターミナル内を散策。
ちょっとしたお土産屋さんもあります。
船内で食べるお菓子類かな？

いかにもな民芸品店。
全く売る気なし。

目の見えない方のマッサージ屋さんです。
いくらだったのかな～
暇だったからやればよかった。

ようやく搭乗開始です。
定刻どおりでした。

こちらのフェリーで出発です。
大きい荷物は別の所に乗せられています。

普通クラス、ちょっと狭い気もするけどまぁ十分です。

前方のモニターでは日本ではまだやっていないX-MENシリーズの「ローガン」をやってました。
しかも途中から。。。
途中から始まってまた最初から。
2時間で何故か見終わらない。

映像もあまりクリアじゃないし、もしかして違法ダウンロードとかそういうのなのかしら。

ボホール島、タグビララン港に到着です。

預けた荷物は呼ばれるまで待っていると全然受け取れそうにないので自分で取り出してチケットを見せて受け取りました。

ここからはパングラオ島のホテルへ。
トライシクルで300ペソ、タクシーで500ペソと言われ正直高いな～って思ったけど、島だからメータータクシーが無いんだよとのこと。
30分、炎天下の中トライシクルで移動する気力は無かったのでタクシーでの移動にしました。

タクビララン港 船系

今回のホテルはこちら。
ヴィラタイプのOlivia Resort Homesです。

私たちのお部屋はフロント棟のすぐ隣。
緑に囲まれて可愛らしいです！

玄関ポーチにはテーブルも。

扉を開けたらリビングスペース。

その隣はキッチン。
かなりシンプル。
水道水は飲まないでね、と言われたけど、長期滞在用のホテルなのにウォーターサーバーが無いのはマイナスポイント。

色々あってまた泊まりたいとは思えないホテルでした。

その奥にはベッドルーム。
ベッドルームはかなりこぢんまり。

ベッドルームの奥にバスルーム。
バスタブは無いけど、すぐお湯が出るシャワーは水圧もしっかりあるので快適でした。

プールはこちら。
プールに面した部屋なら良かったのかな～

静かで良いんだけど、ハワイのホテルに比べてしまうとマイナスポイント多し。

多分手入れしなくてもこれくらい綺麗に咲いちゃうんでしょう。
お見事でした。

まずは今回の足を確保。

ボホールではバイクを借りようと決めてました。
ホテルから徒歩圏内でまずはお値段チェック！

ネットの情報によると400～600/1日とのことだけど、ここ最近は値上がり傾向で700～800だったりするみたい。
安いと古かったり整備に問題があったりするのだとか。

こちらのお店は24時間で500ペソ。
しかも、借りた時間からスタートだから良心的。
結局ここで72時間のレンタルをお願いしました。

一応パスポートも国際免許も準備して行ったけど何もチェックなし。
宿泊ホテルと名前だけ書いて現金で支払って終了でした。

借りたのはこちら。
新しいのかかなりキレイ。
HONDA製なのも安心できるところ。

ヘルメットはピッカピカのを2つ貸してくれました。

返す時にガソリンを満タンにすればOKだそうです。

移動手段も確保できたのでいざアロナビーチへ。

ここで私としたことがぼったくりに合ってしまう。

アロナビーチまでバイクで下っていくと、ここに止めちゃダメって言われ、どこに止めればいいのか聞くと「戻って左側の駐車場」と。
戻っていくと「PARKING」の文字。
でも1時間100ペソ。
絶対おかしい！って思ったけど、ダイビングの予約確認の件もあり急いでいたので仕方なくここに停車。

24時間500ペソで借りたバイクを1時間100ペソの駐車場に止めるって・・・

絶対おかしいけど仕方ない！

アロナビーチにはシーフードのお店が沢山。
好きな食材を選んで調理してもらうようです。

思ったよりも人が多いビーチでした。

アロナビーチ ビーチ

すっかり夕焼け。

のんびりして静かなビーチかと思いきや意外と活気があるみたい。

アロナビーチからホテルまでの道のり、途中の焼き鳥屋さんに寄り道。

ほぼ移動のみで終わった1日でした。

イライラしっぱなしだったけど、ようやくリゾートライフスタートです。

本日のディナーはこちらのレストランで。

カウンターには白人のおっさん連中。
来る客はハーフの子連れの若いフィリピン人ママたち。
カウンターのおっさんはパパなのか客なのか。

なんだか不思議な世界でした。。。

1時間近く待ってようやく出てきたチキンシーザーサラダとフィッシュアンドチップス。

魚釣りに行ってたのかな～
その辺歩いてる鶏を捕まえて調理してたのかな～って思うくらい待たされたけど、味は美味しかったです。

この旅行記へのコメント （1）

• ムロろ～んさん 2017/07/10 21:17:18

  ダグビララン(^_-)-☆

  KARINさん
  
  再び、こんばんは、ムロろ〜んです。
  ボホール島へ行かれた旅行記を拝見しました。
  
  私も船に乗ってボホール島へ行きましたよ。
  早朝の夜明け前の便に乗っていきました(笑)。
  私は全てツアーで行ったので楽楽に行けましたが、ホントに混んでいるので人気の路線なんだろうなぁって思っていたんです。
  
  私もタグビラランに行ったことがあるのでとっても懐かしい思いで拝見しました。
  交通機関、確かにイライラする気持ちがんとなく共感できるところが出てきました(^_^;)。
  駐車料金が１時間で１００ペソは日本でもあり得ないかと(￣▽￣;)。
  
  
  ムロろ〜ん(-人-)